こんにちは!
NBA好きブロガーのおしょうサンドです。
NBAに属する全ての選手とチームが目指す目標である「NBAチャンピオン」。
多くのNBA選手が生涯に1度もつかむことができず引退していくほどに険しい道のりです。
NBAチャンピオンになった1チームは、翌年のNBAの中心となります。
他の29チームは、その1チームを倒すために新たな選手を獲得したり、戦術を取り入れたりと対策を講じていきます。
それゆえNBAの頂点を決める戦いである「NBAファイナル」は、例外なくそのシーズンの集大成であり、NBAの歴史そのものと言えるのです。
もちろんNBAファイナルだけを見ても十分面白いと思います。
ただ、NBAファイナルに至るまでにも毎年数々のドラマがあります。
進出したチームの辿ってきた軌跡を知ることで、NBAファイナルはさらに面白くなります!!!
つまり、NBAチャンピオンになったチームの背景を知ることは「NBAの歴史をより深く知ること」であり、NBAの”沼”により深くはまっていくきっかけの1つというわけですね!笑
そこで今回は1986-87シーズンを制したロサンゼルス・レイカーズ(LAL)の優勝への軌跡をご紹介しようと思います。
ロサンゼルス・レイカーズは優勝までにどのような軌跡を辿ってきたのでしょうか??
存分に見ていきましょう!
それではさっそく、ティップオフ!!
目次
ドラフト
NBAにおいて、オフシーズン最大のイベントは「NBAドラフト」ですよね!
世界最高のリーグであるNBAには、毎年世界最高の選手たちがドラフトされます。
将来チームの中心になりうる逸材や即戦力となる選手をリスクなく獲得できるため、すべてのチームにとって欠かせないイベントです。
ロサンゼルス・レイカーズは1986年のNBAドラフトにて 名の選手をドラフトしました。
【指名選手】
巡 | 指名順位 | 選手名 | ポジション | 国籍 | 出身大学 | 前所属チーム(リーグ/国名) |
年ドラフトでの が持っていた自前の指名権は 枚で、 巡目 位で を指名しました。
もう一枚、
年NBAドラフトで指名された選手の一覧を見たいという方はこちらの記事をご覧ください!
リンクカード
NBAファイナルまでの道のり:1986-87 ロサンゼルス・レイカーズのレギュラーシーズン
まずは1986-87レギュラーシーズンがロサンゼルス・レイカーズにとってどんな1年だったのかを見ていきましょう!
【オフシーズンの動き】
マジック・ジョンソンを中心とした速攻を得意とするチーム構成で1980年代常に強豪として君臨し続けているロサンゼルス・レイカーズは、今シーズンも大方メンバーを変更することなくNBA制覇を目標としてレギュラーシーズンに臨みました。
【レギュラーシーズンの結果】
例年通りウエスタン・カンファレンスの強豪として他チームを圧倒する強さを誇ったロサンゼルス・レイカーズは、今シーズンも65勝17敗という好成績を残し、ウエスタン・カンファレンス1位でプレイオフに進出しました。
ロサンゼルス・レイカーズはパシフィック・ディビジョンで1位を獲得しました。
【1986-87レギュラーシーズン パシフィック・ディビジョンの結果】
パシフィック・ディビジョン | 勝 | 負 | 勝率 | 差 | ホーム | ロード | Div | GP |
ロサンゼルス・レイカーズ | 65 | 17 | 0.793 | – | 37–4 | 28–13 | 24–6 | 82 |
ポートランド・トレイルブレイザーズ | 49 | 33 | 0.598 | 16 | 34–7 | 15–26 | 17–13 | 82 |
ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 42 | 40 | 0.512 | 23 | 25–16 | 17–24 | 17–13 | 82 |
シアトル・スーパーソニックス | 39 | 43 | 0.476 | 26 | 25–16 | 14–27 | 15–15 | 82 |
フェニックス・サンズ | 36 | 46 | 0.439 | 29 | 26–15 | 10–31 | 14–16 | 82 |
ロサンゼルス・クリッパーズ | 12 | 70 | 0.146 | 53 | 9–32 | 3–38 | 3–27 | 82 |
ロサンゼルス・レイカーズはウエスタン・カンファレンスで1位を受賞し、プレイオフに進出しました。
【1986-87レギュラーシーズン ウエスタン・カンファレンスの結果】
ウエスタン・カンファレンス | ||||||
# | チーム | 勝 | 負 | 勝率 | 差 | GP |
1 | ロサンゼルス・レイカーズ | 65 | 17 | 0.793 | – | 82 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | ダラス・マーベリックス | 55 | 27 | 0.671 | 10 | 82 |
3 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 49 | 33 | 0.598 | 16 | 82 |
4 | ユタ・ジャズ | 44 | 38 | 0.537 | 21 | 82 |
5 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 42 | 40 | 0.512 | 23 | 82 |
6 | ヒューストン・ロケッツ | 42 | 40 | 0.512 | 23 | 82 |
7 | シアトル・スーパーソニックス | 39 | 43 | 0.476 | 26 | 82 |
8 | デンバー・ナゲッツ | 37 | 45 | 0.451 | 28 | 82 |
9 | フェニックス・サンズ | 36 | 46 | 0.439 | 29 | 82 |
10 | サクラメント・キングス | 29 | 53 | 0.354 | 36 | 82 |
11 | サンアントニオ・スパーズ | 28 | 54 | 0.341 | 37 | 82 |
12 | ロサンゼルス・クリッパーズ | 12 | 70 | 0.146 | 53 | 82 |
NBAファイナルまでの道のり:1986-87 ロサンゼルス・レイカーズのプレイオフ
次にロサンゼルス・レイカーズが1986-87プレイオフをどのようにして勝ち抜いたのか見ていきましょう!
【1986-87プレイオフの背景】
1986-1987シーズンのプレイオフは1987年4月23日に開始し、6月14日に終了しました。
ファーストラウンド(1回戦)対デンバー・ナゲッツ:3勝0敗
プレイオフのファーストラウンド(1回戦)はアレックス・イングリッシュ擁するデンバー・ナゲッツと対戦し、3勝0敗で危なげなく勝利してカンファレンス・セミファイナルに進みました。
試合 | 日付 | アウェイ | 結果 | ホーム | アリーナ | |
第1戦 | 1987年4月23日 | デンバー・ナゲッツ | 95-128 | ロサンゼルス・レイカーズ | ザ・フォーラム | |
第2戦 | 1987年4月25日 | デンバー・ナゲッツ | 127-139 | ロサンゼルス・レイカーズ | ザ・フォーラム | |
第3戦 | 1987年4月29日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 140-103 | デンバー・ナゲッツ | マクニコルズ・スポーツ・アリーナ |
カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)対ゴールデンステイト・ウォリアーズ:4勝1敗
カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)ではスリーピー・フロイドやジョー・バリー・キャロルらのゴールデンステイト・ウォリーアーズと対戦し、4勝1敗で破ってカンファレンス・ファイナルに駒を進めました。
試合 | 日付 | アウェイ | 結果 | ホーム | アリーナ | |
第1戦 | 1987年5月5日 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 116-125 | ロサンゼルス・レイカーズ | ザ・フォーラム | |
第2戦 | 1987年5月7日 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 101-116 | ロサンゼルス・レイカーズ | ザ・フォーラム | |
第3戦 | 1987年5月9日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 133-108 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | オークランド=アラメダ・カウンティー・コロシアム | |
第4戦 | 1987年5月10日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 121-129 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | オークランド=アラメダ・カウンティー・コロシアム | |
第5戦 | 1987年5月12日 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 106-118 | ロサンゼルス・レイカーズ | ザ・フォーラム |
カンファレンス・ファイナル(東地区決勝)対シアトル・スーパーソニックス:4勝0敗
カンファレンス・ファイナルではゼイビア・マクダニエルやトム・チェンバースを擁するシアトル・スーパーソニックスとの対戦となり、これを4勝0敗(スイープ)で圧倒してNBAファイナルへの切符を手に入れました。
試合 | 日付 | アウェイ | 結果 | ホーム | アリーナ | |
第1戦 | 1987年5月16日 | シアトル・スーパーソニックス | 87-92 | ロサンゼルス・レイカーズ | ザ・フォーラム | |
第2戦 | 1987年5月19日 | シアトル・スーパーソニックス | 104-112 | ロサンゼルス・レイカーズ | ザ・フォーラム | |
第3戦 | 1987年5月23日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 122-121 | シアトル・スーパーソニックス | シアトル・センター・コロシアム | |
第4戦 | 1987年5月25日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 133-102 | シアトル・スーパーソニックス | シアトル・センター・コロシアム |
こうして迎えた1987年のNBAファイナルでは、”マジック・ジョンソン”率いるロサンゼルス・レイカーズが”ラリー・バード”擁するボストン・セルティクスを4勝2敗で破り、2年ぶり10回目のNBA優勝を果たしました。
1987年のNBAファイナルについての詳しい内容を知りたいという方はこちらの記事もぜひお読みください!
まとめ:マジックとバードの最後の激突!
今回は「1987年のNBAファイナルで優勝を果たした”ロサンゼルス・レイカーズ”のチーム背景と優勝への軌跡」についてご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
NBA優勝を果たすまでの道のりの険しさを知ると、NBAファイナルをより深く楽しむことができますよね!
このNBAファイナルがマジック・ジョンソンとラリー・バードという2人のレジェンドがNBA制覇をかけて戦った最後の試合で、最後は4勝2敗でマジックのロサンゼルス・レイカーズに軍配が上がる形で幕を閉じました。
マジック・ジョンソンはファイナル最終戦でも16得点8リバウンド19アシストという堂々たる記録でレイカーズを勝利に導き、自身3度目のファイナルMVPを受賞しました。
他のシーズンについても優勝チームの軌跡についてご紹介している記事がありますので、そちらもぜひご覧くださいね!
それではまた次の記事でお会いしましょう!