NBAファイナル

【NBA1992-93シーズン】シカゴ・ブルズ(CHI)の優勝への軌跡(試合結果、順位表)

こんにちは!

NBA好きブロガーのおしょうサンドです。

 

 

NBAに属する全ての選手とチームが目指す目標である「NBAチャンピオン」。

多くのNBA選手が生涯に1度もつかむことができず引退していくほどに険しい道のりです。

 

 

NBAチャンピオンになった1チームは、翌年のNBAの中心となります。

他の29チームは、その1チームを倒すために新たな選手を獲得したり、戦術を取り入れたりと対策を講じていきます。

それゆえNBAの頂点を決める戦いである「NBAファイナル」は、例外なくそのシーズンの集大成であり、NBAの歴史そのものと言えるのです。

 

 

もちろんNBAファイナルだけを見ても十分面白いと思います。

ただ、NBAファイナルに至るまでにも毎年数々のドラマがあります。

進出したチームの辿ってきた軌跡を知ることで、NBAファイナルはさらに面白くなります!!!

 

 

つまり、NBAチャンピオンになったチームの背景を知ることは「NBAの歴史をより深く知ること」であり、NBAの”沼”により深くはまっていくきっかけの1つというわけですね!笑

 

 

そこで今回は1992-93シーズンを制したシカゴ・ブルズ(CHI)の優勝への軌跡をご紹介しようと思います。

シカゴ・ブルズは優勝までにどのような軌跡を辿ってきたのでしょうか??

存分に見ていきましょう!

それではさっそく、ティップオフ!!

 

 

ドラフト

NBAにおいて、オフシーズン最大のイベントは「NBAドラフト」ですよね!

世界最高のリーグであるNBAには、毎年世界最高の選手たちがドラフトされます。

将来チームの中心になりうる逸材や即戦力となる選手をリスクなく獲得できるため、すべてのチームにとって欠かせないイベントです。

 

 

シカゴ・ブルズは1992年のNBAドラフトにて 名の選手をドラフトしました。

 

【指名選手】

指名順位 選手名 ポジション 国籍 出身大学 前所属チーム(リーグ/国名)

 

 

年ドラフトでの が持っていた自前の指名権は 枚で、 巡目 位で を指名しました。

 

 

 

もう一枚、

 

 

年NBAドラフトで指名された選手の一覧を見たいという方はこちらの記事をご覧ください!

リンクカード

 

 

NBAファイナルまでの道のり:1992-93 シカゴ・ブルズのレギュラーシーズン

まずは1992-93レギュラーシーズンがシカゴ・ブルズにとってどんな1年だったのかを見ていきましょう!

 

【オフシーズンの動き】

昨シーズン、マイケル・ジョーダンを中心としたチームでフランチャイズ史上初となる連覇を成し遂げたシカゴ・ブルズは、ほとんどロスターを変えることなく3連覇を目指してレギュラーシーズンに臨みました。

 

【レギュラーシーズンの結果】

ディフェンディングチャンピオンとして挑んだシカゴ・ブルズは例年通りイースタン・カンファレンスの強豪として君臨。

ここ数年で見れば控えめではあるものの十分に多い57勝を挙げ、イースタン・カンファレンス2位の好成績でプレイオフに進出しました。

 

シカゴ・ブルズはセントラル・ディビジョンで1位を獲得しました。

【1992-93レギュラーシーズン セントラル・ディビジョンの結果】

セントラル・ディビジョン 勝率 ホーム ロード Div GP
シカゴ・ブルズ 57 25 0.695 31–10 26–15 19–9 82
クリーブランド・キャバリアーズ 54 28 0.659 3 35–6 19–22 22–6 82
シャーロット・ホーネッツ 44 38 0.537 13 22–19 22–19 12–16 82
アトランタ・ホークス 43 39 0.524 14 25–16 18–23 12–16 82
インディアナ・ペイサーズ 41 41 0.500 16 27–14 14–27 11–17 82
デトロイト・ピストンズ 40 42 0.488 17 28–13 12–29 12–16 82
ミルウォーキー・バックス 28 54 0.341 29 18–23 10–31 10–18 82

 

シカゴ・ブルズはイースタン・カンファレンスで2位を受賞し、プレイオフに進出しました。

【1992-93レギュラーシーズン イースタン・カンファレンスの結果】

イースタン・カンファレンス
チーム 勝率 GP
1 ニューヨーク・ニックス 60 22 0.732 82
2 シカゴ・ブルズ 57 25 0.695 3 82
3 クリーブランド・キャバリアーズ 54 28 0.659 6 82
4 ボストン・セルティクス 48 34 0.585 12 82
5 シャーロット・ホーネッツ 44 38 0.537 16 82
6 ニュージャージー・ネッツ 43 39 0.524 17 82
7 アトランタ・ホークス 43 39 0.524 17 82
8 インディアナ・ペイサーズ 41 41 0.500 19 82
9 オーランド・マジック 41 41 0.500 19 82
10 デトロイト・ピストンズ 40 42 0.488 20 82
11 マイアミ・ヒート 36 46 0.439 24 82
12 ミルウォーキー・バックス 28 54 0.341 32 82
13 フィラデルフィア・76ers 26 56 0.317 36 82
14 ワシントン・ブレッツ 22 60 0.268 38 82

 

NBAファイナルまでの道のり:1992-93 シカゴ・ブルズのプレイオフ

次にシカゴ・ブルズが1992-93プレイオフをどのようにして勝ち抜いたのか見ていきましょう!

 

【1992-93プレイオフの背景】

1992-1993シーズンのプレイオフは1993年4月29日に開始し、6月20日に終了しました。

 

ファーストラウンド(1回戦)対アトランタ・ホークス:3勝0敗

プレイオフのファーストラウンド(1回戦)はドミニク・ウィルキンス擁するアトランタ・ホークスと対戦し、3勝0敗で危なげなく勝利しカンファレンス・セミファイナルへ駒を進めました。

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム アリーナ
第1戦 1993年4月30日 アトランタ・ホークス 90-114 シカゴ・ブルズ シカゴ・スタジアム
第2戦 1993年5月 アトランタ・ホークス 102-117 シカゴ・ブルズ シカゴ・スタジアム
第3戦 1993年5月 シカゴ・ブルズ 98-88 アトランタ・ホークス オムニ・コロシアム

 

カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)対クリーブランド・キャバリアーズ:4勝0敗

カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)ではラリー・ナンスやブラッド・ドアティらのクリーブランド・キャバリアーズと対戦し、4勝0敗(スイープ)で難なく突破しカンファレンス・ファイナルへと駒を進めました。

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム アリーナ
第1戦 1993年5月11日 クリーブランド・キャバリアーズ 84-91 シカゴ・ブルズ シカゴ・スタジアム
第2戦 1993年5月13日 クリーブランド・キャバリアーズ 85-104 シカゴ・ブルズ シカゴ・スタジアム
第3戦 1993年5月15日 シカゴ・ブルズ 96-90 クリーブランド・キャバリアーズ コロシアム・アット・リッチフィールド
第4戦 1993年5月17日 シカゴ・ブルズ 103-101 クリーブランド・キャバリアーズ コロシアム・アット・リッチフィールド

 

カンファレンス・ファイナル(東地区決勝)対ニューヨーク・ニックス:4勝2敗

カンファレンス・ファイナルではパトリック・ユーイング擁するニューヨーク・ニックスとの対戦となり、これを4勝2敗で制して3連覇のかかったNBAファイナルへと駒を進めました。

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム アリーナ
第1戦 1993年5月23日 シカゴ・ブルズ 90-98 フェニックス・サンズ マディソン・クスエア・ガーデン
第2戦 1993年5月25日 シカゴ・ブルズ 91-96 フェニックス・サンズ マディソン・クスエア・ガーデン
第3戦 1993年5月29日 フェニックス・サンズ 83-103 シカゴ・ブルズ シカゴ・スタジアム
第4戦 1993年5月31日 フェニックス・サンズ 95-105 シカゴ・ブルズ シカゴ・スタジアム
第5戦 1993年6月2日 シカゴ・ブルズ 97-94 フェニックス・サンズ マディソン・クスエア・ガーデン
第6戦 1993年6月4日 フェニックス・サンズ 88-96 シカゴ・ブルズ シカゴ・スタジアム

 

こうして迎えた1993年のNBAファイナルでは、マイケル・ジョーダンのシカゴ・ブルズがチャールズ・バークレー擁するフェニックス・サンズを4勝2敗で破り、フランチャイズ史上初めてのNBA3連覇(スリーピート)を果たしました。

1993年のNBAファイナルについての詳しい内容を知りたいという方はこちらの記事もぜひお読みください!

 

まとめ:ジョーダンとブルズが初の3連覇達成!

今回は「1993年のNBAファイナルで優勝を果たした”シカゴ・ブルズ”のチーム背景と優勝への軌跡」についてご紹介してきました。

いかがでしたでしょうか?

NBA優勝を果たすまでの道のりの険しさを知ると、NBAファイナルをより深く楽しむことができますよね!

この優勝により、マイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズはフランチャイズ史上初の3連覇を達成。

フィル・ジャクソンヘッドコーチが「スリーピート(=3連覇)」という言葉を生み出したのもこのタイミングです。

また、6試合中4試合で40得点以上を記録し、シリーズ平均41得点を残したジョーダンが史上初の3年連続ファイナルMVPを受賞しました。

他のシーズンについても優勝チームの軌跡についてご紹介している記事がありますので、そちらもぜひご覧くださいね!

それではまた次の記事でお会いしましょう!

 

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