NBAファイナル

【NBA2005-06シーズン】マイアミ・ヒート(MIA)の優勝への軌跡(試合結果、順位表)

こんにちは!

NBA好きブロガーのおしょうサンドです。

 

 

NBAに属する全ての選手とチームが目指す目標である「NBAチャンピオン」。

多くのNBA選手が生涯に1度もつかむことができず引退していくほどに険しい道のりです。

 

 

NBAチャンピオンになった1チームは、翌年のNBAの中心となります。

他の29チームは、その1チームを倒すために新たな選手を獲得したり、戦術を取り入れたりと対策を講じていきます。

それゆえNBAの頂点を決める戦いである「NBAファイナル」は、例外なくそのシーズンの集大成であり、NBAの歴史そのものと言えるのです。

 

 

もちろんNBAファイナルだけを見ても十分面白いと思います。

ただ、NBAファイナルに至るまでにも毎年数々のドラマがあります。

進出したチームの辿ってきた軌跡を知ることで、NBAファイナルはさらに面白くなります!!!

 

 

つまり、NBAチャンピオンになったチームの背景を知ることは「NBAの歴史をより深く知ること」であり、NBAの”沼”により深くはまっていくきっかけの1つというわけですね!笑

 

 

そこで今回は2005-06シーズンを制したマイアミ・ヒート(MIA)の優勝への軌跡をご紹介しようと思います。

マイアミ・ヒートは優勝までにどのような軌跡を辿ってきたのでしょうか??

存分に見ていきましょう!

それではさっそく、ティップオフ!!

 

 

ドラフト

NBAにおいて、オフシーズン最大のイベントは「NBAドラフト」ですよね!

世界最高のリーグであるNBAには、毎年世界最高の選手たちがドラフトされます。

将来チームの中心になりうる逸材や即戦力となる選手をリスクなく獲得できるため、すべてのチームにとって欠かせないイベントです。

 

 

マイアミ・ヒートは2005年のNBAドラフトにて1名の選手をドラフトしました。

 

 

【指名選手】

指名順位 選手名 ポジション 国籍 出身大学 前所属チーム(リーグ/国名)
1 29 ウェイン・シミエン パワーフォワード アメリカ合衆国 カンザス大学 -

 

 

2005年ドラフトでマイアミ・ヒートが持っていた自前の指名権は1枚。

この指名権を使い、1巡目29位でウェイン・シミエンを指名しました。

ウェイン・シミエンはマイアミ・ヒートでNBA入りを果たし、2シーズンプレイした後ミネソタ・ティンバーウルブズに移籍しました。

 

 

2005年NBAドラフトで指名された選手の一覧を見たいという方はこちらの記事をご覧ください!

 

 

NBAファイナルまでの道のり:2005-06 マイアミ・ヒートのレギュラーシーズン試合結果

それではいよいよ、2005-06レギュラーシーズンがマイアミ・ヒートにとってどんな1年だったのかを見ていきましょう!

まずはオフシーズンの動きを簡単にご紹介します。

 

 

【オフシーズンの動き】

2003年のドラフトでドウェイン・ウェイドを、2004年にはトレードでシャキール・オニールを獲得し、昨シーズンはカンファレンスファイナルまで進出したヒートはいよいよNBA制覇を目指すチームづくりへ進みました。

オフシーズンにはアントワン・ウォーカー、ジェイソン・ウィリアムス、ゲイリー・ペイトン、ジェームズ・ウォージーといった即戦力となる選手たちを獲得し、レギュラーシーズンに挑みました。

 

 

ディビジョン

次にレギュラーシーズンの試合結果を見ていきましょう!

 

 

まずはディビジョンでの成績です。

ディビジョンとは本拠地をおく都市が近いチーム同士をNBAが独自に振り分けたグループのことで、マイアミ・ヒートはサウスイースト・ディビジョンに属します。

2005-06レギュラーシーズンではマイアミ・ヒートはサウスイースト・ディビジョンで1位の成績を残しました。

 

 

【2005-06レギュラーシーズン サウスイースト・ディビジョンの結果】

サウスイースト・ディビジョン 勝率 ホーム ロード Div GP
マイアミ・ヒート 52 30 0.634 - 31-10 21-20 13-3 82
ワシントン・ウィザーズ 42 40 0.512 10 27-14 15-26 8-8 82
オーランド・マジック 36 46 0.439 16 26-15 10-31 9-7 82
シャーロット・ボブキャッツ 26 56 0.317 26 17-24 9-32 5-11 82
アトランタ・ホークス 26 56 0.317 26 18-23 8-33 5-11 82

 

 

カンファレンス

次に見ていくのはカンファレンスでの試合結果です。

カンファレンスとはNBAが独自にチームを東西に分類した区分けのことで、マイアミ・ヒートはイースタン・カンファレンスに所属しています。

 

 

シーズン途中にパット・ライリーがヘッドコーチに復帰しチームとしてまとまりを見せたヒートは順調に勝ち星を重ね、レギュラーシーズンを52勝30敗のイースタン・カンファレンス2位の成績でプレイオフに進出しました。

 

 

【2005-06レギュラーシーズン イースタン・カンファレンスの結果】

イースタン・カンファレンス
チーム 勝率 GP
1 デトロイト・ピストンズ 64 18 0.780 - 82
2 マイアミ・ヒート 52 30 0.634 12 82
3 ニュージャージー・ネッツ 49 33 0.598 15 82
4 クリーブランド・キャバリアーズ 50 32 0.610 14 82
5 ワシントン・ウィザーズ 42 40 0.512 22 82
6 インディアナ・ペイサーズ 41 41 0.500 23 82
7 シカゴ・ブルズ 41 41 0.500 23 82
8 ミルウォーキー・バックス 40 42 0.488 24 82
9 フィラデルフィア・76ers 38 44 0.463 26 82
10 オーランド・マジック 36 46 0.439 28 82
11 ボストン・セルティクス 33 49 0.402 31 82
12 トロント・ラプターズ 27 55 0.329 37 82
13 シャーロット・ホーネッツ 26 56 0.317 38 82
14 アトランタ・ホークス 26 56 0.317 38 82
15 ニューヨーク・ニックス 23 59 0.280 41 82

 

 

NBAファイナルまでの道のり:2005-06 マイアミ・ヒートのプレイオフ試合結果

次にマイアミ・ヒートが2005-06プレイオフをどのようにして勝ち抜いたのか見ていきましょう!

 

 

【2005-06プレイオフの背景】

2005-06シーズンのプレイオフは2006年4月22日に開始し、6月20日に終了しました。

 

 

ファーストラウンド(1回戦)対シカゴ・ブルズ:4勝2敗

プレイオフのファーストラウンド(1回戦)はアンドレス・ノシオーニやベン・ゴードンらのシカゴ・ブルズと対戦し、4勝2敗で打ち破ってカンファレンス・セミファイナルに進出しました。

 

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム アリーナ
第1戦 2006年4月22日 シカゴ・ブルズ 106-111 マイアミ・ヒート アメリカンエアラインズ・アリーナ
第2戦 2006年4月24日 シカゴ・ブルズ 108-115 マイアミ・ヒート アメリカンエアラインズ・アリーナ
第3戦 2006年4月27日 マイアミ・ヒート 90-109 シカゴ・ブルズ ユナイテッド・センター
第4戦 2006年4月30日 マイアミ・ヒート 87-93 シカゴ・ブルズ ユナイテッド・センター
第5戦 2006年5月2日 シカゴ・ブルズ 78-92 マイアミ・ヒート アメリカンエアラインズ・アリーナ
第6戦 2006年5月4日 マイアミ・ヒート 113-96 シカゴ・ブルズ ユナイテッド・センター

 

 

カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)対ニュージャージー・ネッツ:4勝1敗

カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)ではビンス・カーターや若きジェイソン・キッドらのニュージャージー・ネッツと対戦。

初戦こそビンス・カーターの活躍により敗れたものの、その後は4連勝し4勝1敗で打ち破ってカンファレンス・ファイナルへと進出しました。

 

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム アリーナ
第1戦 2006年5月8日 ニュージャージー・ネッツ 100-88 マイアミ・ヒート アメリカンエアラインズ・アリーナ
第2戦 2006年5月10日 ニュージャージー・ネッツ 89-111 マイアミ・ヒート アメリカンエアラインズ・アリーナ
第3戦 2006年5月12日 マイアミ・ヒート 103-92 ニュージャージー・ネッツ コンチネンタルエアラインズ・アリーナ
第4戦 2006年5月14日 マイアミ・ヒート 102-92 ニュージャージー・ネッツ コンチネンタルエアラインズ・アリーナ
第5戦 2006年5月16日 ニュージャージー・ネッツ 105-106 マイアミ・ヒート アメリカンエアラインズ・アリーナ

 

 

カンファレンス・ファイナル(東地区決勝)対デトロイト・ピストンズ:4勝2敗

カンファレンス・ファイナルでは2003-04シーズンのNBAチャンピオンであるデトロイト・ピストンズとの対戦となりました。

両者ディフェンスに定評のあるチーム同志の戦いとなりロースコアな試合が続きましたが、第6戦にホームで勝利を収めたヒートが4勝2敗でピストンズを破り、NBAファイナルに進出しました。

 

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム アリーナ
第1戦 2006年5月23日 マイアミ・ヒート 91-86 デトロイト・ピストンズ ザ・パレス・オブ・オーバーンヒルズ
第2戦 2006年5月 マイアミ・ヒート 88-92 デトロイト・ピストンズ ザ・パレス・オブ・オーバーンヒルズ
第3戦 2006年5月 デトロイト・ピストンズ 83-98 マイアミ・ヒート アメリカンエアラインズ・アリーナ
第4戦 2006年5月 デトロイト・ピストンズ 78-89 マイアミ・ヒート アメリカンエアラインズ・アリーナ
第5戦 2006年5月 マイアミ・ヒート 78-91 デトロイト・ピストンズ ザ・パレス・オブ・オーバーンヒルズ
第6戦 2006年5月 デトロイト・ピストンズ 78-95 マイアミ・ヒート アメリカンエアラインズ・アリーナ

 

 

NBAファイナル 対ダラス・マーベリックス:4勝2敗

こうして迎えた2005-06シーズンのNBAファイナルはマイアミ・ヒートと西地区王者のダラス・マーベリックスとの対戦となりました。

2005-06シーズンのダラス・マーベリックスはエースのダーク・ノヴィツキーを獲得後、5年連続でプレーオフに進出している強豪チームです。

 

 

結果的に、マイアミ・ヒートがダラス・マーベリックスを4勝2敗で破り、チーム史上初めてのNBA優勝を果たしました。

詳細な試合結果は以下のとおりです。

 

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム
1 6月8日 マイアミ・ヒート 80-90 ダラス・マーベリックス
2 6月11日 マイアミ・ヒート 85-99 ダラス・マーベリックス
3 6月13日 ダラス・マーベリックス 96-98 マイアミ・ヒート
4 6月15日 ダラス・マーベリックス 74-98 マイアミ・ヒート
5 6月18日 ダラス・マーベリックス 100-101 マイアミ・ヒート
6 6月20日 マイアミ・ヒート 95-92 ダラス・マーベリックス

 

 

ファイナルMVPは「ドウェイン・ウェイド」。

自身をドラフト指名してくれたヒートに優勝リングをもたらすと言う悲願を達成し、自身初のファイナルMVPを獲得しました。

 

 

2006年のNBAファイナルについての詳しい内容を知りたいという方はこちらの記事もぜひお読みください!

 

 

まとめ:ウェイドがヒートに初優勝をもたらす

今回は「2006年のNBAファイナルで優勝を果たした”マイアミ・ヒート”のチーム背景と優勝への軌跡」についてご紹介してきました。

いかがでしたでしょうか?

NBA優勝を果たすまでの道のりの険しさを知ると、NBAファイナルをより深く楽しむことができますよね!

この優勝はマイアミ・ヒートにとってフランチャイズ史上初となるNBA制覇となりました。

また、ドウェイン・ウェイドは自身をドラフト指名してくれたヒートに優勝リングをもたらすという悲願を達成し、自身初のファイナルMVPを獲得しました

他のシーズンについても優勝チームの軌跡についてご紹介している記事がありますので、そちらもぜひご覧くださいね!

それではまた次の記事でお会いしましょう!

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