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ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)

こんにちは!

NBA好きブログライターのおしょうサンドです。

 

世界最高峰のバスケットボールリーグである「NBA」。

そのリーグに所属できるチームはわずか30球団です。(2023年6月時点)

 

そんな世界で最も有名な30チームなだけあって、それぞれのチームがそれぞれの歴史とカルチャーを有しています。

それぞれのチームの背景を知れば、今よりもっとNBAの試合の応援が面白くなるはずですよ!

 

そこで今回は、「ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)」について、チームの全てを詳しくご紹介していきます。

それではティップ・オフ!!

 

バイオグラフィ・概要

まずはゴールデンステイト・ウォリアーズの基本的な情報から見ていきましょう!

 

【バイオグラフィ・概要】

略称 GSW
所属カンファレンス West
所属ディビジョン パシフィック(Pacific)
本拠地 カリフォルニア州サンフランシスコ
オーナー ジョー・レイコブ(筆頭オーナー)
ピーター・グーバー
GM -
ヘッドコーチ スティーブ・カー
アリーナ チェイス・センター
主なスポンサー 楽天
創設 1946年
チーム史 フィラデルフィア・ウォリアーズ(1946年〜1962年)
サンフランシスコ・ウォリアーズ(1962年〜1971年)
ゴールデンステイト・ウォリアーズ(1971年〜現在)
チームカラー ロイヤルブルー、イエロー

※2023年6月2日時点

 

NBAの中でも最古参のチームの1つである「ゴールデンステイト・ウォリアーズ」。

創設初期はペンシルベニア州フィラデルフィアに本拠地を置いており、その後現在のカリフォルニア州サンフランシスコに移転しました。

フィラデルフィアがアメリカ独立戦争において重要な地であったことから、チーム名は「戦士」を意味するウォリアーに由来して付けられました。

 

2022-2023 プレシーズン・レギュラーシーズン・プレイオフ チームリーダー

 

【2022-2023 チームリーダー】

シーズン カテゴリー スタッツ 選手 ポジション 背番号
プレシーズン  得点(pts) 29.4 ステフィン・カリー G #30
 リバウンド(reb) 9.3 ケボン・ルーニー C #5
 アシスト(ast) 6.8 ドレイモンド・グリーン F #23
レギュラーシーズン  得点(pts) 29.4 ステフィン・カリー G #30
 リバウンド(reb) 9.3 ケボン・ルーニー C #5
 アシスト(ast) 6.8 ドレイモンド・グリーン F #23
プレイオフ  得点(pts) 30.5 ステフィン・カリー G #30
 リバウンド(reb) 13.1 ケボン・ルーニー C #5
 アシスト(ast) 6.8 ドレイモンド・グリーン F #23

 

主要選手

 

【主要選手】

選手名 ポジション
ステフィン・カリー G
クレイ・トンプソン G
アンドリュー・ウィギンズ F
ドレイモンド・グリーン F
ケボン・ルーニー C

 

レギュラーシーズンの勝敗

 

 【レギュラーシーズンの勝敗】

 合計 44勝-38敗(勝率 53.7%)
 ホーム 33勝-8敗(勝率 %)
 アウェイ 11勝-30敗(勝率 %)
 カンファレンス 30勝-22敗(West 6位)
 ディビジョン 7勝-9敗(Pacific 4位)
直近10試合 8勝-2敗
ストリーク(連勝or連敗) Won 3

 

スタッツ

 

【2022-2023 レギュラーシーズン スタッツ】

カテゴリー スタッツ
平均得点(PTS) 113.1点
平均リバウンド(REB) 47.1本
平均アシスト(AST) 28.2本
フィールドゴール成功率(FG%) 44.8%
3ポイント成功率(3P%) 34.0%
フリースロー成功率(FT%) 75.0%
平均スティール(STL) 7.2本
平均ブロック(BLK) 4.6本
平均オフェンシブ・リバウンド(OR) 12.5本
平均ディフェンシブ・リバウンド(DR) 34.5本
平均ターンオーバー(TO) 14.4本
平均パーソナルファウル(PF) 22.9回

 

前回の試合結果

 

【2023年5月13日(土)11:00】

ホームコートアドバンテージ ホーム アウェイ
チーム名(略称) ロサンゼルス・レイカーズ(LAL) ゴールデンステイト・ウィリアーズ(GSW)
得点 122 101
勝敗 Win Lose

 

日程・結果

ゴールデンステイト・ウォリアーズの試合の日程や結果は「NBA Rakuten」で確認することができます!

勝敗やスタッツだけであれば無料で閲覧することができますし、会費を支払えば実際の試合映像やハイライトをいつでも視聴することが可能です。

アカウントを持てばチャット機能を利用することも可能で、試合中に他のファンと意見や感想を交わしながら観戦をするのは日本でNBAを最も楽しむ方法の1つですよ!

 【NBA Rakuten 料金表】

PASS  プラン  値段  備考
ベーシックパス  月額プラン  990円/月  NBA Rakutenが厳選した試合のみ視聴可能
 リーグパス  月額プラン  2,970円/月 全試合見放題!
 シーズンプラン  13,200円/年

※金額は2023年6月2日時点のもの

 

シーズン別スタッツ

 

【ゴールデンステイト・ウォリアーズ レギュラーシーズン シーズン別スタッツ】 

シーズン GP PT REB AST STL BLK FG FG% 3P 3P% FT FT% OR DR TO PF
2022-23 82 118.9 44.6 29.8 7.2 3.9 43.1 - 90.2 47.9 16.6 - 43.2 38.5 16.0 - 20.2 79.4 10.5 34.1 16.3 21.4
2021-22 82 111 45.5 27.1 8.8 4.5 40.5 - 86.4 46.9 14.3 - 39.4 36.4 15.6 - 20.3 76.9 9.8 35.7 14.9 21
2020-21 72 113.7 43 27.7 8.2 4.8 41.3 - 88.2 46.8 14.6 - 38.7 37.6 16.6 - 21.1 78.5 8 35.1 15 21.2
2019-20 65 106.3 42.9 25.6 8.2 4.6 38.6 - 88.2 43.8 10.4 - 31.3 33.4 18.7 - 23.2 80.3 10 32.9 14.9 20.1
2018-19 82 117.7 46.2 29.4 7.6 6.4 44.0 - 89.8 49.1 13.3 - 34.4 38.5 16.3 - 20.4 80.1 9.7 36.5 14.3 21.4
2017-18 82 113.5 43.5 29.3 8 7.5 42.8 - 85.1 50.3 11.3 - 28.9 39.1 16.6 - 20.3 81.5 8.4 35.1 15.4 19.6
2016-17 82 115.9 44.4 30.4 9.6 6.8 43.1 - 87.1 49.5 12.0 - 31.2 38.3 17.8 - 22.6 78.8 9.4 35 14.8 19.3
2015-16 82 114.9 46.2 28.9 8.4 6.1 42.5 - 87.3 48.7 13.1 - 31.6 41.6 16.7 - 21.8 76.3 10 36.2 15.2 20.7
2014-15 82 110 44.7 27.4 9.3 6.1 41.6 - 87.0 47.8 10.8 - 27.0 39.8 16.0 - 20.8 76.8 10.4 34.3 14.5 19.9

※GP:試合数

 

タイトル

 

【ゴールデンステイト・ウォリアーズ NBAタイトル】 

 タイトル  回数  受賞年
 NBAチャンピオン 7 1947, 1956, 1975, 2015, 2017, 2018, 2022
 カンファレンス・チャンピオン 7 1975, 2015, 2016, 2017, 2018, 2019, 2022
 ディビジョン・チャンピオン 12 1948, 1951, 1956, 1964, 1967, 1975, 1976, 2015, 2016, 2017, 2018, 2019

 

歴史

ここからはゴールデンステイト・ウォリアーズの歴史について簡単にご紹介していきます。

 

始まり

1946年、BAAにフィラデルフィア・ウォリアーズ誕生。

1946-1947シーズン、ジョー・ファルクスらを中心推したチームは35勝25敗を記録し、そのままプレーオフを勝ち進んでBAA優勝を果たした。

そこから数年間は徐々に衰退していき、195201953シーズンには12勝57敗を記録した。

1955-1956シーズン、ポール・アリジンやニール・ジョンストンを中心としたチームで45勝27敗と大きく勝ち越したウォリアーズはプレーオフでも勝利し、10年ぶりとなるNBA優勝を果たした。

 

ウィルト・チェンバレン獲得、ボストンの壁

1959年、地域指名でウィルト・チェンバレンを獲得。

1959-1960シーズン、チェンバレンは1年目の選手ながらMVPを受賞するほど活躍をしたものの、プレーオフ2回戦でビル・ラッセル率いるボストン・セルティクスの前に敗れた。

ここから数年の間ウォリアーズはウエストの強豪であり続け、チェンバレンは驚異的な記録を打ち立てていくものの、プレーオフではボストン・セルティクスの前に負け続け、NBAファイナルへ進出することができなかった。

 

サンフランシスコへ移転、チェンバレン放出

1962年、本拠地をサンフランシスコへ移転し、チーム名もサンフランシスコ・ウォリアーズに変更。

1963-1964シーズン、ウエストに移転したことでついにNBAファイナルの進出を果たすも、NBAファイナルではまたもボストン・セルティックの前に敗れた。

1965年、ウィルト・チェンバレンをフィラデルフィア・76ersに放出。

1966-1967シーズン、リック・バリーやネイト・サーモンドを中心としたチームで3年ぶりとなるNBAファイナルに進出するも、ウィルト・チェンバレンの移籍先であるフィラデルフィア・76ersとの戦いになり敗退した。

 

ゴールデンステイト・ウォリアーズ誕生、3度目の優勝

1972年、本拠地をオークランドに移転し、チーム名ゴールデンステイト・ウォリアーズに変更。

同年、ABAのニューヨーク・ネッツに移籍したリック・バリーがウォリアーズに復帰。

1974-1975シーズン、48勝34敗で駆け抜けたチームはプレーオフに進出。

プレーオフでもカンファレンスセミファイナルでシアトル・スーパーソニックスをカンファレンスファイナルでシカゴ・ブルズを破りNBAファイナルに到達。

NBAファイナルではワシントン・ブレッツとの対戦となったが、これをスイープで下し、フランチャイズ史上3度目のNBA優勝を達成した。

翌年は59勝23敗とさらに勝率を上げたものの、カンファレンスファイナルでフェニックス・サンズに敗れた。

その後は衰退の一途をたどり、プレーオフ進出すたままならないシーズンが続くこととなる。

 

長期低迷期へ

1970年代後半〜1980年代前半、ロバート・パリッシュ、バーナード・キング、ワールド・B・フリーらを中心としたチームだったが、プレーオフには進出できず。

1988年、ドン・ネルソンがHCに就任。

クリス・マリン、ミッチ・リッチモンド、ティム・ハーダウェイらを中心にしたチームはリーグ最高のオフェンス力を誇り、50勝以上を上げるシーズンもあったものの、プレーオフでは勝ち抜けず結果は残せなかった。

1995年、ドン・ネルソンがHCを解任。

その後はさらに低迷し、チームのエースだったラトレル・スプリーウェルがP・J・カーリシモHCの首を閉めるなど評判も悪かった。

1998年、ドラフト4位でアントワん・ジェイミソンを指名。

2001年、ドラフトでジェイソン・リチャードソン、トロイ・マーフィー、ギルバート・アリーナスを指名。

2003年、アントワン・ジェイミソンをダラス・マーベリクスにトレード。

同年、ギルバート・アリーナスをワシントン・ウィザーズに放出。

2006年、ドン・ネルソンがHCに復帰。

2006-2007シーズン、42勝40敗と勝ち越し、13年ぶりとなるプレーオフに進出。

プレーオフでは第8シードながら1回戦で第1シードのダラス・マーベリクスに勝利するという快挙を成し遂げたものの、カンファレンスセミファイナルでユタ・ジャズに敗れた。

2008年、バロン・デイビスがロサンゼルス・クリッパーズに移籍。

同年、ドラフト14位でアンソニー・ランドルフを指名。

2008-2009シーズン、デイビスの穴を埋めるためにコーリー・マゲッティやロニー・トゥリアフを補強したものの、主力の怪我などで勝利数を伸ばすことはできず、29勝53敗に終わった。

 

ステフィン・カリー&クレイ・トンプソン獲得

2009年、ドラフト7位でステフィン・カリーを指名。

同年、トレードでジャマール・クロフォード、スピーディ・クラクストン、エイシー・ローをアトランタ・ホークスから獲得。

2009-2010シーズン途中、スティーブン・ジャクソン、エイシー・ローをシャーロット・ボブキャッツに放出。

このトレードでラジャ・ベル、ウラジミール・ラドマノビッチを獲得。

同シーズン、さまざまな補強をして挑んだにもかかわらず、補強した選手が怪我をするなどの不運に見舞われ26勝56敗に終わった。

2010年、ドラフト6位でエクペ・ウドーを指名。

2010-2011シーズン、新たにキース・スマートをHCに置いて始まったシーズンとなったが、昨シーズンとの大きな変化は見られず、36勝46敗でシーズンを終えた。

2011年、マーク・ジャクソンがHCに就任。

同年、ドラフト11位でクレイ・トンプソンを指名。

2011-2012シーズン、怪我がちだったカリーを放出することができなかったこともあり、ウォリアーズはカリーを残してエースのモンテ・モリスをクワミ・ブラウン、エクペ・ウドーと共にミルウォーキー・バックスに放出。

このトレードでアンドリュー・ボーガット、スティーブン・ジャクソンを獲得。

カリーを中心としたチーム構成で挑むことを決めるも、23勝59敗でシーズンエンドとなったため不安な声も多く上がった。

 

ドレイモンド・グリーン獲得、強豪へ

2012年、ボブ・マイヤーズがゼネラルマネージャーに就任。

同年、ドラフトで7位にハリソン・バーンズ、30位にフェスタス・エジール、35位にドレイモンド・グリーンを指名。

2012-2013シーズン、ステフィン・カリーとクレイ・トンプソンが2人で合計483本のスリーポイントを決めNBA記録を塗り替えると、バーンズ、エジール、グリーンらの新人も奮闘し、結果として47勝35敗でプレーオフに出場。

プレーオフではデンバー・ナゲッツを退け、カンファレンスセミファイナルではサンアントニオ・スパーズに2勝4敗で敗れるも、飛躍の1年となった。

2013年、アンドレ・イグダーラ、ジャーメイン・オニール、マリース・スペイツといったベテラン陣を中心に獲得。

2013-2014シーズン、昨年同様カリーとクレイのコンビの周りに補強を加えたチームは51勝31敗と勝率を伸ばし、ウエスト6位でプレーオフに進出。

プレーオフでは1回戦にクリス・ポールとブレイク・グリフィンの”ロブシティ・クリッパーズ”と激突し、第7戦にもつれる接戦の末敗れた。

2014年、マーク・ジャクソンがHCを解任。

 

スティーブ・カーがHCに就任、王朝の幕開け

2014年、スティーブ・カーがHCに就任。

2014−2015シーズン、カーHCのもとスリーポイントとカッティングを多用するバスケットボールを確立させたウォリアーズは、カリーとクレイの”スプラッシュ・ブラザーズ”に加えてハリソン・バーンズやドレイモンド・グリーンが急激な成長をみせたこともあり驚異的な強さを発揮。

数々の球団記録を塗り替えながら勝ち続けたチームはチーム史上最高の67勝15敗でレギュラーシーズンを終えるとウエスト1位でプレーオフに進出。

プレーオフでは1回戦にニューオーリンズ・ペリカンズをスイープ、カンファレンスセミファイナルでメンフィス・グリズリーズを4勝2敗、カンファレンスファイナルでヒューストン・ロケッツを4勝1敗と危なげなく倒し30年ぶりとなるNBAファイナルに到達。

NBAファイナルではレブロン・ジェームズ率いるクリーブランド・キャバリアーズとの対戦となり、1勝2敗と序盤リードを揺するものの、第4戦以降にアンドレ・イグダーラの先発起用が大当たりし、そこから3連勝でNBA優勝を勝ち取った。

2015-2016シーズン、ディフェンディングチャンピオンとして挑んだシーズンは序盤から連勝に次ぐ連勝を記録。

カーHCが背中の手術で休養するというトラブルがありながらも史上最速でプレーオフ出場を確定させると、その勢いんは止まることを知らず、残り1戦の時点で72勝9敗とマイケル・ジョーダン時代のシカゴ・ブルズが記録した最高勝利数に並び、次の試合でそれを更新した。

プレーオフでは1回戦でヒューストン・ロケッツを、カンファレンスセミファイナルでポートランド・トレイルブレイザーズをそれぞれ4勝1敗で退けると、カンファレンスファイナルではケビン・デュラントとラッセル・ウエストブルック率いるオクラホマシティ・サンダーと激突。

相手エース2人の爆発によりまさかの先に3勝を許すも、そこからステフィン・カリーとクレイ・トンプソンが奮起し、3連勝でNBAファイナルに駒を進めた。

NBAファイナルの相手は2年連続となるクリーブランド・キャバリアーズ。

3勝1敗と先に王手を賭けたものの、故郷クリーブランドに優勝をもたらすと誓ったレブロンの底力により3連敗を許し、レギュラーシーズンに打ち立てた73勝という偉業を優勝で飾ることはできなかった。

2016年、FA市場でオクラホマシティ・サンダーからケビン・デュラントを獲得。

2016-2017シーズン、昨シーズンに歴代最高勝率を記録したチームに当時リーグ最強スコアラーであったケビン・デュラントを加えた布陣で挑んだシーズンは途中デュラントの負傷離脱などもあり作シーズンよりは勝率を落としたものの、十分高い67勝15敗でシーズンを終えた。

プレーオフでは1回戦でポートランド・トレイルブレイザーズを、カンファレンス・セミファイナルでユタ・ジャズを、カンファレンスファイナルでサンアントニオ・スパーズを全てスイープで下し、3年連続となるNBAファイナルに進出。

NBAファイナルは史上初となる3年連続同じ顔合わせとなったが、カイリー・アービングが移籍し、レブロンのワンマンチームとなったキャバリアーズにウォリアーズを止める術はなく、レブロンの50得点試合で1敗を喫するものの4勝1敗でリベンジを果たした。

この時記録したプレーオフ16勝1敗は史上最高勝率である。

2017-2018シーズン、レギュラーシーズンは主力の度重なる怪我により戦力を大幅に削がれ、勝率を大きく落として58勝24敗とウエスト2位でプレーオフに進出。

プレーオフでもカリーが離脱する期間がありはしたものの、1回戦でサンアントニオ・スパーズを、カンファレンスセミファイナルでニューオーリンズ・ペリカンズを4勝1敗で問題なく倒しカンファレンスファイナルに進出。

カンファレンスファイナルではジェームズ・ハーデンとクリス・ポールのヒューストン・ロケッツと対戦したが、先に2勝3敗で大手をかけられたものの、相手司令塔のクリス・ポールが怪我で離脱したこともあり、そこから2連勝して4年連続のNBAファイナルに進出した。

NBAファイナルではまたもクリーブランド・キャバリアーズと対決。

1戦目からレブロンが51得点を記録し敗戦かと思われたが、J・R・スミスの凡ミスにより延長の末勝利。

勢いに乗ったウォリアーズはそのままキャバリアーズをスイープし、2連覇を達成した。

 

怪我と低迷

2018年、ニューオーリンズ・ペリカンズからデマーカス・カズンズを獲得。

2018-2019シーズン、史上6チーム目となる3連覇を目指したものの、カリー、グリーンが負傷離脱していたこともあり57勝25敗でプレーオフに進出となった。

プレーオフではデュラントの負傷離脱がありながらも順調に勝ち進み、カンファレンスファイナルでデイミアン・リラード率いるポートランド・トレイルブレイザーズをスイープで退け、5年連続となるNBAファイナルに進出。

NBAファイナルでは新たにカワイ・レナードをエースに据えたトロント・ラプターズとの対戦となり、相手ホームを1勝1敗で切り抜けたものの、デュラントのアキレス腱断裂、トンプソンの前十字靭帯断裂と主力2人を欠いた状態での勝利は難しく、2勝4敗で敗れた。

2019年、ケビン・デュラントをブルックリン・ネッツに放出。

同年、ホームアリーナをチェイス・センターに移転。

同年、ドラフト28位でジョーダン・プールを指名。

2019-2020シーズン、クレイは全休が発表され、カリーも開幕4戦目で左人差し指を骨折したことで離脱が決まり、主力を欠いたチームは低迷。

冬のトレード市場でディアンジェロ・ラッセルをミネソタ・ティンバーウルブズに放出。

このトレードでアンドリュー・ウィギンズを獲得した。

同シーズン、COVID-19の影響でシーズンが短縮されたこともあり、15勝50敗でシーズンを終えた。

2020年、ドラフト2位でジェームズ・ワイズマンを指名。

2020-2021シーズン、復帰予定だったクレイ・トンプソンがオフのワークアウトでアキレス腱を断裂し、2シーズン連続となる全休が決まると、シーズンはカリーのワンマンチームでスタート。

チームの勝率としては39勝33敗でウエスト8位に終わったものの、カリーは平均得点32.0点で得点王を受賞。

しかしプレーイントーナメントではロサンゼルス・レイカーズとメンフィス・グリズリーズに敗れプレーオフを逃した。

 

王座復活

2021年、ドラフト7位でジョナサン・クミンガを指名。

同年、ドラフト14位でモーゼス・ムーディーを指名。

同年、トレードにてオットー・ポーターJr.、ネマニャ・ビエリツァ、アンドレ・イグダーラを獲得。

2021-2022シーズン、941日ぶりのクレイ・トンプソンの復帰などの嬉しいニュースがありながらも、カリーやグリーンが怪我に苦しむなどBIG3が揃わない中、ジョーダン・プールやアンドリュー・ウィギンズといった若手が躍動し、53勝29敗のウエスト3位でプレーオフに進出。

プレーオフでは1回戦にデンバー・ナゲッツと対戦し、カリーをベンチスタートさせながらもジョーダン・プールが期待以上の活躍を示し4勝1敗で突破。

そこからカンファレンスセミファイナルではメンフィス・グリズリーズを4勝2敗、カンファレンスファイナルではダラス・マーベリクスを4勝1敗で破り、3年ぶりとなるNBAファイナルに到達。

NBAファイナルではジェイソン・テイタムとジェイレン・グリーン率いるボストン・セルティクスとの対戦となったが、第4戦のカリーの40得点試合で勢いづくとそのまま4勝2敗でNBA王者に返り咲いた。

ステフィン・カリーは自身初となるファイナルMVPを受賞。

カリー、クレイ、グリーン、イグダーラの4名は揃って4度目の優勝となった。

 

現在

2022年、オットー・ポーターJr.をトロント・ラプターズに放出。

同年、ゲイリー・ペイトン2世をポートランド・トレイルブレイザーズに放出。

その他、ホワン・トスカーノ=アンダーソン、デイミオン・リー、ネマニャ・ビエリツァ、クリス・チオーザを放出。

同年、サクラメント・キングスからドンテ・ディビンチェンゾを獲得。

その他、ジャマイカル・グリーン、タイ・ジェローム、アンソニー・ラムを獲得。

同年、ドラフト28位でパトリック・ボールドウィンJr.、51位でタイリース・マーティン、55位でギー・サントスを指名。

同年、タイリース・マーティンをアトランタ・ホークスにトレードし、ライアン・ロリンズを獲得。

2022-2023シーズン、主力メンバーをほとんど残留させることに成功したものの重要なロールプレイヤーを一新したこと、さらに若手を育成することに時間を割いたこともあり、ホームでは驚異的な強さを誇ったもののアウェイでの勝利はほとんどなく前半はカンファレンス下位に沈む。

冬のトレード市場でジェームズ・ワイズマンを放出し、優勝メンバーのゲイリー・ペイトンJr.を獲得したことで状況は大きく変わり、勝率を伸ばして最終的に44勝38敗のウエスト6位でレギュラーシーズンを終了。

プレーオフでは1回戦にサクラメント・キングスと対戦し、アウェイで2連敗を喫するもののホームで3連勝し先に王手をかけると、第6戦はキングスに敗れ勝負は第7戦に。

第7戦はキングスのホームコートのため不安視されていたものの、カリーが第7戦での最高得点記録を更新する50得点で勝利し、カンファレンスセミファイナルに駒を進めた。

カンファレンスセミファイナルではロサンゼルス・レイカーズとの対戦となったが、レブロン・ジェームズやアンソニー・デイビスにインサイドの層の薄さを攻め込まれ、2勝4敗で敗れた。

 

セレブリティ

セレブの中にもウォリアーズのファンであることを公表している人は多くいます。

 

【代表的なゴールデンステイト・ウォリアーズファンのセレブ達】

  • ジェシカ・アルバ(女優)
  • MCハマー(ラッパー)
  • ウディ・ハレルソン(俳優)
  • スウェイ・リー(ラッパー)
  • ガイ・フィエリ(ラストラン経営者)
  • E-40(ラッパー)
  • デイブ・シャペル(俳優)
  • ゼンデイヤ(女優)

NBAの面白さはセレブ達をも熱狂させているということですね。

現地観戦に行った際にはコート近くの席に座っている彼らを見ることができるかもしれませんよ!

 

殿堂入りと永久欠番

 

【殿堂入り】

ゴールデンステイト・ウォリアーズは選手19人、計19名が殿堂入りを果たしています。

 

選手
背番号 名前 ポジション 在籍期間 殿堂入り年
17 アンディ・フィリップ G/F 1950–1953 1961
10 ジョー・ファルクス F 1946–1954 1978
13 ウィルト・チェンバレン C 1959–1965 1978
42 ネイト・サーモンド F/C 1963–1974 1985
6 ニール・ジョンストン C 1951–1959 1990
17 クリス・マリン G/F 1985–1997
2000–2001
2011
50 ラルフ・サンプソン C/F 1987–1989 2012
25 ガイ・ロジャース G 1958–1966 2014
13 シャルーナス・マルチュリョニス G 1989–1994 2014
4 クリス・ウェバー F 1993–1994
2008
2021
14 トム・ゴーラ F/G 1955–1962 1976
11 ポール・アリジン F/G 1950–1962 1978
16 ジェリー・ルーカス F/C 1969–1971 1980
24 リック・バリー F 1965–1967
1972–1978
1987
0 ロバート・パリッシュ C 1976–1980 2003
41 ジャマール・ウィルクス F 1974–1977 2012
30 バーナード・キング F 1980–1982 2013
23 ミッチ・リッチモンド G 1988–1991 2014
10 ジョ・ジョ・ホワイト G 1979–1980 2015

 

 

【永久欠番】

ゴールデンステイト・ウォリアーズではチームに多大な栄誉をもたらした選手を称え、6つの背番号を永久欠番としています。

背番号 選手 ポジション 在籍期間 式典日
13 ウィルト・チェンバレン C 1959–1965 1999年12月29日
14 トム・メシェリー F 1961–1967 1967年10月13日
16 アル・アットルス G 1960–1971 1977年2月10日
17 クリス・マリン G/F 1985–1997
2000–2001
2012年3月12日
24 リック・バリー F 1965–1967
1972–1978
1988年3月18日
42 ネイト・サーモンド C 1963–1974 1978年3月8日

 

歴代ヘッドコーチ

ゴールデンステイト・ウォリアーズのヘッドコーチは計28名が引き継いできました。

【歴代ヘッドコーチ】

 名前  在籍期間
エディ・ゴットリーブ (Eddie Gottlieb) 1946-55
ジョージ・セネスキー (George Senesky) 1955-58
アル・セルヴィ (Al Cervi) 1958-59
ニール・ジョンストン (Neil Johnston) 1959-61
フランク・マクガイア (Frank McGuire) 1961-62
ボブ・フィーリック (Bob Feerick) 1962-63
アレックス・ハナム (Alex Hannum) 1963-66
ビル・シャーマン (Bill Sharman) 1966-68
ジョージ・リー (George Lee) 1968-70
アル・アットルス (Al Attles) 1970-80
ジョン・バック (John Bach) 1980
アル・アットルス (Al Attles) 1980-83
ジョン・バック (John Bach) 1983-86
ジョージ・カール (George Karl) 1986-88
エド・グレゴリー (Ed Gregory) 1987-88
ドン・ネルソン (Don Nelson) 1988-95
ボブ・レイニア (Bob Lanier) 1994-95
リック・アデルマン (Rick Adelman) 1995-97
P・J・カーリシモ (P.J. Carlesimo) 1997-00
ゲイリー・セント・ジーン (Garry St. Jean) 1999-00
デイブ・コーウェンズ (Dave Cowens) 2000-02
ブライアン・ウィンターズ (Brian Winters) 2002
エリック・マッセルマン (Eric Musselman) 2002-04
マイク・モンゴメリー(英語版) (Mike Montgomery) 2004-2006
ドン・ネルソン (Don Nelson) 2006-2010
キース・スマート(Keith Smart) 2010-2011
マーク・ジャクソン(Mark Jackson) 2011-2014
スティーブ・カー(Steve Kerr) 2014-現在

 

TEAM TWITTER

チームのTwitterからは選手の移籍情報やハイライトプレイなどさまざまな情報が発信されています。

ぜひ全てのチームのアカウントをフォローしてみてくださいね!

 

Twitter@warriors

 

ゴールデンステイト・ウォリアーズのNBAの試合を見る前に知りたい知識

ここからは「ゴールデンステイト・ウォリアーズ」の試合を現地で見る上で必要となる情報をまとめてご紹介していきます!

 

知識チケットの入手方法

現地へ行って試合を見るためにはまずその試合のチケットを入手することが絶対条件ですよね!

NBAのチケットの入手方法は大きく分けて3つあります。

  1. チケットサイトで購入する
  2. 現地で購入する
  3. 旅行代理店にお願いする

おすすめは1の「チケットサイトで購入する」。

2は慣れていないとトラブルになる可能性がありますし、3は確実ですが代理店への手数料を余計に支払う必要があります。

海外のチケットサイトがほとんどですが、NBA公式が提携しているチケットサイトから購入すれば法外な値段や嘘の情報に騙される心配もありませんよ!

 

ゴールデンステイト・ウォリアーズと提携しているのは「Ticketmaster」。

アカウント作成が必要にはなりますが、観たい試合を決めたらシートを選択してクレジットカードで支払いを行うだけ、と操作は非常に簡単です!

 

NBAのチケットは「ダイナミックプライシング」と言ってその試合の需要が高ければ高いほど金額も高くなる仕組みになっています。

このためNBAプレーオフなどの人気な試合はチケット代もかなり高くなり、安い席はすぐに売り切れてしまうので、そういった試合のチケットを狙う際は正確な情報収集とこまめなチェックが必要です。

 

知識② サンアントニオ市内のスタジアムまでの行き方

ゴールデンステイト・ウォリアーズのホームアリーナは「Chase Center(チェイス・センター)」。

会場の周辺は駐車場代が高いため、おすすめの行き方は「徒歩」または「公共交通機関」の利用です。

徒歩で向かう場合は会場近くにホテルに宿泊しましょう!

電車で向かう場合は「3rd St & Warriors Way」が最寄り駅になります。

Google Mapによると、「3rd St & Warriors Way」から会場までは徒歩4分です。

 

知識試合以外のみどころ

ゴールデンステイト・ウォリアーズの試合を現地で観戦する際の見どころは、試合中だけにとどまりません。

代表的な見どころを3つご紹介します。

  1. 試合前練習
  2. グッズ販売
  3. チアリーダー

1つずつ簡単に説明していきます!

 

見どころ① 試合前練習

初めてNBAの試合を見に行くなら絶対に見て欲しいのが試合前練習。

その日の試合に出場する選手が直前の調整を行っている様子を間近で見ることができます。

試合会場にはチケットさえ持っていれば2時間前から入ることができるので、世界最高峰の美技に酔いしれましょう!笑

 

何より試合前練習中は席に座っている必要がなく、コート際まで降りて行っても特に注意を受けることはありません。

後方のチケットを購入した方は選手を間近で見ることができる唯一のチャンスですので、逃さないよう早めに会場入りしておくスケジュールを立てましょう!!

運が良ければサインをもらうチャンスがあるかも・・・?

 

見どころ② グッズ販売

NBAの観戦を盛り上げるため、そして最高の思い出を残すために必要不可欠なのが「NBAグッズ」です。

近年はグッズの種類も非常に多くなっており、王道のTシャツやキャップに始まり、キーホルダーやスマホケース、ポスターなどイカした商品が数多く存在します。

会場内にはチームショップ「Warriors Shop」があり、ゴールデンステイト・ウォリアーズのグッズを購入することが可能です。

後ほど現地でグッズを購入できるお店をいくつかご紹介しますね。

 

見どころ③ チアリーダー

”NBAは世界最高のエンタメ”という人もいるほど、全てのスポーツリーグの中でも試合以外のパフォーマンスにも力を入れているリーグであるNBA。

そんなリーグに所属するチームののチアリーダーショーが素晴らしくないはずがありませんよね。

容姿はもちろん、パフォーマンスも世界最高峰のショーをぜひ楽しんでくださいね。

 

知識④ ゴールデンステイト・ウォリアーズのグッズを買えるお店

最後にサンアントニオに訪れた際に、現地でグッズを購入する上でおすすめのお店をいくつかご紹介します。

  1. Warriors Shop
  2. Nike San Francisco
  3. Target

1つずつ簡単にみていきましょう!

 

グッズ販売店① Warriors Shop

まずは先ほどもご紹介した、Chase Center(チェイス・センター)内にあるチームストア「Warriors Shop」。

試合の前後に立ち寄ることができますので、ゴールデンステイト・ウォリアーズのホームアリーナで試合を観戦する際には、ここに割く時間を忘れずにスケジュールを立てましょう!

 

グッズ販売店② Nike San Francisco

次にご紹介するのは「Nike San Francisco」

もちろん主にNIKEの商品が販売されていますが、サンフランシスコに本拠地を置くプロスポーツチームのユニフォームやキャップのレプリカも数多く販売していますよ。

試合会場からは車で9分です。

 

グッズ販売店③ Target

最後にご紹介するのは全米に1,800店舗以上存在する大型スーパーマーケットである「Target」。

もちろん食材や雑貨などの販売がメインですが、なんとほとんどの店舗でスポーツ用品も取り扱っています。

大型スーパーだけあって値引きセールをやっていることも多々あるので、タイミングが良ければお得にグッズを購入することができるかも知れませんよ!

試合会場から最寄りの店舗までは車で8分です。

 

まとめ

今回は「ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)」についてのあらゆる情報をまとめました。

いかがでしたでしょうか?

カリー、クレイ、グリーンのBIG3で一時代を築いたウォリアーズ。

かのBIG3も年齢による衰えを隠せなくなってきている中、今後どのような変化を遂げていくのか非常に楽しみです。

もしNBAで推しのチームに迷っているのであれば、ゴールデンステイト・ウォリアーズを応援してみてはいかがでしょうか?

この記事が皆さんがNBAにハマるきっかけになれば幸いです。

それではまた次の記事でお会いしましょう!

-NBAチーム