こんにちは!
NBA好きブログライターのおしょうサンドです。
皆さん、NBA観戦を楽しんでいますか?
NBAは非常に魅力の多いリーグですので楽しみ方はファンの数だけあると思いますが、その一つが”推しチームを応援すること”ですよね!
推しチームが決まっていると、そのチームの成績、所属している選手の成長、ドラフトの順位、トレードの内容などイベントのたびに楽しみが増え、NBA観戦がより楽しいものになること間違いありません!
では推しのチームはどのようにして決めればいいのでしょうか?
その方法はズバリ、チームについてよく知ることです。
チームの歴史や文化、現在所属している選手や過去に所属していた選手などの情報を知れば、きっとあなたにあったチームが見つかるはずです。
そこで今回は、チームの歴史の1つである「永久欠番」についてご紹介していこうと思います。
永久欠番とは、バスケットボールやNBAの歴史において多大な功績を残してきた人物の使用していた背番号を、その人物の功績を称えそのチームにおいてはその人物以外が使用することができないようにしたものです。
永久欠番を知れば、そのチームの最も輝いてた時代を知ることができますよ!
今回ご紹介するチームは”フィラデルフィア・76ers”です。
もちろん他の29チームについても同様の記事がございますので、ぜひそちらもごらんください!
それではティップオフ!!
フィラデルフィア・76ersの永久欠番
それでは早速、フィラデルフィア・76ersの永久欠番となっている番号とその番号をつけていた人物について見ていきましょう!
フィラデルフィア・76ersでは11個の背番号を永久欠番としています。(フィラデルフィア・76ersの選手10名+ビル・ラッセル)
1人ずつ詳しくご紹介していきます!
#2 モーゼス・マローン(Moses Malone)
モーゼス・マローンは1度のNBA優勝、1度のファイナルMVP、3度のシーズンMVP、12度のオールスター、8度のオールNBA選出を誇る歴代屈指のセンターの1人です。
リバウンド能力が非常に高く、インサイドプレイヤーが多くいた当時のNBAで6度のリバウンド王に輝いています。
フィラデルフィア・76ersに所属していた1982年〜83シーズンのプレーオフ直前の記者会見で言い放った名言”フォー、フォー、フォー”はプレーオフ全ての対戦を4勝0敗で勝ち上がるという意味であり、あまりにも有名です。
ポジション:センター
在籍期間:1982年〜1986年年, 1993年〜1994年
式典日:2017年
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1983年) |
NBAファイナルMVP | 1回(1983年) |
NBAシーズンMVP | 3回(1979年, 1982年, 1983年) |
NBAオールスター | 1回(1978年〜1989年) |
オールNBA | ファーストチーム×4(1979年, 1982年, 1983年, 1985年) セカンドチーム×4(1980年, 1981年, 1984年, 198年) |
オールディフェンシブ | ファーストチーム×1(1983年) セカンドチーム×1(1979年) |
その他 | リバウンド王×6(1979年, 1981年〜1985年) |
#3 アレン・アイバーソン(Allen Iverson)
アレン・アイバーソンは183 cmというNBAでは決して高くない身長ながら卓越したセンスとボールハンドリングで2000年代を代表する選手の1人となったスーパースターです。
フィラデルフィア・76ersにドラフトされ、そのまま全盛期となる10シーズンを過ごしたアイバーソンは歴代3位タイとなる4度の得点王を受賞し、キャリアで11度のオールスター、7度のオールNBA選出、1度のシーズンMVPを受賞しました。
ポジション:シューティングガード/ポイントガード
在籍期間:1996年〜2006年, 2009年〜2010年
式典日:2014年3月1日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 0回 |
NBAシーズンMVP | 1回(2001年) |
NBAオールスター | 11回(2000年〜2010年) |
NBAオールスターMVP | 2回(2001年, 2005年) |
オールNBA | ファーストチーム×3(1999年, 2001年, 2005年) セカンドチーム×3(2000年, 2002年, 2003年) サードチーム(2006年) |
その他 | 得点王×(1999年, 2001年, 2002年, 2005年) スティール王×(2001年, 2002年, 2003年) ルーキーチャレンジMVP(1年,997年) 新人王(1997年) オールルーキーファーストチーム(1997年) |
#4 ドルフ・シェイズ(Dolph Schayes)
ドルフ・シェイズは1948年にシラキュース・ナショナルズ(現フィラデルフィア・76ers)にドラフト4位で指名され、その後キャリアの全てをシラキュース・ナショナルズで過ごした選手です。
17シーズンというかなり長い期間を現役で過ごしながら、1995年にはフィラデルフィア・76ersにNBA優勝をもたらし、個人としても12度のオールスター12度のオールNBAチーム選出を果たしています。
ポジション:パワーフォワード
在籍期間:1948年〜1964年
式典日:2016年1月23日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1955年) |
NBAオールスター | 12回(1951年〜1962年) |
オールNBA | ファーストチーム×6(1952年〜1955年, 1957年, 1958年) セカンドチーム×6(1950年, 1951年, 1956年, 1959年〜1961年) |
その他 | リバウンド王(1951年) |
#6 ジュリアス・アービング(Julius Erving)
ジュリアス・アービングはABA時代にニューヨーク・ネッツで、NBA時代にはフィラデルフィア・76ersで活躍し、それぞれのチームで優勝を果たした歴代でも屈指のスーパースターです。
彼を象徴する”芸術品”と称されるダンクシュートはのちのスーパースターたちにも影響を与えるほどであり、”Dr.J”の愛称でバスケットボールの一時代を象徴する活躍を残しました。
ポジション:スモールフォワード
在籍期間:1976年〜1987年
式典日:1988年4月18日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 3回(1974年, 1976年, 1983年) |
NBAファイナルMVP | 2回(1974年, 1976年) |
NBAシーズンMVP | 4回(1974年〜1976年, 1981年) |
NBAオールスター | 17回(1973年〜1976年, 1977年〜1987年) |
NBAオールスターMVP | 2回(1977年, 1983年) |
オールNBA | ファーストチーム×9(1973年〜1976年, 1978年, 1980年〜1983年) セカンドチーム×3(1972年, 1977年, 1984年) |
オールディフェンシブ | セカンドチーム(1976年) |
その他 | 得点王×3(1973年, 1974年, 1976年) オールルーキーファーストチーム(1972年) |
#10 モーリス・チークス(Mo Cheeks)
モーリス・チークスは1978年にドラフト36位でフィラデルフィア・76ersに指名されNBA入りを果たすと、11シーズンをシクサーズで過ごしたスーパースターです。
1983年〜1986年までの3年間で3年連続となるオールディフェンシブファーストチームに選出されるほどディフェンス力にすぐれたポイントガードであり、1983年のNBA優勝にも大きく貢献しました。
ポジション:ポイントガード
在籍期間:1978年〜1989年
式典日:1995年2月6日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1983年) |
NBAオールスター | 4回(1983年, 1986年〜1988年) |
オールディフェンシブ | ファーストチーム×3(1984年〜1986年) セカンドチーム(1987年) |
その他 | 特になし |
#13 ウィルト・チェンバレン(Wilt Chamberlain)
ビル・ラッセルとともに1960年代〜1970年代のNBAを席巻した人物であり、NBAにおける伝説的な選手の1人。
得点王7回、リバウンド王11回、アシスト王1回ととにかく身体能力が高かった選手であり、フィラデルフィア・76ersに在籍した5年間の中で1度の優勝を果たしています。
様々なNBA記録を保持するチェンバレンですが、最も有名なものは1962年3月2日のニューヨーク・ニックス戦で叩き出した1試合100得点であり、今後破られることがないであろう記録の1つとして語り継がれています。
ポジション:センター
在籍期間:1965年〜1968年
式典日:1991年3月18日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 2回(1967年, 1972年) |
NBAファイナルMVP | 1回(1972年) |
NBAシーズンMVP | 4回(1960年, 1966年〜1968年) |
NBAオールスター | 13回(1960年〜1969年, 1971年〜1973年) |
NBAオールスターMVP | 1回(1960年) |
オールNBA | セカンドチーム×3(1963年, 1965年, 1972年) |
オールディフェンシブ | ファーストチーム×2(1972年, 1973年) |
その他 | 得点王×7(1960年〜1966年) アシスト王(1968年) リバウンド王×11((1960年〜1963年, 1966年〜1969年, 1971年〜1973年) 新人王(1960年) |
#15 ハル・グリア(Hal Greer)
ハル・グリアは1958年にドラフト13位でシラキュース・ナショナルズ(現フィラデルフィア・76ers)に指名され、そのままキャリアの全てをシクサーズで過ごしたスーパースターです。
アウトサイドシュートを得意とし、1967年にはウィルト・チェンバレンらとともにフィラデルフィア・76ersに優勝をもたらしました。
ポジション:シューティングガード/ポイントガード
在籍期間:1963年〜1973年
式典日:1976年11月19日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1967年) |
NBAオールスター | 10回(1961年〜1970年) |
NBAオールスターMVP | 1回(1968年) |
オールNBA | セカンドチーム×7(1963年〜1969年) |
その他 | 特になし |
#24 ボビー・ジョーンズ(Bobby Jones)
ボビー・ジョーンズはフィラデルフィア・76ersに8シーズンを過ごした過ごした選手であり、長い手足でリーグを代表するディフェンダーとして君臨。
シックスマン賞の初代受賞者としても知られ、1983年のフィラデルフィア・76ersの優勝に大きく貢献しました。
ポジション:パワーフォワード
在籍期間:1978年〜1986年
式典日:1986年11月7日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1983年) |
NBAオールスター | 4回(1977年, 1978年, 1981年, 1982年) |
オールNBA | ファーストチーム×7(1977年〜1984年) セカンドチーム(1985年) |
その他 | シックスマン賞(1983年) |
#32 ビリー・カニンガム(Billy Cunningham)
ビリー・カニンガムは1965年にドラフト5位でフィラデルフィア・76ersより指名されNBA入りをすると、その後キャリアのほとんどをシクサーズで過ごし、引退後もシクサーズのヘッドコーチを務めた人物です。
プレイヤーとしても指導者としても非常に優秀な人物で、選手時代とコーチ時代でシクサーズの2度の優勝に大きく貢献しました。
ポジション:スモールフォワード/パワーフォワード
在籍期間:1965年〜1972年, 1974年〜1976年
式典日:1976年12月17日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1967年) |
NBAシーズンMVP | 1回(1973年) |
NBAオールスター | 5回(1969年〜1972年, 1973年) |
オールNBA | ファーストチーム×3(1969年〜1971年) セカンドチーム(1972年) |
オールディフェンシブ | ファーストチーム(1966年) |
その他 | 特になし |
#34 チャールズ・バークレー(Charles Barkley)
チャールズ・バークレーは1984年にドラフト5位でフィラデルフィア・76ersで指名され、その後8シーズンをシクサーズで、4シーズンをフェニックス・サンズで、最後の4シーズンをヒューストン・ロケッツでプレイしたスーパースターです。
キャリアの中で1度のシーズンMVP受賞、11度のオールスター選出、11度のオールNBA選出を果たしており、通算20,000得点、通算10,000リバウンド、通算4,000アシストを達成した数少ない選手の1人です。
バークレーはフィラデルフィア・76ersとフェニックス・サンズの永久欠番となっています。
ポジション:パワーフォワード/スモールフォワード
在籍期間:1984年〜1992年
式典日:2001年3月30日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 0回 |
NBAシーズンMVP | 1回(1993年) |
NBAオールスター | 11回(1987年〜1997年) |
NBAオールスターMVP | 1回(1991年) |
オールNBA | ファーストチーム×5(1988年〜1991年, 1993年) セカンドチーム×5(1986年, 1987年, 1992年, 1994年, 1995年) サードチーム(1996年) |
その他 | リバウンド王(1987年) オールルーキーファーストチーム(1985年) |
全30チームで永久欠番となった”#6 ビル・ラッセル”
NBAで前人未到の11度の優勝を果たした”ビル・ラッセル”はバスケットボールのみならずアメリカ史上最も偉大なアスリートの1人です。
ビル・ラッセル以前のNBAおよびアメリカのスポーツ界は白人中心の文化が根強く、黒人選手は迫害されていました。
しかし、ビル・ラッセルはその圧倒的な実力と実績を持ってファンを熱狂させ、NBA史上初の黒人のNBAスター選手となることで、アフリカ系アメリカ人選手の地位を向上させました。
また、現役中にも関わらずボストン・セルティクスにて選手権ヘッドコーチに就任し、アメリカ4大メジャースポーツ史上初の黒人ヘッドコーチとなりました。
彼の選手として、および公民権運動家としての功績を称え、2009年にファイナルMVPの正式名称を”ビル・ラッセル・NBAファイナルMVP”に変更されています。
また、2022年8月11日には同年7月31日に死去した彼に敬意を表し、背番号#6が30チーム全てで永久欠番になることが発表されました。
まとめ
今回は「フィラデルフィア・76ersの永久欠番」についてご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
最初にもご紹介しましたが、他の29チームについても同様の記事がございますでぜひそちらの記事もご覧ください!
それではまた次の記事でお会いしましょう!