バッシュ(バスケットボールシューズ)

【ローカットバッシュ(バスケットシューズ)おすすめ42選】メリット・デメリットや選び方を徹底解説!適しているポジションも紹介

バスケットボールをプレイする上で欠かせないアイテムの1つである「バッシュ(バスケットシューズ)」。

機能性(衝撃吸収性、滑りにくさなど)やデザイン性、カラーリング、履き心地などそれぞれのモデルに特徴があり、お店に探しに行くだけでもワクワクしてしまいますよね!笑

そんなこれからバッシュを購入する予定の皆さんに知っておいていただきたいバッシュの重要な要素の1つ。

それが「カットの違い」です。

 

カットとはバッシュの履き口の高さを示す専門用語であり、全てのバッシュは大きく「ハイカット」「ミドルカット」「ローカット」の3つに分けられるんですよ。

ハイカットは足首をサポートする部分がくるぶしを覆う高さまであるモデル。

ローカットはくるぶしの下くらいまでしかないモデルです。

19世紀後半まではバッシュと言えばハイカットが当たり前だったようですが、近年の主流はもう完全にローカット。

最近発売される新作バッシュはどのメーカーやブランドもローカットモデルばかりです。

 

NBAやBリーグなどで活躍する選手もほとんどがローカットモデルを履いている時代ですから、新たに購入するバッシュはローカットモデルがいいなと思っている方も多いのではないでしょうか?

ただ、いざ選ぶとなると、非常に多い種類の中からどれを選べばいいかわからなくなってしまいますよね。

そこでこの記事では、そんなローカットモデルのなかでもおすすめのバッシュをご紹介しようと思います。

現在ローカットが主流になっている理由をはじめ、ローカットモデルのメリットやデメリット、選ぶ際に見てほしいポイントなども解説していきますので、これからバッシュを購入する方はぜひ参考にしてみてくださいね!

 

目次

バッシュ(バスケットシューズ)の「ローカット」ってなに?基礎知識や「ハイカット」「ミドルカット」との違いも解説!

バスケットシューズは大きく「ローカット」「ミドルカット(ミッドカット)」 「ハイカット」の3つに分けることができます。

「カット」とは靴の履き口の高さのことで、この高さ違いがシューズ自体の重さや性能に大きく関わってくるんですよ!

ここでは「ローカット」のバッシュの基礎知識をはじめ、「ハイカット」や「ミドルカット」のバッシュとの性能における違いについても解説していこうと思います。

購入後に後悔しないよう、これからバッシュを買う予定のある方はローカットのバッシュの特徴をしっかりと理解してくださいね。

 

バッシュ(バスケットシューズ)の「ローカット」とは?

先述したように、バッシュにおける「カット」とは”履き口の高さ”を指す用語。

一般的に、履き口の高さがくるぶしよりも下にくる(くるぶしが隠れない)シューズを「ロー(低い)カット」と呼んでいます。

ローカットのバッシュは履いた時足首が露出するため、足首の可動域が広く、左右への激しいフットワークや急なストップの際に柔軟な対応をすることが可能。

近年のバスケットボールではどのポジションでもコートを走り回ることができる機動力が要求されるので、ローカットのバッシュはプロ選手たちからも注目されているモデルとなっているようですね。

 

注目度の高さも相まって、現在日本で発売される新作バッシュのほとんどが「ローカット」モデル。(2025年11月1日時点)

NIKE(ナイキ)やadidas(アディダス)などのスポーツブランドがアメリカのプロバスケットボールリーグ「NBA」に所属するスター選手たちと契約して発売する「シグネチャーモデル」も復刻版などを除けばローカットであることがほとんどです。

これからバッシュを購入する方は、店頭に並んでいるバッシュは基本的にローカットだと思ってもらってOKだと思いますよ。

 

どう違う?「ハイカット」や「ミドルカット」の特徴と比較して解説

ローカット以外には、履き口の高さによって「ハイカット」と「ミドルカット」と呼ばれるモデルが存在します。

「ハイカット」とは、履き口がくるぶしを覆い隠す高さのモデルのこと。

足首がしっかり固定されるので、相手にぶつかられたり着地したりした後の衝撃から足を守ることができるというメリットがある一方、足首の可動域が狭いのでフットワークの柔軟性はどうしても低くなってしまいます。

「ミドルカット」の特徴は、履き口の高さがローカットとハイカットの中間くらいにあるモデル。

ローカットとハイカットのメリット、デメリットを両取りしたような特徴を持っていて、足首の可動域はある程度確保しつつ、サポートもしてくれる優れものです。

 

どのモデルにもいい面と悪い面の両方があり、必ずしもどちらがおすすめと言い切ることは難しいと思います。

ただ、ポジションやプレースタイルに応じて選択することは可能で、動き回るプレーが覆い選手はローカット、インサイドでの肉弾戦が覆い選手はハイカットがおすすめと言えるのではないでしょうか?

また、バスケを始めたての方や捻挫癖のある方は、足首が曲がりやすいローカットよりも足首を覆って安定感をもたらしてくれるハイカットやミドルカットの方がおすすめと言えるかもしれませんね!

 

ローカットのバッシュは「コービー・ブライアント」がきっかけで全世界に広まった!

現在スポーツ用品展などにバッシュを買いに行くと、店頭に並んでいるのは「ローカット」のモデルばかり。

ハイカットモデルのバッシュを見かけることはほとんどないでしょう。

ただ、「マジック・ジョンソン」や「マイケル・ジョーダン」などの往年のレジェンドプレイヤーが活躍した19世紀後半のNBAでは、「ハイカット」のモデルが主流だったことをご存知ですか?

足への負担が大きいスポーツであるバスケットボールにおいて、捻挫などの怪我を防くためには「ハイカット」モデルが良いとされていました。

NBA選手にバッシュを提供していたNIKE(ナイキ)やadidas(アディダス)などのスポーツブランドも、当時はハイカットのモデルしか作っていなかったようです。

 

そんな状況の中、唯一ローカットのモデルに着目したのが「コービー・ブライアント」でした。

確かにハイカットのモデルは足元に安定感をもたらしますが、その分足首の可動域は制限され、プレーの自由度や機動力は少し下がってしまいがちです。

コービーはこの「機動力」に着目し、NIKE(ナイキ)からリリースされている自身のシグネチャーモデルにおいて、軽量かつ動きやすいローカットモデル「ナイキ コービー 4(NIKE kobe 4)」を開発。

また、サッカーやアメリカンフットボールといった特に足を使うスポーツでは、当時からローカットのシューズが主流だったことも開発のきっかけになったようですね。

 

こうして始まった2008-09シーズン、コービーは2008年12月19日のマイアミ・ヒート戦で「ナイキ コービー 4(NIKE kobe 4)」を初披露しました。

そのインパクトは抜群で、当時は賛否両論が飛び交ったようです。

多くのファンからスーパースターであるコービーの怪我を心配する声があがりましたが、そんな心配をよそにコービーは無事シーズンを完走。

さらに、コービーの所属するロサンゼルス・レイカーズはこの年NBA優勝を果たしました。

”勝てば官軍”とはよく言ったものですが、このシーズンを機にローカットモデルへの批判は徐々になくなり、NBA内で使用されるバッシュもローカットモデルが主流へと変わっていきます。

さらに、後で詳しく解説しますが、2010年代の研究でハイカットモデルとローカットモデルの怪我のリスクには明確な差がないことが明らかに。

この時コービーが「ハイカットモデル」に疑問を持たなければ現在の機動力を武器にしたアップテンポなバスケは存在しなかったわけですから、コービー・ブライアントという選手がバスケに与えた影響は計り知れませんね。

 

バッシュ(バスケットシューズ)が「ローカット」であるメリット3選

ここまででローカットモデルのバッシュがどのようなものかは理解していただけたのではないでしょうか。

ただ、ハイカットやミドルカットのモデルと比較した時それぞれにメリットが存在するというのも事実。

そこで、ここではローカットモデルのバッシュを選ぶことのメリットを解説していこうと思いますよ。

メリットは主に以下の3つが挙げられます。

 

【バッシュがローカットであるメリット3選】

  • 軽量かつ足首が固定されないので動きやすい!
  • ハイカットモデルと比較して安価!
  • カラーやデザインなどが種類豊富!他の選手と被りにくい!

 

現在のバッシュの主流であるローカットモデル。

店頭でバッシュを買う際にはかなりの確率でローカットモデルを手に取ることになると思いますので、後で解説するデメリットと合わせて、バッシュを買う予定のある方はぜひ参考にしてくださいね!

 

ローカットバッシュのメリット①軽量かつ足首が固定されないので動きやすい!

ローカットモデルのバッシュの最大のメリットとも言えるのが「動きやすさ」です。

オフェンスとディフェンスがめぐるましく入れ替わるバスケットボールは、試合に出場している間ずっと動き続ける必要があるスポーツ。

このため、選手の機動力に直結する「動きやすさ」は非常に重要な要素になってきます。

 

ローカットモデルのバッシュが動きやすい理由は大きく2つ。

「軽さ」と「足首の可動域の広さ」にあります。

ローカットモデルのバッシュの重さは平均で350〜400g(片足あたり)。

一方、ハイカットモデルのバッシュはカットが高い分重量が増していて、400g以上のものが多いようです。

たったの50gですが、ずっと走り続けている選手たちにとっては大きな差。

特に、出場時間の長いスタメンの選手たちは試合終盤まで少しでも多く体力を温存しておく必要があるので、バッシュの重量は1gでも軽い方がいいというわけです。

また、これはもう何度もお伝えしていますが、ローカットモデルのバッシュは履き口がくるぶしよりも下にあるので足首が固定されず、ハイカットモデルに比べて足首の可動域が広いという特徴があります。

足首の可動域の広さはプレーの自由度を高め、前後左右への素早いステップや切り返しを可能にしてくれますよ。

 

この「軽さ」と「足首の可動域の広さ」から生み出される機動力は、ドライブやカッティング(ゴールに向かって走り込むプレー)を得意とする選手にとっては必要不可欠。

特に機動力を求められるガードやフォワードの選手には「ローカットモデル」がおすすめと言えるでしょう。

 

ローカットバッシュのメリット②ハイカットモデルと比較して安価!

「ハイカット」や「ミドルカット」のバッシュと比べて安い価格で購入できるというのもローカットモデルの魅力の1つ。

なぜローカットモデルのバッシュが比較的安価なのかというと、種類やカラーが豊富に展開されているからです。

現在NIKE(ナイキ)やadidas(アディダス)をはじめとした多くのスポーツブランドがバッシュを開発していますが、ここ数年でリリースされた新作モデルのほとんどがローカットモデル。

近年発売された新作のハイカットモデルは、特定の選手のためにデザインされ、その選手の名を冠したバッシュである「シグネチャーモデル」や過去に発売された人気モデルの復刻版などであり、そういったバッシュの価格帯はかなり高めに設定されています。

一方、多くのモデルがリリースされているローカットモデルは、似たような性能のバッシュが幅広い価格帯で販売されているので、予算に合わせてバッシュを探すことが可能。

プレミアがつくようなレアモデルや人気ブランド・アニメなどとコラボした限定モデルを購入したい場合は話が変わってきますが、機能性を重視したバッシュを購入する際にはローカットのバッシュの方がお財布に優しいと言えるでしょう!

 

ローカットバッシュのメリット③カラーやデザインなどが種類豊富!他の選手と被りにくい!

先ほど価格について触れましたが、そもそもローカットモデルが最も種類が豊富なので、多くのカラーやデザインの中から自分好みの1足を選ぶことができるというのも大きなメリットの1つでしょう。

例えばピンクのバッシュが探した場合、ローカットモデルでは複数の候補があってもハイカットモデルではほとんど候補がないか、あったとしても1足あたり2万円以上する高級モデルばかりというのが現状。

流行の変化によってローカットモデルが主流となった今、モデルの数はもちろん、カラー展開においてもローカットの方が種類が多くなっているというわけですね。

さらに、人気モデルは他のアパレルブランドや人気アニメとのコラボモデルもリリースされることがあるので、種類の差はますます広がるばかりです。

 

また、部活やクラブなどでバッシュの色を指定されることもあるかと思いますが、色を指定されてもチーム内で他の選手と被らない個性を出せるのも種類が豊富なローカットモデルの良さ。

練習などでウェアやバッシュで個性を出したい方は、よほどカットの高さにこだわりがない限りローカットモデルがおすすめだと言えるでしょう!

 

バッシュ(バスケットシューズ)が「ローカット」だと生じるデメリット2選

ローカットモデルのバッシュのメリットは理解していただけたと思います。

ここまでだと「ローカットモデル以外を選ぶ必要ってあるの?」と思ってしまう方も多いでしょう。

ただ、当然ローカットモデルにもデメリットはありますよ。

今回ご紹介するデメリットは以下の2つです。

 

【バッシュが「ローカット」だと生じるデメリット2選】

  • 足が固定されない分、ハイカットよりも脱げやすくなってしまう
  • ハイカットに比べて安定感が下がる。捻挫癖の人には向かないことも

 

どのバッシュにもメリットがあればデメリットもあります。

些細な問題であればスルーしても良いですが、特にプレーに直結するデメリットは注意深く確認することが重要です。

バッシュを購入する予定がある方は、ここで紹介するデメリットを理解した上で、最も自分に合った一足を探すようにしてくださいね!

 

ローカットバッシュのデメリット①足首まで固定されない分、ハイカットよりも脱げやすくなってしまう

ローカットモデルのバッシュのデメリットの1つは「脱げやすさ」だと言えるでしょう。

足首までしっかり覆われて固定される「ハイカット」や「ミドルカット」に比べて、くるぶしの下までしか覆われていないローカットモデルのバッシュはどうしても足との接触面積が少なくなってしまいます。

着脱しやすいと言えば聞こえはいいですが、プレー中にバッシュが抜げてしまってはせっかくのチャンスを無駄にしてしまうかもしれませんよね。

 

もちろん近年リリースされているバッシュは性能面もかなり高いものばかりですので、普通にプレーしていて脱げてしまうことはほとんどありません。

ただ、インサイドでの接触プレー時や混戦時に足を踏まれた時などの特殊な状況では靴が脱げてしまう可能性があるというわけです。

実際、世界最高峰のバスケットボールリーグであるNBAの試合を見ていても、相手との接触時にバッシュが脱げてしまったものの、試合が止まるまではそのままプレーを続行しているシーンもたまに見かけますよ。

かなり特殊な状況に限った話なので心配しすぎる必要はありませんが、特にインサイドで多くプレーする選手は把握しておいた方がいいポイントと言えるでしょう。

 

また、単にバッシュが脱げやすいという問題であれば、「インソール」や「靴紐」を見直すことで改善するかもしれません。

インソールの中にはフィット感を向上させてくれるものも多くありますし、靴紐の種類や結び方を変えることで足と靴の一体感を向上することもありますよ。

もしすでに購入してしまったバッシュが脱げやすくて困っているという方は、これらの部分的なパーツの見直しをしてみてはいかがでしょうか?

 

ローカットバッシュのデメリット②ハイカットに比べて安定感が下がる。捻挫癖の人には向かないことも

よく言われることですが、ローカットモデルのバッシュはハイカットやミドルカットに比べて「安定感」に欠けるというのもデメリットの1つでしょう。

バッシュの「安定感」とは、相手との接触時やジャンプの着地時などに足元がグラグラせず、地面を捉えられる感覚のこと。

バスケにおいて足元の安定感は非常に重要で、間接的な怪我の防止につながっているのはもちろん、次のプレーへの動きをスムーズに行うことができるためパフォーマンスの向上にもつながっていますよ。

ローカットモデルのバッシュは足首が固定されていない分機動力には優れていますが、安定感はどうしても劣ってしまう傾向にあります。

 

ただ、近年のローカットモデルは新技術の開発などによってかなりの安定感を持つようになっています。

普通の人が使う分には安定感についてもさほど気にならないと感じるはず。

ではどんな時にこのデメリットが問題になるかというと、捻挫などの足首の怪我の癖がある方がバッシュを選ぶ時です。

一度重度の捻挫をしてしまうと、損傷した靭帯が完全に回復しきらないケースも多く、治った後も足首がグラグラと不安定になってしまうことがあります。

靭帯が回復不十分な状態でのプレーが新たな捻挫につながりやすいというのは簡単に想像がつきますよね。

いわゆる捻挫癖のような問題を抱えている方はバッシュ選びの際に安定感に優れたハイカットモデルのバッシュを選択するのも手だと言えるでしょう。

なんとしてもローカットモデルを購入したいという方は、安定感を向上させてくれる「インソール」を合わせて使用することで改善することもあるので試してみてくださいね!

 

よく言う「ローカットのバッシュは捻挫しやすい」は嘘

バッシュを探していると、「ローカットのバッシュは捻挫しやすい」という情報を見かけることがあると思います。

その理由は単純で、ローカットモデルのバッシュは足首が固定されないので、ハイカットやミドルカットに比べて捻挫につながりやすいというわけです。

ただ、近年の研究によってこの情報には十分な根拠がないということが発表されました。

根拠となる論文のうちの1つのリンクを貼っておくので参考にしてください。

参考論文:The influence of basketball shoes with increased ankle support on shock attenuation and performance in running and jumping

 

つまり、捻挫をする確率はハイカットでもローカットでも変わらないということ。

むしろハイカットの方が着地した時の衝撃が身体に伝わりやすくなることで、身体への負担が大きくなる可能性すらあるようですね。

 

「ローカットのバッシュは捻挫しやすい」というのは嘘であり、現代ではもはや常識になりつつあります。

だからこそ、プロの選手たちはローカットのバッシュを履きますし、各スポーツブランドはローカットのバッシュばかりリリースするようになっているんですね。

 

ただ、捻挫しにくいのと安定感があるのは全く別の話。

ハイカットのバッシュの方が足首を固定するのは事実であり、これにより生じる足元の安定感はプレイヤーに安心を与え、結果的にプレーの集中力へと繋がります。

捻挫して復帰したばかりの方や捻挫癖がある方など足首の怪我への不安が大きい方は、「ハイカット」や「ミドルカット」を履くことで不安が解消される可能性もあるのでおすすめですよ。

実際、NBAでもアキレス腱断裂の大怪我を負った「デリック・ローズ」や”ガラスの足首”と呼ばれていた「ステフィン・カリー」を始めとしたスター選手も、自身のシグネチャーモデルとして「ディーローズ8」や「カリー2」などのハイカットモデルのバッシュを開発・着用しています。

とはいえ、ハイカットモデルを選ぶだけでは怪我を避けることはできません。

バッシュを選ぶ際には、カットの高さを気にするのではなく、履き心地や機能性など他の部分を重視するようにしてくださいね!

 

ローカットのバッシュ(バスケットシューズ)を選ぶ際に見ておくべきポイント2選!

さて、いよいよ実際にローカットモデルのバッシュを選ぶフェーズに移っていきます。

当然まずは自分の好みに合ったバッシュを選べばいいわけですが、購入する前に必ず確認しておきたいポイントが2つあります。

 

【ローカットのバッシュを選ぶ際に見ておくべきポイント2選】

  • つま先に余裕のあるものを選ぶ
  • 自分のポジションに合わせて選ぶ

 

いくらデザインがお気に入りでもプレーがしにくくなってしまっては元も子もありませんよね。

それぞれのポイントについて詳しく解説していこうと思いますので、買った後に後悔したくない方はぜひ参考にしてくださいね!

 

ローカットのバッシュ(バスケットシューズ)を選ぶ際のポイント①つま先に余裕のあるものを選ぶ

これはローカットモデルに限った話ではありませんが、バッシュは「つま先に余裕のあるもの」を選ぶことが重要です。

ローカットモデルは脱げやすいイメージから、ついつい足のサイズぴったりのものを購入してしまいがち。

しかし、素早いステップや急な方向転換で足への負担が大きくなるバスケでは、シューズに余裕がないと痛みや足の変形の原因になりかねませんよ。

もちろん大きすぎるシューズも動きにくくなってしまうのでNG。

理想は足の指先と靴の先の間に0.5 cm〜1.0cmの空間ができるくらいの余裕がある状態です。

 

また、靴のサイズとは単に縦の長さが合っていればいいというわけではありませんよ。

足の横幅や甲の高さも非常に重要な要素です。

特に日本人をはじめとしたアジア人の骨格は欧米の人種に比べて「甲高幅広(はばひろこうだか)」な足の形をしている人が多くいます。

アシックス(ASICS)やミズノ(MIZUNO)をはじめとした日本発祥のメーカーは比較的足にフィットしやすいと思いますが、ナイキ(NIKE)やアディダス(adidas)などの海外発祥のメーカーでは要注意。

サイズ表記だけで購入すると、いざ履いてみた時に横幅が狭かったり甲が当たって痛かったりして履けないケースもあります。

普段履いている靴の横幅を参考にすればそれほど大きなズレはないと思いますが、時間に余裕のある方は一度店舗などで試し履きをしてから購入することをおすすめしますよ!

 

適切なサイズのシューズを選択するれば、マメや捻挫などの怪我を防止することができるだけでなく、シューズが持つ本来の機能性を引き出すことでパフォーマンスの向上を狙うことができるはず。

せっかく買うバッシュですから、最大限に有効活用するためにもサイズにこだわってみてくださいね!

 

ローカットのバッシュ(バスケットシューズ)を選ぶ際のポイント②自分のポジションに合わせて選ぶ

ローカットのバッシュを選ぶ際は自分のポジションを考慮して選択するようにしましょう。

バスケットボールには「ポイントガード」「シューティングガード」「スモールフォワード」「パワーフォワード」「センター」の5つのポジションがあり、それぞれが違った動きや役割を求められます。

一般的にローカットモデルは長時間コートを走り回る機動力を武器にするプレイヤーに向いているので、「ポイントガード」や「シューテイングガード」、「スモールフォワード」のポジションの選手におすすめのバッシュです。

逆に「パワーフォワード」や「センター」などのインサイドで相手と接触しながらリバウンドやシュートすることを求められるプレイヤーには、足元に安定性を提供してくれるハイカットモデルの方が理にかなっていると言えるでしょう。

 

ただ、近年のバスケの流行を考えると、必ずしもポジションだけでは分類できないというのも事実。

ポイントガードがリバウンドを取ったり、センターがオフェンスの司令塔をしたりと、全ての選手がより多くの役割をこなすことが求められるようになりつつある現代バスケにおいては、機動力を必要としないポジションはないと言っても過言ではありません。

実際、世界最高峰のバスケットボールリーグであるNBAや日本最高のバスケリーグであるBリーグでは、パワーフォワードやセンターの選手たちもほとんどがローカットモデルを着用していますよ。(2025年11月4日時点)

”ポジションレス化”が進んだ現代だからこそ、ポジションだけでなく、自分のプレースタイルまで考慮してバッシュを選ぶようにしてくださいね。

 

自分には適してる?ローカットのバッシュ(バスケットシューズ)がおすすめなポジション

先ほどもお伝えしたように、ローカットモデルのバッシュがおすすめなポジションは「ポイントガード」「シューティングガード」「スモールフォワード」の3つです。

足首を自由に動かすことができるので高い機動力を発揮しやすいローカットモデルは、スピードを活かしたプレーが求められるアウトサイドよりのポジションのプレイヤー達に適しているからですね。

 

じゃあパワーフォワードやセンターなどのインサイドを主戦場とするプレイヤーたちはローカットモデルを避けるべきかというと、そういうわけではありません。

現にNBAやBリーグなどに所属するプロ選手でも、インサイドプレイヤーの多くがローカットモデルのバッシュを着用しているんですよ。

2010年代に流行った、センター以外の4人が全員スリーポイントラインの外側でプレイする「ストレッチ・フォー」という戦術や、近年ではセンターまでもがアウトサイドでプレーする「ストレッチ・ファイブ」という戦術までもがメジャーになりつつあるわけです。

この流行を受け、パワーフォワードやセンターの選手たちはゴール下での安定感よりもコートを走り回る機動性を重視するようになっています。

そう考えると、ローカットにするかハイカットにするかと悩んでいる方はポジションだけでなくプレースタイル重視で選ぶ必要があると言えるでしょう!

たとえ身長が高かったとしても、自分はフィジカルよりも機動力でを重視するというのであれば、ポジションに関わらずローカットモデルの洗濯がおすすめですよ。

この後はおすすめなローカットモデルのバッシュをご紹介していきますので、インサイドプレイヤーのみなさんも自分に合ったモデルがないか探してみてくださいね!

 

【メンズ・レディース・キッズ】ローカットモデルの
おすすめバッシュ(バスケットシューズ)42選

ここまでの内容で、ローカットモデルのバッシュが自分に合っていると感じた方は多いのではないでしょうか?

全てのポジションに機動力が求められる現代バスケにおいて、ローカットモデルが合わない方はほとんどいないと言ってもいいでしょう。

ただ、最近発売されている新作モデルはほとんどがローカットモデルなので、その中から自分に合った一足を探すのは至難の業ですよね。

そこで、ここからはローカットモデルを購入しようと思っている方に特におすすめのバッシュを42種類ご紹介していこうと思いますよ。

メーカーごとに「メンズ」「レディース」「キッズ」それぞれのおすすめモデルについて、特徴や基本事項(サイズ展開、カラー展開、価格など)を解説していますので、ローカットモデルのバッシュを購入する際には参考にしてみてくださいね!

 

ちなみに、シューズ名の後ろに「GS」という文字がつくことがありますが、これはNIKE(ナイキ)の専門用語で「Grade School(小学校)」の略。

つまり、6歳から12歳または14歳までの子供に向けて作られたジュニア用サイズのバッシュだということですね。

でも実際「GS」の最大サイズは25cmですから、レディースサイズと大差ありません。

逆に言えば、足のサイズが25㎝以下の女性の方は「GS」モデルも選択肢の1つとして見ていただければと思いますよ。

 

ナイキ(NIKE)(メンズ・レディース)サブリナ 2(SABRINA 2)

2020年WNBAドラフトにて全体1位指名を受けた歴代屈指の3ポイントシューター「サブリナ・イオネスク」。

ナイキ(NIKE)からシグネチャーモデルが発売された史上初のWNBAプレイヤーです。

そんな史上初の偉業を塗り替え続けるサブリナ選手を象徴するモデルとして、”プレイヤーのさらなる進化をサポートする一足”というテーマで開発されたサブリナ2。

長距離ランナーのために作られたクッション素材「Cushlonフォーム」やナイキを代表するテクノロジーである「Zoom Air」などナイキの最新技術が詰め込まれています。

長時間の試合を戦っても快適な履き心地を維持するだけでなく、反発による推進力や粘着性の高い「トラクション(すべりどめ)」などコート上でディフェンスを引きはがすための機動力を高める性能。

まさに「ローカット」との相性抜群な機能性と言えるでしょう!

サブリナ選手は身長が180㎝あるので、サイズ展開も広く、女性だけでなく男性にもおすすめできる一足だと思います。

 

ナイキ(NIKE)(メンズ)ジャ 2 EP(JA 2)

NBAで活躍するスーパースター「ジャ・モラント」選手のシグネチャーモデル第2弾。

シューズ名のあとについている「EP」はEngineered Performance(エンジニアード・パフォーマンス)の頭文字をとったナイキの専門用語で、アジア人向けにオリジナルよりもシューズの横幅が広めに作られた特別モデルであることを意味していますよ。

NBAでも屈指の身体能力を誇るガードであるモラント選手。

そんな彼のパフォーマンスを向上させる一足として開発された「ナイキ ジャ 2」には、前足で踏み込んだ際に反発を推進力に変える「Air Zoomユニット」や足の形にぴったりフィットするミッドソールなどが搭載されています。

また、シューズの重量を少しでも軽くするため、サポート性を落とさないギリギリまで土踏まず部分の素材を削り取ったデザインに変更。

相手をドライブで抜き去る際に必要な垂直方向への加速力や相手の素早い動きに対応するために必要な機動力を求めている方におすすめのモデルと言えるでしょう。

 

ナイキ(NIKE)(メンズ)G.T. カット アカデミー EP(G.T. CUT ACADEMY EP)

ナイキの人気シリーズ「G.T. CUT」の性能を再現しつつ、価格を抑えて作成された”エントリーモデル”とも呼べる一足。

体育館、公園、家の前など室内外や地面の素材といった環境を問わず使用できる性能(マルチコートトラクション)を持っており、特に外コートでの練習が多い方にはおすすめなモデルです。

アウトソールには「XDR(Extra Durable Rubber)」という軽量ながら高い耐久性をゴム素材を使用し、すべる砂の上でも高いグリップ力(すべりにくさ)を発揮。

急なストップや加速を自由自在に実現させてくれるため、ステップバックジャンパーやバックドアカットなど相手ディフェンスとのスペースを作るプレーをする際には大きな助けとなってくれることでしょう。

 

ナイキ(NIKE)(メンズ)ヤニス/ズーム フリーク 5 EP(ZOOM FREAK 5 EP)

NBAを代表するパワーフォワードである「ヤニス・アデトクンボ」のシグネチャーモデルの第5弾。

先述したように、アジア人向けに幅広な型で作成された「EP」モデルです。

足の母指球部分に配置されたZoom Airによって踏み込みに対する反発力を推進力に変えられる構造となっており、すばやい第一歩から一気にトップスピードまで加速することが可能。

またヤニスの常人離れした脚力から足への負担を守るほどのクッション性を備えているため、激しい試合の中でも最後まで高いパフォーマンスを発揮することができるはずですよ!

パワーフォワードのようなインサイドを主戦場とするプレイヤーの中でも、ドライブやカッティングなど機動力を求めている方にはおすすめのモデルだと言えるでしょう。

 

ナイキ(NIKE)(メンズ・レディース)ジャ 1(JA 1)

先ほども登場した「ジャ・モラント」選手のシグネチャーシリーズ初代にあたるモデル。

最大の特徴は、足の中央部分にシューズがぴったりとフィットする「ダイナミックロックダウン」という技術。

足とシューズの一体感が非常に優れているので、素早いフットワークや垂直方向へのドライブの際にもイメージ通りのプレイを実現可能にしてくれますよ。

他にも、爆発的な加速を生み出すための前足部分の「Zoom Air」や高いジャンプからの着地の際にも足への衝撃を和らげてくれるクッション性の高いミッドソール、足首とかかとの安定感を高める”スウィッシュ(ナイキのロゴ)”の形をしたストラップなどテクノロジーが満載。

プレイヤーの機動力を高める機能性に優れていることから、ローカットとの相性も良いモデルだと言えるでしょう!

 

ナイキ(NIKE)(メンズ)レブロン 18(LEBRON XVIII)

・サイズ展開:24.5cm~31.0cm
・カラー展開:7色
・価格:22,000円(税込)

 

NBA屈指のオールラウンダーであり、”キング”という異名を持つスーパースター「レブロン・ジェームズ」。

「レブロン 18(LEBRON XVIII)」はそんなレブロンのシグネチャーモデル第18弾です。

35歳ながら驚異のパワーとスピードを持っていたレブロンの足をサポートすることに特化したモデルであり、当時ロサンゼルス・レイカーズに所属していたレブロンは、このバッシュを履いて自身4度目となるNBA優勝を果たしています。

「レブロン 18(LEBRON XVIII)」の最大の特徴は、足のつま先と踵(ヒール)に搭載された「Zoom Air」と「Max Air」の共存。

反発力によってスピードをもたらす「Zoom Air」と衝撃を吸収する「Max Air」が重なった構造が採用されており、前作のレブロン17とミッドソールの厚さは変わらないまま軽量化を実現しているんですよ!

また、レブロン17で好評だったニット構造のアッパー「KnitPosite(ニットポジット)」も引き続き採用し、通気性を保ちながら足の形にピッタリとフィットする一体感を実現しています。

ローカットの欠点である安定感のなさをアッパーの構造によって解決した、最先端のバッシュの1つと言えるでしょう!

 

ナイキ(NIKE)(メンズ)ピージー 4(PG4)

・サイズ展開:24.0cm~29.5cm
・カラー展開:31色
・価格:14,300円(税込)

 

ディフェンスとオフェンスの両方を非常にハイレベルにこなすNBA屈指の2wayプレイヤー「ポール・ジョージ」。

「ピージー 4(PG4)」はそんなポール・ジョージのシグネチャーモデル第4弾です。

ロサンゼルス・クリッパーズに移籍し、オフェンスのスタイルが3ポイント主体に変化したことで、シグネチャーモデルの性能も3作目までとは大きく異なるものになりました。

最大の特徴は、つま先から踵までの全てを覆う大きさのズームエアをミッドソールに縫い付けたクッション技術「Nike Air Dot Weld Strobel(ナイキ エア ドット ウェルド ストロベル)」

過去のモデルよりも快適な履き心地と高いクッション性を誇り、長時間走り回るシュータープレイを求められる選手にはおすすめのモデルと言えるでしょう!

 

ナイキ(NIKE)(メンズ)カイリー ロー 3 EP(KYRIE LOW 3 EP)

・サイズ展開:24.0cm~29.5cm
・カラー展開:16色
・価格:14,300円(税込)

 

類稀なハンドリングスキルを持ち、日本人のファンも多いNBAのスーパースター「カイリー・アービング」。

「カイリー ロー 3 EP(KYRIE LOW 3 EP)」はオリジナルである「カイリー 3 EP(KYRIE 3 EP)」のローカットモデル第3弾です。

シリーズ6作目のカイリー6と同様に、シューレース(靴紐)部分を覆うストラップが付いているのが特徴であり、これによって足とシューズの一体感を高めているんですよ!

カイリーのように変幻自在なドリブルを・・・というのは難しいかもしれませんが、機動力や俊敏性を求めているプレイヤーにはおすすめの一足と言えるでしょう!

 

ナイキ(NIKE)(メンズ)ヤニス/ズームフリーク 2(ZOOM FREAK 2)

・サイズ展開:25.5cm~31.0cm
・カラー展開:14色
・価格:14,300円(税込)

 

先ほどもご紹介した「ヤニス・アデトクンボ」選手のシグネチャーモデル第2弾。

最大の特徴は、靴紐を絞めるだけで足をしっかりと固定することができる全体構造にあります。

アッパー(足の甲を覆う部分)に伸縮性のある生地を使用し、締め付けや圧迫などによる足へのストレスを軽減しつつも足にしっかりフィットするようになっているので、長時間履いていても疲れにくい快適な履き心地を提供してくれますよ。

また、ミッドソールが柔らかくて反発力に優れたフォームで作られており、足とシューズとの一体感もあいまって、まるで素足でプレーしているかのようにイメージ通りの自由なステップを実現することが可能。

「ギャロップステップ」や「ユーロステップ」のように、ステップで相手を抜き去る機動力が求められる選手にはおすすめな一足だと言えるでしょう。

 

ナイキ(NIKE)(メンズ)コービー マンバ フューリー EP(KOBE MAMBA FURY EP)

・サイズ展開:25.0cm~30.0cm、31cm、32cm
・カラー展開:10色
・価格:19,999円(税込)

 

NBAのレジェンド「コービー・ブライアント」のシグネチャーモデルの1つである「コービー マンバ フューリー EP(KOBE MAMBA FURY EP)」。

さっきもお伝えしたように、ローカットが全世界で主流となったのはコービーの影響が大きく、そんなコービーのシグネチャーモデルとして流行の先駆けとなった一足です。

非常に人気が高く、すでにプレミアな値段がついているモデルも多くありますが、それだけバッシュとして優れている証拠。

デザインは10種類ありどれもシンプルで、非常に軽量ながら足へのフィット感が高い素材を使用していて履き心地が良いですよ!

 

ナイキ(NIKE)(メンズ)ズームライズ 2(ZOOM RIZE 2)

・サイズ展開:22.5 cm~32.0 cm
・カラー展開:5色
・価格:15,500円(税込)

 

2019年より発売されているナイキの新シリーズ「ズームライズ (ZOOM RIZE)」の第2作目。

「ズームライズ (ZOOM RIZE)」は、有名な「ハイパーダンク」シリーズが終了した際、その後釜として開発が始まったシリーズ。

「ズーム BB NXT」のテイクダウンモデル(オリジナルよりも機能を簡略化し、より安い価格で販売されるモデル)と位置付けされているようです。

「ズームライズ 2(ZOOM RIZE 2)」の最大の特徴は、そのエネルギーリターンの高さ。

踵に大きな「Zoom Air」が搭載されているため前作よりもソールが分厚くなっているものの、その分高い衝撃吸収力と反発力を発揮し、足の力を無駄なく推進力に変えることができるようになっていますよ。

さらに、機能性を損なわないギリギリまでソールを削ることで、前作よりも軽量化を実現。

試合中、コートを走り回る機動力を求めているプレイヤーにおすすめの一足と言えるでしょう!

 

ナイキ(NIKE)(メンズ)ジョーダン リアクト エレベーション(JORDAN REACT ELEVATION)

・サイズ展開:24.0cm~30.5cm
・カラー展開:7色
・価格:10,980円(税込)

 

「ジョーダン リアクト エレベーション(JORDAN REACT ELEVATION)」は2020年7月にリリースされたモデルで、NBAでは「ルカ・ドンチッチ」や「ブラッドリー・ビール」らスター選手が着用していたことで知られています。

シューズの名称にもあるように、ヒール部分にナイキ史上最も反発力に優れたフォーム素材「Nike React(ナイキ リアクト)」を搭載。

高反発でありながらクッション性(衝撃を吸収する力)も高く、軽くて耐久性もある。

バッシュが欲しがる要素を全て備えた、まさに万能な素材と言えるでしょう!

「Nike React(ナイキ リアクト)」は踵を覆う高さまで伸びており、アキレス腱への負担も軽減。

ローカット特有の不安定さをカバーしてくれるような構造になっているため、ローカットモデルとの相性は抜群です。

 

ナイキ(NIKE)(メンズ)エア ジョーダン 34 ロー(Air Jordan 34 Low)

・サイズ展開:22.0cm~32.0cm
・カラー展開:10色
・価格:19,800円(税込)

 

世界一有名なバッシュと言っても過言ではないエアジョーダンシリーズの第34作目「エア ジョーダン 34」。

オリジナルはハイカットでもローカットでもないいわゆる”ジョーダンカット”と呼ばれる高さに履き口がありますが、「エア ジョーダン 34 ロー」はそのローカットモデルに当たります。

このモデルの特徴はなんと言ってもその軽さ。

片足あたり360g(約レタス1個分)しかなく、1985年から続くエアジョーダンシリーズでも史上最も軽いとのことです。

このシューズのテーマである「バスケに必要な要素だけ」を追求した結果の軽さだそうですが、当然クッション性やグリップ力と言った性能も高い評価を受けているモデルなのでご安心くださいね。

NBAでも八村塁(はちむら るい)選手やルカ・ドンチッチ選手が実際に試合で着用している姿が目撃されているモデルです。

特に八村塁(はちむら るい)選手は、PE(プレイヤーズディション)と呼ばれるコラボモデル「ナイキ エアジョーダン 34 "八村塁”」もリリースされているので気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

 

ナイキ(NIKE)(レディース・キッズ)ヤニス/ズーム フリーク 1 GS(Zoom Freak 1 GS)

・サイズ展開:22.5cm~25.0cm
・カラー展開:6色
・価格:11,000円(税込)

 

3度目の登場、「ヤニス・アデトクンボ」選手のシグネチャーモデルである「ヤニス/ズーム フリーク(Zoom Freak)」シリーズ。

「ヤニス/ズーム フリーク 1 GS(Zoom Freak 1 GS)」はその第1作目のGS(小学生向け)モデルです。

シューズ裏の滑り止めが非常に特徴的で、アフリカの民族衣装「ケンテ柄」と「バラの花」をモチーフにした模様を採用。

おしゃれな模様に目が行きがちですが、当然機能性も抜群。

不規則な模様は多方向にトラクション(滑り止め)が効くよう計算され尽くした形なんだそうです。

素早い切り返しや激しいフットワークが必要とされるバスケットボールにおいて、この”どの方向でも滑りにくい”性質はとても役立ってくれるはずですよ。

デザイン性が高く、オレンジや青などのおしゃれなカラーリングもあるので、サイズが当てはまるようであれば女性にもおすすめの一足です。

 

ナイキ(NIKE)(レディース・キッズ)ジョーダン ワイ ノット ゼロ 3 SE GS(Jordan Why Not Zer0.3 SE GS)

・サイズ展開:22.5cm~25.0cm
・カラー展開:3色
・価格:11,000円(税込)

 

続いてレディースやキッズの皆さんに向けてご紹介するのは「ジョーダン ワイ ノット ゼロ 3 SE GS(Jordan Why Not Zer0.3 SE GS)」。

NBAで屈指の身体能力を誇るポイントガード「ラッセル・ウェストブルック」のシグネチャーモデル第3作目「ジョーダン ワイ ノット ゼロ 3(Jordan Why Not Zer0.3)」のSE(スペシャルエディション)と呼ばれるモデルですね!

「GS」はいつも通り小学生向けであることを示していますよ。

「SE(スペシャルエディション)」もまたナイキの専門用語で、オリジナルのモデルにさらに改良を加えた特別仕様のモデルであることを意味しています。

実際、オリジナルである「ジョーダン ワイ ノット ゼロ 3(Jordan Why Not Zer0.3)」はミドルカットのバッシュでしたが、SEモデルではより軽量なローカットモデルへ変更。

また、オリジナルにはついていた足中央部分を支えるベルト状のストラップが撤去され、アッパーの素材を変更することで足にしっかりフィットする構造へと進化しています。

ローカットへ変更したものの、かかとやアキレス腱を保護しつつも足首の動きを邪魔しないように履き口がかかとの部分だけ高くなっているというのもポイント高いですよ。

カラーリングはそれぞれ白、黒、オレンジを主体にした3色があるので、ユニフォームや練習技に合わせて選んでみてくださいね。

 

ナイキ(NIKE)(レディース・キッズ)チームハッスル D9(TEAM HUSTLE D9)

・サイズ展開:22.5cm~25.0cm
・カラー展開:14色
・価格:3,960円(税込)

 

バスケットボールから普段使いまで幅広く使用できるキッズ・ジュニア向けのバッシュとしてナイキが開発した「チームハッスル」シリーズ。

「チームハッスル D9(TEAM HUSTLE D9)」はその9作目となるモデルです。

外で走っても壊れにくい耐久性、足への負担を軽減してくれるクッション性、足の動きを妨げない柔軟性など、子どもたちの身体を守るための機能が考え尽くされた一足となっていますよ。

当然バスケットシューズとしても高い評価を受けていて、軽量で通気性が良いので履き心地も良く、長時間の試合でも快適にプレーすることが可能。

バスケ特有の素早いステップや急なストップなどにも対応できる優れものですので、スピードに乗ったプレーが得意な選手やミニバスで新しいバッシュを探している方にはおすすめのモデルと言えるでしょう!

 

ナイキ(NIKE)(レディース・キッズ)ジョーダン ジャンプマン 2020 GS(Jordan Jumpman 2020 GS)

・サイズ展開:22.5cm~25.0cm
・カラー展開:4色
・価格:8,980円(税込)

 

先ほどご紹介した人気モデル「エアジョーダン34」の性能を維持しつつ価格を抑えたテイクダウンモデルとして発売されたのが「ジョーダン ジャンプマン 2020(Jordan Jumpman 2020)」。

今回ご紹介するのは「GS」ですからそのジュニア版ですね。

体の出来上がっていないジュニア向けの製品のため本来のエアジョーダン34のような高い反発性は控えめですが、反対に安定感や耐久性といった身体を保護・サポートするための機能は高く設計されていますよ!

ローカットモデルではあるものの履き口のかかと部分が高く設計されているので、プレー中にシューズが脱げてしまうというトラブルも起こりにくい設計です。

レディースとしても使用可能ですが、初心者〜中級者向けのモデルと言えるでしょう!

 

ナイキ(NIKE)(レディース・キッズ)カイリー フライトラップ 3 GS(Kyrie Flytrap III GS)

・サイズ展開:22.5cm~25.0cm
・カラー展開:1色
・価格:12,320円(税込)

 

先ほどもご紹介した、歴代屈指のドリブラー「カイリー・アービング」選手。

「カイリー フライトラップ 3(Kyrie Flytrap III)」はそんなカイリー選手のシグネチャーシリーズ「ナイキ カイリー3」のテイクダウンモデルとしてリリースされました。

今回ご紹介しているのはその「GS(小学生向け)モデル」ですね!

ただ、テイクダウンモデルといっても”劣化版”ではないのがこのバッシュのすごいところ。

グリップ性やクッション性などのバッシュとして必要不可欠な性能は維持しつつ、足中央部にベルト状のストラップを搭載することで足とシューズの位置関係を固定し、フィット感を向上。

ローカットモデルの欠点である脱げやすさを解消し、安定感があって履き心地の良いバッシュヘと進化していますよ。

 

ジョーダン(JORDAN)(メンズ)ワン テイク 5 PF(One Take 5 PF)

発売当初はラッセル・ウエストブルック選手のシグネチャーシリーズのテイクダウンモデルとしてリリースされたものの、近年では第2のシグネチャーモデルとして人気視されている「ワン テイク(One Take)シリーズ」。

「ワン テイク 5 PF(One Take 5 PF)」はその第5作目に当たるモデルです。

スピード感のあるドリブルでゴールしたまで切り込み、バンクショットやダンクシュートで得点を量産するウエストブルック選手の足元を支える一足として、反発性の高い素材でジャンプや走っている時の加速をサポートしてくれる性能をしていますよ。

アイステイ(靴紐を通す穴の部分)の素材がつま先部分と一体化したデザインで、靴紐を締めることで足先までシューズがフィット。

コート状でのプレー時にも足をしっかり固定し、速攻などのスピード感のある動きの中でもイメージ通りのプレーを実現してくれる一足です。

 

ジョーダン(JORDAN)(メンズ)ザイオン3 PF(Zion 3 PF)

八村塁(はちむらるい)選手と同期の2019年NBAドラフト全体1位指名を受けたスター選手「ザイオン・ウィリアムソン」。

「ザイオン3 PF(Zion 3 PF)」はそんなザイオン選手のシグネチャーシリーズの第3弾です。

「PF」はプライベートフィット(Performance Fit)の略で、日本市場などに向けて作成された靴の横幅がやや広いモデルであることを指していますよ。

このモデルの特徴はザイオン選手のハードワークを称えたというデザイン性とナイキの最先端のテクノロジーが融合している点。

並外れた身体能力を持ち、地上でも空中でもコート状のあらゆる場面でゲームを支配するザイオン選手の足元を支える一足として、高いジャンプをサポートする反発性と着地時の衝撃を抑えるクッション性を高いレベルで両立。

また、側面にはプラスチックのプレートが配置されており、特に横方向の動きに対して足とシューズを固定することで、地面をしっかりと掴む接地感を向上させ、ローカットモデルが劣りがちな安定感も担保。

特に頻繁にジャンプをするパワーフォワードやセンターのようなプレイヤーにおすすめな一足です。

 

ジョーダン(JORDAN)(メンズ)ジョーダン エアー シリーズ PF ブラッドライン(NIKE JORDAN HAIR SERIES PF "Bloodline")

従来のジョーダンシリーズが男性のプレイヤー向けに作られていたのに対し、「ジョーダン エアー(JORDAN HAIR)」は特に女性プレイヤーや若い選手に向けて作成された新作モデルです。

もうおかわりだとは思いますが、「PF」は日本人向けの横幅広めなモデルという意味ですね。

今回はその中でも特にオリジナルの「エアジョーダン」のデザイン性に近い"Bloodline(血統)"というモデルをチョイス。

 

このモデルの最大の特徴は「アダプティブフィットケージ」と「ドロップインミッドソール」。

アッパー部分は軽量で通気性の良いメッシュ素材を使用し、その外側からフィット感を向上させてくれる「アダプティブフィットケージ」で覆うことで、足の形に合わせて靴が変形し、どんな状況でも快適な履き心地を実現。

さらに、インソールがミッドソールと一体化した構造である「ドロップインミッドソール」にはナイキの開発したクッション素材「クシュロン3.0フォーム」を使用し、着地時の安定感や地面との一体感を向上。

前後左右への素早い動きの中でも高いサポート性を発揮してくれる一足です。

 

アシックス(ASICS)(メンズ・レディース)グライドノヴァ FF 3(GLIDE NOVA FF 3)

アシックスの人気シリーズ「ノヴァ(NOVA)」のローカットモデル「グライドノヴァ(GLIDE NOVA)」。

「グライドノヴァ FF 3(GLIDE NOVA FF 3)」はその第3弾で、シュータン(靴の甲にある舌のようなパーツ)と足首部分が一体化したモノソック構造を採用したフィット感に優れたモデルです。

パーツが分裂していないことによって、足首周りは従来のシューズ同様の柔軟性を担保しながらも、足を包み込むような柔らかい履き心地を実現していますよ。

アッパー部分にはジャガードメッシュと呼ばれるデザインが採用されていて、履いた瞬間に足をピッタリと固定。

安定感のある軽やかなプレーをサポートしてくれる、男女問わずおすすめの一足です。

 

アシックス(ASICS)(メンズ・レディース)アンプレアルス ロー 2(UNPRE ARS LOW 2)
河村勇輝選手着用モデル

バスケットボールの激しい左右方向へのステップワークに着目して設計されたアシックスの人気シリーズ「アンプレアルス(UNPRE ARS)」。

「アンプレアルス ロー 2(UNPRE ARS LOW 2)」はその2作目のローカットモデルです。

アッパー素材と靴紐を通す”ハトメ”部分の構造の改良によってフィット感を向上させるとともに、サイドに設置されたウォールによって横方向へのブレを軽減。

また、アウトソールは地面との接触部分(接地面)の多いフラットな構造で、足をついた時のグラつきを抑制しやすい設計になっていますよ。

前作よりも足との一体感が向上し、力強いステップの際でも安定感に優れたモデルへと進化しました。

 

アシックス(ASICS)(メンズ・レディース)ノヴァサージ ロー 2(NOVA SURGE LOW 2)

アシックスの中でも特に「ジャンプ」にこだわったモデルとして開発された「ノヴァサージ(NOVA SURGE)」シリーズ。

「ノヴァサージ ロー 2(NOVA SURGE LOW 2)」はその第2弾のローカットモデルです。

ミッドソールに採用された「FF BLAST PLUS(FF ブラストプラス)」という新素材を採用し、ジャンプ時の踏み込みを吸収して高い反発力を与えることでバウンス性能が向上。

地面を蹴るつま先部分のソールが最も分厚く設計されており、反発力を最大限に活かしたより高いジャンプを実現するための設計がされていますよ。

リバウンドやゴール下でのシュートなど、高さが求められるプレーを得意とする選手には特におすすめなモデルです。

 

アシックス(ASICS)(メンズ・レディース・キッズ)グライドノヴァ FF(GLIDE NOVA FF)

・サイズ展開:23.0cm~30.0cm
・カラー展開:全5色
・価格:10,725円(税込)

 

先ほどもご紹介した、アシックス「ノヴァ(NOVA)」シリーズのローカットモデル「グライドノヴァ」。

その初代モデルに当たるのが「グライドノヴァ FF(GLIDE NOVA FF)」です。

靴の中に靴下を内蔵したような「インナーブーティー」構造を採用しており、ローカットモデル特有の脱げやすさとは無縁といっても良いほどのフィット感を実現してくれていますよ!

また、アシックスの独自技術「FLYTEFORMミッドソール」によるクッション性の高さも魅力の1つ。

流線型のかっこいいデザインで、軽量かつフィット性が高いことから、老若男女問わず、特にガードやフォワードのような機敏な動きを得意とする選手におすすめなモデルです。

 

アシックス(ASICS)(メンズ)ゲルバースト 24 ロー(GELBURST 24 LOW)

・サイズ展開:23.5cm~30.0cm、31.0cm
・カラー展開:1色
・価格:16,500円(税込)

 

ダッシュ時の前方向への推進力を高めることを追求して開発されているアシックス「ゲルバースト(GELBURST)」シリーズ。

1997年に初代が発売されてから現在まで開発が続き、リピーターが非常に多いことで知られる大人気モデルですね。

その24作目として開発された「ゲルバースト 24(GELBURST 24)」は、高速化するバスケに対応するための一足としてシリーズの中でも特にスピードに特化した性能を獲得しています。

横方向へのブレを抑制するアッパー構造、クッション性と反発性を両立したミッドソール、踏み込み時に不要な回転を抑制することで推進力の効率を高めたアウトソールなど、プレイヤーのパフォーマンスを限界まで引き出すための技術が詰め込まれた設計。

オリジナルモデルはミドルカットでの設計ですが、より機動力を求めるのであればローカットモデルの「ゲルバースト 24 ロー(GELBURST 24 LOW)」がおすすめです。

 

アディダス(adidas)(メンズ・レディース)アディゼロ セレクト 2.0 ロー(Adizero Select 2.0 Low)

アディダスのランニングシューズ「アディゼロ(Adizero)」シリーズの特徴を引き継ぎつつ、バッシュとして必要な機能性を備えたモデルとして開発された「アディゼロ セレクト(Adizero Select)」。

「アディゼロ セレクト 2.0 ロー(Adizero Select 2.0 Low)」はその第2弾にしてローカット使用のモデルです。

クッション性と反発性を両立し、次の一歩への踏み出しをサポートする「Bounceミッドソール」。

軽量で通気性がよく、長時間履いていても蒸れにくい履き心地の良さを提供する「テキスタイルアッパー」。

元々ランニングシューズだったこともあって全体としても非常に軽量で、公園の5on5でも、プロリーグの試合でも、試合終盤まで動き続けることができる機能性を持っていますよ!

スピード至上主義の現代バスケにおいて、特に機動力を重視するプレイヤーにおすすめと言えるでしょう!

 

アディダス(adidas)(メンズ)デイム 6(DAME 6)

・サイズ展開:24.5cm~37.5cm
・カラー展開:20色
・価格:15,400円(税込)

 

NBA屈指のオフェンシブガードである「ダミアン・リラード」選手のシグネチャーモデル第6弾。

世界最高峰のリーグでプレイするバスケットボール選手でありながら、プライベートではラッパーとして作曲を行うという「2つの顔」を持つリラード選手を象徴する一足として、バッシュと内側と外側のカラーを変えることで”2面性”を表現。

また、アディダスが開発した軽量かつ反発力に優れた新クッション技術「LIGHTSTRIKE(ライトストライク)ミッドソール」が搭載された初のバッシュとしても知られていますよ。

20種類ものカラーリングがあり、コート上だけでなくプライベートでも使用可能なスタイリッシュなデザインが特徴的なモデルです。

 

アディダス(adidas)(メンズ)ドン イシュー #2(D.O.N. Issue #2)

・サイズ展開:22.5cm~32.0cm
・カラー展開:32色
・価格:14,300円(税込)

爆発的なスピードと高い身体能力で得点を量産する、アディダス専属契約のNBAスター選手「ドノバン・ミッチェル」。

「ドン イシュー #2(D.O.N. Issue #2)」はそんなミッチェル選手のシグネチャーシリーズの第2弾にあたるモデルです。

シューズの名前にもなっている「ドン(D.O.N.)」とは、ミッチェル選手の座右の銘「Determination Over Negativity(ネガティブな気持ちを越える決意)」の頭文字をとったものだそうです。

アメリカンコミック「スパイダーマン」が大好きであることを公表しており、自身も”スパイダ”の異名を持つミッチェル選手。

カラーリングにはスパーダーマンのコラボモデルが数多く存在し、シュータン(靴の甲にある舌のようなパーツ)の裏にはスパイダーマンの顔がプリントされるなど遊び心満載のデザインも魅力の一足です。

 

アディダス(adidas)(メンズ)ハーデン Vol.4 × ダニエル・パトリック(Harden Vol.4 × Daniel Patrick)

・サイズ展開:26.0cm~37.5cm
・カラー展開:1色
・価格:20,900円(税込)

 

NBA史上最高のスコアラーの1人である「ジェームズ・ハーデン」のシグネチャーモデル第4弾「ハーデン Vol.4(Harden Vol.4)」。

アディダスが独自開発した新クッション技術「LIGHTSTRIKE(ライトストライク)ミッドソール」により、前作から軽量化と反発性を大幅にアップデートした一足としてリリースされたモデルです。

今回はその中でもロサンゼルスで活動するスポーツウェアデザイナー「ダニエル・パトリック」とのコラボモデルをご紹介しますよ。

ハーデン選手がロサンゼルス出身であることから実現したコラボレーションで、ノーマルモデルとは一線を画す圧倒的なグラフィックが特徴の一足です。

 

アディダス(adidas)(メンズ)プロ ブースト ロー(Pro Boost Low)

・サイズ展開:25.0cm~37.5cm
・カラー展開:1色
・価格:10,010円(税込)

 

2020年8月に発売されたローカットモデルで、高コスパと話題になった「プロ ブースト ロー(Pro Boost Low)」をご紹介。

アディダスの新技術「Boost(ブースト)」と「Lightstrike(ライトストライク)」の両方を組み合わせた新作モデルであり、アディダスのモデルの中でもかなり高いクッション性を誇りますよ。

また、反発性にも優れた性能を持ち、着地の衝撃をうまく吸収して次の一歩を蹴り出す推進力へと効率的に変換するエネルギーリターンに優れたモデルでもあります。

さらに、結び目がなくロック機構で靴紐の調整を行う「コードシューレースシステム」が採用されており、フィット感が高いのはもちろん、使用時に紐が解ける心配がないため常に高いパフォーマンスを発揮することが可能な一足です。

 

アディダス(adidas)(メンズ)マーキー ブースト ロー(Marquee Boost Low)

・サイズ展開:25.5cm~29.5cm
・カラー展開:33色
・価格:16,500円(税込)

 

アディダスの過去モデルの特徴を継承しつつ、長時間プレイできる快適性に重きをおいて開発された「マーキー ブースト(Marquee Boost)」。

「マーキー ブースト ロー(Marquee Boost Low)」はそのローカットモデルです。

NBAではオールラウンドプレイヤーの「ブランドン・イングラム」選手が着用したことで話題となった一足で、そのクラシカルなデザインは非常に魅力的。

ただ、このバッシュの魅力はもちろんデザインだけではありません。

着地時の衝撃を推進力に変える効率の良いエネルギーリターンが可能な「Boost(ブースト)クッション」の搭載。

足首をサポートするためのパッドがついた履き口。

耐久性とグリップ性(滑りにくさ)を備えたヘリンボーンアウトソール。

アディダスの最新テクノロジーが詰まったハイスペックなバッシュとなっていますよ。

 

アディダス(adidas)(レディース・キッズ)デイム 7(Dame 7)

・サイズ展開:22.5cm~32.0cm
・カラー展開:1色
・価格:15,400円(税込)

 

先ほどもご紹介した、NBA屈指のオフェンシブガード「ダミアン・リラード」選手のシグネチャーモデル第7弾です。

前作デイム6に引きつづき「Lightstrike(ライトストライク)クッション」が搭載され、軽量でクッション性・反発性を高いレベルで両立した一足に仕上がっていますよ。

また、サイズ幅が広く子供から大人まで着用可能なうえ、ピンクやオレンジといった女性向けのカラーも魅力の1つと言えるでしょう!

バスケの激しい動きにも対応できるよう足の形に合わせてシューズが変形する柔軟性を持ち合わせているので、リラード選手のように素早いターンやキレのあるステップを得意とするスピードプレイヤーにおすすめのモデルです。

 

アディダス(adidas)(レディース・キッズ)ドン イシュー #1 GS(D.O.N. ISSUE #1 GS)

・サイズ展開:22.5cm~25.0cm
・カラー展開:1色
・価格:14,740円(税込)

 

またまた登場、ドノバン・ミッチェル選手のシグネチャーモデル「ドン イシュー(D.O.N. ISSUE)」。

「ドン イシュー #1 GS(D.O.N. ISSUE #1 GS)」はその第1弾にして、小学生向けのモデルです。

リリース当時にデザインが話題になった一足で、ミッチェル選手が大好きなアメリカン・コミックス映画「スパイダーマン」に登場する「ステルススーツ」というアイテムがモチーフになっているそう。

僕は知らなかったのですが、「#1」という表記もアメコミの漫画で「第1巻」を表すときに使われるものなんですね。

こだわりが詰まっていますよね。

当然機能面も優秀で、アディダスの新技術「Boost(ブースト)クッション」が搭載されたミッドソールによって高いクッション性と反発性を持っていますよ。

また、かかと部分には専用パッドがついており、ローカットの欠点である脱げにくさを保管してくれているので履き心地に安定感があるのも高評価ですね。

スピードに乗ったプレーを得意とするプレイヤーにおすすめのモデルと言えるでしょう!

 

アディダス(adidas)(レディース・キッズ)ハーデン ステップバック(Harden Stepback)

・サイズ展開:22.5cm~24.5cm
・カラー展開:1色
・価格:6,152円(税込)

 

NBAで過去3度の得点王を受賞しているジェームズ・ハーデン選手の代名詞ともいえる必殺技「ステップバック」の名を冠したモデル。

位置づけとしてはバーデン選手のシグネチャーシリーズのテイクダウンモデル(機能性を維持したまま価格を下げて開発されたモデル)に当たるようです。

ミッドソールには「Bounceクッション」を採用し、クッション性と反発性を高いレベルで両立。

アウトソールの滑り止めの模様は「ハーデンVol.4」に採用されたものを引き継いでおり、グリップ力もかなり高評価。

コストパフォーマンスが非常に高いモデルですので、すぐにサイズが合わなくなってしまいがちな成長期の足にもおすすめな一足だと言えるでしょう!

 

ニューバランス(new balance)(メンズ・レディース)ヘシー・ロウ v2 AP2(HESI LOW v2 AP2)

ニューバランスから”軽量でクイックレスポンスに優れたモデル”として発売された「HESI LOW」シリーズ。

「ヘシー・ロウ v2 AP2(HESI LOW v2 AP2)」はそのシリーズ第2弾となるモデルです。

高い評価を受けた前作「ヘシー・ロウ(HESI LOW)」の特徴を継承しつつ、クッション性とトラクション性能(滑りにくさ)が大幅にアップデート。

シリーズを通じた特徴であるミッドソール全面に配置されたクッション素材「FuelCell(フューエルセル)」が高い反発性を発揮し、走り出しの際に素早く一歩踏み出すことを可能にしてくれています。

新たに採用された「360度ヘリンボーンパターン」によって、すべての方向への等しい反応速度での移動を実現。

バッシュにスピードや敏捷性へのサポート機能を求めているプレイヤーにおすすめの一足です。

 

ニューバランス(new balance)(メンズ)オムニス ロー(OMN1S LOW)

2度のNBA制覇を経験しているスター選手「カワイ・レナード」選手が、ニューバランスと契約した2019年に着用していたとして知られているモデル「オムニス(OMN1S)」。

「オムニス ロー(OMN1S LOW)」はそのローカットモデルです。

モデル名の「オムニス(OMN1S)」は”すべて”を意味するラテン後「omnis」に由来しているそうで、何でもこなせる万能プレイヤーのために作成されたバッシュであることから名づけられたそう。

2025年11月時点では日本のニューバランス公式ショップでの販売はされていないそうで、楽天やAmazonなどのネットショップでのみ購入可能となっています。

カワイ選手の愛称「crow(鉤爪)」をイメージさせるような爪のデザインと高いパフォーマンスを引き出す機能性を両立させたハイスペックなモデルと言えるでしょう!

 

アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)(メンズ)ホバー ハボック 3(HOVR Havoc 3)

・サイズ展開:25.0cm~27.0cm
・カラー展開:16色
・価格:13,750円(税込)

 

”無重力空間にいるような履き心地”という謳い文句で知られるアンダーアーマーのクッション技術「ホバークッショニング」を搭載した「ホバー ハボック」シリーズ。

アンダーアーマーがスポンサーを務めていた2019年、渡邊雄太選手や馬場雄大選手など男子日本代表メンバーが着用していたバッシュ(当時は「ホバー ハボック2」)としても知られているシリーズです。

シリーズ3代目に当たる「ホバー ハボック 3(HOVR Havoc 3)」は踵を包み込むようにホバークッショニングが配置されており、その高い衝撃吸収性能で着地やステップの際の横ブレを抑え、素早く次のプレーに進むことが可能。

さらに、ローカットモデルながらヒール部分が高く設計されており、かかとからアキレス腱までを広くサポートするとともにローカットの欠点である脱げやすさもカバーしてくれています。

試合中つねに安定したパフォーマンスを発揮したい選手、スピードや機動力を求める選手におすすめのモデルと言えるでしょう。

 

アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)(メンズ)カリー 6 ”ダブ ネイション”(Curry 6 “Dub Nation”)

・サイズ展開:25.5cm~30.0cm
・カラー展開:1色
・価格:26,400円(税込)

 

NBA史上最高のシューターと呼び声の高い「ステフィン・カリー」選手のシグネチャーモデル第6弾。

今回は特に「ウォリアーズの熱狂的なファン」を意味するスラング”ダブ ネイション”という名を冠するシューズをご紹介します。

ホワイト主体のシューズにウォリアーズのチームカラーであるブルーとイエローが差し色として使用された、まさにウォリアーズといったデザインが特徴的なモデル。

機能性も抜群で、アッパー(足の甲を覆う部分)の素材にはニットが採用されたことで通気性もよく、伸び縮みするためまるで靴下のような履き心地の良さが感じられます。

さらに、カリーシリーズ特有の抜群のグリップ力(地面を掴む力)は健在。

ヒールパッドが付いたことによってプレー中のズレやブレ、靴が脱げてしまうといったトラブルを防止してくれるため、ローカットモデルとの相性抜群の性能をしています。

素早い切り返しや急なストップ時にも安定したパフォーマンスを発揮したい方にオススメなモデルと言えるでしょう!

 

アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)(メンズ)スポーン 2(spawn 2)

・サイズ展開:23.0cm~35.0cm
・カラー展開:12色
・価格:8,855円(税込)

 

機動性やサポート性のバランスを重視したモデルとしてアンダーアーマーがリリースした「スポーン(SPAWN)」シリーズ。

シリーズ第2作目として「スポーン 2(spawn 2)」は、特にシューズのフィット感を追求したモデルとしてリリースされました。

足の骨格やプレー時の動きを解剖学(アナトミクス)の観点から分析し、通気性が良く足全体をしっかりとホールドしてくれるメッシュ素材のアッパーによって足を固定しながらも足の動きを邪魔しない設計となっているんだそう。

また、アンダーアーマーが独自に開発した軽量かつ高反発なクッション技術「マイクロG」によって、踏み込みを効率的に推進力に変換することが可能に。

試合中、正確で素早い蹴り出しによってディフェンスを引き剥がすプレーを実現したい方にはおすすめのモデルと言えるでしょう!

 

アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)(レディース・キッズ)カリー スリー ゼロ III  GS(Curry 3Zer0 III GS)

・サイズ展開:22.5cm~25.0cm
・カラー展開:4色
・価格:17,710円(税込)

 

ステフィン・カリー選手のシグネチャーシリーズのテイクダウンモデル(性能は維持しつつ価格を抑えたモデル)に当たる「カリー スリー ゼロ(Curry 3Zer0)」シリーズ。

「カリー スリー ゼロ III  GS(Curry 3Zer0 III GS)」はその3作目の小学生向けモデルです。

シリーズ初となるローカットモデルであり、アンダーアーマー製のバッシュの中でも屈指のグリップ力(地面を掴む力)が最大の特徴と言えるでしょう!

ソールには「マイクロG(Micro-G)クッショニング」を搭載し、クッション性もさることながら、高い反発による推進力を実現。

また、ローカットになったことによって不安視される安定性のなさも、土踏まず部分に内蔵された「シャンク」によってシューズ内でのズレやブレを抑え込むことでカバーしてくれていますよ。

非常に軽量ながらサポート機能が充実した一足で、機動力を求めるプレイヤーにおすすめの一足と言えるでしょう。

 

Q4スポーツ(Q4SPORTS)(メンズ)495-LO

・サイズ展開:26.0cm~30.0cm
・カラー展開:7色
・価格:20,900円(税込)

 

デトロイト・ピストンズなどで活躍した元NBA選手のラングストン・ギャロウェイが、バッシュが好きすぎるあまり立ち上げてしまったスポーツブランド「Q4スポーツ(Q4SPORTS)」。

アメリカ合衆国ロサンゼルスに本社を置く企業で、過去にはギャロウェイ本人を含む計3選手(イートワン・ムーア、ラングストン・ギャロウェイ、ダレン・コリソン)とスポンサー契約を結んだ経歴があります。

今回ご紹介する「495-LO」はそんなQ4スポーツ(Q4SPORTS)から発売されたローカットモデルのバッシュ。

Q4スポーツ(Q4SPORTS)が開発したオリジナルクッションである「コンプレスクッション」や通気性がよく足にピッタリフィットする「ウルトラニットアッパー」、踵にしっかり固定して横ブレを防ぐ「ヒールカウンター」など技術がつまった一足になっていますよ。

日本の実店舗での発売はされておらず、2026年11月10日時点ではQ4スポーツ(Q4SPORTS)の公式サイトや他のネットショップで購入するのが最も有力な手段と言えそうですね。

 

まとめ

足首を覆う部分の生地が短く、履き口がくるぶしの下の高さまでしかない「ローカットモデル」。

足首が固定されないため可動域を広く保つことができ、コート上を走り回る機動力が求められる選手におすすめな性能を持ったバッシュです。

今回はそんなローカットモデルについてメリット・デメリットや選び方、さらにはおすすめのモデルをご紹介させてもらいました。

履いてみたいと思えるような一足は見つけることができたでしょうか?

 

最後に、あらためてローカットモデルのメリットとデメリットをまとめておこうと思います。

【ローカットモデルのメリット】

  • 軽量で動きやすい
  • 価格が比較的安い
  • 種類やデザインが多い

【ローカットモデルのデメリット】

  • ハイカットなどに比べて脱げやすい
  • ハイカットに比べて安定感に欠ける

 

かつては「捻挫をしやすい」という間違った理由で避けられていたローカットモデルですが、コービー・ブライアントの優勝や近年の研究によってその常識が変わり、今となってはもはや流行の中心。

確かに捻挫癖がある方にとっては足首のサポートになっているかもしれませんが、単に怪我の予防のためだけにローカットを避けていたのであればこの機会にぜひ試してはいかがでしょうか?

指先の余裕を0.5cm〜1.0cmほど確保することを忘れずに、自分の足のサイズや形状に合ったモデルを選ぶことができれば、怪我の防止つながるだけでなく、今までよりも高いパフォーマンスを発揮できる一足に出会えるかもしれませんよ。

皆さんが自分の相棒とも呼べるような一足に出会えることを願っています。

-バッシュ(バスケットボールシューズ)