バスケットシューズの歴史からみると比較的最近にあたる2000年〜2009年までの10年間。
バッシュがストリートファッションの必須アイテムとなった90年代を経て、2000年代はさらに多くのブランドがバッシュ業界へと参入してきました。
この記事では、そんな新たな時代の幕開けとなった2000年代において、特に高い評価を受けた名作バッシュたちを7つ厳選してご紹介。
2016年からNBAにハマり、あとからバッシュの魅力に気づいた僕の視点から語っていきますので、過去の名作モデルに興味のある方はもちろん、2000年代のストリートファッションが好きな方もぜひ楽しんでいってもらえたらと思います!
2000年代は「シグネチャーモデル時代の幕開け」
各ブランドがNBAスターとの契約を奪い合う乱戦状態に
名作バッシュの紹介に入っていく前に、2000年代のバッシュ業界について少し語りたいと思います。
2000年代のバッシュ業界を一言で表現するなら、「シグネチャーモデル時代の幕開け」。
NIKE(ナイキ)やadidas(アディダス)などの主要ブランドはもちろん、新たに台頭したReebok(リーボック)やDADA SUPREME(ダダ・シュプリーム)といったブランドたちが、NBAスターたちとのスポンサー権を奪い合っていた時代だったんだそうですよ。
スポーツ界では「切磋琢磨」とよく言いますが、競争が盛んになったことでバッシュの性能が劇的に成長。
また、90年代では主流であったハイカットのモデルから、より動きやすく軽量なローカットモデルへとトレンドが大きく移行したのも2000年代でしたね。
この後ご紹介するモデルの中にはそんな時代の転換点となったモデルやこれから始まる名作シリーズの原点となったモデルなど、これだけ知っていれば2000年代の大枠がわかる7足をチョイスしましたので、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
NBAオタクが選ぶ!
2000年代の名作バッシュ7選
さて、それではいよいよ本題である「2000年代の名作バッシュ7選」の紹介に入っていきましょう!
NBAオタクという立場ゆえに少し偏ったチョイスかもしれませんが、押しも押されぬ名作ばかりを選んだつもりですので、ぜひ最後までご覧ください。
【AND1】タイチ ミッド(TAI CHI MID)|2000年
1990年代から2000年代にかけて世界中を熱狂させたストリートブランド「AND1(アンドワン)」。
2000年にリリースされた「タイチ ミッド(TAI CHI MID)」は、その中でもブランド史上最高傑作と評される名作中の名作です。
東洋の「太極図(陰陽)」からインスパイアを受けた左右非対称の唯一無二なデザインが特徴的なモデルですが、バズッたきっかけはやはり2000年のスラムダンクコンテスト。
当時のNBAにおいて絶大な人気を誇ったNBAレジェンド「ビンス・カーター」がホワイト/レッドカラーの「タイチ ミッド(TAI CHI MID)」着用し、圧倒的なパフォーマンスで優勝を果たした伝説の回ですね!
カーターが着用したもの以外にも、私服に合わせやすい「ホワイト/ブラック」など複数のカラーリングが存在し、今なお世界中で愛され続けています。
![]() 楽天市場 |
【NIKE】ショックス BB4(SHOX BB4)|2000年
さっきも出てきたビンス・カーターが着用したことで大ヒットしたモデルがもう一つ。
それがNIKE(ナイキ)の傑作「ショックス BB4(SHOX BB4)」です。
初めて見た人は驚くと思いますが、靴のかかとに“ほぼバネ”といえるゴムの支柱が組み込まれていて、これが反則ギリギリのジャンプ力を生み出すんですよ。(もちろん反則ではないです笑)
2000年にNIKE(ナイキ)と契約を結んだカーターは、直後のシドニーオリンピックでこの「ショックス BB4(SHOX BB4)」を着用。
予選で見せた”216㎝の相手選手を飛び越えてのダンク”は伝説となり、「ショックス BB4(SHOX BB4)」はバスケ好きな若者にとって憧れのモデルとなったのです。
![]() 楽天市場 |
【DADA】シーダブズ(C-Dubbz)|2002年
1995年に誕生した芸術的なデザインに定評のあるシューズブランド「DADA SUPREME(ダダ・シュプリーム)」。
ストリートで人気を博したスニーカー「Spinner(スピナー)」などで知っている方もいると思いますが、今回はNBAオタクらしく名作バッシュ「シーダブズ(C-Dubbz)」をチョイスしました。
2000年代を代表するパワーフォワード「クリス・ウェバー」のシグネチャーモデルである「シーダブズ(C-Dubbz)」。
ウェバーは浮気者として有名で数々のブランドからシグネチャーモデルがリリースされていますが、「シーダブズ(C-Dubbz)」はウェバーの全盛期に着用していたこともあって、最も有名なシグネチャーモデルであることは間違いないでしょう!
※大手通販サイトでの取り扱いはありませんでした!
【adidas】ティーマック 1(T-MAC 1)|2002年
2000年代のNBAにおいて絶大な人気を誇った歴代屈指のスコアラー「トレイシー・マグレディ」。
この名を聞くと、当時が懐かしくなる方も多いのではないでしょうか?
「ティーマック 1(T-MAC 1)」はそんなスーパースターの記念すべきシグネチャーモデル第1弾としてリリースされたモデルで、発売当初はコートの内外でトップクラスの人気を誇るバスケットシューズでした。
これまでに2度の復刻(2019年、2022年)を果たしていますが、いずれも即完売とその人気は健在。
adidas(アディダス)にとって2000年代最高の一足であることは間違いないでしょう!
![]() 楽天市場 |
【NIKE】ハイパーダンク 2008(HYPER DUNK 2008)|2008年
NIKE(ナイキ)の普及の名作「ダンク」を当時の技術で超ハイテクモデルとして蘇らせた傑作「ハイパーダンク(HYPER DUNK)」。
中でもその初代モデルにあたる「ハイパーダンク 2008(HYPER DUNK 2008)」は伝説のモデルといっても過言ではないでしょう。
「ハイパーダンク 2008(HYPER DUNK 2008)」の広告塔を務めたのは、あの「コービー・ブライアント」。
正直それだけでも“勝ち確”なのですが、「ハイパーダンク 2008(HYPER DUNK 2008)」が真に伝説となったのは北京オリンピックが大きな要因だったんですよ!
北京オリンピックではNIKE(ナイキ)がオリンピック仕様の“国別カラー”を開発し、コービーをはじめとしたアメリカ代表選手だけでなく、他国の選手たちも揃って“自国カラー”の「ハイパーダンク 2008(HYPER DUNK 2008)」を着用。
NIKE(ナイキ)の策略は大成功で、オリンピックを彩った伝説のモデルとして後世に語り継がれることとなったのです。
![]() 楽天市場 |
【NIKE】ズーム コービー 4(ZOOM KOBE 4)|2009年
さあ、「バッシュの歴史を変えた」と言われる2000年代最高傑作の1つが登場です。
それがNIKE(ナイキ)から発売されたコービー・ブライアントのシグネチャーモデル第4弾「ズーム コービー 4(ZOOM KOBE 4)」。
けがのリスクが高いとしてローカットが敬遠されていた時代に、突如登場したローカットの新作モデル。
現代のようにSNSはなかったとはいえ、当時の批判はすごかったでしょうね。笑
そんな中、コービーはコービーは特に怪我なくシーズンを完走し、そのまま圧倒的パフォーマンスでNBAを制覇。
この活躍を見た周囲は手のひらクルクルで、そこから一気により機動力に優れたローカットが主流の時代が始まっていったのでした。
まさに、現代バッシュへの扉を開いた伝説のモデルと言えますね!!
![]() 楽天市場 |
【NIKE】レブロン 7(LeBron 7)|2009年
最後の一足は、かの有名なNBAのキング「レブロン・ジェームズ」のシグネチャーシリーズから「レブロン 7(LeBron 7)」をチョイス。
その特徴は、バスケットシューズに初めて搭載されたフルレングス(足裏全体を覆うサイズ)の「Max Air(マックスエア)」。
空気の力を利用して高い衝撃吸収性を発揮する「Max Air(マックスエア)」は、それまでソールのワンポイントだけにしか組み込まれることはありませんでしたが、レブロン 7(LeBron 7)ではソール全体にMax Air(マックスエア)が採用されたわけですね。
そして、このモデルが名作と呼ばれるもう一つの所以は、アッパーに「レザー素材」が使われているところ。
復刻版でも変わらずレザーが使用されていて、高級感がありつつ使っていくと味が出てくるところが、ストリートシーンでも愛されるポイントとなっているようです。
機能性とデザイン性を両立した、シリーズ屈指の名作であることは間違いないでしょう!
![]() 楽天市場 |
まとめ|復刻版は大手通販サイトやフリマサイトで購入可能!
2000年代を代表する名作モデルたち、楽しんでもらえましたか?
NBA好きな僕としても、この時代はNBAで活躍するスーパースターたちほぼ全員にシグネチャーモデルが存在するので、調べていて楽しいし、いつかはコレクションをしてみたいなと思っています。
この記事でご紹介したモデルたちは、全てオリジナル版の生産は終了してしまっています。
ただ、復刻版は存在するモデルがほとんどですので、楽天市場やAmazonといった大手通販サイトやフリマサイトなどで購入が可能です。
NBAスターたちと歴史を作ってきた名作たちを、皆さんのコレクションに加えてみてはいかがでしょうか?
また、冒頭でも少し触れた90年代についても、同じく時代を代表する名作たちをまとめた記事があります。
レトロバッシュに興味のある方やストリートファッションが好きな方には面白い内容だと思いますので、ぜひ見てみてくださいね!






