バスケルール

バスケの試合時間はどのくらい?Bリーグ・NBAのゲームの進み方と共に解説!正しいルールを覚えてプレーに役立てよう

こんにちは!

NBA好きブロガーのおしょうサンドです。

 

みなさんはバスケットボールの試合を現地で観戦したことがありますか?

実際に観戦に行くとわかるのですが、バスケの試合って思ったより長引くんですよね。笑

せっかく試合時間を調べて行ったのに、試合終了の時間が思ったより遅かったから試合の決着を見れずに帰らなければならなくなった・・・なんて悲しい思いはしてほしくない!

そこでこの記事では、BリーグやNBAなどの試合が実際平均でどのくらいの時間かかるのかについて解説していこうと思います。

リーグや年齢ごとの試合時間の具体的な違いや試合時間が思ったよりも伸びる理由なんかについても解説しますので、バスケ観戦に行く予定の方はぜひ参考にしてみてくださいね!

それではさっそく、ティップオフ!!

 

試合全体の平均時間はBリーグで1時間半〜2時間!NBAはもっと長い!

Bリーグの場合、試合開始から終了までの平均時間は「1時間半〜2時間」です。

2025-26シーズンではBリーグのほとんどの試合が平日の19時、または休日の14時〜15時に始まり、その2時間後には終了しています。

試合を観戦に行く場合は最低でも2時間は空けておきたいということですね!

さらに、選手の練習風景やアリーナ内の飲食などを楽しみたい場合は、さらにその1〜2時間前に会場入りすることをオススメしますよ。

ちなみにですが、アメリカの男子プロバスケットボールリーグ「NBA」では平均試合時間が2時間半〜3時間とBリーグよりも1時間ほど長くなります。

 

バスケットボールの試合はどう進む?
Bリーグの場合は1クォーター10分の4クォーター制!

バスケットボールの試合は基本的に、試合全体を4つのクォーターに分ける「4クォーター制」。

クォーターは”ピリオド”と呼ばれることもあるようですね。

1クォーターと2クォーター、3クォーターと4クォーターの間にはそれぞれ2分間の休憩(インターバル)が、さらに2クォーターと3クォーターの間には「ハーフタイム」と呼ばれる15分の長い休憩が挟まれます。

万が一4クォーター全てが終了した時点で同点だった場合には、点差がつくまで5分間の延長戦(オーバータイム)が繰り返されることになりますよ。

 

Bリーグの試合も1クォーター10分の4クォーター制を採用しています。

単純な足し算をすると試合時間は大体1時間ですよね。

ただ、バスケットボールの試合ではタイムアウトやファウルなどで時計が止まる時間が非常に多くあるので、実際に試合時間は30分〜1時間ほど長くなるというわけです。

 

バスケットボールの試合時間をリーグや年代で比較してみた!

ここまでバスケットボールの試合のおおまかな流れについて解説してきました。

試合開始から終了までにかかる時間についてなんとなく理解していただけたでしょうか?

ただ、1クォーターあたりの時間はリーグや選手の年代によって違うので、試合全体の時間も変わってきますよ。

ここからは各リーグや各年代の試合時間について、具体的に解説していこうと思います。

 

Bリーグ(日本の男子プロリーグ)

先述したように、日本の男子プロバスケットボールリーグである「Bリーグ」では1クォーター10分の4クォーター制を採用しています。

2分間の短い休憩である「インターバル」が1クォーターと3クォーターの後に2回、15分間の長い休憩である「ハーフタイム」が2クォーターの後に1回挟まりますよ。

豆知識として、事前にBリーグへ申請を行い、承諾があった場合は、ハーフタイムを20分とすることができるそうです。

そして、4クォーター戦っても決着がつかなかった場合には延長戦(オーバータイム)に突入。

1回あたり5分の延長戦が、タイムアップの時点で決着がつくまで繰り返し行われますよ。

各クォーターと通常の休憩時間の合計は59分ですが、タイムアウトやファウルなどでタイマーが止まることがあるため、平均試合時間は1時間半〜2時間となります。

延長戦に突入した場合にはもっと長くなることもあるそうですよ!

 

NBA(アメリカの男子プロリーグ)

アメリカの男子プロバスケットボールリーグ「NBA」。

世界最高峰と言われるこのリーグでは、1クォーターあたり12分の4クォーター制を採用しています。

インターバルが2分10秒と少し長く、ハーフタイムは15分です。

決着がつかなかった時には、点差がつくまで5分間の延長戦が行われるというのもBリーグと同じルールなようですね!

1試合あたりの各クォーターと休憩時間の合計は67分20秒。

この時点でBリーグよりも試合時間が8分程度長くなっていますね。笑

これに加え、各チームが取れる”タイムアウトの数”や1人の選手が退場するまでにかかる”ファウルの数”が多く設定されていることから、試合はかなり長くなります。

平均試合時間は2時間半〜3時間と考えておくと良いでしょう!

 

国際大会(プロリーグ以外)

オリンピックやワールドカップなどの国際大会においても1クォーターあたり10分の4クォーター制が採用されていますよ。

国際大会は「FIBA(国際バスケットボール連盟)」という組織によって運営されており、Bリーグではこのルールをそのままリーグのルールとして採用しているようですね!

このため、インターバルやハーフタイムなどの時間もBリーグで解説したものと同じ時間。

試合全体での平均時間も1時間半〜2時間程度で終了しますよ。

 

高校生・大学生

高校生や大学生の試合でも1クォーター10分の4クォーター制が採用されているようです。

この時期からプロとほとんど同じルールが採用されているんですね。

大きな違いとしては、ハーフタイムが10分間で短いという点。

明らかな理由はありませんが、参加チーム数の多い大会などでは試合時間を少しでも短縮し、より多くの試合を効率的に行うためだと考えられます。

その他インターバルは2分、延長戦は5分間とプロと変わりありません。

 

中学生

中学生の試合は1クォーター8分の4クォーター制が採用されていますよ。

体の出来上がっていない中学生であh高校生、大学生、プロに比べて試合時間が少し短くなっているんですね!

休憩時間はインターバル2分、ハーフタイム10分で高校生や大学生と同じ。

一方延長戦については1回あたり3分間と短い時間での決着となるようです。

 

ミニバス

小学生以下の児童がプレイするバスケットボールである「ミニバス(ミニバスケットボール)」。

身体面でまだ成長し始めたばかりの子供達がプレイするミニバスには、試合時間をはじめ、ボールの大きさやリングの高さなどが通常のバスケのルールとは異なるという特徴がありますよ!

試合は1クォーターあたり6分で4クォーター制を採用。

中学生よりもさらに試合時間が短く設定されていますね。

休憩時間については、インターバルが1分、ハーフタイムは10分だそう。

延長戦は中学生と同じく3分間です。

 

3×3(スリー・エックス・スリー)

2021年に開催された東京オリンピックより正式種目となった「3×3(スリー・エックス・スリー)」。

ハーフコートを使って3対3で試合を行う種目ですね。

3×3(スリー・エックス・スリー)の試合は1試合10分間の1クォーター制。

また、どちらか一方のチームが10分以内に21得点以上決めた場合にはそのチームの勝利が決まるというかなり特殊なルールです。

10分間で決着がつかなかった場合には延長戦に突入し、先に2点を選手したチームの勝利となるようです。

基本的にインターバルなどの休憩時間はありませんが、延長戦に突入する際には1分間のインターバルが設けられますよ。

 

バスケットボールの試合時間に関するルール解説!
時計の止まる回数が多いほど試合時間も長くなる!

バスケットボールの試合がどのような時間配分で進んでいくのかはここまで理解していただけたと思います。

ただ、実際の試合ではその時間通りで進んでいくことはほとんどありません。

いったいなぜ試合が規定の時間よりも1時間も伸びてしまうのでしょうか?

ここからはそんな疑問についてお答えしていこうと思いますよ!

 

結論から言うと「試合中に時計(タイマー)が何度も止まっているから」です。

バスケ観戦をしたことがある方はわかると思いますが、バスケットボールという競技は時計が止まる回数が非常に多いです。

サッカーであれば「アディショナルタイム」があり、ファウルがあってもタイマーは動き続けますよね。

この点バスケは試合が止まると同時にタイマーも止めているため、他の競技に比べても時計の止まる回数が多くなるというわけです。

 

時計が止まる主な原因が「ファウル」と「タイムアウト」。

シュート時にディフェンスの妨害があった時やボールの奪い合いで過度な接触があった時には「ファウル」となりますし、状況によってはフリースローが与えられます。

「ファウル」が宣告された時点で時計は停止し、フリースローを打っている間は時計が動きませんから、その分試合時間は伸びますよね。

また、チーム全体で1クォーターあたりに5回以上のファウルを犯した場合には、無条件で相手チームに2本のフリースローが与えられます。

このフリースローの時間も試合時間には含まれていないんですよ。

 

一方、各チームが取れる「タイムアウト」の時間も時計は停止しています。

Bリーグでは1回あたり60秒のタイムアウトが各チーム5回ずつ、計10回使用可能。

これだけでも10分間は試合時間が伸びていますね。

その他にも、コート外にボールが出た時やトラベリングなどのバイオレーションでも試合は一時停止するため、どうしても試合時間が長くなってしまうというわけです。

延長戦に突入した場合はさらに決着がつくまで試合が続きますから、試合終了はさらに遅い時間になることも考えられますよ。

Bリーグなどの試合を観戦する際には、このように時間が伸びることを想定したスケジュールを立てる必要だと言えるでしょう!

 

「ハーフタイム」はどう過ごしているの?

選手目線から話すと、ハーフタイムは「体のメンテナンス」と「作戦会議」の時間に使われるのが一般的だと思います。

2クォーターと3クォーターの間のわずか10分、15分という時間で後半の作戦をまとめ上げなくてはならないわけですから、ヘッドコーチの力量が問われますよね。

ハーフタイムをきっかけにして試合の流れがガラッと変わることもありますので、非常に重要な時間と言えるでしょう!

 

一方、観客目線で言うと、ハーフタイムはパフォーマンスを楽しむ時間です。

Bリーグをはじめとして多くのプロリーグでは、ハーフタイムにコート上でさまざまなイベントやパフォーマンスが行われるのが一般的となっています。

限定グッズや賞金が当たるチャレンジ企画や有名パフォーマーのショーなど盛りだくさんですので、ハーフタイムショーを目当てに観戦する試合を決めるのも1つの楽しみ方と言えるでしょう!

 

まとめ|バスケの試合時間を把握して観戦やプレイを楽しもう

今回はバスケの「試合時間」について、具体的な分数をもとに大体の所要時間を解説してきました。

いかがでしたでしょうか?

バスケの試合は規定の時間だけであればプロのリーグでも1時間程度で治りますが、そこに時計(タイマー)を停止する時間が加わりかなり長引くということがわかっていただけたのではないかと思います。

確かにバスケはファウルやバイオレーション、フリースローにタイムアウトと長引く要素がてんこ盛りですが、それでもあっという間だなと感じられるほどに面白いスポーツです。

観戦に行く際にはスケジュールに余裕を持って、帰りの時間などにも考慮しながら楽しんでみてくださいね!

それではまた、次の記事でお会いしましょう!!

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