こんにちは！
NBA好きブロガーのおしょうサンドです。
NBAに属する全ての選手とチームが目指す目標である「NBAチャンピオン」。
多くのNBA選手が生涯に1度もつかむことができず引退していくほどに険しい道のりです。
NBAチャンピオンになった1チームは、翌年のNBAの中心となります。
他の29チームは、その1チームを倒すために新たな選手を獲得したり、戦術を取り入れたりと対策を講じていきます。
それゆえNBAの頂点を決める戦いである「NBAファイナル」は、例外なくそのシーズンの集大成であり、NBAの歴史そのものと言えるのです。
もちろんNBAファイナルだけを見ても十分面白いと思います。
ただ、NBAファイナルに至るまでにも毎年数々のドラマがあります。
進出したチームの辿ってきた軌跡を知ることで、NBAファイナルはさらに面白くなります！！！
つまり、NBAチャンピオンになったチームの背景を知ることは「NBAの歴史をより深く知ること」であり、NBAの”沼”により深くはまっていくきっかけの1つというわけですね！笑
そこで今回は1965-66シーズンを制したボストン・セルティックス（BOS）の優勝への軌跡をご紹介しようと思います。
ボストン・セルティックスは優勝までにどのような軌跡を辿ってきたのでしょうか？？
存分に見ていきましょう！
それではさっそく、ティップオフ！！
目次
ドラフト
NBAにおいて、オフシーズン最大のイベントは「NBAドラフト」ですよね！
世界最高のリーグであるNBAには、毎年世界最高の選手たちがドラフトされます。
将来チームの中心になりうる逸材や即戦力となる選手をリスクなく獲得できるため、すべてのチームにとって欠かせないイベントです。
ボストン・セルティックスは1965年のNBAドラフトにて 名の選手をドラフトしました。
【指名選手】
| 巡 | 指名順位 | 選手名 | ポジション | 国籍 | 出身大学 | 前所属チーム（リーグ/国名） |
年ドラフトでの が持っていた自前の指名権は 枚で、 巡目 位で を指名しました。
もう一枚、
年NBAドラフトで指名された選手の一覧を見たいという方はこちらの記事をご覧ください！
リンクカード
NBAファイナルまでの道のり：1965-66 ボストン・セルティクスのレギュラーシーズン
まずは1965-66レギュラーシーズンがボストン・セルティクスにとってどんな1年だったのかを見ていきましょう！
【オフシーズンの動き】
1956年にトム・ヘインソーンとビル・ラッセルが入団してからというもの強豪であり続けているボストン・セルティクスはここまで7年連続でNBA優勝を果たしており、絶対的王者として前人未到の8連覇に挑むべくシーズンに臨みました。
【レギュラーシーズンの結果】
例年通りイーストの強豪として順調に勝ち星を重ね続け、最終的には54勝26敗のリーグ2位の勝率でプレイオフに進出しました。
ボストン・セルティクスはイースタン・ディビジョンで2位を獲得しました。
【1965-66レギュラーシーズン イースタン・ディビジョンの結果】
| イースタン・ディビジョン | 勝 | 負 | 勝率 | 差 | ホーム | ロード | Div | GP |
| フィラデルフィア・76ers | 55 | 25 | .688 | – | 22–3 | 20–17 | 20–10 | 82 |
| ボストン・セルティクス | 54 | 26 | .675 | 1 | 26–5 | 19–18 | 19–11 | 82 |
| シンシナティ・ロイヤルズ | 45 | 35 | .563 | 10 | 25–6 | 11–23 | 16–14 | 82 |
| ニューヨーク・ニックス | 30 | 50 | .375 | 25 | 20–14 | 4–30 | 5–25 | 82 |
NBAファイナルまでの道のり：1965-66 ボストン・セルティクスのプレイオフ
次にボストン・セルティクスが1965-66プレイオフをどのようにして勝ち抜いたのか見ていきましょう！
【1965-66プレイオフの背景】
1965-1966シーズンのプレイオフは1966年3月23日に開始し、4月28日に終了しました。
カンファレンス・セミファイナル（東地区準決勝）対シンシナティ・ロイヤルズ：3勝2敗
カンファレンス・セミファイナル（東地区準決勝）ではオスカー・ロバートソン擁するシンシナティ・ロイヤルズと対戦し、3勝2敗でなんとか勝利してカンファレンス・ファイナルに進出しました。
| 試合 | 日付 | アウェイ | 結果 | ホーム | アリーナ | |
| 第1戦 | 1966年3月23日 | シンシナティ・ロイヤルズ | 107-103 | ボストン・セルティクス | ボストン・ガーデン | |
| 第2戦 | 1966年3月26日 | ボストン・セルティクス | 132-125 | シンシナティ・ロイヤルズ | シンシナティ・ガーデンズ | |
| 第3戦 | 1966年3月27日 | シンシナティ・ロイヤルズ | 113-107 | ボストン・セルティクス | ボストン・ガーデン | |
| 第4戦 | 1966年3月30日 | ボストン・セルティクス | 120-103 | シンシナティ・ロイヤルズ | シンシナティ・ガーデンズ | |
| 第5戦 | 1966年4月1日 | シンシナティ・ロイヤルズ | 103-112 | ボストン・セルティクス | ボストン・ガーデン | |
カンファレンス・ファイナル（東地区決勝）対フィラデルフィア・76ers：4勝 敗
カンファレンス・ファイナルではウィルト・チェンバレン擁するフィラデルフィア・76ersとの対戦となり、これを4勝1敗で制してNBAファイナルに進出しました。
| 試合 | 日付 | アウェイ | 結果 | ホーム | アリーナ | |
| 第1戦 | 1966年4月3日 | ボストン・セルティクス | 115-96 | フィラデルフィア・76ers | フィラデルフィア・アリーナ | |
| 第2戦 | 1966年4月6日 | フィラデルフィア・76ers | 93-114 | ボストン・セルティクス | ボストン・ガーデン | |
| 第3戦 | 1966年4月7日 | ボストン・セルティクス | 105-111 | フィラデルフィア・76ers | フィラデルフィア・アリーナ | |
| 第4戦 | 1966年4月10日 | フィラデルフィア・76ers | 108-114 | ボストン・セルティクス | ボストン・ガーデン | |
| 第5戦 | 1966年4月12日 | ボストン・セルティクス | 120-112 | フィラデルフィア・76ers | フィラデルフィア・アリーナ | |
こうして迎えた1966年のNBAファイナルでは、ボストン・セルティクスがジェリー・ウエスト擁するロサンゼルス・レイカーズを4勝3敗で破り、NBA優勝を成し遂げました。
1966年のNBAファイナルについての詳しい内容を知りたいという方はこちらの記事もぜひお読みください！
まとめ：ボストン・セルティクスが前人未到の8連覇
今回は「1966年のNBAファイナルで優勝を果たした”ボストン・セルティクス”のチーム背景と優勝への軌跡」についてご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか？
NBA優勝を果たすまでの道のりの険しさを知ると、NBAファイナルをより深く楽しむことができますよね！
この優勝はボストン・セルティクスにとって8年連続9回目のNBA制覇となりました。
この時セルティクスが成し遂げた8連覇はアメリカのプロスポーツ史上でも例を見ない快挙となりました。
他のシーズンについても優勝チームの軌跡についてご紹介している記事がありますので、そちらもぜひご覧くださいね！
それではまた次の記事でお会いしましょう！
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