こんにちは!
NBA好きブロガーのおしょうサンドです!
現在NBAには30のチームが所属しています。
そして2024-2025シーズンより「ロサンゼルス・クリッパーズ」が新たにホームアリーナを建設したことで、ついにすべてのチームが独自のホームアリーナを所有することとなりました。
全てのアリーナがそれぞれのチームの特色を色濃く表しており、とても魅力的な会場ばかり。
NBAファンであれば全てのアリーナを訪れたいと思っている方も多いはずです。
ただ一方、アリーナそのものについてはあまり詳しくないという方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、ロサンゼルス・クリッパーズのホームアリーナである「インテュイット・ドーム(Intuit Dome)」の基本情報について詳しくまとめていきたいと思います!
インテュイット・ドーム(Intuit Dome)は2024年9月現在、ロサンゼルス・クリッパーズ(NBA)のみがホームアリーナとして使用している会場。
2024年に建設された施設で、最新技術を多く取り入れた演出が魅力の近未来感溢れるアリーナです。
この記事では、そんなインテュイット・ドーム(Intuit Dome)の収容人数やアクセスなど細かな情報をまとめていきますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
それではさっそくティップオフ!
目次
インテュイット・ドームの概要
インテュイット・ドームは、アメリカのカリフォルニア州イングルウッドにある多目的屋内競技場です。
ロサンゼルス国際空港からわずか5キロの位置にあるハリウッドパーク競馬場跡地に建設されたアリーナで、2024年8月15日にオープンとなりました。
アリーナの周辺にはNFL(アメフト)のロサンゼルス・ラムズとロサンゼルス・チャージャーズのホームアリーナ「SoFi(そーふぁい)スタジアム」や、かつてロサンゼルス・レイカーズのホームアリーナだったコンサート会場「ザ・フォーラム」などがありますよ。
インテュイット・ドームでは数々のイベントが予定されている
インテュイット・ドームでは建設前から数々のイベントが予定されていました。
ロサンゼルス・クリッパーズのホームアリーナはもちろん、名門大学バスケチームである「UCLAブルーインズ」の試合や2026年のオールスター開催も予定されているんですよ!
さらに、2028年に開催されるロサンゼルス・オリンピックのバスケットボール会場としても使用予定とのことです。
スポーツ以外だと、数々の有名アーティストによるコンサートも予定されているそうですのでラインナップが気になる方は公式ホームページを要チャックです。
最先端のテクノロジーを取り入れた近未来なアリーナ
インテュイット・ドームの魅力は、なんといっても最先端のテクノロジーが豊富に使われているところ。
例えば、天井から吊るされたスコアボードは360度の円形の液晶を使用しており、その座席からでもスコアや試合のハイライト映像などがはっきりと見えるようになっていますよ!
この高解像度のスコアボードには「Halo Board(ハロボード)」という名称がついているそう。
また、イントゥイット・ドームで開催されるイベントは全て「LA Clippers + Intuit Dome」というアプリを通して入場、チームショップでのグッズや売店での飲食など全ての支払いが行われる仕組み。
事前にアカウントを作成し、チケットやクレジットカードをアプリに登録しておくことで、入場時のタッチスキャンや会場内での支払いを列に並ぶことなく済ませることができるそうですよ!
最新テクノロジー恐るべし・・・ですね。
さらに、通常NBAではアリーナとチームオフィスが異なる場所に設けられていますが、イントゥイット・ドームはそれらが一体化しています。
チームオフィスやチーム練習場がアリーナと連結しているので、練習から試合、さらには試合後のミーティングまでを同じ場所で行うことができる設計になっているというわけですね!
今後新たにスタンダードとなっていきそうな、近未来なアリーナとなっています。
英語名「Intuit Dome」の由来は
ロサンゼルス・クリッパーズのホームアリーナの英語名は「Intuit Dome」です。
この名称はカリフォルニア州マウンテンビューに本社を置く金融ソフトウェア会社”インテュイット社”に由来して付けられていますよ。
取引が行われたのは2021年の9月。
インテュイット社が5億米ドルで23年間の命名権を獲得しました。
インテュイット・ドームはロサンゼルス・クリッパーズのホームアリーナ
インテュイット・ドームをホームアリーナにしているバスケットボールチームは、「ロサンゼルス・クリッパーズ(NBA)」です。
ロサンゼルス・クリッパーズは2024年の建設当初から現在までホームコートとして使用しています。
インテュイット・ドームをホームコートとしているスポーツチームは「1チーム」のみ
2025年2月1日現在、ロサンゼルス・クリッパーズ以外でホームコートとして使用しているスポーツチームありません。
今後使用チームが増えたら追記をしていきます。
ロサンゼルス・クリッパーズ移転の原因はスタジアム使用権の格差
ロサンゼルス・クリッパーズはステイプルズ・センターが会場して以来、25年間もの間クリプトドットコム・アリーナをホームアリーナとして使用してきました。
しかし、同じくオープン当初からホームアリーナとして使用していた「ロサンゼルス・レイカーズ」や「ロサンゼルス・キングス」との間に使用権の優先順位があり、それがクリッパーズのホームコート移転につながったと言われています。
簡単にいうと、スタジアム使用の優先順位はロサンゼルス・レイカーズ、ロサンゼルス・キングス、ロサンゼルス・クリッパーズの順であり、クリッパーズは比較的集客のしにくい時間帯にホームゲームを行わなければならなかったということですね。
クリッパーズのオーナー”スティーブ・バルマー”がこの状況を快く受け入れるはずもなく、結果的に新たなスタジアム「インテュイット・ドーム」を建設し、2024-2025シーズンからホームアリーナを移転することになりました。
余談ですが、インテュイット・ドームでのシーズン最後のホームゲームでは、パルマーが観客全員にボブルヘッドを贈呈し、アリーナでの飲食代をすべて肩代わりするという破格のおもてなしをしたそうですよ!笑
インテュイット・ドームの所在地とアクセス
続いて、インテュイット・ドームの所在地と実際に訪れる際のアクセスについて見ていきましょう!
インテュイット・ドームはロサンゼルスのダウンタウンにある
インテュイット・ドームはイングルウッドという地域に建設されたアリーナです。
ロサンゼルスのダウンタウンからは大きくはずれ、ロサンゼルス国際空港からは東に5キロほどの位置にあります。
アリーナ周辺にはNFL(アメフト)のロサンゼルス・ラムズとロサンゼルス・チャージャーズのホームアリーナ「SoFi(そーふぁい)スタジアム」や、かつてロサンゼルス・レイカーズのホームアリーナだったコンサート会場「ザ・フォーラム」などがありますよ。
2028年に予定されている夏季オリンピックに向け、近年ロサンゼルス国際空港周辺は開発が急ピッチで進んでいます。
ただ、2025年2月1日時点では交通網の整備が追いついておらず、基本的にはレンタカーやウーバー(Uber)、リフト(Lyft)などによるアクセスが現実的です。
【インテュイット・ドームの所在地】
住所:3930 W Century Blvd, Inglewood, CA 90303
インテュイット・ドームへのアクセスは「Uber」がおすすめ
インテュイット・ドームはダウンタウンからはかなり離れて位置にあるアリーナで、ダウンタウンから徒歩で向かうのは現実的ではありません。
公共交通機関として「LA Metro(エルエーメトロ)」と呼ばれる鉄道と市バスが走っていますが、鉄道の路線は最寄駅がないため使えるとすれば市バスのみ。
それも空港付近かハリウッドに宿泊する予定の方のみが利用できる路線以外は近くを通過しません。
そこで、メトロやバスに比べて費用はかかりますが、インテュイット・ドームに行く際におすすめなアクセス方法が「Uber」です。
「Uber」とはアプリをインストールし、インターネットにつながる環境で乗る場所と行き先を打ち込めば一般のドライバーがその場所に連れて行ってくれるというもの。
タクシーと違い英語で行き先を伝える必要がなく、チップも要らず、料金は登録されているクレジットカードからの引き落としでその場で財布を出す必要もないという、タクシーと比較するとメリットだらけの交通手段です。
観光でロサンゼルスに行くのであれば、特に慣れていないうちは間違いなくUberでの移動をお勧めしますよ。
インテュイット・ドームへのアクセスについてより詳しく知りたいという方はこちらの記事もぜひお読みください!
インテュイット・ドームの公式サイトで試合時間やフロアマップを確認できる
インテュイット・ドームの公式サイトは以下のリンクから飛ぶことができます。
公式サイトにはインテュイット・ドームで開催が決定しているイベントの詳細を確認することが可能です。
ロサンゼルス・クリッパーズの試合の日の会場時間や売れ残っている座席の場所などが確認できるので、事前に1度は確認しておくと良いでしょう!
また、公式サイトのフロアマップではアリーナ内部の構造を確認することができますよ。
インテュイット・ドームは88,258平方メートル(東京ドーム約2個分)の敷地面積で、3階層からなる建物です。
内部はコートを囲うように座席が配置されており、そのさらに外側には飲食店やギフトショップ、医務室、トイレなどが配置されています。
(参照:公式フロアマップ)
また、インテュイット・ドームの開演時間はイベントにより異なりますが、基本的には試合開始の90分前にオープンするとのこと。
車で訪れる場合はイベントの4時間前には駐車場内に入場することができるようになっていますので、予約をしていない方は早めの来場をお勧めします。
ロサンゼルス・クリッパーズの試合では最大18,000人の観客が収容可能
インテュイット・ドームのバスケットボールの試合時の収容人数は、ロサンゼルス・クリッパーズの試合で18,000人。
NBAの全30アリーナ中同率で24番目に多い人数です。
インテュイット・ドームは2024年8月15日にオープンした
インテュイット・ドームがオープンしたのは2024年8月15日(現地時間)であり、2021年9月17日の着工から3年もの年月を経てオープンとなりました。
こけら落とし公演(開場記念公演)には、世界的ロックバンド「ブルーノ・マーズ」による2daysのコンサートとなりました。
NBAチームのアリーナの中では非常に新しい会場で、歴史の長さは全30アリーナ中30番目です。
そして、なんとその建設費は約20億ドル。
マイクロソフトの元CEOであり、世界のスポーツ球団オーナーの中で最も多くの資産を持つ「スティーブ・バルマー」のポケットマネーだそうだが、恐ろしい額ですね・・・。
インテュイット・ドームのチケット価格・座席
最後に、インテュイット・ドームのチケット価格と座席について見てきましょう!
インテュイット・ドームのチケット価格はNBAアリーナの中でも高い
NBAのチケット価格は、その試合の需要が高ければ高いほど金額も高くなる「ダイナミック・プライシング」という仕組みを採用しています。
このためスター選手の移籍や相手チームの人気によりチケット代が変動し、正確にアリーナ同士のチケット価格を比較することは困難です。
そこで、ここでは特定の試合における最も安い座席の値段同士を比較してランクづけをしてみました。
【チケット価格】
安さ:24位/30チーム中
最安値:$87〜$142
最高値:不明
ロサンゼルス・クリッパーズは大都市ロサンゼルスに本拠地を置くチームとあって、連日多くのファンが訪れる人気チームの1つとなっています。
このため、NBAチームの中でもチケット代は比較的高めに設定されている印象です。
ただ、同じロサンゼルスのチームであるロサンゼルス・レイカーズに比べると安いため、ロサンゼルス観光で安くNBA観戦をしたい場合にはおすすめと言えるでしょう。
下記に座席のチケット代をまとめておきますので参考にしてくださいね!
【2024-25シーズン ニューオーリンズ・ペリカンズ VS. ロサンゼルス・クリッパーズ の試合】
座席の種類 | チケットの値段 |
テラス、テラスウォール | $87〜$142 |
ウォール | シーズンチケットにより完売済み |
メインの数字席 | $168〜$386 |
メインのアルファベット席 | シーズンチケットにより完売済み |
※座席の番号は後述の【インテュイット・ドーム座席表】を参照
インテュイット・ドームの座席は3階層に分けられる
インテュイット・ドームの座席は3階層となっており、1階席が「メイン」や「クラブ」、2階席が「スイート」、3階席が「テラス」となります。
また、アリーナ東部の座席はスイートがなく、1階から3階まで「ウォール」という座席が連なって配置された構造となっているんですよ
アリーナの内部は全体的に傾斜がきつくなっており、アリーナ下方の座席から見上げると壁がそり立っているように見えるそうです!
【インテュイット・ドーム座席表】
まとめ
今回は「インテュイット・ドームの基本情報」についてまとめてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
この記事のポイントは以下の5つです!
- インテュイット・ドームはカリフォルニア州マウンテンビューに本社を置く金融ソフトウェア会社”インテュイット社”が2024年から23年間の命名権を獲得している。
- インテュイット・ドームはロサンゼルスのダウンタウンからは大きくはずれ、ロサンゼルス国際空港からは東に5キロほどの位置にある。
- インテュイット・ドームの収容人数はロサンゼルス・クリッパーズの試合で18,000人。
- インテュイット・ドームは2024年8月15日(現地時間)にオープンした。
- インテュイット・ドームの座席は3階層であり、1階席が「メイン」や「クラブ」、2階席が「スイート」、3階席が「テラス」である。
他の29球団のホームアリーナについても基本情報をまとめていますので、ぜひそちらもご覧くださいね!
それではまた次の記事でお会いしましょう!