バッシュを履いていると、こんなことが気になりませんか?
「バッシュってどれくらいの頻度で洗えばいいんだろう・・・?」
バスケの試合や練習で使用している場合はもちろん、普段使いで履いている場合でも、バッシュって意外とすぐに汚れてしまいますよね。
それがお気に入りのバッシュであればあるほど、手入れはしっかりやってあげたいと思うものです。
そこで今回は、「バッシュを洗う頻度」について詳しく見ていこうと思います。
状況に応じた手入れのタイミングや忙しいときでも最低限やってほしい手入れなどについても解説していきますよ!
これからバッシュを使い始める方にもわかりやすく解説していきますので、バッシュを大切に使いたいと思っている方はぜひ参考にしてくださいね!
目次
バッシュってどれくらいの頻度で洗えばいいの?
バッシュの手入れってどれくらいの頻度で行えばいいのでしょうか?
バッシュの手入れは工程が多く、意外と時間がかかるもの。
「毎日手入れをしたほうがいい!」と思っていても、正直面倒くさいし、現実的じゃないから続かないですよね。
結論から言うと、状況や使い方によって適切な頻度は異なります。
バッシュの手入れのポイントは、バッシュの状態を把握し、適切なタイミングで正しい洗い方をすることなんです。
適切なタイミングで正しい手入れをすることができれば、バッシュを清潔に保ってパフォーマンスの低下を防ぐことができるだけでなく、寿命を延ばすことにも繋がります。
試合や練習でクオリティの高いプレーをするためにも、正しいタイミングと洗い方を知り、適切なメンテナンスをしていきましょう!
【状況別】手入れをするタイミングと洗い方
先ほど、バッシュのメンテナンスで重要なのは「タイミング」と「洗い方」だとお伝えしましたよね。
ここからは、具体的な状況ごとに手入れを行うベストなタイミングの目安と実際に行うべき洗い方を解説していこうと思います。
今回解説する状況は以下の3つ。
- 普段使いをしている場合
- 汚れや臭いが強い場合
- 試合や練習で長時間使用した場合
洗い方を誤ると型崩れや素材の劣化を招き、寿命を縮めることになりかねないので、洗い方の手順もぜひ参考にしてくださいね!
普段使いをしている場合
まずはバッシュを普段使いしている方の手入れについて解説していきます。
使用頻度によって異なりますが、例えば毎日履いている場合の手入れのタイミングは「1〜2週間くらい」が目安。
ただし、雨に降られたり、泥で汚れたりした場合にはすぐに対処してあげた方がいいと思いますよ。
特に汚れが目立たない場合の手入れは非常に簡単。
インソールや靴ひもを取り外し、濡らしてよく絞った布や専用の靴クリーナーで靴の表面を取ってあげるだけでOKです。
その後は風通しの良い日陰で乾燥させてあげることを忘れないようにしてくださいね!
汚れや臭いが強い場合
目に見えるくらいの汚れや嫌悪感を感じるほどの臭いを感じる場合は、できる限り早くメンテナンスを行った方がいいでしょう。
特に臭いについては見過ごしてしまいがちですが、人がくさいと感じるほどの臭いがするときにはかなり雑菌の繁殖が進んでいる証拠ですので、急いて対処するようにしてくださいね!
汚れを落としたい場合は、適切な手入れをするためにまずバッシュの素材を把握することが重要。
布で拭き取れる程度の汚れであればいいですが、泥汚れや油汚れなどの落ちにくい汚れの場合は素材に応じた専用のシュークリーナーを使って落としてあげてくださいね。
水洗いは汚れを落とすのに有効な手段ではありますが、素材の劣化や型崩れを招く可能性もあるので、あくまで「最終手段」と考えておいた方がいいでしょう。
一方、臭いを取りたい場合は消臭アイテムに頼るのがおすすめ。
個人的には「重曹」が最も使いやすいと思いますよ。
方法は簡単で、粉末状の重曹をバッシュの内側に振りかけるだけ。
バッシュの臭いの原因は繁殖した雑菌が生成した「イソ吉草酸(いそきっそうさん)」と呼ばれる酸性の化学物質ですので、弱アルカリ性の重曹で中和することで消臭できるというわけです。
振りかけた後は数時間〜ひと晩程度放置し、掃除機やブラシなどで完全に取り除いてあげてくださいね!
ひどい汚れや臭いは放置しておくとバッシュがどんどん劣化していきますので、素早く適切なケアを心がけましょう!
試合や練習で長時間使用した場合
試合や練習などで長時間使用した日には、翌日までにケアをするようにしてください。
足の裏は人間の体の中でも最も汗腺が多く存在する部分であり、個人差はあるものの1日あたり両足でコップ1杯程度(200ml)の汗をかくそうです。
試合中や練習中にかいた汗は全て靴下とバッシュが吸収するので、長時間使用したバッシュはかなりの汗を含んでいるんです・・・。
そんな状態のバッシュをシューズケースの中で放置していたら、状態が悪くなっていくことは簡単に想像できるはず。
数時間〜半日後には雑菌が大量に繁殖し、嫌な臭いの元となる「イソ吉草酸(いそきっそうさん)」の生成が始まってしまいますよ。
やって欲しい手入れ方法としては、以下の3つ。
- 靴ひもを外し、バッシュの表面に着いた汚れを水で濡らした布やクリーナーで取り除く。
- インソールを取り外し、内部に付着した皮脂や汗を乾いた布で拭き取る。
- バッシュ本体およびインソールを風通しの良い場所で陰干し(数時間〜1日程度)する。
試合や練習の後は疲れていると思いますが、雑菌の繁殖は時間と共に進んでいきますので、できる限り早くケアしてあげてくださいね!
忙しい人向け!バッシュを長く使うために最低限やるべき手入れは?
バッシュの手入れはしたほうがいいと分かっていても、忙しかったり疲れていたりして「どうしてもできない!」ということもあるでしょう。
そんな時、最低限やって欲しいのが「陰干し」です。
使用後のバッシュは大量の汗を吸っています。
汗や皮脂は雑菌の格好の餌ですので、バッシュを守るためにも、そのまま放置してしまうことだけは避けて欲しいんです。
具体的には、インソールと靴ひもを外して、直射日光の当たらないところで湿り気を感じなくなるまで乾燥させるだけ。
直射日光はバッシュの素材や接着剤の劣化につながるので、絶対に避けてくださいね。
ドライヤーなどの熱もバッシュへのダメージにつながってしまうので、早く乾かしたいときには扇風機などで風を送ってあげるのがおすすめですよ!
まとめ
今回は「バッシュを洗う頻度」について解説してきましたが、いかがでしたか?
どれくらいの頻度で手入れを行うかはバッシュの状態や使い方によって異なるので、一概には言うことはできません。
手入れにおいて重要なのは、適切なタイミングで正しいケアを行うことですよ。
確かにバッシュの手入れは時間がかかって面倒ですが、定期的にちゃんと手入れをする時間を作ってあげて欲しいです。
忙しくてどうしても手入れができないと言う場合には、先ほどご紹介した「陰干し」だけでもやってあげてくださいね!
バッシュを清潔に保ち、バスケを快適にプレーするためにも、正しい手入れを身につけていきましょう!