こんにちは!
NBA好きブログライターのおしょうサンドです。
皆さん、NBA観戦を楽しんでいますか?
NBAは非常に魅力の多いリーグですので楽しみ方はファンの数だけあると思いますが、その一つが”推しチームを応援すること”ですよね!
推しチームが決まっていると、そのチームの成績、所属している選手の成長、ドラフトの順位、トレードの内容などイベントのたびに楽しみが増え、NBA観戦がより楽しいものになること間違いありません!
では推しのチームはどのようにして決めればいいのでしょうか?
その方法はズバリ、チームについてよく知ることです。
チームの歴史や文化、現在所属している選手や過去に所属していた選手などの情報を知れば、きっとあなたにあったチームが見つかるはずです。
そこで今回は、チームの歴史の1つである「永久欠番」についてご紹介していこうと思います。
永久欠番とは、バスケットボールやNBAの歴史において多大な功績を残してきた人物の使用していた背番号を、その人物の功績を称えそのチームにおいてはその人物以外が使用することができないようにしたものです。
永久欠番を知れば、そのチームの最も輝いてた時代を知ることができますよ!
今回ご紹介するチームは”サンアントニオ・スパーズ”です。
もちろん他の29チームについても同様の記事がございますので、ぜひそちらもごらんください!
それではティップオフ!!
サンアントニオ・スパーズの永久欠番
それでは早速、サンアントニオ・スパーズの永久欠番となっている番号とその番号をつけていた人物について見ていきましょう!
サンアントニオ・スパーズでは11個の背番号を永久欠番としています。(サンアントニオ・スパーズの選手10名+ビル・ラッセル)
1人ずつ詳しくご紹介していきます!
#00 ジョニー・ムーア(Johnny Moore)
ジョニー・ムーアは1979年にサンアントニオ・スパーズにドラフト43位で指名され、キャリアのほぼ全てをスパーズで過ごした選手です。
ポイントガードとしてアシスト能力にすぐれ、キャリアで1度のアシスト王を受賞しています。
ポジション:ポイントガード
在籍期間:1980年〜1987年、1989年〜1990年
式典日:1998年3月20日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 0回 |
その他 | アシスト王(1982年) |
#6 エイブリー・ジョンソン(Avery Johnson)
エイブリー・ジョンソンは1988年にドラフト外でNBA入りしたにもかかわらず16年という非常に長いキャリアを送った選手です。
彼のキャリアのハイライトはサンアントニオ・スパーズで訪れ、1999年のNBAファイナル第5戦にて試合を決めるシュート沈めるなどその年のチームのNBA優勝に大きく貢献しました。
ポジション:ポイントガード
在籍期間:1992年〜1993年、1994年〜2001年
式典日:2007年12月22日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1999年) |
その他 | 特になし |
#9 トニー・パーカー(Tony Parker)
トニー・パーカーはポポビッチヘッドコーチの元でティム・ダンカン、マヌ・ジノビリと共に形成された”BIG3”の一角であり、キレとスピードを持ち合わせたドライブで相手を抜き去ることを得意としたリーグ屈指のポイントガードです。
ドラフト順位は28位と非常に低かったにもかかわらず、大成を果たし4度の優勝、6度のオールスター選出、4度のオールNBA選出と輝かしいNBAキャリアを送りました。
ポジション:ポイントガード
在籍期間:2001年〜2018年
式典日:2019年11月11日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 4回(2003年, 2005年, 2007年, 2014年) |
NBAファイナルMVP | 1回(2007年) |
NBAオールスター | 4回(2006年, 2007年, 2009年, 2012年〜2014年) |
オールNBA | セカンドチーム×3(2012年〜2014年) サードチーム(2009年) |
その他 | オールルーキーファーストチーム(2002年) |
#12 ブルース・ボーウェン(Bruce Bowen)
ブルース・ボーウェンは1993年にNBAドラフト選外となったところから這い上がりサンアントニオ・スパーズで3度の優勝に貢献するに至ったという不屈の精神を持った選手です。
彼の武器は相手選手がボールを受け取ることすらできないほどに密着したディフェンスと”職人”と称されるほどに特化したコーナーからのスリーポイントシュートであり、スパーズの3度の優勝に欠かせない存在となりました。
ポジション:スモールフォワード
在籍期間:2001年〜2009年
式典日:2012年3月21日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 3回(2003年, 2005年,2007年) |
オールNBA | ファーストチーム×5(2004年〜2008年) セカンドチーム×3(2001年〜2003年) |
その他 | 特になし |
#13 ジェームズ・サイラス(James Silas)
ジェームズ・サイラスはABAのダラス・チャパラルズ(現サンアントニオ・スパーズ)から主力としてチームを支えた選手であり、翌年にチームがサンアントニオに拠点を移してからも2年連続ABAオールスターに選ばれるほどの活躍でチームを牽引しました。
サンアントニオ・スパーズがNBAに参入した後もスパーズに在籍し続け、9シーズンを送ったサイラスの貢献に敬意を表し、スパーズはサイラスの背番号である13番をチーム史上初の永久欠番としました。
ポジション:ポイントガード
在籍期間:1972年〜1981年
式典日:1984年2月28日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 0回 |
NBAオールスター | 2回(1975年, 1976年) |
オールNBA | ファーストチーム(1976年) セカンドチーム(1975年) |
その他 | オールルーキーファーストチーム(1973年) |
#20 マヌ・ジノビリ(Manu Ginobili)
マヌ・ジノビリはポポビッチHCのもと、ティム・ダンカン、トニー・パーカーと共に”BIC3”の1角を担った選手であり、代名詞の”ジノビリステップ”や卓越した視野と類まれなるパスセンスから繰り出されるノールックパスなど派手なプレイでベンチから試合の流れを大きく変えるシックスマンとして活躍しました。
NBAでの4度の優勝もさることながら、アルゼンチン代表としてユーロリーグ優勝、オリンピック優勝も果たしており、3種の優勝トロフィーを持つ数少ない選手の1人です。
ポジション:シューティングガード
在籍期間:2002年〜2018年
式典日:2019年3月28日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 4回(2003年, 2005年,2007年, 2014年) |
NBAオールスター | 2回(2005年, 2011年) |
オールNBA | サードチーム×2(2008年, 2011年) |
その他 | シックスマン賞(2008年) オールルーキーセカンドチーム(2002年) |
#21 ティム・ダンカン(Tim Duncan)
ティム・ダンカンはサンアントニオ・スパーズの黄金時代の中核として活躍し、スパーズに5度の優勝をもたらした史上最高パワーフォワードの呼び声も高い選手です。
”The Big Fundamental”の愛称のとおり基本に忠実なプレイが多く「地味」なイメージを持たれがちですが、個人でも2度のシーズンMVP受賞、15度のオールスター選出、15度のオールNBA選出、15度のオールディフェンシブチーム選出と圧倒的な実績を誇ります。
ポジション:パワーフォワード/センター
在籍期間:1997年〜2016年
式典日:2016年12月18日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 5回(1999年, 2003年, 2005年, 2007年, 2014年) |
NBAファイナルMVP | 3回(1999年, 2003年, 2005年) |
NBAシーズンMVP | 2回(2002年〜2003年) |
NBAオールスター | 15回(1998年, 2000年〜2011年, 2013年, 2015年) |
NBAオールスターMVP | 1回(2000年) |
オールNBA | ファーストチーム×10(1998年〜2005年, 2007年, 2013年) セカンドチーム×3(2006年, 2008年〜2009年) サードチーム×2(2010年, 2015年) |
オールディフェンシブ | ファーストチーム×8(1999年〜2003年, 2005年, 2007年〜2008年) セカンドチーム×7(1998年, 2004年, 2006年, 2009年〜2010年, 2013年, 2015年) |
その他 | 新人王(1998年) オールルーキーファーストチーム(1998年) |
#32 ショーン・エリオット(Sean Elliott)
ショーン・エリオットは1989年にサンアントニオ・スパーズからドラフト3位指名を受けNBA入りを果たすとその後のキャリアのほとんどをスパーズで過ごした選手です。
決して傑出した選手ではなかったものの長きに渡りスパーズを支え続け、1999年にはスパーズのNBA制覇に大きく貢献しました。
ポジション:スモールフォワード
在籍期間:1989年〜1993年、1994年〜2001年
式典日:2005年3月6日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1999年) |
NBAオールスター | 2回(1993年, 1996年) |
その他 | オールルーキーファーストチーム(1990年) |
#44 ジョージ・ガービン(George Gervin)
ジョージ・ガービンは1970年代後半から1980年代前半にサンアントニオ・スパーズで活躍したスーパースターであり、表情を変えることなく淡々と得点を取り続ける姿から”アイスマン”と呼ばれていた選手です。
非常に高い得点能力を有し、NBAで4度の得点王を受賞しています。
2015年にゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンが塗り替えるまで1Qで33得点というNBA記録を保有していました。
ポジション:シューティングガード/スモールフォワード
在籍期間:1974年〜1985年
式典日:1987年12月5日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 0回 |
NBAオールスター | 9回(1977年〜1985年) |
NBAオールスターMVP | 1回(1980年) |
オールNBA | ファーストチーム×5(1978年〜1982年) セカンドチーム×2(1977年, 1983年) |
その他 | 得点王×4(1978年〜1980年, 1982年) |
#50 デビッド・ロビンソン(David Robinson)
デビッド・ロビンソンは1987年にドラフト1位でサンアントニオ・スパーズに指名されNBA入りを果たした選手であり、主に1990年代のスパーズのエースとして活躍しました。
1999年、2003年にはのちにドラフトされるティム・ダンカンと共に「ツインタワー」を形成し、ダンカンにエースの座を譲りながらもチームの大黒柱としてスパーズに2度の優勝をもたらしました。
ポジション:センター
在籍期間:1989年〜2003年
式典日:2003年11月10日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 2回(1999年, 2003年) |
NBAシーズンMVP | 1回(1995年) |
NBAオールスター | 10回(1990年〜1996年, 1998年, 2000年〜2001年) |
オールNBA | ファーストチーム×4(1991年〜1992年, 1995年〜1996年) セカンドチーム×2(1994年, 1998年) サードチーム×4(1990年, 1993年, 2000年〜2001年) |
オールディフェンシブ | ファーストチーム×4(1991年〜1992年, 1995年〜1996年) セカンドチーム×4(1990年, 1993年〜1994年,1998年) |
その他 | 最優秀守備選手賞(1992年) 新人王(1990年) オールルーキーファーストチーム(1990年) |
全30チームで永久欠番となった”#6 ビル・ラッセル”
NBAで前人未到の11度の優勝を果たした”ビル・ラッセル”はバスケットボールのみならずアメリカ史上最も偉大なアスリートの1人です。
ビル・ラッセル以前のNBAおよびアメリカのスポーツ界は白人中心の文化が根強く、黒人選手は迫害されていました。
しかし、ビル・ラッセルはその圧倒的な実力と実績を持ってファンを熱狂させ、NBA史上初の黒人のNBAスター選手となることで、アフリカ系アメリカ人選手の地位を向上させました。
また、現役中にも関わらずボストン・セルティクスにて選手権ヘッドコーチに就任し、アメリカ4大メジャースポーツ史上初の黒人ヘッドコーチとなりました。
彼の選手として、および公民権運動家としての功績を称え、2009年にファイナルMVPの正式名称を”ビル・ラッセル・NBAファイナルMVP”に変更されています。
また、2022年8月11日には同年7月31日に死去した彼に敬意を表し、背番号#6が30チーム全てで永久欠番になることが発表されました。
まとめ
今回は「サンアントニオ・スパーズの永久欠番」についてご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
最初にもご紹介しましたが、他の29チームについても同様の記事がございますでぜひそちらの記事もご覧ください!
それではまた次の記事でお会いしましょう!