NBA伝説の男たち

ロバート・パリッシュってどんな選手?「BIG3」の一角として黄金期セルティックスを支えた寡黙な"仕事人”

1980年代に活躍したセンター「ロバート・パリッシュ」。

2003年に殿堂入りを果たしたボストン・セルティックスのレジェンドですが、活躍した時代が古いこともあって、その実力をちゃんと知っている方は少ないのではないでしょうか?

 

そこでこの記事では、そんなロバート・パリッシュがどんな選手だったのかについて詳しくご紹介しようと思います。

彼が残した功績やプレーの魅力を交えてパリッシュという選手について存分に語っていきますので、興味のある方はぜひ最後までご覧くださいね!

 

黄金期セルティックスを支えた「BIG3」の1人

ロバート・パリッシュについて語る前にまず、彼が活躍した時代の背景についてお話しておこうと思います。

パリッシュが全盛期を迎えた1980年代のNBAは数々のスーパースターたちが誕生した群雄割拠の時代ですが、リーグの中心にいたのはラリー・バードのボストン・セルティックスとマジック・ジョンソンのロサンゼルス・レイカーズでした。

両者のライバル関係は非常に人気が高く、NBAが全米屈指の人気と資金力を持ったリーグへと成長する大きな要因となったそうです。

 

そんな最強チームの1つであるボストン・セルティックスにおいて、チームの中心として活躍していたのは「BIG3」と呼ばれる3人。

この記事の主人公であるロバート・パリッシュもまた、その「BIG3」の一角として活躍した選手です。

 

ただ、正直ラリー・バードという偉大すぎる存在がチームにいたせいで、時間が経った現代のNBAファンの中では「ロバート・パリッシュ」という名前とその功績だけが語り継がれる存在になってしまっていることは否めません。

この記事ではそんなロバート・パリッシュについて実際どんなプレーで活躍していたのかまで解説していますので、パリッシュというレジェンドをより深く知るきっかけになれば幸いです。

 

「チーフ」の愛称を持つ寡黙な"仕事人”

黄金期を迎えていた1980年代のボストン・セルティックスにおいて「BIG3」の一角として活躍するほどの実力を保ちながら、その実力を誇示することなく淡々と役割をこなす“仕事人”タイプの選手であった「ロバート・パリッシュ」。

その寡黙さが映画「カッコーの巣の上で」に登場する無口で巨大な先住民の長に似ていることから、「Chief(長)」という愛称で呼ばれていた選手です。

意外と知られていませんが、実はセルティックス以外にも、キャリア最終年にマイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズの元でもう1回の優勝を経験しているんですよね。

 

身長216cm、体重111kgという恵まれた体型を持つセンターでありながら、ポストプレーだけでなく高確率のミッドレンジシュートという武器も持っていたパリッシュ。

攻守にわたってインサイドを支えるチームの大黒柱として3度の優勝に貢献した実績が評価され、彼が着用した背番号「00」はボストン・セルティックスの永久欠番となっています。

 

【ロバート・パリッシュの主な功績】

NBAチャンピオン:4回(1981, 1984, 1986, 1997)

オールスター:9回(1981〜1987, 1990, 1991)

オールNBAチーム
・セカンドチーム:1回(1982)
・サードチーム:1回(1989)

 

まさに鉄人!NBA史上2位の出場試合数

ロバート・パリッシュといえば「鉄人」のイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。

21年間という非常に長いキャリアを送ったパリッシュですが、センターという接触の多いポジションでありながらほとんど怪我をしなかったことで有名で、キャリア最終年を除いた20年もの間1シーズンあたり72試合以上に出場し続けていたそうです。

 

彼が残したキャリア通算1,611出場という記録は、2026年3月22日にレブロン・ジェームズによって更新されるまでの約30年間に渡って歴代1位の数字。

パリッシュの安定した活躍こそがボストン・セルティックスが長きにわたって強豪として君臨できた大きな理由の1つであったことは間違いないでしょう。

 

ロバート・パリッシュのプレーの魅力3選

ここまでお読みいただいた方には、ロバート・パリッシュの選手像がなんとなくご理解いただけたのではないでしょうか。

続いては、その理解をもっと深めてもらうために、彼がどんなプレーで活躍していたのかを「プレーの魅力」という形でご紹介していこうと思います。

 

プレーの魅力①:インサイドでの脅威の「ディフェンス力」

ロバート・パリッシュのプレーにおいて最も魅力的なポイントがその「ディフェンス力」でしょう。

リバウンドやブロックといったインサイドプレイヤーに求められるディフェンススキルを高いレベルで備えており、特に相手にセカンドチャンスを与えないディフェンス・リバウンドの実力はNBAの歴史を見てもトップラクスのものでした。

 

チームメイトにラリー・バードという絶対的エースがいたボストン・セルティックスにおいて他のチームメイトに高いオフェンススキルは必要なく、高いディフェンス力で相手の得点を押さえ込むパリッシュの存在はまさにシンデレラフィットだったと言えるでしょう!

 

プレーの魅力②:ラリー・バードとの「ピック&ロール」

ディフェンス力の高いセンターであったロバート・パリッシュですが、オフェンスが全くできないわけではありません。

特に歴代屈指のオールラウンダーであるラリー・バードとの「ピック&ロール」は、相手チームにとって脅威だったことは間違いないでしょう。

 

「ピック&ロール」は通常、身長の低いガードの選手がディフェンスを引き剥がすために使用するスキル。

これを身長206cmのラリー・バードが使用することで相手の届かない高い位置でのパス回しが可能となり、ボストン・セルティックスのオフェンスにおける大きな武器の1つとなったわけです。

 

プレーの魅力③:高確率な「ミッドレンジジャンパー」

ロバート・パリッシュのオフェンスを支えていたもう一つのスキルが高確率の「ミッドレンジジャンパー」。

パリッシュほどの体格をもった選手がインサイドでボールを受け取った場合、相手ディフェンスは当然ポストプレーを警戒しますが、少しでもパリッシュとの間を開ければ最後、高い打点のミッドレンジシュートによって得点をされてしまうというわけですね。

パリッシュはポストプレーも高い実力を持っていただけに、ディフェンス側からすればかなり厄介な存在だったことは間違い無いでしょう。

 

まとめ

今回は黄金期セルティックスを支えた“BIG3”の1人「ロバート・パリッシュ」についてご紹介しました。

いかがでしたか?

 

れっきとしたレジェンドでありながら、ラリー・バードという存在のせいで正直影が薄くなってしまっている選手だと思います。

ただ、恵まれた体格と多彩なスキルで攻守にわかってチームを支えたロバート・パリッシュは、間違いなくセルティックスの優勝に欠かせない存在だったと言えるでしょう。

 

正直あまりハイライト映えしないプレイヤーではありますが、王道センター好きの方には刺さる選手だと思いますので、この機会にぜひパリッシュのハイライト動画などを見てみてくださいね!

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