皆さんこんにちは!
NBA好きブログライターのおしょうサンドです。
国際バスケットボール連盟(FIBA)によると、全世界のバスケットボールの競技人口はなんと4.5億人。
これはバレーボールの5億人に次いで全スポーツの中で2番目に多い数字です。
一方で、NBAでプレイをすることができる選手はたったの450人。
その確率は脅威の0.0001%。
例えではなく「ほんの一握り」しか所属することができないリーグです。
そんな世界最高峰のリーグに所属するすべての選手たちが求める高み、それが「NBAチャンピオン」。
本物の天才たちが生活のすべてをバスケに注ぎ、それでもなお1度も手が届かない選手がいる頂です。
そこを目指す選手たちが本気でぶつかるからこそ、プレーオフ(NBAの決勝トーナメント)では数多くの伝説が生まれます。
特にその年のチャンピオンを決める戦いである「NBAファイナル」はどの年も世界最高の試合が行われてきました。
その当時の最高の選手、最高のチーム、最高の戦術がぶつかり合うNBAファイナルは、もはやNBAの歴史そのものだと僕は思います。
今回はその中から「NBAファイナル2001 ロサンゼルス・レイカーズ VS フィラデルフィア・76ers」の対決をご紹介しましょう!
皆さんがNBAの歴史を知り、もっともっとNBAを好きになるきっかけになることができれば光栄です。
それではティップオフ!!
目次
NBAファイナル2001に出場したチームの背景を知ろう!
2001年NBAファイナルはイースタン・カンファレンスチャンピオンの「フィラデルフィア・76ers」とウエスタン・カンファレンスチャンピオンの「ロサンゼルス・レイカーズ」の戦いでした。
まずはそれぞれのチームの背景から見ていきましょう!
ロサンゼルス・レイカーズ
2000-01シーズン ファイナルまでの試合成績 | |
レギュラーシーズン | 56勝26敗(カンファレンス1位) |
プレーオフ1回戦 | 3勝0敗(VS ポートランド・トレイルブレイザーズ) |
カンファレンス・セミファイナル | 4勝0敗(VS サクラメント・キングス) |
カンファレンス・ファイナル | 4勝0敗(VS サンアントニオ・スパーズ) |
「ロサンゼルス・レイカーズ」はカリフォルニア州ロサンゼルスに拠点を置くチームです。
エースは”怪物”「シャキール・オニール」。
この年はシャックとコービーのデュオで連覇を目指したシーズンであり、名称フィル・ジャクソンのもとレイカーズが築いた王朝の真っ只中でした。
レギュラーシーズンを56勝26敗のカンファレンス1位で終えると、プレーオフでは1回戦にクライド・ドレクスラーの「ポートランド・トレイルブレイザーズ」を、準決勝ではリック・アデルマンHC率いる「サクラメント・キングス」を、決勝戦でティム・ダンカンとデビット・ロビンソンの「サンアントニオ・スパーズ」を倒し、NBAファイナルに進みました。
この年優勝を果たしたロサンゼルス・レイカーズがNBAファイナルに至るまでどのようなシーズンを過ごしたのか気になるという方は、こちらの記事もぜひお読みください!
フィラデルフィア・76ers
2000-01シーズン ファイナルまでの試合成績 | |
レギュラーシーズン | 56勝26敗(カンファレンス2位) |
プレーオフ1回戦 | 3勝1敗(VS インディアナ・ペイサーズ) |
カンファレンス・セミファイナル | 4勝3敗(VS トロント・ラプターズ) |
カンファレンス・ファイナル | 4勝3敗(VS ミルウォーキー・バックス) |
「フィラデルフィア・76ers」はペンシルベニア州フィラデルフィアに拠点を置くチームです。
エースは”The Answer”「アレン・アイバーソン」。
この年の76ersはタレントが揃っており、アイバーソンが2度目の得点王でシーズンMVP、ディケンべ・ムトンボがDPOY(最優秀守備選手賞)、アーロン・マッキーがシックスマン賞、監督のラリー・ブラウンが最優秀監督賞とチーム4冠を獲得しました。
レギュラーシーズンを勝敗のカンファレンス位で終えると、プレーオフでは1回戦にレジー・ミラー要する「インディアナ・ペイサーズ」を、準決勝ではトレイシー・マグレディとビンス・カーターの「トロント・ラプターズ」を、決勝戦でジョージ・カール監督率いる「ミルウォーキー・バックス」を倒し、NBAファイナルに進みました。
NBAファイナル2001の出場選手・ロスター
次にNBAファイナル2001で各チームに所属していた選手達を見ていきましょう!
ロサンゼルス・レイカーズの出場選手一覧
表は左方向にスクロールすることが可能です。
ポジション | 背番号 | 名前 | 身長(cm) | 体重(kg) | 生年月日 |
SG | 20 | ブライアン・ショー(Brian Shaw) | 198 | 86 | 1966年3月22日 |
PG | 2 | デレック・フィッシャー(Derek Fisher) | 185 | 91 | 1974年8月9日 |
SF | 3 | デヴィン・ジョージ(Devean George) | 203 | 100 | 1977年8月29日 |
C | 40 | グレッグ・フォスター(Greg Foster) | 211 | 109 | 1968年10月3日 |
PF | 54 | ホーレス・グラント(Horace Grant) | 208 | 98 | 1965年7月4日 |
SG | 7 | アイザイア・ライダー(Isaiah Rider) | 196 | 98 | 1971年3月12日 |
SG | 8 | コービー・ブライアント(Kobe Bryant) | 198 | 96 | 1978年8月23日 |
PF | 35 | マーク・マドセン(Mark Madsen) | 206 | 109 | 1976年1月28日 |
PG | 12 | マイク・ペンバーシー(Mike Penberthy) | 191 | 84 | 1974年11月29日 |
SF | 17 | リック・フォックス(Rick Fox) | 201 | 104 | 1969年7月24日 |
PF | 5 | ロバート・オーリー(Robert Horry) | 208 | 109 | 1970年8月25日 |
PG | 4 | ロン・ハーパー(Ron Harper) | 198 | 84 | 1964年1月20日 |
C | 34 | シャキール・オニール(Shaquille O'Neal) | 216 | 147 | 1972年3月6日 |
PF | 14 | スタニスラヴ・メドベデンコ(Stanislav Medvedenko) | 208 | 113 | 1979年4月4日 |
PG | 10 | ティロン・ルー(Tyronn Lue) | 183 | 79 | 1977年5月3日 |
PG | ポイントガード |
SG | シューティングガード |
SF | スモールフォワード |
PF | パワーフォワード |
C | センター |
フィラデルフィア・76ersの出場選手一覧
表は左方向にスクロールすることが可能です。
ポジション | 背番号 | 名前 | 身長(cm) | 体重(kg) | 生年月日 |
SG | 8 | アーロン・マッキー(Aaron McKie) | 196 | 95 | 1972年10月2日 |
SG | 3 | アレン・アイバーソン(Allen Iverson) | 183 | 75 | 1975年6月7日 |
PF | 41 | アンソニー・ミラー(Anthony Miller) | 206 | 102 | 1971年10月22日 |
C | 55 | ディケンベ・ムトンボ(Dikembe Mutombo) | 218 | 111 | 1966年6月25日 |
PG | 20 | エリック・スノウ(Eric Snow) | 191 | 86 | 1973年4月24日 |
SF | 9 | ジョージ・リンチ(George Lynch) | 203 | 99 | 1970年9月3日 |
SF | 33 | ジュマイン・ジョーンズ(Jumaine Jones) | 203 | 99 | 1979年2月10日 |
PG | 5 | ケビン・オリー(Kevin Ollie) | 193 | 88 | 1972年12月27日 |
C | 52 | マット・ガイガー(Matt Geiger) | 213 | 110 | 1969年9月10日 |
C | 14 | ナジー・モハメド(Nazr Mohammed) | 208 | 100 | 1977年9月5日 |
PG | 4 | ぺぺ・サンチェス(Pepe Sánchez) | 193 | 88 | 1977年5月8日 |
SG | 19 | ラジャ・ベル(Raja Bell) | 196 | 93 | 1976年9月19日 |
SF | 23 | ロドニー・ビュフォード(Rodney Buford) | 196 | 86 | 1977年11月2日 |
SF | 7 | ロショーン・マクレオド(Roshown McLeod) | 203 | 100 | 1975年11月17日 |
C | 42 | テオ・ラトリフ(Theo Ratliff) | 208 | 102 | 1973年4月17日 |
C | 50 | トッド・マカロック(Todd MacCulloch) | 213 | 127 | 1976年1月27日 |
SF | 7 | トニー・クーコッチ(Toni Kukoč) | 208 | 87 | 1968年9月18日 |
PF | 40 | タイロン・ヒル(Tyrone Hill) | 206 | 109 | 1968年3月19日 |
PG | 11 | バーノン・マックスウェル(Vernon Maxwell) | 193 | 82 | 1965年9月12日 |
PG | ポイントガード |
SG | シューティングガード |
SF | スモールフォワード |
PF | パワーフォワード |
C | センター |
NBAファイナル2001のシリーズ概要
それではいよいよNBAファイナル2001の試合の結果を見ていきましょう!
2000-01シーズンのNBAチャンピオンは「ロサンゼルス・レイカーズ」。
チームとしては2年連続13回目の優勝となりました。
対戦成績は4勝1敗。
詳細な試合結果は以下のとおりです。
試合 | 日付 | アウェイ | 結果 | ホーム |
---|---|---|---|---|
1 | 6月6日 | フィラデルフィア・76ers | 107-101 | ロサンゼルス・レイカーズ |
2 | 6月8日 | フィラデルフィア・76ers | 89-98 | ロサンゼルス・レイカーズ |
3 | 6月10日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 96-91 | フィラデルフィア・76ers |
4 | 6月13日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 100-86 | フィラデルフィア・76ers |
5 | 6月15日 | フィラデルフィア・76ers | 108-96 | ロサンゼルス・レイカーズ |
ファイナルMVPは「シャキール・オニール」。
ファイナル平均33得点15.8リバウンドという破壊的なパフォーマンスで2年連続となるファイナルMVPを獲得しました。
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NBAファイナル2001の試合の概要
ここからは試合のさらに詳細な流れをお伝えしていきます。
レイカーズの王朝の最盛期となったシーズンのNBAファイナルを一緒に見ていきましょう!
第1戦(107-101 フィラデルフィア・76ers Win)
NBAファイナルの1回戦はロサンゼルス・レイカーズのホーム「ステイプルズ・センター(現クリプトドットコム・アリーナ)」で始まりました。
この試合はアレン・アイバーソンの覇気がここまで無敗のレイカーズに泥を塗った展開となりました。
レイカーズはここまでプレーオフを無敗で勝ち上がってきており、1回戦突破後にシャックがインタビューで放った”Fo Fo Fo(ここから全て4勝0敗で勝ち上がる)”が現実になろうとしていました。
しかし、いざ試合が始まるとシクサーズのエース「アレン・アイバーソン」が序盤からエンジン全開。
前半だけで30得点という驚異的な活躍で56-50でシクサーズがまさかの6点のリードで前半を折り返します。
後半に入っても引き続きシクサーズリードかと思われましたが、シクサーズの守備の要であるディケンべ・ムトンボがまさかのファウルトラブルで思い切った動きを封じられると、手薄になったインサイドでシャックが8点連取など無双を開始。
みるみるうちに点差が縮まり、第3Q終了時にはついに2点差まで迫ります。
そして始まった勝負の第4Q。
初めはシクサーズが得点を伸ばし差を広げようとしますが、レイカーズの伏兵ティロン・ルーがアイバーソンをうまく守り得点を決めさせなかったことで流れはレイカーズに傾き始めます。
シャックやコービーのシュートで連続得点を決めると試合時間残り3分30秒で92-92とレイカーズがついにシクサーズに追いつきました。
最後はシャックがダンクを叩き込みレイカーズが2点のリードを奪いましたが、直後の攻撃でエリック・スノウが決め返し再び同点。
その後は両者得点を決めることができず、試合は延長戦に突入しました。
延長戦ではレイカーズがシャックとコービーのワンツーパンチで先行することに成功しますが、その後はターンオーバーやシュートミスが続き得点が入らず。
その隙を見たシクサーズは怒涛の攻撃を見せ、残り1分19秒、アイバーソンの3ポイントでついにシクサーズが逆転します。
その後アイバーソンがさらに2点を追加し、レイカーズもコービーのシュートで喰らいつくもののエリック・スノウのシュートが決まり再び3点差に。
レイカーズは最後の攻撃を決めることができず、ムトンボがフリースローを決めてダメおし。
レギュラーシーズンからここまで続いてきたレイカーズの19連勝をシクサーズが止めての勝利となりました。
この試合、シクサーズはアイバーソンが48得点と爆発しチームを牽引。
一方レイカーズもシャキール・オニールが44得点とインサイドを蹂躙しましたが、次点でリック・フォクスの19得点と他の選手の得点が振るわずホームでの初戦に敗れることとなりました。
第2戦(89-98 ロサンゼルス・レイカーズ Win)
シクサーズリードで迎えた第2戦。
この試合はレイカーズが本来の調子を取り戻し、アイバーソンをしっかりと押さえて有利に試合を進める展開となりました。
レイカーズはこの日序盤からシクサーズのエースアレン・アイバーソンを徹底的にマークするディフェンスを敷き、アイバーソンにだけは得点を取られないように試合運びをしました。
これが功を奏し、第1戦で前半30得点を取ったアイバーソンはシュートをなかなか決め切ることができず、前半11得点にとどまります。
レイカーズも前半3ポイントを7本全て外すなど決して好調ではありませんでしたが、シクサーズはアイバーソン以外の攻撃手段に乏しいという弱点が露呈し、前半は47-49のレイカーズ2点リードで折り返します。
そして後半が始まると第1戦わずか15得点不調に終わったコービー・ブライアントが本来の得点力を発揮し、第4Qを残してレイカーズは一気に10点のリードを得ます。
最終第4Qにはシクサーズが反撃を見せ、3分間の間に11-3のランを行うなどレイカーズを猛追。
試合時間残り2分25秒でついに3点差まで詰め寄りました。
しかしシクサーズの反撃もそこまで。
その後のデリック・フィッシャーの3ポイントシュートを皮切りに落ち着いて得点を重ね、リードを譲ることなくレイカーズが試合に勝利しました。
この試合レイカーズはコービーが31得点と復調し、シャックも28得点20リバウンド9アシスト8ブロックという大活躍で勝利に貢献。
シクサーズはアイバーソンが23得点と封じ込まれ、彼以外の攻撃手段がないという弱点を最後まで克服することができないまま敗戦となりました。
第3戦(96-91 ロサンゼルス・レイカーズ Win)
シリーズを1-1のタイとして迎えた第3戦。
この試合も最後までもつれる接戦となりましたが、レイカーズが最後に劇的勝利を飾る展開となりました。
舞台をフィラデルフィアに移して行われた試合はシクサーズファンからのレイカーズへの強烈なブーイングで幕開けました。
序盤は会場の雰囲気をものともしないかのようにレイカーズがリードする展開で進んできます。
最も強烈なブーイングを浴びたコービー・ブライアントはシクサーズファンに見せつけるかのように前半だけで20得点を記録しレイカーズを牽引。
彼の活躍もあって前半は55-45とレイカーズ10点リードで折り返します。
しかし後半になると会場の声援に押されたシクサーズが反撃の体制となり、アイバーソンやムトンボを中心に得点を重ねて点差を詰め始めます。
一方レイカーズは前半好調だったコービーがシュートを10本中2本しか決めることができず勢いを失ったうえ、最大の攻撃手段であるシャックが第3Qだけで3ファウルとファウルトラブルに陥り劣勢を強いられました。
第4Qもシクサーズが優勢な展開が続き、レイカーズも早めにシャックを出して流れをなんとか食い止めますが、残り2分21秒、ついにシャックが6つ目のファールを犯してしまい退場。
この時点で点差は86-84とわずか2点で、レイカーズは絶対絶命のように思われました。
しかし、ここから1人の男がレイカーズを救います。
アイバーソンのフリースローでついに1点差に詰め寄られその後もいつ逆転されてもおかしくない展開が続く中、優勝請負人”ビッグショット・ロブ”ことロバート・オーリーが起死回生の3ポイントを決め点差を4点とすると、その後も4本のフリースローを全て決め切り独力でシクサーズをねじ伏せました。
これによりレイカーズはシャック不在の中貴重な2勝目をものにし、シリーズのリードを握ることなります。
第4戦(100-86 ロサンゼルス・レイカーズ Win)
レイカーズリードで迎えた第3戦。
この試合はレイカーズが序盤につけた大量のリードを守り切るという展開になりました。
この日のレイカーズは前半のディフェンスが光り、シクサーズのシュートをわずか34%に抑えることに成功。
さらに自分たちのオフェンスではシャックを中心とした効率的な攻撃でシャックの20得点をはじめ出場選手全員が得点を挙げる多彩なオフェンスを披露します。
かなり一方的な展開となった前半は51-37とレイカーズが14点のリードで終了。
迎えた後半ホームのシクサーズの反撃が期待されましたが、レイカーズが攻撃の手を緩めず点差を詰めさせません。
結局最後まで14点差を守り切ったレイカーズが逃げ切る形で勝利。
このシリーズ初の2桁得点差での勝利となりました。
レイカーズはシャックが34得点14リバウンド、コービーが19得点10リバウンド9アシストを記録し大差での勝利に貢献。
シクサーズはアイバーソンが厳しいディフェンスを受けながらもゲームハイの35得点を決めましたが、彼の孤軍奮闘となりオフェンスのオプション不足に悩まされる一戦となりました。
第5戦(108-96 ロサンゼルス・レイカーズ Win)
レイカーズが2連覇に王手をかけて迎えた第5戦。
崖っぷちのシクサーズはここからの逆転優勝に望みを繋ぐため、スタメンをアーロン・マッキーからエリック・スノウに変えて試合に臨みました。
この変更が功を奏したのか、第1Qはシクサーズが優勢に試合が進みます。
しかし第2Q、このシリーズ通してシクサーズが止めることができていないシャキール・オニールのインサイドプレイがこの試合も炸裂し、すぐに同点、さらに逆転を許して前半を折り返します。
そして第3Q、シャキール・オニールを止めるためにシクサーズのディフェンスがインサイドに寄ったことでレイカーズのシューター陣へのプレッシャーが甘くなったのか、レイカーズの3ポイントが爆発。
こうなったレイカーズをてめる手立てはなく、無情にも点差はさらに離れて第3Qが終わる頃には15点さとなっていました。
迎えた最後の12分間。
ホームでの相手チームの優勝は何としても防ぎたいシクサーズがついに流れを掴みます。
アイバーソン、ヒル、オーリエなどがシュートを次々と決め、残り1分まで流れが続きますが、最初の差があまりにも大きく、最高で7点差までしか詰め寄ることができませんでした。
最後に詰められる形となったものの、結局12点のリードを保ったままレイカーズが勝利。
無事シャックとコービーのデュオで連覇を果たしました。
まとめ
今回は「NBAファイナル2001 ロサンゼルス・レイカーズ VS フィラデルフィア・76ers」の対決をご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
レイカーズの2連覇はもちろんすごいことですが、やはりこのシリーズといえばアイバーソンが独力で最強軍団を破った第1戦が最も有名でしょう。
結局アイバーソンはこの年が最高成績となりますが、この1勝だけでアイバーソンが殿堂入りするほどに相手のレイカーズは倒すことが不可能なチームだったということですね。笑
やはりNBAファイナルはドラマがあって面白いですね!
他の年のNBAファイナルも同じように紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください!
それではまた次の記事でお会いしましょう!