こんにちは!
NBA好きブログライターのおしょうサンドです。
世界最高峰のバスケットボールリーグである「NBA」。
リーグに所属できるチームはわずか30球団です。(2024年8月時点)
そんな世界で最も有名な30チームなだけあって、それぞれのチームがそれぞれの歴史とカルチャーを有しています。
それぞれのチームの背景を知れば、今よりもっとNBAの試合の応援が面白くなるはずですよ!
今回はご紹介するのは「フェニックス・サンズ(Phoenix Suns)」。
フェニックス・サンズにある「フットプリント・センター」を本拠地とするNBAチームです。
この記事では、フェニックス・サンズの「基本情報」から「現地観戦へ行く際に必要な情報」までチームの魅力をを詳しくご紹介していきます。
ぜひ推しチーム探しに役立ててくださいね!
それではティップ・オフ!!
目次
2022-2023 プレシーズン・レギュラーシーズン・プレイオフ チームリーダー
【2022-2023 チームリーダー】
シーズン | カテゴリー | スタッツ | 選手 | ポジション | 背番号 |
プレシーズン | 得点(pts) | 29.1 | ケビン・デュラント | F | #35 |
リバウンド(reb) | 10.0 | ディアンドレ・エイトン | C | #22 | |
アシスト(ast) | 8.9 | クリス・ポール | G | #3 | |
レギュラーシーズン | 得点(pts) | 29.1 | ケビン・デュラント | F | #35 |
リバウンド(reb) | 10.0 | ディアンドレ・エイトン | C | #22 | |
アシスト(ast) | 8.9 | クリス・ポール | G | #3 | |
プレイオフ | 得点(pts) | 33.7 | デビン・ブッカー | G | #1 |
リバウンド(reb) | 9.7 | リバウンド | C | #22 | |
アシスト(ast) | 7.4 | アシスト | G | #3 |
主要選手
【主要選手】
選手名 | ポジション |
ケビン・デュラント | F |
デビン・ブッカー | G |
ディアンドレ・エイトン | C |
クリス・ポール | G |
トーリー・グレッグ | F |
レギュラーシーズンの勝敗
【レギュラーシーズンの勝敗】
合計 | 45勝-37敗(勝率 54.9%) |
ホーム | 28勝-13敗(勝率 68.3%) |
アウェイ | 17勝-24敗(勝率 41.5%) |
カンファレンス | 30勝-22敗(West 4位) |
ディビジョン | 9勝-7敗(Pacific 2位) |
直近10試合 | 7勝-3敗 |
ストリーク(連勝or連敗) | Lost 2 |
スタッツ
【2022-2023 レギュラーシーズン スタッツ】
カテゴリー | スタッツ |
平均得点(PTS) | 114.2点 |
平均リバウンド(REB) | 40.0本 |
平均アシスト(AST) | 24.5本 |
フィールドゴール成功率(FG%) | 49.6% |
3ポイント成功率(3P%) | 36.3% |
フリースロー成功率(FT%) | 79.8% |
平均スティール(STL) | 6.3本 |
平均ブロック(BLK) | 5.6本 |
平均オフェンシブ・リバウンド(OR) | 9.2本 |
平均ディフェンシブ・リバウンド(DR) | 30.8本 |
平均ターンオーバー(TO) | 12.1本 |
平均パーソナルファウル(PF) | 22.0回 |
フェニックス・サンズ
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フェニックス・サンズ
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シーズン別スタッツ
【フェニックス・サンズ レギュラーシーズン シーズン別スタッツ】
シーズン | GP | PT | REB | AST | STL | BLK | FG | FG% | 3P | 3P% | FT | FT% | OR | DR | TO | PF |
2022-23 | 82 | 113.6 | 44.2 | 27.3 | 7.1 | 5.3 | 42.1 - 90.1 | 46.7 | 12.2 - 32.6 | 37.4 | 17.2 - 21.7 | 79.3 | 11.8 | 32.4 | 13.5 | 21.2 |
2021-22 | 82 | 114.8 | 45.3 | 27.4 | 8.6 | 4.4 | 43.7 - 90.1 | 48.5 | 11.6 - 31.9 | 36.4 | 15.9 - 19.9 | 79.7 | 9.8 | 35.5 | 12.9 | 19.9 |
2020-21 | 72 | 115.3 | 42.9 | 26.9 | 7.2 | 4.3 | 43.3 - 88.3 | 49 | 13.1 - 34.6 | 37.8 | 15.6 - 18.7 | 83.4 | 8.8 | 34.2 | 12.5 | 19.1 |
2019-20 | 73 | 113.6 | 43.5 | 27.2 | 7.7 | 4 | 41.2 - 88.1 | 46.8 | 11.4 - 31.8 | 35.8 | 19.9 - 23.8 | 83.4 | 9.8 | 33.8 | 14.8 | 22 |
2018-19 | 82 | 107.5 | 40.4 | 23.9 | 9 | 5.1 | 40.1 - 87.4 | 45.9 | 9.6 - 29.3 | 32.9 | 17.6 - 22.7 | 77.9 | 9.1 | 31.3 | 15.6 | 23.6 |
2017-18 | 82 | 103.9 | 44.1 | 21.3 | 6.9 | 4.5 | 38.5 - 87.1 | 44.2 | 9.3 - 27.9 | 33.4 | 17.7 - 23.9 | 74.1 | 10.3 | 33.9 | 15.7 | 22 |
2016-17 | 82 | 107.7 | 45 | 19.6 | 8.2 | 4.9 | 39.9 - 88.5 | 45 | 7.5 - 22.6 | 33.2 | 20.4 - 26.3 | 77.6 | 11.9 | 33.1 | 15.4 | 24.8 |
2015-16 | 82 | 100.9 | 44.8 | 20.7 | 7.7 | 3.8 | 37.2 - 85.6 | 43.5 | 9.0 - 25.8 | 34.8 | 17.5 - 23.2 | 75.1 | 11.5 | 33.3 | 17.2 | 22.7 |
2014-15 | 82 | 102.4 | 43.2 | 20.2 | 8.5 | 4.7 | 38.8 - 85.8 | 45.2 | 8.5 - 25.0 | 34.1 | 16.4 - 21.5 | 76 | 10.9 | 32.2 | 15.1 | 21.3 |
※GP:試合数
フェニックス・サンズ
基本情報・概要
ここまでフェニックス・サンズのデータ面をご紹介してきましたが、次はいよいよフェニックス・サンズの「基本情報・概要」についてご紹介していきます!
これを見れば「フェニックス・サンズとはどんなチームなのか」大枠がわかるはずですよ!
【フェニックス・サンズの基本情報・概要】
呼称 / 略称 | サンズ/PHX |
所属カンファレンス | ウェスト(West) |
所属ディビジョン | パシフィック(Pacific) |
ヘッドコーチ | マーク・ブーデンホルツァー(Mark Budenholzer) |
アリーナ | フットプリント・センター(Footprint Center) |
創設 | 1968年 |
チーム史 | フェニックス・サンズ(1968年〜現在) |
本拠地 | アリゾナ州フェニックス |
チームカラー | パープル、オレンジ、ブラック、グレー、イエロー |
主なスポンサー | PayPal |
オーナー | マット・イシュビア ジャスティン・イシュビア |
社長 | ジェームズ・ジョーンズ |
ゼネラル・マネージャー(GM) | ジェームズ・ジョーンズ |
NBAGリーグ提携チーム | バレー・サンズ |
公式サイト | https://www.nba.com/suns/ |
※2024年9月12日時点
NBAが業績を上げ始めた頃に作られたチームの1つである「フェニックス・サンズ」。
創設初期からアリゾナ州フェニックスに本拠地を置いており、以来1度も移転はしていません。
本拠地のフェニックスが砂漠の上に建造された都市であることから、チーム名は砂漠に連想されるものとして「太陽(Sun)」にちなんで付けられました。
タイトル
【フェニックス・サンズ NBAタイトル】
タイトル | 回数 | 受賞年 |
NBAチャンピオン | - | - |
カンファレンス・チャンピオン | 3 | 1976, 1993, 2021 |
ディビジョン・チャンピオン | 8 | 1981, 1993, 1995, 2005, 2006, 2007, 2021, 2022 |
歴史
ここからはフェニックス・サンズの歴史について簡単にご紹介していきます。
始まり
1968年、フェニックス・サンズ誕生。
NBA1年目は16勝66敗に終わる。
この時期のサンズはコニー・ホーキンズやディック・バン・アースデールらが中心選手であった。
そこから数年間は勝率が安定せず、プレーオフの出場もままならないシーズンが続いた。
初のNBAファイナル
1975-1976シーズン、サンズにとって転機となったこのシーズンは42勝40敗で初のプレーオフ出場を果たした。
プレーオフでは勢いそのままに勝ち上がり、前年のNBA王者であるリック・バリー擁するゴールデンステイト・ウォリアーズまでも打ち破り初のNBAファイナルに到達。
NBAファイナルではボストン・セルティクスとNBA史に残る激闘を繰り広げ、2勝4敗で惜しくも敗れた。
その後もサンズは勝率6割前後を記録する強豪チームであり続けたもののプレーオフでは勝ち抜けず、年月が経つにつれ徐々に衰退。
1984-1985シーズンにはついに勝率5割を割り、1986年にはジョン・マクリードHCが退任すると共に一時代が幕を閉じた。
チャールズ・バークレー獲得、ブルズの壁
1988年、トレードにてクリーブランド・キャバリアーズからケビン・ジョンソンを獲得。
同年、トレードにてシアトル・スーパーソニックスからトム・チェンバースを獲得。
同年、ドラフト14位でダン・マーリーを指名。
1988-1989シーズン、補強が功を奏し、55勝27敗と勝率を大幅に上げることに成功。
4年ぶりのプレーオフでもカンファレンスファイナルまで出場した。
1989年、コットン・フィッツシモンズがHCに就任。
そこからサンズは長きにわたって毎年勝率6割を超える強豪として存在し続ける。
1992年、トレードでフィラデルフィア・76ersからチャールズ・バークレーを獲得。
同年、ポール・ウエストファルがHCに就任。
1992-1993シーズン、当時のチーム最多勝率である62勝20敗を記録しプレーオフに進出、バークレーはシーズンMVPを受賞した。
プレーオフでも順調に勝ち進み17年ぶりとなるNBAファイナルに進出したが、NBAファイナルではマイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズに2勝4敗で敗れた。
その後サンズはレギュラーシーズンで高い勝率は残すもののプレーオフでは結果を残すことができず、次第に勝率も低下していった。
1996年、トレードでチャールズ・バークレーをヒューストン・ロケッツに放出した。
ジェイソン・キッドの時代
1996年、ドラフト15位でスティーブ・ナッシュを獲得。
同年、トレードでダラス・マーベリクスからジェイソン・キッドを獲得。
そこから数年に渡り、サンズは勝率6割前後を記録するプレーオフ常連チームとなる。
1999年、トレードでオーランド・マジックよりアンファニー・ハーダウェイを獲得し、キッドと共に「バックコート2000」と呼ばれるデュオを結成した。
2001年、ジェイソン・キッドが妻への暴行問題を撮り立たされ、ニュージャージー・ネッツへの放出を余儀なくされた。
同年、このトレードでステフォン・マーブリーを獲得。
しかしここからサンズの成績は伸び悩み、2003-2004シーズンにはマーブリーを放出し、チーム再編へ舵を切った。
スティーブ・ナッシュの帰還、ラン&ガンオフェンス
2003年、マイク・ダントーニがHCに就任。
2004年、トレードでダラス・マーベリクスからスティーブ・ナッシュを再獲得。
この時期からサンズはダントーにHCの指揮の元、ナッシュ、ショーン・マリオン、アマレ・スタウダマイアーらを中心としたラン&ガンオフェンスと呼ばれる戦術でリーグを席巻。
2004-2005シーズンにはいきなり62勝20敗という成績でリーグ首位に駆け上がり、ナッシュはシーズンMVPを受賞。
プレーオフでも勢いは止まらず勝ち上がったもののカンファレンスファイナルまで到達したものの、BIG3を形成したサンアントニオ・スパーズに敗れた。
2005-2006シーズン、アマレ・スタウダマイアーた膝の故障でシーズンほぼ全休となるも、ポリス・ディアウがその穴を埋める活躍で、チームは54勝28敗を記録。
この年ナッシュはマジック・ジョンソン以来の2年連続MVPを受賞した。
しかしプレーオフではまたもカンファレンスファイナルでダーク・ノヴィツキー率いるダラス・マーベリクスに敗れNBAファイナル出場はならなかった。
2006-2007シーズン、スタウダマイアーが怪我から復帰し、チームは61勝21敗を記録。
プレーオフでは優勝候補と言われながらも、カンファレンスセミファイナルでまたもサンアントニオ・スパーズに敗れた。
2007-2008シーズン、冬のトレード市場にてショーン・マリオンを放出し、マイアミ・ヒートよりシャキール・オニールを獲得。
同シーズン、初めは噛み合わなかったサンズとオニールも徐々に歯車があい始めると勝利を重ねるようになり、結局55勝27敗でプレーオフには危なげなく出場。
しかしプレーオフではまたもサンアントニオ・スパーズと激突し、2勝4敗を喫して敗れた。
2008年、HCのダントーニとゼネラルマネージャーのスティーブ・カーの間に方針の差異が生じ、サンズの現状に限界を感じたダントーニがHCを辞任。
同年、テリー・ポーターがHCに就任。
2008-2009年、HCが変わったサンズは序盤かなり出遅れ、ポーターHCはオールスター当日に解雇。
その後はアシスタントコーチだったアルヴィン・ジェントリーが暫定のHCに就任するも取り返すことができず、46勝36杯でプレーオフを逃す結果となった。
2009-2010シーズン、再びラン&ガンオフェンスが機能しチームは54勝28敗と復調。
プレーオフにも舞い戻ったが、カンファレンスファイナルでこの年優勝するコービー・ブライアント率いるロサンゼルス・レイカーズに2勝4敗で敗れた。
その後は勝率を大きく落とし、3年連続でプレーオフを逃す。
2012年、トレードでスティーブ・ナッシュをロサンゼルス・レイカーズに放出。
ナッシュ退団後、低迷期へ
2013年、ジェフ・ホーナセックがHCに就任。
2013-2014シーズン、ナッシュ退団によりチームは再建に入るかと思われたが、意外にも48勝34敗を記録しチームの立て直しに成功。
しかし結果的にウエスト9位でプレーオフには進出することができなかった。
ここからさらに2019-2020シーズンまでプレーオフを逃すシーズンが続く低迷期に入る。
ブッカー台頭、クリス・ポールの獲得
2015年、ドラフト13位でデビン・ブッカーを指名。
2018年、ドラフト1位でディアンドレ・エイトンを指名。
2018-2019シーズン、勝率は改善せず19勝63敗を記録。
2019年、トレードにてユタ・ジャズよりリッキー・ルビオを獲得。
2019-2020シーズン、COVID-19の影響で短縮したシーズンながらもバブルで8戦8勝という快挙を成し遂げ34勝39敗を記録。
プレーオフには進めないながらも明るい兆しが見えたシーズンとなった。
2020年、トレードにてオクラホマシティ・サンダーよりクリス・ポールを獲得。
2020-2021シーズン、ポールの加入で安定して勝利を重ねることができるようになったサンズは51勝21敗を記録し、11年ぶりとなるプレーオフに進出。
プレーオフでもその快進撃は止まらず、1回戦でレブロンとADのロサンゼルス・レイカーズを、カンファレンスセミファイナルでニコラ・ヨキッチ擁するデンバー・ナゲッツを、カンファレンスファイナルではカワイとポール・ジョージのロサンゼルス・クリッパーズをそれぞれ倒し、28年ぶりとなるNBAファイナルに到達した。
しかしNBAファイナルではヤニス・アデトクンボ率いるミルウォーキー・バックスとの激闘の末、2勝4敗で敗れた。
2021-2022シーズン、現状の戦力を維持したまま再び優勝を狙うも、プレーオフではカンファレンスセミファイナルでルカ・ドンチッチ率いるダラス・マーベリクスに第7戦の激闘の末敗れた。
現在
2022-2023シーズン、再び優勝できる戦力を維持したままレギュラーシーズンに挑むも、序盤は勝率が安定せず苦戦を強いられることとなった。
これを受けサンズは冬の移籍市場で、ブルックリン・ネッツら4チームが絡む大型トレードを成立させ、ネッツからケビン・デュラントを獲得。
その代償としてミケル・ブリッジズ、キャメロン・ジョンソン、1巡目指名権4枚を放出した。
デュラントを加えたサンズは一気に優勝候補に名乗りをあげ、レギュラーシーズンは45勝37敗のウエスト4いまで持ち直してプレーオフに進出。
プレーオフでは1回戦でカワイ・レナードとポール・ジョージのデュオにラッセル・ウエストブルックを加えたロサンゼルス・クリッパーズを破りカンファレンスセミファイナルに進む。
しかし、カンファレンスセミファイナルではこの年優勝するデンバー・ナゲッツにデビン・ブッカーの孤軍奮闘で2勝するも、デュラントとポールが期待外れの活躍に終わり、内容としては攻守で凌駕され敗退した。
2023年、プレーオフでの采配が評価を下げたためか、モンティ・ウィリアムズがHCを解任。
セレブリティ
セレブの中にもサンズのファンであることを公表している人は多くいます。
【代表的なフェニックス・サンズファンのセレブ達】
- ガイ・フィエリ(レストラン経営者)
- ジェシー・アイゼンバーグ(俳優)
- デビッド・スペード(俳優)
- フィル・ミケルソン(プロゴルファー)
- アリス・クーパー(ミュージシャン)
- ケンダル・ジェンナー(モデル)
- ラリー・フィッツジェラルド(元アメリカンフットボール選手)
- カイラー・マレー(アメリカンフットボール選手)
NBAの面白さはセレブ達をも熱狂させているということですね。
現地観戦に行った際にはコート近くの席に座っている彼らを見ることができるかもしれませんよ!
フェニックス・サンズ
殿堂入りと永久欠番
バスケットボールの発展に大きな影響をもたらした選手やスタッフを称える「殿堂入り」。
そして、チームに多大なる貢献をした選手やスタッフを称える「永久欠番」。
いずれもNBAにおいて最も名誉な肩書きの1つです。
ここでは、フェニックス・サンズに在籍し「殿堂入り」や「永久欠番」となった選手やスタッフをまとめてご紹介していきます!
フェニックス・サンズの殿堂入りは計5名
正式名称は「ネイスミス・メモリアル・バスケットボール殿堂」。
近代バスケットボールの生みの親「ジェームズ・ネイスミス」の名前を冠するこの賞は、NBAに限らずバスケットボール競技全体における偉大な指導者、レフェリー、選手、特別功労者の栄誉を称え授与される”名誉”です。
受賞者はマサチューセッツ州スプリングフィールドにある「バスケットボール殿堂」という施設にその名が刻まれます。
フェニックス・サンズは選手4人、ヘッドコーチ1人の計5名が殿堂入りを果たしています。
選手 | ||||
背番号 | 名前 | ポジション | 在籍期間 | 殿堂入り年 |
25 | ゲイル・グッドリッチ (Gail Goodrich) | G | 1968-1970 | 1996 |
42 | コニー・ホーキンズ (Connie Hawkins) | F-C | 1969-1973 | 1992 |
34 | チャールズ・バークレー(Charles Barkley) | F | 1992-1996 | 2006 |
13 | スティーブ・ナッシュ (Steve Nash) | G | 1996-1998/2004-2012 | 2018 |
コーチ | ||||
名前 | 役職 | 在籍期間 | 殿堂入り年 | |
ジェリー・コランジェロ (Jerry Colangelo) | ヘッドコーチ | 1969-1970/1972-1973 | 1981 |
フェニックス・サンズの永久欠番は9個
チームに在籍した期間に類稀な功績を残した選手の背番号を、永久にその選手のものとして残す「永久欠番」。
永久欠番に選ばれた選手の背番号は、そのチームにおいて以後使用することができなくなります。
多くのスポーツで採用されている永久欠番の制度ですが、NBAには独自のルールがあり「コーチの勝利数に基づく永久欠番」「ファンを6人目の選手とみなす永久欠番」「チーム所属歴のない選手にリスペクトをこめて認定する永久欠番」などが認められていますよ!
例)
コーチとして1000勝→1000番
ファンを6マンとして→6番
ビル・ラッセルに敬意を表して→6番
2024年8月現在、フェニックス・サンズではチームに多大な栄誉をもたらした選手を称え、9つの背番号を永久欠番としています。
背番号 | 選手 | ポジション | 在籍期間 | 式典日 |
5 | ディック・ヴァン・アースデール | G | 1968-1977 | - |
6 | ウォルター・デイビス | F-G | 1977-1988 | 1979年12月15日 |
7 | ケビン・ジョンソン | G | 1988-2000 | - |
9 | ダン・マーリー | G-F | 1988-1995/2001-2002 | - |
24 | トム・チェンバース | F-C | 1988-1993 | - |
33 | アルバン・アダムズ | F-C | 1975-1988 | - |
34 | チャールズ・バークレー | F | 1992-1996 | - |
42 | コニー・ホーキンス | F-C | 1969-1973 | - |
44 | ポール・ウエストファル | G | 1975-1980/1983-1984 | - |
歴代ヘッドコーチ
フェニックス・サンズのヘッドコーチは計22名が引き継いできました。
【歴代ヘッドコーチ】
名前 | 在籍期間 |
ジョニー・カー (John Kerr) | 1968-69/1969-70 |
ジェリー・コランジェロ (Jerry Colangelo) | 1969-70 |
コットン・フィッツシモンズ (Cotton Fitzsimmons) | 1970-71/1971-72 |
ビル・ヴァン・ブレダクロフ (Bill Van BredaKloff) | 1972-73 |
ジェリー・コランジェロ (Jerry Colangelo) | 1972-73 |
ジョン・マクリード (John MacLeod) | 1973-74/1986-87 |
ディック・ヴァン・アースデイル (Dick Van Arsdale) | 1986-87 |
ジョン・ウェッツェル (John Wetzel) | 1987-88 |
コットン・フィッツシモンズ (Cotton Fitzsimmons) | 1988-89/1991-92 |
ポール・ウェストファル (Paul Westphal) | 1992-93/1995-96 |
コットン・フィッツシモンズ (Cotton Fitzsimmons) | 1995-96/1996-97 |
ダニー・エインジ (Danny Ainge) | 1996-97/1999-00 |
スコット・スカイルズ (Scott Skiles) | 1999-00/2001-02 |
フランク・ジョンソン (Frank Johnson) | 2001-02/2003-04 |
マイク・ダントーニ (Mike D'Antoni) | 2003-04/2007-08 |
テリー・ポーター (Terry Porter) | 2008-09 |
アルヴィン・ジェントリー (Alvin Gentry) | 2008-09/2012-2013 |
リンジー・ハンター (Lindsey Hunter) | 2012-2013 |
ジェフ・ホーナセック (Jeff Hornacek) | 2013-2016 |
アール・ワトソン (Earl Watson) | 2016-2018 |
ジェイ・トリアーノ (Jay Triano) | 2018-2019 |
モンティ・ウィリアムズ (Monty Williams) | 2019-2023 |
フランク・ヴォーゲル(Frank Paul Vogel) | 2023-現在 |
フェニックス・サンズのチーム公式X(旧Twitter)
チームのX(旧Twitter)からは選手の移籍情報やハイライトプレイなどさまざまな情報が発信されています。
推しのチームの最新の情報を得るために、SNSのフォローは欠かせませんよ!
下記にフェニックス・サンズのX(旧Twitter)のリンクを貼っておきますので、興味のある方はぜひ見てみてくださいね!
フェニックス・サンズのNBAの試合を見る前に知りたい知識4選
ここからは「フェニックス・サンズ」の試合を現地で見る上で必要となる情報をまとめてご紹介していきます!
知識① チケットの入手方法
現地へ行って試合を見るためにはまずその試合のチケットを入手することが絶対条件ですよね!
NBAのチケットの入手方法は大きく分けて3つあります。
- チケットサイトで購入する
- 現地で購入する
- 旅行代理店にお願いする
おすすめは1の「チケットサイトで購入する」。
2は慣れていないとトラブルになる可能性がありますし、3は確実ですが代理店への手数料を余計に支払う必要があります。
海外のチケットサイトがほとんどですが、NBA公式が提携しているチケットサイトから購入すれば法外な値段や嘘の情報に騙される心配もありませんよ!
フェニックス・サンズと提携しているのは「Ticketmaster」。
アカウント作成が必要にはなりますが、観たい試合を決めたらシートを選択してクレジットカードで支払いを行うだけ、と操作は非常に簡単です!
NBAのチケットは「ダイナミックプライシング」と言ってその試合の需要が高ければ高いほど金額も高くなる仕組みになっています。
このためNBAプレーオフなどの人気な試合はチケット代もかなり高くなり、安い席はすぐに売り切れてしまうので、そういった試合のチケットを狙う際は正確な情報収集とこまめなチェックが必要です。
知識② フェニックス市内のスタジアムまでの行き方
フェニックス・サンズのホームアリーナは「Footprint Center(フットプリント・センター)」。
会場の周辺は駐車場代が高いため、おすすめの行き方は「徒歩」または「公共交通機関」の利用です。
徒歩で向かう場合は会場近くにホテルに宿泊しましょう!
電車で向かう場合は「Van Buren St & 1st St」が最寄り駅になります。
Google Mapによると、「Van Buren St & 1st St」から会場までは徒歩8分です。
知識③ 試合以外のみどころ
フェニックス・サンズの試合を現地で観戦する際の見どころは、試合中だけにとどまりません。
代表的な見どころを3つご紹介します。
- 試合前練習
- グッズ販売
- チアリーダー
1つずつ簡単に説明していきます!
見どころ① 試合前練習
初めてNBAの試合を見に行くなら絶対に見て欲しいのが試合前練習。
その日の試合に出場する選手が直前の調整を行っている様子を間近で見ることができます。
試合会場にはチケットさえ持っていれば2時間前から入ることができるので、世界最高峰の美技に酔いしれましょう!笑
何より試合前練習中は席に座っている必要がなく、コート際まで降りて行っても特に注意を受けることはありません。
後方のチケットを購入した方は選手を間近で見ることができる唯一のチャンスですので、逃さないよう早めに会場入りしておくスケジュールを立てましょう!!
運が良ければサインをもらうチャンスがあるかも・・・?
見どころ② グッズ販売
NBAの観戦を盛り上げるため、そして最高の思い出を残すために必要不可欠なのが「NBAグッズ」です。
近年はグッズの種類も非常に多くなっており、王道のTシャツやキャップに始まり、キーホルダーやスマホケース、ポスターなどイカした商品が数多く存在します。
会場内にはチームショップ「Phoenix Suns Team Shop」があり、フェニックス・サンズのグッズを購入することが可能です。
後ほど現地でグッズを購入できるお店をいくつかご紹介しますね。
見どころ③ チアリーダー
”NBAは世界最高のエンタメ”という人もいるほど、全てのスポーツリーグの中でも試合以外のパフォーマンスにも力を入れているリーグであるNBA。
そんなリーグに所属するチームののチアリーダーショーが素晴らしくないはずがありませんよね。
容姿はもちろん、パフォーマンスも世界最高峰のショーをぜひ楽しんでくださいね。
知識④ フェニックス・サンズのグッズを買えるお店
最後に に訪れた際に、現地でグッズを購入する上でおすすめのお店をいくつかご紹介します。
【NBAグッズは通販でも購入できる】
現地でお店を探すのも1つの手段ですが、単にNBAグッズを購入するのであれば通販サイト方がおすすめです。
現地購入は旅行の醍醐味である一方で、品ぞろえに関してはあまり期待ができないという実情があります。
NBAのユニフォームは正規品で15,000円~50,000円が相場。
妥協で買うにしては高すぎるというのが正直な感想だと思います。笑
その点、通販サイトであれば欲しい商品が見つかる確率はかなり高くなりますよ。
NBAグッズを購入する際の優先順位はこんな感じでしょう。
- 日本の通販サイト
- 海外の通販サイト
- 現地購入
日本のサイトで購入するメリットは「送料や関税を気にしなくていい」という点でしょう。
海外のサイトで購入する場合は表示金額に送料と関税がかかりますが、日本の通販サイトであれば表示金額がそのまま請求額になります。
他にも、普段使っている通販サイトなので安心して使用できますし、万が一商品が届かなくても日本語で問い合わせが可能。
初めて購入する方は特に一度日本の通販サイトで欲しいものが売っていないか確認するのがおすすめです。
国内のサイトを確認し欲しい商品がなかった場合は、海外のサイトに目を向ける番です。
海外サイトと言っても、日本からアクセスするのであれば「NBA Store Japan」がもっとも信頼できるでしょう。
海外サイトのメリットはその「品揃えの豊富さ」。
相当過去の商品や数量限定品でなければ、大抵のグッズは購入することが可能ですよ!
下にNBA公式ストアと代表的な通販サイトのリンクを貼っておきますので、興味のある方はご確認くださいね!
※リンクを押すと「フェニックス・サンズ ユニフォーム」と検索した画面に飛びます。
さて、いよいよ現地購入の話題に戻りましょう!
先にお伝えしておくと、通販サイトで見つからなかったものが現地で見つかることはほとんどありません。
それでも、一期一会のアイテム探しもまた旅行の楽しみですよね!
旅行の思い出の1つとして、現地で立ち寄れるグッズ販売店を3つ厳選してご紹介しようと思います。
<フェニックス・サンズのグッズ販売店3選>
- Phoenix Suns Team Shop
- Just Sports
- Target
1つずつ簡単にみていきましょう!
グッズ販売店① Phoenix Suns Team Shop
まずは先ほどもご紹介した、Footprint Center(フットプリント・センター)内にあるチームストア「Phoenix Suns Team Shop」。
試合の前後に立ち寄ることができますので、フェニックス・サンズのホームアリーナで試合を観戦する際には、ここに割く時間を忘れずにスケジュールを立てましょう!
グッズ販売店② Just Sports
次にご紹介するのは「Just Sports」というスポーツ用品店。
フェニックスに本拠地を置くプロスポーツチームのユニフォームやキャップのレプリカを数多く販売しています。
試合会場からは車で16分です。
グッズ販売店③ Target
最後にご紹介するのは全米に1,800店舗以上存在する大型スーパーマーケットである「Target」。
もちろん食材や雑貨などの販売がメインですが、なんとほとんどの店舗でスポーツ用品も取り扱っています。
大型スーパーだけあって値引きセールをやっていることも多々あるので、タイミングが良ければお得にグッズを購入することができるかも知れませんよ!
試合会場から最寄りの店舗までは車で12分です。
まとめ
今回は「フェニックス・サンズ(Phoenix Suns)」についてのあらゆる情報をまとめました。
いかがでしたでしょうか?
今年ケビン・デュラントを加えスーパーチームを結成しながらも期待外れの結果に終わったサンズ。
来季以降復活の兆しは見えるのか、非常に楽しみなチームの1つです。
もしNBAで推しのチームに迷っているのであれば、フェニックス・サンズを応援してみてはいかがでしょうか?
この記事が皆さんがNBAにハマるきっかけになれば幸いです。
それではまた次の記事でお会いしましょう!