こんにちは!
NBA好きブログライターのおしょうサンドです。
皆さん、NBA観戦を楽しんでいますか?
NBAは非常に魅力の多いリーグですので楽しみ方はファンの数だけあると思いますが、その一つが”推しチームを応援すること”ですよね!
推しチームが決まっていると、そのチームの成績、所属している選手の成長、ドラフトの順位、トレードの内容などイベントのたびに楽しみが増え、NBA観戦がより楽しいものになること間違いありません!
では推しのチームはどのようにして決めればいいのでしょうか?
その方法はズバリ、チームについてよく知ることです。
チームの歴史や文化、現在所属している選手や過去に所属していた選手などの情報を知れば、きっとあなたにあったチームが見つかるはずです。
そこで今回は、チームの歴史の1つである「永久欠番」についてご紹介していこうと思います。
永久欠番とは、バスケットボールやNBAの歴史において多大な功績を残してきた人物の使用していた背番号を、その人物の功績を称えそのチームにおいてはその人物以外が使用することができないようにしたものです。
永久欠番を知れば、そのチームの最も輝いてた時代を知ることができますよ!
今回ご紹介するチームは”デトロイト・ピストンズ”です。
もちろん他の29チームについても同様の記事がございますので、ぜひそちらもごらんください!
それではティップオフ!!
デトロイト・ピストンズの永久欠番
それでは早速、デトロイト・ピストンズの永久欠番となっている番号とその番号をつけていた人物について見ていきましょう!
デトロイト・ピストンズでは12個の背番号を永久欠番としています。(デトロイト・ピストンズの選手11名+ビル・ラッセル)
1人ずつ詳しくご紹介していきます!
#1 チャウンシー・ビラップス(Chauncey Billups)
チャウンシー・ビラップスはキャリアの全盛期とも言える6シーズンをデトロイト・ピストンズえ過ごし、2004年にはデトロイト・ピストンズにNBA優勝をもたらしました。
第4Qの重要な場面や逆転の場面でシュートを決めることが多く、その勝負強さから”Mr.ビッグショット”と呼ばれていました。
ポジション:ポイントガード/シューティングガード
在籍期間:2002年〜2008年、2013年〜2014年
式典日:2016年2月10日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(2004年) |
NBAファイナルMVP | 1回(2004年) |
NBAオールスター | 4回(2006年〜2009年) |
オールNBA | セカンドチーム×1(2006年) サードチーム×2(2007年, 2009年) |
オールディフェンシブ | セカンドチーム×2(2005年, 2006年) |
その他 | 特になし |
#2 チャック・デイリー(Chuck Daly)
チャック・デイリーは”バッド・ボーイズ・ピストンズ”を率いて1989年、1990年のNBA2連覇を達成した功績を持つヘッドコーチであり、NBAでも歴代屈指の名将として知られる人物です。
デトロイト・ピストンズは彼がピストンズにもたらした2度の優勝になぞらえ、背番号2を永久欠番としました。
ポジション:ヘッドコーチ
在籍期間:1983年〜1992年
式典日:1997年1月25日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 2回(1989年, 1990年) |
#3 ベン・ウォーレス(Ben Wallace)
ベン・ウォーレスは1996年にドラフト外でNBA入りし他にもかかわらず、類稀なるフィジカルとセンスでスーパースターへと成り上がった選手です。
彼の武器はその圧倒的な守備力であり、NBA歴代最多タイの4度の最優秀守備選手賞を受賞しています。
2004年のデトロイト・ピストンズの優勝に大きく貢献し、2021年にはドラフト外選手としては初のFIFAバスケットボール殿堂入りを果たすなど、NBA史上最高のドラフト外選手と言わざるを得ない結果を残しました。
ポジション:センター/パワーフォワード
在籍期間:2000年〜2006年、2009年〜2012年
式典日:2016年1月16日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(2004年) |
NBAオールスター | 4回(2003年〜2006年) |
オールNBA | セカンドチーム×3(2003年, 2004年, 2006年) サードチーム×2(2002年, 2005年) |
オールディフェンシブ | ファーストチーム×5(2002年〜2006年) セカンドチーム(2007年) |
その他 | ブロック王(2002年) リバウンド王×2(2002年, 2003年) |
#4 ジョー・デュマース(Joe Dumars)
ジョー・デュマーズはデトロイト・ピストンズ最盛期である”バット・ボーイズ・ピストンズ”にてスタメンシューティングガードを担っていた選手です。
身長は191 cmとそれほど高くはないものの非常に高い攻撃力を誇り、1989年のNBAファイナルではマジック・ジョンソンらのロサンゼルス・レイカーズから平均27.3得点を挙げ、ファイナルMVPを受賞しました。
ポジション:シューティングガード/ポイントガード
在籍期間:1985年〜1999年
式典日:2000年3月10日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 2回(1989年, 1990年) |
NBAファイナルMVP | 1回(1989年) |
NBAオールスター | 6回(1990年1993, 1995年, 1997年) |
オールNBA | セカンドチーム(1993年) サードチーム×2(1990年, 1991年) |
オールディフェンシブ | ファーストチーム×4(1989年〜1990年, 1992年〜1993年) セカンドチーム(1991年) |
その他 | オールルーキーファーストチーム(1986年) |
#10 デニス・ロッドマン(Dennis Rodman)
デニス・ロッドマンはデトロイト・ピストンズで2回、シカゴ・ブルズで3回と計5回の優勝経験を持つスーパースターです。
彼の武器はなんといってもそのリバウンド力であり、1992年〜1998年までの7シーズン連続でリバウンド王に輝いています。
対人のディフェンス力も総じて高く、2度の最優秀守備選手、8度のオールディフェンシブチーム選出を果たしました。
ポジション:パワーフォワード/スモールフォワード
在籍期間:1986年〜1993年
式典日:2011年4月1日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 5回(1989年, 1990年, 1996年, 1997年, 1998年) |
NBAオールスター | 2回(1990年, 1992年) |
オールNBA | サードチーム×2(1992年, 1995年) |
オールディフェンシブ | ファーストチーム×2(1989年〜1993年, 1995年, 1996年) セカンドチーム(1994年) |
その他 | 最優秀守備選手×2(1990年, 1991年) リバウンド王×7(1992年〜1998年) |
#11 アイザイア・トーマス(Isiah Thomas)
アイザイア・トーマスは1980年代〜1990年代前半を代表するポイントガードの1人であり、”バッド・ボーイズ・ピストンズ”の中核を担っていた選手です。
ドリブル、パス、スティールなどの技術に長け、ピストンズに在籍した13シーズンの間に2度のNBAチャンピオン、1度のファイナルMVP、12度のオールスター、5度のオールNBAチーム選出など数々の実績を残しました。
ポジション:ポイントガード
在籍期間:1981年〜1994年
式典日:1996年2月17日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 2回(1989年, 1990年) |
NBAファイナルMVP | 1回(1990年) |
NBAオールスター | 12回(1982年〜1993年) |
NBAオールスターMVP | 2回(1984年, 1986年) |
オールNBA | ファーストチーム×3(1984年〜1986年) セカンドチーム×2(1983年, 1987年) |
その他 | アシスト王(1985年) オールルーキーファーストチーム(1982年) |
#15 ヴィニー・ジョンソン(Vinnie Johnson)
ヴィニー・ジョンソンはバッド・ボーイズ・ピストンズのシックスマンとして活躍した選手であり、デトロイト・ピストンズの2度の優勝に大きく貢献しました。
ジョンソンはベンチから出てきて大量得点で一気に流れを変える役割を担っており、出場してすぐに活躍する姿から”The Microwave”と呼ばれていました。
ポジション:シューティングガード
在籍期間:1981年〜1991年
式典日:1994年2月5日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 2回(1989年, 1990年) |
その他 | 特になし |
#16 ボブ・レイニア(Bob Lanier)
ボブ・レイニアは1970年代から1980年代前半のNBAを代表するセンターの1人であり、8度のオールスター選出を果たしたスター選手です。
1970年にドラフト1位でデトロイト・ピストンズに指名を受けNBA入りを果たすとその後10シーズンにわたってピストンズのスター選手として活躍。
その後ミルウォーキー・バックスに移籍し、全盛期は過ぎていたものの5シーズン全てでバックスをディビジョン優勝に導くなどチームを支えました。
背番号の16番はデトロイト・ピストンズとミルウォーキー・バックスの両方で永久欠番となっています。
ポジション:センター
在籍期間:1970年〜1980年
式典日:1993年1月9日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 0回 |
NBAオールスター | 8回(1972年〜1975年, 1977年〜1979年, 1982年) |
NBAオールスターMVP | 1回(1974年) |
その他 | オールルーキーファーストチーム(1971年) |
#21 デイブ・ビング(Dave Bing)
デイブ・ビングはドラフト2位でデトロイト・ピストンズにドラフトされ、その後9シーズンをピストンズで過ごしました。
ピストンズ在籍中に6度のオールスター選出、2度のオールNBA選出を受けるなど輝かしいキャリアを送りました。
ポジション:ポイントガード
在籍期間:1966年〜1975年
式典日:1983年3月18日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 0回 |
NBAオールスター | 7回(1968年, 1969年, 1971年, 1973年〜1976年) |
NBAオールスターMVP | 1回(1976年) |
オールNBA | ファーストチーム×2(1968年, 1971年) セカンドチーム(1974年) |
その他 | 得点王(1968年) 新人王(1967年) オールルーキーファーストチーム(1967年) |
#32 リチャード・ハミルトン(Richard Hamilton)
リチャード・ハミルトンはデトロイト・ピストンズでキャリアの全盛期を過ごし、2004年のピストンズのNBA優勝に大きく貢献した選手です。
個人としてもオールスターに3度選出されるなど確かな実力をもち、その時代のNBAを代表するシューティングガードの1人となりました。
ポジション:シューティングガード/スモールフォワード
在籍期間:2002年〜2011年
式典日:2017年2月26日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(2004年) |
NBAオールスター | 3回(2006年〜2008年) |
その他 | 特になし |
#40 ビル・レインビア(Bill Laimbeer)
ビル・レインビアはバッド・ボーイズ・ピストンズの中心選手の1人として活躍し、デトロイト・ピストンズに2度の優勝をもたらしました。
リバウンド王に輝いたこともあるなど確かな技術を持ち合わせていたものの、ラフプレーの多さからNBAの悪役としての印象が非常に強い選手です。
ポジション:センター
在籍期間:1982年〜1994年
式典日:1995年2月4日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 2回(1989年, 1990年) |
NBAオールスター | 4回(1983年〜1985年, 1987年) |
その他 | リバウンド王(1986年) |
全30チームで永久欠番となった”#6 ビル・ラッセル”
NBAで前人未到の11度の優勝を果たした”ビル・ラッセル”はバスケットボールのみならずアメリカ史上最も偉大なアスリートの1人です。
ビル・ラッセル以前のNBAおよびアメリカのスポーツ界は白人中心の文化が根強く、黒人選手は迫害されていました。
しかし、ビル・ラッセルはその圧倒的な実力と実績を持ってファンを熱狂させ、NBA史上初の黒人のNBAスター選手となることで、アフリカ系アメリカ人選手の地位を向上させました。
また、現役中にも関わらずボストン・セルティクスにて選手権ヘッドコーチに就任し、アメリカ4大メジャースポーツ史上初の黒人ヘッドコーチとなりました。
彼の選手として、および公民権運動家としての功績を称え、2009年にファイナルMVPの正式名称を”ビル・ラッセル・NBAファイナルMVP”に変更されています。
また、2022年8月11日には同年7月31日に死去した彼に敬意を表し、背番号#6が30チーム全てで永久欠番になることが発表されました。
まとめ
今回は「デトロイト・ピストンズの永久欠番」についてご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
最初にもご紹介しましたが、他の29チームについても同様の記事がございますでぜひそちらの記事もご覧ください!
それではまた次の記事でお会いしましょう!