足をサポートすることで怪我を防止し、かつパフォーマンスを向上させるバスケプレイヤーにとって必須のアイテムである「バッシュ(バスケットボールシューズ)」。
バッシュを選ぶ上で重要な要素はいくつもありますが、中でもバッシュの「重さ」は最もプレーに影響する要素の1つです。
長い試合時間の中で常に激しい動きを必要とするバスケにおいて、バッシュが軽いことによるメリットはとても多いんですよ!
ただ、単に軽いバッシュを選べばいいというわけではなく、軽いかつ自分に合った性能を持ったモデルを選べるのがベスト。
そこで今回は「軽量バッシュおすすめランキング」と題して、軽いバッシュの中で非常に高い性能を併せ持っているモデルをご紹介していこうと思います。
具体的なモデル同士の重さ比較やポジションやプレイスタイルに応じた選び方も解説していきますので、自分にピッタリな軽量バッシュを見つけたい方はぜひ参考にしてくださいね!
目次
お悩み解決!バッシュ選びの正解は「あなたに合っているかどうか」
バッシュは非常に種類が多く、いざお店に行ったとしてもどれを選べばいいか分からず悩んでいる方、意外と多いのではないでしょうか?
バッシュ選びで重要なのは、かっこいいデザインでもブランドでも新作かどうかでもなく「あなたに合っているかどうか」。
足の形やサイズ、プレイススタイルなどは人によって違うので、それに合ったクッション性・グリップ力・耐久性などの機能や履き心地の良さを持つモデルを選ぶ必要があるというわけです。
バッシュの「重さ」もまたこだわってほしいポイントの1つで、バッシュが重すぎるとスピードが落ちたり、ジャンプが低くなったり、試合終盤まで体力が持たなかったりとパフォーマンスの低下につながってしまいます。
この記事では、27.5cmサイズのバッシュのデータを元におすすめの軽量バッシュをランキング形式でご紹介しますので、バッシュ選びの参考にしていただければと思いますよ!
バッシュ選びの「軸」を3つ紹介!
先ほどもお伝えしたように、バッシュ選びに重要なことは「あなたに合っているかどうか」。
そのためにはまず自分のプレイスタイルや足の形の特徴を知り、それに合った性能を持つバッシュを探す必要があります。
ただ、自分の特徴に完全にフィットするモデルはそうそう見つからないものですので、実際に探す際はバッシュ選びの「軸」、すなわち自分が最も重視したいポイントを決めておくと探しやすいと思いますよ!
例えば、長く使うために履いた際のフィット感が大切だと感じる方もいれば、ジャンプが多いポジションなので足への負担を軽減するためにクッション性が重要だと考える方もいるといった感じですね。
この記事で主に解説するのは「重さ」ですが、バッシュの重さはどんなプレイスタイルであっても基本的には軽い方がいいので、特に軸が思いつかないという方は重さを軸に考えてみるのもおすすめです。
「軽量バッシュ」の定義とは?重量の基準と軽量バッシュを選ぶ際に注意すべきポイントを解説!
さて、いよいよバッシュの「重さ」についての話に移りますよ!
この記事では「軽量バッシュ」という言葉が多く出てきますが、実際何グラムのバッシュが「軽量」なのかご存知でない方も多いはず。
そこでまずは「軽量バッシュ」の定義や基準と軽量バッシュを選ぶ際に気をつけてほしいポイントをいっしょに見ていこうと思います!
軽量バッシュの定義と重量基準
結論からお伝えすると「軽量バッシュ」の定義は定まっていません。
ただ、一般的には片足あたりの重さが400グラム以下のバッシュが「軽量」と呼ばれることが多いです。
後ほど詳しくご紹介しますが、現在販売されているバッシュのうち軽いものが300グラム台前半、重いものが500グラムを超えるくらい。
このため、ちょうど中間あたりの400グラムを基準として、それよりも軽いバッシュを「軽量バッシュ」と呼ぶ傾向にあるようですね。
かつては400グラム以下のバッシュは数が少なかったですが、近年の技術の進歩によって軽くて高性能な素材や無駄のない構造が開発され、300グラム台前半の「超軽量」ともいえるモデルが登場しました。
軽くて耐久性もあるメッシュ素材やカーボンファイバー、地面に着かない部分を削り取ったアウトソール構造やストラップがなくても足にフィットするアッパー構造などが代表例です。
これによって、軽さを犠牲に機能性を高める時代は終了し、軽くて高性能なバッシュが求められる時代へと移ったのです。
軽量バッシュの選び方のポイント
バッシュにおいて「軽さ」は非常に重要な特徴ですが、ただ軽いだけでは良いバッシュとは言えません。
先述したように、軽くて自分に合った性能を備えたバッシュを選ぶことが重要なんです。
バッシュ選びに失敗しないために軽量バッシュを購入する際に気をつけてほしいポイントは以下の3つ。
- 自分の足のサイズに合っているか
- プレイスタイルに合っているか
- 履き心地良い素材を使っているか
足のサイズに合っていることが大切なのは言うまでもありませんが、実際の足のサイズから0.5cm~1cm程度の余裕(すて寸)を確保しておくと怪我のリスクを減らすことができるはずですよ。
また、プレイスタイルによってバッシュに求める機能が大きく異なるので、スピードよりも足元の安定性を重視する方は重さを犠牲にしてでもサポート性の高いバッシュを選ぶべきでしょう!
最後に素材ですが、ここで重要なのは履き心地。
特に通気性の良さや長時間の練習や試合において快適さに大きく関わる要素ですので、多少の重さを犠牲にしてでも蒸れにくいメッシュ素材のアッパーを活用した方が良いでしょう。
【重さ比較】バッシュのモデルによってどれくらいの差があるの?
「バッシュの重さってモデルによってそんなに違うの?」と思う方も多いのではないでしょうか?
答えはYES。
バッシュは重量によって大きく以下の4カテゴリーに分けることができます。
※サイズは27.5 cmのものを参照
| カテゴリー | 基準 |
| 超軽量(Ultra Light) | 350 g未満 |
| 軽量(Light) | 350g〜400g |
| 標準(Medium) | 400g〜450g |
| 重量(Heavy) | 450g以上 |
例えば、超軽量に分類されるLi-Ning(リーニン)製の「ULTRA LIGHT 2025」と、重量に分類されるアンソニー・エドワーズ選手の初代シグネチャーモデル「adidas AE1」を比較すると、その差は約250グラム。
両足で約500グラムの差ですから、まるで足に500mlの水が入ったペットボトルが1本付いているようなものです。
試合にフル出場した際に、この差が大きな負担になることは簡単に想像できますよね!
「adidas AE1」も非常に優れたバッシュですが、体力や筋力を考えると、人によってはより軽いバッシュをチョイスした方が高いパフォーマンスを発揮できる可能性もあります。
軽いバッシュを選べば良いわけではないですが、バッシュを選ぶ上で「軽さ」は重要な要素だと感じていただけたのではないでしょうか・・・?
バッシュは軽いほど良い?重さによって生じるメリット・デメリットを解説
何度も言っていますが、バッシュは軽ければ良いわけではありません。
重いバッシュにもメリットはあり、自分の足のサイズやプレイスタイルによっては重いバッシュの方が合っている可能性もあるんですよ!
ここでは、重さによって生じるメリット・デメリットを知っていただくために、先ほど紹介したカテゴリーごとの特徴を解説していこうと思います。
バッシュを購入する予定のある方はぜひ参考にしてくださいね!
【超軽量(Ultra Light)の特徴】
メリットは軽いことによる足の疲労軽減でしょう。
まるで履いていないかのような軽さなので体のバランスが崩れにくく、裸足の時と同じようなキレとスピードで動くことが可能ですよ。
ただ、重いバッシュと比較するとクッション性はどうしても劣る傾向にあり、リバウンドなどのジャンプが多いポジションのプレイヤーは少し頼りなく感じてしまうかもしれません。
代表的なモデルとしては、先ほども出てきた「ULTRA LIGHT 2025」をはじめ、ナイキの「G.T Cut 3」やカリーブランドの「Curry 12」などがあります。
【軽量(Light)の特徴】
メリットは「超軽量」に比べて該当するモデル数が多いので、デザイン面や機能面での選択肢が多いことです。
軽量バッシュの恩恵を受けつつ、最新のクッション性能やグリップ性能を備えたバッシュの中から自分に合ったものを選ぶことができるというわけですね!
急な切り返しやジャンプなど瞬発力を要する動作を俊敏に行うことができるので、スピードや緩急を使ったドリブルで相手抜き去るガードやフォワードの選手におすすめのカテゴリーと言えるでしょう!
代表的なモデルは、ナイキの「Kobe 8 Protro」やアディダスの「D.O.N. Issue #6」、リーニンの「JB 3」などがあります。
【標準(Medium)の特徴】
標準的な重量にカテゴリーされるバッシュのメリットは、オールラウンドな性能を持った「バランスの良さ」です。
馬主としては重すぎず、クッション性やグリップ性をはじめとした機能性も十分に備わっているので、全てのポジションのプレイヤーにとって扱いやすい性能をしていますよ!
デメリットというほどではありませんが、スピードに特化したいプレイヤーやインサイドプレイに特化したいプレイヤーなど、1つの性能を研ぎ澄ましたバッシュを求めている方にとっては少し物足りなく感じてしまうかもしれませんね。
代表的なモデルは、アシックスの「Unpre ars 3」やナイキの「JORDAN 39」、ナイキの「Lebron 22」などです。
【重量(Heavy)の特徴】
重量にカテゴリーされるバッシュのメリットは、クッション性や安定性、耐久性などの「機能性の厚さ」です。
さまざまな機能が詰め込まれたがゆえの重さですので、足首や膝に怪我グセがある選手やインサイドでの接触プレイが多い選手にとっては足元に安定性を与えてくれるのでおすすめですよ。
ただ、やはり重さによるデメリットはどうしても存在し、スピードや瞬発力を武器に戦うプレイヤーにとっては動きにくさを感じてしまうでしょう。
代表的なモデルは、アディダスの「AE 1」やリーニンの「KT 10」などがあります。
【2025年版】軽量バッシュおすすめランキングTOP10
ここまでバッシュにおける「重さ」の重要性をお伝えしてきました。
ただ、実際に選ぶとなると、星の数ほどあるモデルの中から1つに絞るのは簡単ではありませんよね。
そこで今回は、2025年12月時点で発売されている超軽量・軽量に該当するバッシュの中で、個人的におすすめなモデル10選をランキング形式でご紹介していこうと思います。
バッシュの特徴や「どんな人におすすめか」についても簡単に解説していきますので、自分に合った軽量バッシュに出会いたい方はぜひ参考にしてくださいね!
それでは早速、1位から見ていきましょう!
※シューズ名の横にある()には27.5cmでの片足あたりの重さ(グラム)が書かれています。
1位:リーニン Ultra Light 2025(271g)
軽量バッシュおすすめランキング第1位は、2025年最軽量のモデルである「Ultra Light 2025(ウルトラライト 2025)」。
メーカーは1990年に創業された中国の大手スポーツメーカー「リーニン(Li-Ning)」です。
リーニンについてご存知ない方もいるかもしれませんが、中国国内ではナイキ、アディダスに次ぐシェアを誇る大企業で、複数のNBA選手とも専属契約を締結しているブランドなんですよ!
中国企業ということもあってアジア人の足の形にフィットするモデルが多く、日本人にとって履きやすいブランドとしても知られています。
アッパーやミッドソールにリーニンが開発した軽量な素材を惜しげもなく使用し、プレイヤーが「まるで履いていないかのような感覚」になることを目指して作成された一足です。
軽量化に特化したため耐久性に少し不安を感じるという声があるものの、プレイ中の素早い動きや反応を妨げられずに思い通りに動ける感覚は唯一無二の性能と言えるのではないでしょうか?
2位:リーニン Wade Ice Blood 2(約320g)
1位に続いて2位にも「リーニン(Li-Ning)」のバッシュがランクイン。
リーニンがここまで大きな企業に発展することができた理由の1つは、NBAのレジェンドプレイヤーである「ドウェイン・ウェイド」との生涯契約でした。
リーニンとウェイドは2012年に計画を開始し、そこからすでに10年以上もの間ずっとウェイドのシグネチャーモデル「Way of Wade(ウェイ・オブ・ウェイド)」をリリース。
現在では世界的な人気シリーズとなったWay of Wadeにはさまざまな派生モデルが存在し、全てに「Wade(ウェイド)」という名称が付けられてるんですよ!
当然「Wade Ice Blood 2」もその1つで、NBAに所属するディアンジェロ・ラッセル選手のためにデザインされた専用モデル。
最大の特徴はインソールとミッドソールが一体となった構造(デュアルクッショ二ングシステム)で、薄くて超軽量ながら高いクッション性を発揮してくれますよ!
また、アッパー部分にはメッシュ素材が使用されているので通気性もよく、履いた際には「TPUフレーム(熱可塑性ポリウレタンフレーム)」が足へのフィット感を向上させてくれる(ロックインフィットシステム)ので長時間の着用でも良い履き心地をキープしてくれる優れものです。
3位:リーニン Wade Flash(330g)
またも「リーニン(Li-Ning)」製のバッシュがランクイン。
「Wade(ウェイド)」の名を冠しているモデルの中で、コストパフォーマンスを重視して作成された、いわばエントリーモデルのようなものです。
ただ、エントリーモデルと言いつつも、本家のモデルに引けを取らない性能を持っているのがこのバッシュのすごいところ。
特にメッシュ素材やTPUからできた3層構造の合成素材が使用されているアッパーはシューズを軽くする上で大きな役割を果たしており、軽さと通気性とサポート性(足にフィットしてズレにくくする性能)を高いレベルで両立する優れものです。
他にもリーニンが開発した反発力の高いクッション素材「CLOUD PLUSフォームミッドソール」や”稲妻”模様が描かれたグリップ力の高いアウトソールなど、最先端の技術が詰め込まれた一足となっていますよ!
本家の「Way of Wade(ウェイ・オブ・ウェイド)」のモデルが高くて手が出せないという方はぜひ一度検討してみてくださいね。
4位:ナイキ Zoom GT Cut 3(337g)
4位には2021年から発売されているナイキの人気シリーズ第3弾「Zoom GT Cut 3(ズームジーティーカット 3)」がランクイン。
名前にある「GT」は”Greater Than(=より優れている)”という英語の頭文字をとったナイキの造語だそうで、バスケにおける特定の動作に特化したバッシュに付けられるものです。
「Zoom GT Cut 3(ズームジーティーカット 3)」の場合は、「カット」というゴールに向かって切り込む動作に特化したバッシュであることを示しているそうですよ!
最大の特徴はナイキが開発した軽量かつ高反発なクッション素材「Zoom Xフォームミッドソール」で、バッシュの超軽量化と長時間のダッシュでも疲れにくい機能性を実現しています。
また、アウトソールには稲妻のような特殊な模様(トラクションパターン)が採用されており、高いグリップ力(床を掴む力)で素早いステップや急ストップ&スタートが可能に。
「カット」をすることが求められるガードやフォワードのポジションの方にはおすすめの一足と言えるでしょう!
5位:ナイキ G.T Cut Academy(337g)
先ほどご紹介した「Zoom GT Cut 3(ズームジーティーカット 3)」のテイクダウンモデルが5位にランクイン。
テイクダウンモデルとは、プロ仕様のオリジナルモデルを一般向けの価格で販売するために機能を一部簡略化して製造されたモデルのこと。
「ナイキ G.T Cut Academy(ナイキ ジーティー カット アカデミー)」もオリジナルに搭載されているクッション素材「Zoom X」が「Zoom Air」に変わっており、よりシンプルな作りになんっているんです。
ネット上ではテイクダウンモデルの「G.T Cut Academy」の方がクセがないので使いやすく、しかもコスパがいいのでおすすめという意見も。
「Zoom GT Cut 3(ズームジーティーカット 3)」を検討している方は、ぜひ同時に「ナイキ G.T Cut Academy(ナイキ ジーティー カット アカデミー)」も履き比べをしてみてくださいね。
6位:ナイキ Tatum 3(340g)
NBAに所属するボストン・セルティックスのエース「ジェイソン・テイタム選手」のシグネチャーモデル第3弾「Tatum 3(テイタム 3)」。
正確にはナイキではなく、ナイキの中のオリジナルブランド「ジョーダンブランド」と専属契約をし、リリースされたシリーズです。
ジョーダンブランドのバッシュの中でも最軽量モデルとして開発された一足で、アッパーやソールの構造に軽量化のための工夫が数多く施されているんですよ!
軽量かつ反発性・クッション性に優れたミッドソール素材「クシュロン3.0」と「Zoom Air」を組み合わせて作られたミッドソールや足の側面を支えて横方向へのズレを抑制してくれるサポートパーツ、踵をしっかり固定してくれるヒールカウンターやヒールカップなどプレイヤーのパフォーマンスを向上させる機能が盛りだくさん。
ただ軽量なだけでなく、軽くて高性能を体現したようなモデルだと言えるでしょう!
7位:ナイキ Sabrina 2(343g)
WNBAプレイヤーで史上初となるシグネチャーモデルをリリースしたサプリナ・イオネスク選手。
「Sabrina 2(サブリナ 2)」はそんなシリーズの第2弾です。
軽さと機能性をバランスよく備えたガードからフォワードまで幅広いポジションのプレイヤーにおすすめできるシューズであり、発売から間もなくして世界中で最も履かれているモデルの1つとなりました。
女性用のモデルではあるものの、サプリナ選手は身長が180cmあるプレイヤーですので、一般的な男性であればサイズ感も全く問題なく使用できるはずですよ。
ナイキの最先端クッション技術が融合したミッドソール、室内でも屋外でも高いグリップ力と耐久性を誇るアウトソール、紐を縛るのと連動して足の形にフィットするアッパーなど機能性は抜群。
その上で重さは「超軽量」。
ポジション問わず、誰にでもおすすめできる「Sabrina 2(サブリナ 2)」を7位とさせていただきます。
8位:リーニン Liren 4(356g)
続いてリーニン製のバッシュ「Liren 4(リレン 4)」がランクイン。
リーニンの独自技術「Boomフォーム」をミッドソールに使用しており、柔らかさと反発性のバランスの良さが魅力のモデルです。
グリップ力やサポート性も高く、スピードや俊敏性が求められるガードやスモールフォワードなどのポジションの選手にはおすすめと言えるでしょう!
こちらも日本での入手が難しいことが悔やまれる一足ですが、オークションサイトやネットショップでは購入可能なので、見かけた際には要検討です。
9位:リーニン Yushuai Ultra(386g)
9位にランクインしたのはリーニンの「Yushuai Ultra(ユシュアイ ウルトラ)」。
日本ではあまり聞きなれないモデルだと思いますが、性能が高く、アジア人の足にフィットしやすい形状をしたおすすめな一足ですよ!
最大の特徴はミッドソールに搭載された「カーボンコア アシストシステム」で、足の中央部に組み込まれたカーボンプレートによってシューズのねじれを抑制し、地面を蹴る力を効率よく推進力に変換すること可能にしています。
日本では実店舗で販売されていないモデルですので、オークションサイトやオンラインショップなどで探してみてくださいね!
10位:リーニン JB3(391g)
第10位にはNBAで活躍するスーパースター選手「ジミー・バトラー」のシグネチャーモデル「JB 3(ジェービー 3)」がランクイン。
中国企業製品特有のアジア人の足にフィットしやすい形状はそのままに、リーニンの最新技術によって吸収した衝撃を効率よく推進力に変換する構造を実現。
軽量ながらアウトソールも非常に頑丈な素材を使用しており、ドライブや左右へのステップを多用するプレイヤーにおすすめな一足ですよ!
超軽量・軽量以外のおすすめモデル
【アディダス AE 1(516g)】
アンソニー・エドワーズ選手のシグネチャーモデルであり、バッシュの中でも最重量クラス。
その分履いた際の安定感やフィット感が抜群で、数値ほど重く感じないという意見も多い。
【ナイキ LeBron 22(423g)】
NBA屈指のオールラウンダーであるレブロン・ジェームス選手のシグネチャーモデル22弾。
万能モデルに相応しい標準的な重さで、ガードからセンターまでのあらゆるプレイヤーにおすすめできる一足。
【アンタ KT 10(450g)】
中国のバッシュメーカー「ANTA(アンタ)」製の標準モデル。
クッション性、安定性、サポート性のバランスがよく、ポジション問わずコートを走り回るプレイが多い選手におすすめ。
プレイスタイルで選ぼう!ポジション別おすすめ軽量バッシュを紹介!
バッシュ選びの軸の1つとして「ポジションやプレイスタイルに合わせて選ぶ」という方法があります。
自分のポジションやプレイスタイルを元にバッシュに求めたい性能をはっきりさせることで、自分に合ったバッシュ探しの大きなヒントが得られるというわけですね!
ここではポジションごとにおすすめなバッシュをご紹介していこうと思いますので、自分のバッシュ選びの参考にしてみてくださいね。
ポイントガード・シューティングガードにおすすめの軽量バッシュ
「ポイントガード」や「シューティングガード」は、どちらもスピードや俊敏性などを武器に戦うポジション。
バッシュには軽さやグリップ力、履き心地の良さなどの性能が必要になるはずです。
このため、この記事で紹介したような軽量バッシュはどれもおすすめなバッシュと言えるでしょう!
ただ、中でも1つおすすめを決めるならナイキからリリースされた「Sabrina 2」。
超軽量と言っても遜色ない重さのバッシュでありながら、高性能、高コスパと非の打ちどころがありません。
ガードでバッシュに迷っている方は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?
スモールフォワード・パワーフォワードにおすすめの軽量バッシュ
「スモールフォワード」や「パワーフォワード」は、遠距離シュートやドライブ、インサイドでの競り合いなど、あらゆるプレイを求められるオールラウンドなポジション。
そんなプレイヤーたちのバッシュは、軽さと機能性がバランスよく備わったものでなければなりません。
おすすめのモデルは、アシックスの人気シリーズ「NOVA SURGE LOW(ノヴァ サージ ロー)」。
リバウンドをはじめとした高さが重要なプレイを得意としたプレイヤーに向けて作られた一足で、比較的軽量ながら高いクッション性と安定性を誇っているんですよ!
価格も¥12,320(税込)とお手頃なので、フォワードでバッシュをお探しの方はぜひ一度試し履きをしてみてくださいね。
センターにおすすめの軽量バッシュ
「センター」はインサイドを主戦場とし、リバウンドやポストプレー、ブロックなどのプレーで攻守ともにチームを支える大黒柱的なポジション。
バッシュには、ジャンプ時の衝撃を吸収してくれるクッション性や接触プレーでも怪我をしないための安定性を求めたいものです。
おすすめはアディダスからリリースされているドノバン・ミッチェル選手のシグネチャーモデル「D.O.N ISSUE 6(ドン・イシュー 6)」。
片足あたり365グラム(27.5 cmの場合)と非常に軽量ながら、アディダスが開発したクッション素材「Lightstrike Pro」によって特にかかと部分で高い衝撃吸収力を誇っていますよ!
横方向への安定性も高い評価を受けているので、本来ガードの選手に向けて作成されたモデルでありながらセンタープレイヤーにもおすすめな一足です。
一歩踏み出そう!この記事を読んだら次にやるべきこと
ここまで読んてくださった皆さんには、軽量バッシュの魅力を十分に理解していただけたと思います。
バッシュの重さは軽視しがちな方も多いですが、たった100グラムの違いでも長時間の試合ではスタミナやスピードに大きく影響するんです。
すで自分のバッシュをお持ちの方は、まずそのバッシュの重さを測ってみてください。
普段自分が履いているバッシュって意外と重いんだな・・・と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もちろんすぐに買い替える必要はないですが、次にバッシュを購入する際には「今より軽いものを探す」というのもアリだと思いますよ!
無数に存在するバッシュから選ぶことができない場合はぜひこの記事で紹介したランキングを参考に選んでみてください。
数字だけだとイメージがしにくい方は、実際にショップで自分のバッシュと重さを比較しながら選ぶのも良いですね。
【まとめ】バッシュにおいて軽さは重要!
今回は「おすすめの軽量バッシュランキング」と題して、軽くて性能の高いバッシュをご紹介してきました。
いかがでしたか?
何度も言いますが、バッシュ選びの正解は「あなたに合っているかどうか」。
まずは自分自身の特徴を知り、それを補填してくれる性能を持ったバッシュを選ぶことが最も大切です。
バッシュの「重さ」はあくまで自分にあわせて選ぶべき特徴の1つにすぎませんが、プレイヤーが高いパフォーマンスを発揮する上でとても重要な要素であることは間違いありません。
もちろんただ軽ければ良いわけではなく、軽くて高性能なバッシュを選ぶことを忘れないでくださいね!
各シューズメーカーの努力によって軽量バッシュは年々性能が上がっていますので、常に情報を収集し、今よりもっと自分に合ったバッシュを楽しんで探していきましょう!
この記事が少しでも皆さんのバッシュ選びの助けになっていれば幸いです。