バスケをする上で必要不可欠なアイテムであるバッシュ。
しっかりと手入れできていますか?
バッシュの手入れで重要な工程の1つに「乾燥」があります。
湿気にとても弱いバッシュは、乾燥がきちんとできているかどうかでその寿命が大きく変わってしまうんですよ!
この記事では、バッシュの「正しい乾かし方」についてを解説。
同時に、絶対にやってはいけないNG例や早く乾かすための方法についても触れていきますよ!
「バッシュの乾かし方がわからない方」や「洗った後の乾燥に時間がかかって困っている方」に役立つ内容となっていますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
目次
【推奨】バッシュの正しい乾かし方と注意点を解説!
バッシュは湿気に弱く、十分に乾燥していないと寿命を縮めてしまうことになります。
ただ「乾けばなんでもいい!」というわけではないのがバッシュの手入れの難しいところ。
バッシュを痛めないための「乾かし方のルール」を守る必要があるということですね!
乾かし方のルールを破ってしまった場合、シューズの変形や劣化、接着剤の変性による破損などが起こり、履くことができなくなってしまいますよ。
それでは早速、バッシュの正しい乾かし方について見ていきましょう!
【バッシュの正しい乾かし方】
- 乾いた布や紙を使ってシューズ内外の水分を軽く吸い取る。
- シューズの中につま先まで紙や布を詰め込み、余分な水分を吸収しつつ型崩れを防ぐ。
- 完全に湿気がなくなるまで風通しの良い場所で「陰干し」をする。
各手順ごとに注意してほしいポイントがあるので解説していきますね!
まずステップ①ですが、注意してほしいのは使用する紙や布の色。
特に、白色に近いカラーリングのバッシュでは色移りのリスクがあるので、バッシュを水拭きする紙や布は「白色」のものを使いましょう!
続いて、ステップ②の注意点は、詰め込んだ紙や布をそのまま放置しないこと。
水を吸った紙や布を放置してしまうと雑菌が繁殖する原因になり、素材の劣化やニオイの発生に繋がってしまいますよ。
乾かし始めたばかりの時はこまめに交換を行い、常にバッシュ本体よりも乾いた状態の紙や布を入れるようにしてくださいね。
最後に、ステップ③の注意点は「完全に乾燥するまで乾かす」ということ。
洗った後のバッシュは、最短で半日、できれば丸1日(24時間程度)は陰干しをする必要があります。
生乾きの状態で使ってしまうと型崩れや嫌なニオイの原因になるので、バッシュを長く使いたいと思っている方は避けるべきでしょう。
バッシュを乾かすだけでも意外とたくさん気をつけることがあるんですよね。
皆さんは「正しい乾かし方」ができていましたか?
間違ったやり方をしていた方も、今からでも遅くありません。
次回の手入れからぜひ取り入れてみていただければと思いますよ!
バッシュを乾かす際に絶対避けるべきNG例と早く乾かすための方法を紹介
先ほどバッシュの正しい乾かし方をご紹介しましたが、実際にやってみるとこう思うと思います。
「時間かかりすぎだって・・・」と。
乾かす時間が十分に取れる方はいいですが、明日使いたい方や毎日使っている方にとっては半日〜1日の陰干しはかなり面倒なはず。
ついつい何とかして早く乾かそうとしてしまいますよね。
ただ、案外デリケートなアイテムであるバッシュには「絶対にやってはいけないこと」が存在します。
洋服や普通のスニーカーと同じように扱ってしまうと、かえってバッシュの寿命を縮めることになってしまいますよ!
この記事では、早くバッシュを乾かすためにやってしまいがちな「NG例」を2つご紹介します。
以下の方法は、シューズの変形、変質、ソール剥離、黄ばみなどを引き起こすので、絶対に避けてくださいね。
NG例①直射日光が当たる場所で乾かす(天日干し)
バッシュを乾燥させる際の代表的なNG例が「天日干し」でしょう。
洗濯物と同じように、日向に干した方がよく乾きそうな感じがしますよね。
ただ、天日干しはバッシュにとって絶対にNG。
確かに陰干しよりも天日干しの方が早く乾きますが、同時にバッシュへのダメージも与えてしまうんですね。
ダメージの原因は「紫外線」。
紫外線が当たると、バッシュのクッション素材が分解されて衝撃を吸収しにくくなったり、接着剤が劣化してソールやアクセサリーが剥がれやすくなったりとバッシュの本来の性能を大きく損なうことになりかねません。
どれだけ時間がかかったとしても、バッシュは必ず「陰干し」をしてくださいね!
NG例②ドライヤーなどを使って「熱」によって乾かす
もう一つ、やってしまいがちなのが「ドライヤーの使用」。
ドライヤーの温風を当てて早く乾燥させようというわけですね。
ただ、バッシュにとって「熱」は絶対にNG。
素材も接着剤も熱に弱いので、少し当て続けただけでも型崩れしたりパーツが剥がれたりと寿命を大きく削ることになりかねません。
同様の理由でヒーターやストーブ、こたつ、浴室乾燥機、コインランドリーの乾燥機(スニーカー用以外) の使用もしないようにしてくださいね!
もしどうしてもドライヤーを使用したい場合には「冷風」で使うといいでしょう!
熱で乾燥させるのではなく、通気性をよくしてあげることで乾燥時間を短縮させることができるはずですよ。
どうしても乾燥時間を短縮したい場合は?早く乾かすための方法を紹介
どうしてもバッシュを早く乾かしたい場合にはどうしたらいいのでしょうか?
先ほどもお伝えしたように、紫外線やドライヤーの熱はバッシュの素材や接着剤を劣化させることになってしまいかねません。
それでも、梅雨の時期なんかは乾くまでにより長い時間がかかるので、何とかして乾燥時間を短縮したいですよね。
ここでは、そんな時に使えるバッシュを早く乾かすための方法を3つご紹介していこうと思いまいすよ!
【早く乾かす方法①新聞紙を詰める】
バッシュを陰干しする際、靴の中に新聞紙を詰めることでより早く乾かすことができますよ!
新聞紙は普通の紙よりも表面がデコボコしているので、より多くの水を吸収してくれるそう。
中に詰めることで、特に乾きにくいシューズの内側の水分を吸い取ってくれるので、乾燥時間を短縮することができるというわけです。
ただ、その分放置するとカビの原因になりやすいので、バッシュ本体よりも湿っていると感じたらすぐに取り替えるようにしてくださいね。
【早く乾かす方法②扇風機で風を送る】
陰干ししているバッシュに扇風機で風を送るのも有効な手段の1つ。
先ほどのドライヤーのところでもお伝えしましたが、通気性を良くしてあげることで乾燥時間を短縮させる方法ですね。
この方法のメリットは、素材や接着剤へのダメージが少ないところ。
上で紹介した新聞紙と併用すれば、より早くバッシュを乾かすことができるはずですよ!
【早く乾かす方法③靴専用乾燥機を活用する】
バッシュを早く乾かす手段として「靴専用乾燥機」の使用もおすすめですよ。
靴専用乾燥機とは、靴を引っ掛けて電源を入れるだけで乾かしてくれる便利アイテム。
注意点としては、熱ではなく送風で乾かすタイプを選択することですね。
シューズへのダメージを最小限に抑えることができるだけでなく、「オゾン脱臭機能」などが付いているモデルであれば、嫌なニオイへの対策も可能に。
バッシュの手入れに時間をかけたくない方はぜひ活用してみてくださいね!
まとめ
今回は、バッシュの正しい乾かし方と絶対にやってはいけないNG例について解説しました。
いかがでしたか?
バッシュの寿命を伸ばすためには完全に乾燥させることが大切ですが、毎日練習がある人の場合は乾燥が間に合わないケースも多いと思います。
ただ、生乾き状態での使用はバッシュへのダメージが大きいので避けるべきです。
個人的におすすめなのは、2足目を購入して交互にローテーションして使う方法。
バッシュが最低2足あれば、毎日使用する方でも1日(24時間程度)の乾燥時間を確保することができるはずですよ!
まとめると、バッシュの乾燥は「風通しの良い場所での陰干し」がおすすめ。
どれだけ時間がなかったとしても、直射日光や熱による乾燥はNGです。
早く乾かしたい場合は、新聞紙などの水を吸うものを詰めて吸い取るか、扇風機やドライヤーなどで冷風を送ると良いでしょう。
この記事が「バッシュがなかなか乾かなくて困っている方」や「洗った後できる限り早く使いたいと思っている方」のお役に立てていれば幸いです。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!