こんにちは!
NBA好きブログライターのおしょうサンドです。
皆さん、NBA観戦を楽しんでいますか?
NBAは非常に魅力の多いリーグですので楽しみ方はファンの数だけあると思いますが、その一つが”推しチームを応援すること”ですよね!
推しチームが決まっていると、そのチームの成績、所属している選手の成長、ドラフトの順位、トレードの内容などイベントのたびに楽しみが増え、NBA観戦がより楽しいものになること間違いありません!
では推しのチームはどのようにして決めればいいのでしょうか?
その方法はズバリ、チームについてよく知ることです。
チームの歴史や文化、現在所属している選手や過去に所属していた選手などの情報を知れば、きっとあなたにあったチームが見つかるはずです。
そこで今回は、チームの歴史の1つである「永久欠番」についてご紹介していこうと思います。
永久欠番とは、バスケットボールやNBAの歴史において多大な功績を残してきた人物の使用していた背番号を、その人物の功績を称えそのチームにおいてはその人物以外が使用することができないようにしたものです。
永久欠番を知れば、そのチームの最も輝いてた時代を知ることができますよ!
今回ご紹介するチームは”ポートランド・トレイルブレイザーズ”です。
もちろん他の29チームについても同様の記事がございますので、ぜひそちらもごらんください!
それではティップオフ!!
ポートランド・トレイルブレイザーズの永久欠番
それでは早速、ポートランド・トレイルブレイザーズの永久欠番となっている番号とその番号をつけていた人物について見ていきましょう!
ポートランド・トレイルブレイザーズでは11個の背番号を永久欠番としています。(ポートランド・トレイルブレイザーズの選手10名+ビル・ラッセル)
1人ずつ詳しくご紹介していきます!
#13 デイブ・トワールジック(Dave Twardzik)
デイブ・トワールジックは1977年にポートランド・トレイルブレイザーズがNBA優勝を成し遂げた際にスタメンポイントガードとして多大な貢献をした選手です。
ポジション:ポイントガード
在籍期間:1976年〜1980年
式典日:1981年10月11日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1977年) |
NBAオールスター | 1回(1975年) |
その他 | 特になし |
#14 ライオネル・ホリンズ(Lionel Hollins)
ライオネル・ホリンズは1975年にドラフト6位でポートランド・トレイルブレイザーズに指名され、その後5シーズンを過ごしました。
ブレイザーズに所属した期間中に1度のNBA優勝、1度のオールスター出場、2度のオールディフェンシブチーム選出を果たしました。
ポジション:ポイントガード
在籍期間:1975年〜1980年
式典日:2007年4月18日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1977年) |
NBAオールスター | 1回(1978年) |
オールディフェンシブ | ファーストチーム(1978年) セカンドチーム(1979年) |
その他 | オールルーキーセカンドチーム(1976年) |
#15 ラリー・スティール(Larry Steele)
ラリー・スティールは1971年にドラフト37位でポートランド・トレイルブレイザーズに指名されNBA入りを果たすと、その後8シーズンにわたってブレイザーズで活躍し、1977年のNBA優勝にも大きく貢献した選手です。
また、1974年に初代スティール王となったことでも知られています。
ポジション:シューティングガード
在籍期間:1971年〜1980年
式典日:1981年10月11日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1977年) |
その他 | スティール王(1974年) |
#20 モーリス・ルーカス(Maurice Lucas)
モーリス・ルーカスは1976年にポートランド・トレイルブレイザーズに拡張ドラフトで指名を受けNBA入りをすると、翌年のブレイザーズのNBA優勝に大きく貢献しました。
個人としてもキャリアで5度のオールスター選出、1度のオールNBAチーム選出、2度のオールディフェンシブチーム選出を果たしています。
ポジション:パワーフォワード
在籍期間:1976年〜1980年, 1987年〜1988年
式典日:1988年11月4日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1977年) |
NBAオールスター | 5回(1976年, 1977-1979年, 1983年) |
オールNBA | セカンドチーム(1978年) |
オールディフェンシブ | ファーストチーム(1978年) セカンドチーム(1979年) |
その他 | 特になし |
#22 クライド・ドレクスラー(Clyde Drexler)
クライド・ドレクスラーはキャリアの大半をポートランド・トレイルブレイザーズで過ごし、晩年をヒューストン・ロケッツで過ごした選手であり、キャリアの中で1度の優勝、10度のオールスター選出、5度のオールNBA選出を果たした史上最高のシューティングガードの1人です。
非常に高いジャンプ力と人並み外れた対空時間のなかで生み出された華麗なダンクシュートは彼の代名詞であり、その滑空するような姿から”Clyde the Glide (クライド・ザ・グライド)”という愛称で呼ばれました。
ポジション:シューティングガード
在籍期間:1983年〜1995年
式典日:2001年3月6日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1995年) |
NBAオールスター | 10回(1986年, 1988年〜1994年, 1996年, 1997年) |
オールNBA | ファーストチーム(1992年) セカンドチーム×2(1988年, 1991年) サードチーム×2(1990年, 1995年) |
その他 | 特になし |
#30 ボブ・グロス(Bobby Gross)
ボブ・グロスは1975年にドラフト25位でポートランド・トレイルブレイザーズにドラフトされ、1977年のブレイザーズのNBA優勝に大きく貢献した選手です。
キャリアのほとんどをブレイザーズで過ごし、1度のオールディフェンシブチーム入りも果たしました。
ポジション:スモールフォワード
在籍期間:1975年〜1982年
式典日:2008年12月18日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1977年) |
オールNBA | セカンドチーム(1978年) |
その他 | 特になし |
#30 テリー・ポーター(Terry Porter)
テリー・ポーターは1985年にドラフト24位でポートランド・トレイルブレイザーズに指名されNBA入りを果たすと、10シーズンをブレイザーズで過ごした選手です。
ブレイザーズの低迷期を支えたエースであり、オールスターにも2度選出されるなどリーグを代表する実力を持つポイントガードの1人でした。
ポジション:ポイントガード
在籍期間:1985年〜1995年
式典日:2008年12月16日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 0回 |
NBAオールスター | 2回( 1991年, 1993年) |
その他 | 特になし |
#32 ビル・ウォルトン(Bill Walton)
ビル・ウォルトンは1974年にドラフト1位でポートランド・トレイルブレイザーズに指名されNBA入りを果たした選手であり、1977年のブレイザーズに優勝をもたらした中心選手の1人です。
ディフェンスにおいて非常に優れたの能力を持っており、キャリアでは1度のリバウンド王、1度のブロック王受賞を果たしています。
ポジション:センター
在籍期間:1974年〜1979年
式典日:1989年11月3日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 2回(1977年, 1986年) |
NBAファイナルMVP | 1回(1977年) |
NBAシーズンMVP | 1回(1978年) |
NBAオールスター | 2回(1977年, 1978年) |
オールNBA | ファーストチーム(1978年) セカンドチーム(1977年) |
オールディフェンシブ | ファーストチーム×2(1977年, 1978年) |
その他 | シックスマン賞(1986年) ブロック王(1977年) リバウンド王(1977年) |
#36 ロイド・ニール(Lloyd Neal)
ロイド・ニールは1972年にポートランド・トレイルブレイザーズにドラフトされNBA入りを果たすと、キャリアの全てをブレイザーズで過ごし、1977年のブレイザーズのNBA優勝にも大きく貢献した選手です。
また、ドラフト31位と決して高順位でないながらもオールルーキーファーストチームに選出されるなど初年度から実力を示していました。
ポジション:パワーフォワード
在籍期間:1972年〜1979年
式典日:1979年3月24日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 1回(1977年) |
その他 | オールルーキーファーストチーム(1973年) |
#45 ジェフ・ペトリー(Geoff Petrie)
ジェフ・ペトリーは1971年にポートランド・トレイルブレイザーズにドラフトされてNBA入りをはたした選手で、1970年に創設されたブレイザーズにとって初のドラフト指名選手です。
6シーズンという短いキャリアながらも創設期のブレイザーズを支えるスター選手として活躍しました。
ポジション:シューティングガード/ポイントガード
在籍期間:1970年〜1976年
式典日:1981年10月11日
【受賞歴】
NBAチャンピオン | 0回 |
NBAオールスター | 2回(1971年, 1974年) |
その他 | 新人王(1971年) オールルーキーファーストチーム(1971年) |
全30チームで永久欠番となった”#6 ビル・ラッセル”
NBAで前人未到の11度の優勝を果たした”ビル・ラッセル”はバスケットボールのみならずアメリカ史上最も偉大なアスリートの1人です。
ビル・ラッセル以前のNBAおよびアメリカのスポーツ界は白人中心の文化が根強く、黒人選手は迫害されていました。
しかし、ビル・ラッセルはその圧倒的な実力と実績を持ってファンを熱狂させ、NBA史上初の黒人のNBAスター選手となることで、アフリカ系アメリカ人選手の地位を向上させました。
また、現役中にも関わらずボストン・セルティクスにて選手権ヘッドコーチに就任し、アメリカ4大メジャースポーツ史上初の黒人ヘッドコーチとなりました。
彼の選手として、および公民権運動家としての功績を称え、2009年にファイナルMVPの正式名称を”ビル・ラッセル・NBAファイナルMVP”に変更されています。
また、2022年8月11日には同年7月31日に死去した彼に敬意を表し、背番号#6が30チーム全てで永久欠番になることが発表されました。
まとめ
今回は「ポートランド・トレイルブレイザーズの永久欠番」についてご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
最初にもご紹介しましたが、他の29チームについても同様の記事がございますでぜひそちらの記事もご覧ください!
それではまた次の記事でお会いしましょう!