NBA史上最高の呼び声も高い「マイケル・ジョーダン」。
NBAファンのみならず、バスケをやったことがなくてもジョーダンの名前だけは知っている方がいるほどに有名な選手です。
ただ、活躍したのが1990年代ということもあって最近NBAに興味を持ち始めた方の中にはジョーダンのプレーを知らない方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、そんなマイケル・ジョーダンがどれほど凄かったのかについてご紹介します。
現役時代の実績や伝説的エピソードをもとにジョーダンの魅力を語っていこうと思いますので、興味のある方は是非最後までご覧くださいね!
目次
NBAの「GOAT(史上最高選手)」って誰?
みなさんはNBAの「GOAT(Greatest Of All Time)」、すなわち史上最高選手って誰だと思いますか?
“バスケの神様”マイケル・ジョーダンやNBAの“キング”レブロン・ジェームズか。
主にこの2人が最初に名前が挙がると思いますが、1試合100得点の記録を持つウィルト・チェンバレンや11度のNBA優勝を誇るビル・ラッセルなんかも人によっては入ってくるかもしれませんね。
個人的には全盛期の強さだけを見れば6度の優勝と6度のファイナルMVPを受賞しているマイケル・ジョーダンですし、全人未踏度合いでいえばNBA史上唯一のキャリア通算40,000得点達成者であるレブロン・ジェームズだと思います。
NBAは偉大な選手が多いので、ただ1人史上最高選手を選ぶのは難しいですね!(汗)
この記事ではそんなGOAT候補の1人であるジョーダンの凄さについて語っていきますので、みなさんのGOATを決める材料としても使っていただければ嬉しいです。
マイケル・ジョーダンって何が凄いの?
“バスケの神様”と呼ばれるマイケル・ジョーダンですが、彼が史上最高の選手と負われる所以は、彼の「圧倒的な成績」と「社会的影響力」の2つがあると思います。
そこで、まずはその2つの観点からマイケル・ジョーダンの“凄さ”について見ていきましょう!
6度のNBA制覇を実現した超人的な身体能力と類稀な闘争心
主に1990年代に活躍し、スコッティ・ピッペンらと共にシカゴ・ブルズを6度のNBA優勝に導いたマイケル・ジョーダン。
垂直跳び122cmという驚異的な跳躍力によって繰り出されるダンクや対人での圧倒的なディフェンス力、そして重要な場面で試合を決めるシュートが打てる勝負強さを兼ね備えた選手です。
2度の3連覇(スリーピート)を達成した伝説のチームにおいて、その全てでファイナルMVPを受賞する絶対的なエースとして君臨したジョーダンは、10回の得点王、5回のシーズンMVP、14回のオールスター、11回のオールNBAチームなど個人成績も圧倒的。
数々の伝説的なシーンと共にNBAの顔として歴史になを刻んだシカゴ・ブルズの背番号「23」は、今後も永遠に語り継がれるべきNBA史上最高の選手の1人だと言えるでしょう。
【マイケル・ジョーダンの主な功績】
NBAチャンピオン:6回(1991〜1993, 1996〜1998)
NBAファイナルMVP:6回(1991〜1993, 1996〜1998)
シーズンMVP:5回(1988, 1991, 1992, 1996, 1998)
オールスター:14回(1985〜1993, 1996〜1998, 2002, 2003)
オールNBA
・ファーストチーム:10回(1987〜1993, 1996〜1998)
・セカンドチーム:1回(1985)
最優秀守備選手賞:1回 (1988)
オールディフェンシブ
・ファーストチーム:9回(1988〜1993, 1996〜1998)
得点王:10回(1987〜1993, 1996〜1998)
スティール王:3回(1988, 1990, 1993)
NBAの人気を爆発させ、世界的スポーツリーグに押し上げた影響力
マイケル・ジョーダンがリーグの顔として残した圧倒的な活躍は、アメリカ国内の主要リーグの1つに過ぎなかったNBAを世界的なスポーツリーグヘと成長させました。
その影響力は日本にも届いており、ジョーダンの存在は日本国内に空前のバスケットボールブームをもたらすと共に、「スラムダンク」などの漫画の爆発的人気や「エア・ジョーダン」によるスニーカーブームを引き起こしています。
その経済効果は1998年の時点で約100億ドル(約1兆5,000億円)とも言われていますから、その資金が今の超高額な選手年俸を支え、世界中から実力のある選手たちがNBAに集まってくるという今の構図が出来上がっているというわけです。
現代のNBAは名実ともに世界最高のバスケットボールリーグとして認知されていますが、マイケル・ジョーダンの存在がなければ間違いなく今のNBAの姿はなかったと言えるでしょう。
圧倒的な勝負強さ!マイケル・ジョーダンの伝説的エピソード3選
バスケットボール選手として圧倒的な実力を持っていたマイケル・ジョーダンですが、ただバスケが上手いだけでは今ほど偉大な選手にはなっていなかったでしょう。
ジョーダンがこれほどまでに選手として尊敬されている理由は、ファンの心に残り続けている伝説的なシーンがいくつもあるからです。
続いては、マイケル・ジョーダンの勝負強さが生み出した伝説的エピソードを厳選して3つご紹介しようと思います。
伝説のエピソード①:“The Shot(ザ・ショット)”
まず初めにご紹介するのは、1989年5月7日に行われたプレイオフ、クリーブランド・キャバリアーズとのイースタン・カンファレンス1回戦で起きた一幕です。
ブルズとキャバリアーズは共に2勝した状態で、当時は先に3勝した方が勝利だったプレイオフ1回選において運命の最終戦に臨むこととなりました。
奇跡が起こったのは、100対101とブルズ1点ビハインドで迎えた試合時間残り3秒の場面。
ダブルチームを振り切ってスローインからパスを受けたジョーダンは、空中で体が流れながらもブザービーターでジャンプショットを鎮め、崖っぷちだったブルズを見事勝利に導いたのです。
残念ながらこの年ブルズは優勝していませんが、この劇的な決勝点は“ザ・ショット”と呼ばれ、マイケル・ジョーダンを“バスケの神様”へと押し上げた最も有名なブザービーターの1つとしてNBAの歴史に刻まれています。
伝説のエピソード②:“Flu Game(フル・ゲーム)”
2つ目は、“Flu Game(フル・ゲーム)”として知られる1997年NBAファイナル第5戦でのジョーダンの伝説的エピソードをご紹介しましょう。
相手はジョン・ストックトンとカール・マローンのユタ・ジャズ、状況は2勝2敗で次勝ったチームが先に優勝へ王手をかけるという非常に重要な局面でした。
そんな時、ブルズを襲ったのは大エース、マイケル・ジョーダンの食中毒(インフルエンザ様症状)でした。
しかし、この一線の重要性を誰よりも理解していたジョーダンは体調不良を押して出場し、38得点、7リバウンド、5アシストという驚異的なスタッツでブルズを勝利に導いたのです。
最終的にはブルズがジャズを下して5度目のNBA優勝を成し遂げるわけですが、そのためには必要不可欠だったこの試合はジョーダンの強靭な精神力を象徴する一線として語り継がれることとなったのです。
またこれは余談ですが、 この試合でジョーダンが着用していた黒と赤のカラーリングの「エアジョーダン12」は、ファンの間で「Flu Game」という愛称で呼ばれているそうです。
伝説のエピソード③:“The Last Shot(ラストショット)”
最後にご紹介するのは、“The Last Shot(ラストショット)”と呼ばれる、マイケル・ジョーダンがシカゴ・ブルズでプレイした正真正銘最後の試合での一幕です。
シカゴ・ブルズがシリーズ3勝2敗で迎えた第6戦(1998年6月14日)、相手はまたもストックトンとマローンのユタ・ジャズでした。
83対86とブルズ3点ビハインドで迎えた試合時間残り41.9秒という絶対絶命な状況。
まず淡々とレイアップを決めたジョーダンは、その後のディフェンスでカール・マローンからボールをスティール。
そして残り5.2秒の場面で見事なクロスオーバーによってディフェンダーをころばせて完全にフリーになると、美しいジャンプショットを決めて試合をひっくり返したのです。
このジョーダンのシュートが決勝点となり、シカゴ・ブルズは3年連続6度目となるNBAチャンピオンの座に輝きました。
シカゴ・ブルズ最終戦という最高の舞台でこんなにも劇的なシーンを演出してしまうマイケル・ジョーダンの「勝負強さ」がわかるエピソードであり、NBAの歴史において最も有名な瞬間の1つであることは間違いありません。
スニーカーの歴史を塗り替えた「エア・ジョーダン」
最後に、マイケル・ジョーダンとは切っても切り離せない「エア・ジョーダン」についてご紹介しようと思います。
エア・ジョーダンは1985年から現在に至るまで続いているNIKE(ナイキ)の超人気シリーズであり、特に初代の「エアジョーダン1」は世界で最も有名なバッシュと言っても過言ではありません。
足首を覆い隠すハイカットなシルエットと赤と黒を基調としたカラーリングが最大の特徴で、もはやバスケットシューズの域を超えてストリートファッションの一部として世界中に熱狂的なファンを抱えているんですよ!
エア・ジョーダンシリーズは年々進化を遂げており、2026年3月12日時点ではシリーズ40作目までリリース済み。
NBAファンであれば是非とも履いてみたいものですが、人気モデルは復刻版ですら即完売してしまうため入手は困難だと思います。
NIKE(ナイキ)を世界的企業へと成長させ、スニーカーの歴史を塗り替えた「エア・ジョーダン」の存在は、マイケル・ジョーダンが残した最大の功績の1つと言えるでしょう。
まとめ
今回は“バスケの神様”と呼ばれたレジェンド「マイケル・ジョーダン」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
選手としての圧倒的な個人成績を残し、その活躍によってNBAを世界的なリーグへと押し上げたジョーダンは間違いなくNBA史上最高の選手の1人です。
マイケル・ジョーダンが残した伝説的な試合の数々はほとんどがYouTubeなどで視聴できるので、まだ見たことがない方は是非見てみてください。
結果を知っていてもドキドキしてしまうジョーダンの圧倒的なプレイに魅了されること間違いないと思いますよ!