こんにちは!
NBA好きブロガーのおしょうサンドです。
NBAに属する全ての選手とチームが目指す目標である「NBAチャンピオン」。
多くのNBA選手が生涯に1度もつかむことができず引退していくほどに険しい道のりです。
NBAチャンピオンになった1チームは、翌年のNBAの中心となります。
他の29チームは、その1チームを倒すために新たな選手を獲得したり、戦術を取り入れたりと対策を講じていきます。
それゆえNBAの頂点を決める戦いである「NBAファイナル」は、例外なくそのシーズンの集大成であり、NBAの歴史そのものと言えるのです。
もちろんNBAファイナルだけを見ても十分面白いと思います。
ただ、NBAファイナルに至るまでにも毎年数々のドラマがあります。
進出したチームの辿ってきた軌跡を知ることで、NBAファイナルはさらに面白くなります!!!
つまり、NBAチャンピオンになったチームの背景を知ることは「NBAの歴史をより深く知ること」であり、NBAの”沼”により深くはまっていくきっかけの1つというわけですね!笑
そこで今回は2000-01シーズンを制したロサンゼルス・レイカーズ(LAL)の優勝への軌跡をご紹介しようと思います。
ロサンゼルス・レイカーズは優勝までにどのような軌跡を辿ってきたのでしょうか??
存分に見ていきましょう!
それではさっそく、ティップオフ!!
目次
ドラフト
NBAにおいて、オフシーズン最大のイベントは「NBAドラフト」ですよね!
世界最高のリーグであるNBAには、毎年世界最高の選手たちがドラフトされます。
将来チームの中心になりうる逸材や即戦力となる選手をリスクなく獲得できるため、すべてのチームにとって欠かせないイベントです。
ロサンゼルス・レイカーズは2000年のNBAドラフトにて1名の選手をドラフトしました。
【指名選手】
巡 | 指名順位 | 選手名 | ポジション | 国籍 | 出身大学 | 前所属チーム(リーグ/国名) |
1 | 29 | マーク・マドセン | フォワード | アメリカ合衆国 | スタンフォード大学 | - |
2001年ドラフトでロサンゼルス・レイカーズが持っていた自前の指名権は1枚。
この指名権を使い、ロサンゼルス・レイカーズは1巡目29位でマーク・マドセンを指名しました。
マーク・マドセンはディフェンスやリバウンドにてハッスルできるいい選手ではあったものの、オフェンス力が足りないことを理由に2003年にミネソタ・ティンバーウルブズへ移籍することとなりました。
2000年NBAドラフトで指名された選手の一覧を見たいという方はこちらの記事をご覧ください!
NBAファイナルまでの道のり:2000-01 ロサンゼルス・レイカーズのレギュラーシーズン試合結果
それではいよいよ、2000-01レギュラーシーズンがロサンゼルス・レイカーズにとってどんな1年だったのかを見ていきましょう!
まずはオフシーズンの動きを簡単にご紹介します。
【オフシーズンの動き】
昨シーズンに12年ぶりとなるNBA制覇を成し遂げたロサンゼルス・レイカーズはシャキール・オニールとコービー・ブライアントのデュオを中心としたチームで2連覇を狙うべく、レギュラーシーズンに臨みました。
ディビジョン
次にレギュラーシーズンの試合結果を見ていきましょう!
まずはディビジョンでの成績です。
ディビジョンとは本拠地をおく都市が近いチーム同士をNBAが独自に振り分けたグループのことで、ロサンゼルス・レイカーズはパシフィック・ディビジョンに属します。
2000-01レギュラーシーズンではロサンゼルス・レイカーズはパシフィック・ディビジョンで1位の成績を残しました。
【2000-01レギュラーシーズン パシフィック・ディビジョンの結果】
パシフィック・ディビジョン | 勝 | 負 | 勝率 | 差 | ホーム | ロード | Div | GP |
ロサンゼルス・レイカーズ | 56 | 26 | 0.683 | – | 31–10 | 25–16 | 14–10 | 82 |
サクラメント・キングス | 55 | 27 | 0.671 | 1 | 33–8 | 22–19 | 16–8 | 82 |
フェニックス・サンズ | 51 | 31 | 0.622 | 5 | 31–10 | 20–21 | 12–12 | 82 |
ポートランド・トレイルブレイザーズ | 50 | 32 | 0.610 | 6 | 28–13 | 22–19 | 12–12 | 82 |
シアトル・スーパーソニックス | 44 | 38 | 0.537 | 12 | 26–15 | 18–23 | 17–7 | 82 |
ロサンゼルス・クリッパーズ | 31 | 51 | 0.378 | 25 | 22–19 | 9–32 | 9–15 | 82 |
ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 17 | 65 | 0.207 | 39 | 11–30 | 6–35 | 4–20 | 82 |
カンファレンス
次に見ていくのはカンファレンスでの試合結果です。
カンファレンスとはNBAが独自にチームを東西に分類した区分けのことで、ロサンゼルス・レイカーズはウエスタン・カンファレンスに所属しています。
ウエストの強豪として順調に勝利を積み重ね、最終的には56勝26敗のウエスタン・カンファレンス2位の成績でプレイオフに進出しました。
【2000-01レギュラーシーズン ウエスタン・カンファレンスの結果】
ウエスタン・カンファレンス | ||||||
# | チーム | 勝 | 負 | 勝率 | 差 | GP |
1 | サンアントニオ・スパーズ | 58 | 24 | 0.707 | – | 82 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | ロサンゼルス・レイカーズ | 56 | 26 | 0.683 | 2 | 82 |
3 | サクラメント・キングス | 55 | 27 | 0.671 | 3 | 82 |
4 | ユタ・ジャズ | 53 | 29 | 0.646 | 5 | 82 |
5 | ダラス・マーベリックス | 53 | 29 | 0.646 | 5 | 82 |
6 | フェニックス・サンズ | 51 | 31 | 0.622 | 7 | 82 |
7 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 50 | 32 | 0.610 | 8 | 82 |
8 | ミネソタ・ティンバーウルブズ | 47 | 35 | 0.573 | 11 | 82 |
9 | ヒューストン・ロケッツ | 45 | 37 | 0.549 | 13 | 82 |
10 | シアトル・スーパーソニックス | 44 | 38 | 0.537 | 14 | 82 |
11 | デンバー・ナゲッツ | 40 | 42 | 0.488 | 18 | 82 |
12 | ロサンゼルス・クリッパーズ | 31 | 51 | 0.378 | 27 | 82 |
13 | バンクーバー・グリズリーズ | 23 | 59 | 0.280 | 35 | 82 |
14 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 17 | 65 | 0.207 | 41 | 82 |
NBAファイナルまでの道のり:2000-01 ロサンゼルス・レイカーズのプレイオフ試合結果
次にロサンゼルス・レイカーズが2000-01プレイオフをどのようにして勝ち抜いたのか見ていきましょう!
【2000-01プレイオフの背景】
2000-01シーズンのプレイオフは年4月21日に開始し、6月15日に終了しました。
ファーストラウンド(1回戦)対ポートランド・トレイルブレイザーズ:3勝0敗
プレイオフのファーストラウンド(1回戦)はデイモン・スタウダマイアーやスティーブ・スミスらのポートランド・トレイルブレイザーズと対戦し、3勝0敗で危なげなく突破してカンファレンス・セミファイアんるに進出しました。
試合 | 日付 | アウェイ | 結果 | ホーム | アリーナ | |
第1戦 | 2001年4月22日 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 93-106 | ロサンゼルス・レイカーズ | ステイプルズ・センター | |
第2戦 | 2001年4月26日 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 88-109 | ロサンゼルス・レイカーズ | ステイプルズ・センター | |
第3戦 | 2001年4月29日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 99-86 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | ローズガーデン・アリーナ |
カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)対サクラメント・キングス:4勝0敗
カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)ではクリス・ウェバーやペジャ・ストヤコヴィッチらのサクラメント・キングスと対戦し、4勝0敗(スイープ)で下してカンファレンス・ファイナルに駒を進めました。
試合 | 日付 | アウェイ | 結果 | ホーム | アリーナ | |
第1戦 | 2001年5月6日 | サクラメント・キングス | 105-108 | ロサンゼルス・レイカーズ | ステイプルズ・センター | |
第2戦 | 2001年5月8日 | サクラメント・キングス | 90-96 | ロサンゼルス・レイカーズ | ステイプルズ・センター | |
第3戦 | 2001年5月11日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 103-81 | サクラメント・キングス | ARCOアリーナ | |
第4戦 | 2001年5月13日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 119-113 | サクラメント・キングス | ARCOアリーナ |
カンファレンス・ファイナル(東地区決勝)対サンアントニオ・スパーズ:4勝0敗
カンファレンス・ファイナルではティム・ダンカン率いるサンアントニオ・スパーズとの対戦となり、これを4勝0敗という圧倒的な強さでNBAファイナルの切符をつかみました。
試合 | 日付 | アウェイ | 結果 | ホーム | アリーナ | |
第1戦 | 2001年5月19日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 104-90 | サンアントニオ・スパーズ | アラモドーム | |
第2戦 | 2001年5月21日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 88-81 | サンアントニオ・スパーズ | アラモドーム | |
第3戦 | 2001年5月25日 | サンアントニオ・スパーズ | 72-111 | ロサンゼルス・レイカーズ | ステイプルズ・センター | |
第4戦 | 2001年5月27日 | サンアントニオ・スパーズ | 82-111 | ロサンゼルス・レイカーズ | ステイプルズ・センター |
NBAファイナル 対フィラデルフィア・76ers:4勝1敗
こうして迎えた2000-01シーズンのNBAファイナルは、ロサンゼルス・レイカーズと東地区王者のフィラデルフィア・76ersとの対戦となりました。
2000-01シーズンのフィラデルフィア・76ersは、自身2度目の得点王を受賞したアレン・アイバーソンを中心に、DPOY(最優秀守備選手賞)のディケンべ・ムトンボやシックスマン賞のアーロン・マッキーなど非常にタレント揃いのチームでした。
結果的に、ロサンゼルス・レイカーズがアレン・アイバーソン率いるフィラデルフィア・76ersを4勝1敗で破り、2年連続13回目の優勝を果たしました。
詳細な試合結果は以下のとおりです。
試合 | 日付 | アウェイ | 結果 | ホーム |
---|---|---|---|---|
1 | 6月6日 | フィラデルフィア・76ers | 107-101 | ロサンゼルス・レイカーズ |
2 | 6月8日 | フィラデルフィア・76ers | 89-98 | ロサンゼルス・レイカーズ |
3 | 6月10日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 96-91 | フィラデルフィア・76ers |
4 | 6月13日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 100-86 | フィラデルフィア・76ers |
5 | 6月15日 | フィラデルフィア・76ers | 108-96 | ロサンゼルス・レイカーズ |
ファイナルMVPは「シャキール・オニール」。
ファイナル平均33得点15.8リバウンドという破壊的なパフォーマンスで2年連続となるファイナルMVPを獲得しました。
2001年のNBAファイナルについての詳しい内容を知りたいという方はこちらの記事もぜひお読みください!
まとめ:ロサンゼルス・レイカーズが2連覇を達成!
今回は「2001年のNBAファイナルで優勝を果たした”ロサンゼルス・レイカーズ”のチーム背景と優勝への軌跡」についてご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
NBA優勝を果たすまでの道のりの険しさを知ると、NBAファイナルをより深く楽しむことができますよね!
この優勝により、ロサンゼルス・レイカーズはシャックとコービー王朝での2連覇を果たしました。
また、ファイナル平均33得点15.8リバウンドという破壊的なパフォーマンスを発揮したシャキール・オニールが2年連続となるファイナルMVPを獲得しました。
他のシーズンについても優勝チームの軌跡についてご紹介している記事がありますので、そちらもぜひご覧くださいね!
それではまた次の記事でお会いしましょう!