こんにちは!
NBA好きブログライターのおしょうサンドです。
皆さん、NBA観戦を楽しんでいますか?
NBAは非常に魅力の多いリーグですので楽しみ方はファンの数だけあると思いますが、その一つが”推しチームを応援すること”ですよね!
推しチームが決まっていると、そのチームの成績、所属している選手の成長、ドラフトの順位、トレードの内容などイベントのたびに楽しみが増え、NBA観戦がより楽しいものになること間違いありません!
では推しのチームはどのようにして決めればいいのでしょうか?
その方法はズバリ、チームについてよく知ることです。
チームの歴史や文化、現在所属している選手や過去に所属していた選手などの情報を知れば、きっとあなたにあったチームが見つかるはずです。
そこで今回は、チームの歴史の1つである「永久欠番」についてご紹介していこうと思います。
永久欠番とは、バスケットボールやNBAの歴史において多大な功績を残してきた人物の使用していた背番号を、その人物の功績を称えそのチームにおいてはその人物以外が使用することができないようにしたものです。
永久欠番を知れば、そのチームの最も輝いてた時代を知ることができますよ!
今回ご紹介するチームは”ロサンゼルス・レイカーズ”です。
もちろん他の29チームについても同様の記事がございますので、ぜひそちらもごらんください!
それではティップオフ!!
目次
- ロサンゼルス・レイカーズの永久欠番
- #8,#24 コービー・ブライアント(Kobe Bryant)
- #13 ウィルト・チェンバレン(Wilt Chamberlain)
- #16 パウ・ガソル(Pau Gasol)
- #22 エルジン・ベイラー(Elgin Baylor)
- #25 ゲイル・グッドリッチ(Gail Goodrich)
- #32 マジック・ジョンソン(Magic Johnson)
- #33 カリーム・アブドゥル=ジャバー(Kareem Abdul-Jabbar)
- #34 シャキール・オニール(Shaquille O'neal)
- #42 ジェームズ・ウォージー(James Worthy)
- #44 ジェリー・ウェスト(Jerry West)
- #52 ジャマール・ウィルクス(Jamaal Wilkes)
- #99 ジョージ・マイカン(George Mikan)
- 全30チームで永久欠番となった”#6 ビル・ラッセル”
- まとめ
ロサンゼルス・レイカーズの永久欠番
それでは早速、ロサンゼルス・レイカーズの永久欠番となっている番号とその番号をつけていた人物について見ていきましょう!
ロサンゼルス・レイカーズでは12個の背番号と専属アナウンサーの「チック・ハーン」の合計12名(コービー・ブライアントが2つの背番号で永久欠番となっているため)を永久欠番としています。
1人ずつ詳しくご紹介していきます!
#8,#24 コービー・ブライアント(Kobe Bryant)
”ブラックマンバ”の愛称で親しまれたコービー・ブライアントはアメリカのみならず、日本にもファンの多い選手でした。
レイカーズでの在籍期間は20年と非常に長く、その間に5度のNBA制覇を達成しています。
2016年4月13日に行われたユタ・ジャズとの試合で引退を表明し、この試合で60得点を記録してNBA史上最年長での60得点記録を塗り替えました。
2020年1月26日、アメリカ合衆国のロサンゼルス近郊のカラバサスで、ヘリコプターでの移動中に墜落事故により亡くなりました。41歳でした。
ポジション:シューティングガード
在籍期間:1996年〜2006年
式典日:2017年12月18日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 5回(2000年、2001年、2002年、2009年、2010年) |
NBAファイナルMVP | 2回(2009年、2010年) |
NBAシーズンMVP | 1回(2008年) |
NBAオールスター | 18回(1998年、2000年〜2016年) |
NBAオールスターMVP | 4回(2002年、2007年、2009年、2011年) |
オールNBA | ファーストチーム×11(2002年〜2004年、2006年〜2013年) セカンドチーム×2(2000年、2001年) サードチーム×2(1999年、2005年) |
オールディフェンシブ | ファーストチーム×9(2000年、2003年、2004年、2006年〜2011年) セカンドチーム×3(2001年、2002年、2012年) |
その他 | 得点王×2(2006年、2007年) オールルーキーセカンドチーム(1997年) NBAスラムダンクコンテスト優勝(1997年) |
#13 ウィルト・チェンバレン(Wilt Chamberlain)
ビル・ラッセルとともに1960年代〜1970年代のNBAを席巻した人物であり、NBAにおける伝説的な選手の1人。
得点王7回、リバウンド王11回、アシスト王1回ととにかく身体能力が高かった選手であり、レイカーズに在籍した5年間の中で1度の優勝を果たしています。
様々なNBA記録を保持するチェンバレンですが、最も有名なものは1962年3月2日のニューヨーク・ニックス戦で叩き出した1試合100得点であり、今後破られることがないであろう記録の1つとして語り継がれています。
ポジション:センター
在籍期間:1968年〜1973年
式典日:1983年11月9日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 2回(1967年、1972年) |
NBAファイナルMVP | 1回(1972年) |
NBAシーズンMVP | 4回(1960年、1966年〜1968年) |
NBAオールスター | 13回(1960年〜1969年、1971年〜1973年) |
NBAオールスターMVP | 1回(1960年) |
オールNBA | ファーストチーム×7(1960年〜1962年、1964年、1966年〜1968年) セカンドチーム×3(1963年、1965年、1972年) |
オールディフェンシブ | ファーストチーム×2(1972年、1973年) |
その他 | 得点王×7(1960年〜1966年) リバウンド王(1960年〜1963年、1966年〜1969年、1971年〜1973年) アシスト王(1968年) 新人王(1960年) |
#16 パウ・ガソル(Pau Gasol)
パウ・ガソルはコービー・ブライアントとともにロサンゼルス・レイカーズの2009年、2010年の連覇の立役者となったビックマンです。
レイカーズには7年間在籍し、その全盛期のほとんどをレイカーズで過ごしました。
弟のマルク・ガソルもNBA選手であり、兄弟でともにNBA優勝を経験しています。
ポジション:パワーフォワード/センター
在籍期間:2008年〜2014年
式典日:2023年3月7日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 2回(2009年、2010年) |
NBAオールスター | 6回(2006年、2009年〜2011年、2015年、2016年) |
オールNBA | セカンドチーム×2(2011年、2015年) サードチーム×2(2009年、2010年) |
その他 | 新人王(2002年) オールルーキーファーストチーム(2002年) |
#22 エルジン・ベイラー(Elgin Baylor)
エルジン・ベイラーはジェリー・ウエストとともに1960年代のレイカーズを支えた人物です。
NBA加入1年目からオールスターに選出され、オールスターMVPを受賞するなど鮮烈なデビューを果たしました。
オールスターにも毎年選出される素晴らしいキャリアを歩みましたが、ビル・ラッセルと同じ時代に活躍した選手であるためNBA優勝を果たすことができませんでした。
ポジション:スモールフォワード
在籍期間:1958年~1971年
式典日:1983年11月9日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 0回 |
NBAオールスター | 11回(1959年~1965年, 1967年~1970年) |
NBAオールスターMVP | 1回(1959年) |
オールNBA | ファーストチーム×10(1959年~1965年, 1967年~1969年) |
その他 | 新人王(1959) |
#25 ゲイル・グッドリッチ(Gail Goodrich)
ゲイル・グッドリッチはジェリー・ウエストらとともに1970年代のレイカーズを支えた選手の1人です。
レイカーズで合計8シーズンを過ごし、特に1972年に記録したアメリカプロスポーツ史上最長記録である33連勝や、同年のNBA優勝に大きく貢献しました。
ポジション:シューティングガード/ポイントガード
在籍期間:1965年~1968年、1970年~1976年
式典日:1996年11月20日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1972年) |
NBAオールスター | 5回(1969年, 1972年~1975年) |
オールNBA | ファーストチーム×1(1974年) |
#32 マジック・ジョンソン(Magic Johnson)
マジック・ジョンソンは1980年代を代表するNBA選手の1人であり、華麗なパスを中心としたハイテンポなバスケを展開し大人気となった”ショータイム・レイカーズ”の中心選手としてレイカーズを5度の優勝に導きました。
また、同時期にNBA入りをしたボストン・セルティクスのスター選手「ラリー・バード」とのライバル関係は爆発的な人気を誇り、NBAが世界的なリーグになるきっかけとなりました。
ポジション:ポイントガード/パワーフォワード
在籍期間:1979年~1991年、1996年
式典日:1992年2月16日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 5回(1980年, 1982年, 1985年, 1987年, 1988年) |
NBAファイナルMVP | 3回(1980年, 1982年, 1987年) |
NBAシーズンMVP | 3回(1987年, 1989年, 1990年) |
NBAオールスター | 12回(1980年, 1982年~1992年) |
NBAオールスターMVP | 2回(1990年, 1992年) |
オールNBA | ファーストチーム×9(1983年~1991年) セカンドチーム×1(1982) |
その他 | アシスト王×4(1983年, 1984年, 1986年, 1987年) スティール王×2(1981年, 1982年) オールルーキーファーストチーム(1980) |
#33 カリーム・アブドゥル=ジャバー(Kareem Abdul-Jabbar)
カリーム・アブドゥル=ジャバーはミルウォーキー・バックスで6シーズン、ロサンゼルス・レイカーズで14シーズンプレイし、合計6度のNBA優勝を果たしているNBA史上最高の選手の1人です。
彼の記録したシーズンMVPに6回、オールスター選出19回はいずれもNBA史上最多記録であり、彼の残したキャリア通算38,387得点は2023年2月8日にレブロン・ジェームズに更新されるまでNBA史上最多記録でした。
半身になりながらのリングよりも高い打点からのフックショット、通称”スカイフック”は彼のシグネチャームーブとして人々の記憶に残っています。
ポジション:センター
在籍期間:1975年~1989年
式典日:1990年3月20日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 6回(1971年, 1980年, 1982年, 1985年, 1987年, 1988年) |
NBAファイナルMVP | 2回((1971年, 1985年) |
NBAシーズンMVP | 6回(1971年, 1972年, 1974年, 1976年, 1977年, 1980年) |
NBAオールスター | 19回(1970年~1977年, 1979年~1989年) |
オールNBA | ファーストチーム×10(1971年~1974年, 1976年, 1977年, 1980年, 1981年, 1984年, 1986年) セカンドチーム×5(1970年, 1978年, 1979年, 1983年, 1985年) |
オールディフェンシブ | ファーストチーム×5(1974年, 1975年, 1979年~1981年) セカンドチーム×6(1970年, 1971年, 1976年~1978年, 1984年) |
その他 | 得点王×2(1971年, 1972年) リバウンド王×1(1976年) ブロック王×4(1975年, 1976年, 1979年, 1980年) 新人王(1970年) オールルーキーファーストチーム(1970) |
#34 シャキール・オニール(Shaquille O'neal)
シャキール・オニールは”シャック(Shaq)”の愛称で親しまれ、NBA史上最も支配的な活躍をした選手の1人です。
身長216 cm、体重147 kgと規格外の体格を誇り、その全盛期の脅威的な身体能力から歴代最高のセンターの1人として数えられています。
ロサンゼルス・レイカーズには8シーズン在籍し、コービー・ブライアントとのデュオでロサンゼルス・レイカーズにNBA史上3チーム目となるNBA3連覇(スリーピート)をもたらしました。
ポジション:センター
在籍期間:1996年~2004年
式典日:2013年4月2日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 4回(2000年〜2002年, 2006年) |
NBAファイナルMVP | 3回(2000年〜2002年) |
NBAシーズンMVP | 1回(2000) |
NBAオールスター | 15回(1993年〜1998年, 2000年〜2007年, 2009年) |
NBAオールスターMVP | 3回(2000年, 2004年, 2009年) |
オールNBA | ファーストチーム×8(1998年, 2000年〜2006年) セカンドチーム×2(1995年, 1999年) サードチーム×(1994年, 1996年, 1997年, 2009年) |
オールディフェンシブ | セカンドチーム×(2000年, 2001年, 2003年) |
その他 | 得点王×2(1995年, 2000年) 新人王(1993年) オールルーキーファーストチーム(1993年) |
#42 ジェームズ・ウォージー(James Worthy)
ジェームズ・ウォージーは「マジック・ジョンソン」や「カリーム・アブドゥル=ジャバー」らとともに1980年代の”ショータイムレイカーズ”を支えた中心選手の1人です。
重要な試合で大きな活躍をのこすことから”Big Game James”の愛称でしたしまれ、ロサンゼルス・レイカーズに所属した12シーズンの間に3度の優勝、1度のファイナルMVP、7度のオールスター選出を果たしました。
ポジション:スモールフォワード
在籍期間:1982年~1994年
式典日:1995年12月10日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 3回(1985年, 1987年, 1988年) |
NBAファイナルMVP | 1回(1988年) |
NBAオールスター | 7回(1986年〜1992年) |
オールNBA | サードチーム×2(1990年, 1991年) |
その他 | オールルーキーファーストチーム(1983年) |
#44 ジェリー・ウェスト(Jerry West)
ジェリー・ウェストは1960年代〜1970年代前半を代表するバスケットボール選手の1人であり、現在のNBAのロゴのモデルとなった人物です。
土壇場で重要なシュートを決める姿から”ミスター・クラッチ”の愛称で親しまれ、ロサンゼルス・レイカーズで過ごした14年間のキャリアの中で1度のNBA優勝、14度のオールスター選出を果たしました。
ポジション:ポイントガード/シューティングガード
在籍期間:1960年~1974年
式典日:1983年11月19日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1972年) |
NBAファイナルMVP | 1回(1969年) |
NBAオールスター | 14回(1961年〜1974年) |
NBAオールスターMVP | 1回(1972年) |
オールNBA | ファーストチーム×10(1962年〜1967年, 1970年〜1973年) セカンドチーム×2(1968年, 1969年) |
オールディフェンシブ | ファーストチーム×4(1970年〜1973年) セカンドチーム×1(1969年) |
その他 | 得点王(1970年) アシスト王(1972年) |
#52 ジャマール・ウィルクス(Jamaal Wilkes)
ジャマール・ウィルクスはゴールデンステイト・ウォリアーズで3年間、ロサンゼルス・レイカーズで8年間を過ごし、通算4回のNBA優勝を果たしたスーパースターです。
レイカーズに在籍した期間はマジック・ジョンソンやカリーム・アブドゥル=ジャバーらとともにプレイし、レイカーズに3度の優勝をもたらしました。
ポジション:スモールフォワード
在籍期間:1977年~1985年
式典日:2012年12月28日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 4回(1975年, 1980年, 1982年, 1985年) |
NBAオールスター | 3回(1976年, 1981年, 1983年) |
オールディフェンシブ | セカンドチーム×2(1976年, 1977年) |
その他 | 新人王(1975年) オールルーキーファーストチーム(1975年) |
#99 ジョージ・マイカン(George Mikan)
ジョージ・マイカンはNBA創設前のBAAの時代から活躍するスター選手であり、”Mr.バスケットボール”と呼ばれたバスケットボール界の偉人です。
それまであまり身長が重要視されていなかったバスケットボール界に208 cmの恵まれた身長を生かしたプレイで革命をおこし、バスケットボールを「巨人のスポーツ」に作り替えました。
それゆえ、現代バスケットボールが形成される上での発展に最も大きく貢献した人物の1人とされています。
レイカーズには合計8シーズン在籍し、3連覇を含む5度の優勝を果たしました。
ポジション:センター
在籍期間:1948年~1954年、1955年~1956年
式典日:2022年10月31日
【受賞歴】
NBAチャンピオン(BAAを含む) | 5回(1949, 1950, 1952-1954) |
NBAオールスター | 4回(1951-1954) |
NBAオールスターMVP | 1回(1953) |
オールNBA(BAA含む) | ファーストチーム×6(1949-1954) |
その他 | 得点王×3(1949年〜1951年) リバウンド王(1953年) |
全30チームで永久欠番となった”#6 ビル・ラッセル”
NBAで前人未到の11度の優勝を果たした”ビル・ラッセル”はバスケットボールのみならずアメリカ史上最も偉大なアスリートの1人です。
ビル・ラッセル以前のNBAおよびアメリカのスポーツ界は白人中心の文化が根強く、黒人選手は迫害されていました。
しかし、ビル・ラッセルはその圧倒的な実力と実績を持ってファンを熱狂させ、NBA史上初の黒人のNBAスター選手となることで、アフリカ系アメリカ人選手の地位を向上させました。
また、現役中にも関わらずボストン・セルティクスにて選手権ヘッドコーチに就任し、アメリカ4大メジャースポーツ史上初の黒人ヘッドコーチとなりました。
彼の選手として、および公民権運動家としての功績を称え、2009年にファイナルMVPの正式名称を”ビル・ラッセル・NBAファイナルMVP”に変更されています。
また、2022年8月11日には同年7月31日に死去した彼に敬意を表し、背番号#6が30チーム全てで永久欠番になることが発表されました。
まとめ
今回は「ロサンゼルス・レイカーズの永久欠番」についてご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
最初にもご紹介しましたが、他の29チームについても同様の記事がございますでぜひそちらの記事もご覧ください!
それではまた次の記事でお会いしましょう!