NBAファイナル

【NBA2020-21シーズン】ミルウォーキー・バックス(MIL)の優勝への軌跡(試合結果、順位表)

こんにちは!

NBA好きブロガーのおしょうサンドです。

 

 

NBAに属する全ての選手とチームが目指す目標である「NBAチャンピオン」。

多くのNBA選手が生涯に1度もつかむことができず引退していくほどに険しい道のりです。

 

 

NBAチャンピオンになった1チームは、翌年のNBAの中心となります。

他の29チームは、その1チームを倒すために新たな選手を獲得したり、戦術を取り入れたりと対策を講じていきます。

それゆえNBAの頂点を決める戦いである「NBAファイナル」は、例外なくそのシーズンの集大成であり、NBAの歴史そのものと言えるのです。

 

 

もちろんNBAファイナルだけを見ても十分面白いと思います。

ただ、NBAファイナルに至るまでにも毎年数々のドラマがあります。

進出したチームの辿ってきた軌跡を知ることで、NBAファイナルはさらに面白くなります!!!

 

 

つまり、NBAチャンピオンになったチームの背景を知ることは「NBAの歴史をより深く知ること」であり、NBAの”沼”により深くはまっていくきっかけの1つというわけですね!笑

 

 

そこで今回は2020-21シーズンを制したミルウォーキー・バックス(MIL)の優勝への軌跡をご紹介しようと思います。

ミルウォーキー・バックスは優勝までにどのような軌跡を辿ってきたのでしょうか??

存分に見ていきましょう!

それではさっそく、ティップオフ!!

 

 

ドラフト

NBAにおいて、オフシーズン最大のイベントは「NBAドラフト」ですよね!

世界最高のリーグであるNBAには、毎年世界最高の選手たちがドラフトされます。

将来チームの中心になりうる逸材や即戦力となる選手をリスクなく獲得できるため、すべてのチームにとって欠かせないイベントです。

 

 

ミルウォーキー・バックスは2020年のNBAドラフトにて2名の選手をドラフトしました。

 

【指名選手】 

指名順位 選手名 ポジション 国籍 出身大学 前所属チーム(リーグ/国名)
1 24 R・J・ハンプトン PG/SG アメリカ - ニュージーランド・ブレイカーズ(豪NBL/オーストラリア)
2 45 ジョーダン・ウォーラ SF ナイジェリア ルイビル大学 -

 

 

この年ミルウォーキー・バックスが自前で持っていた指名権は1枚のみ。

この指名権を使って1巡目24位でR・J・ハンプトンを指名しました。

しかし、2020年11月24日に行われたドリュー・ホリデー、スティーブン・アダムスらを含めた大型トレードに伴い、R・J・ハンプトンの交渉権はデンバー・ナゲッツへと移りました。

 

 

そしてもう一枚、ニューオーリンズ・ペリカンズから受け取った指名権を使い、2巡目45位でジョーダン・ウォーラを指名しています。

ジョーダン・ウォーラは1年目こそバックスに所属したものの、2021年11月1日にウィスコンシン・ハード(ミルウォーキー・バックス傘下のGリーグチーム)に所属を変更。

その後、2023年2月9日にインディアナ・ペイサーズへと移籍しました。

 

 

2020年NBAドラフトで指名された選手の一覧を見たいという方はこちらの記事をご覧ください!

 

 

ロスター・主要選手

2020-21シーズン、補強を果たしたミルウォーキー・バックスは、以下のロスターで優勝を果たしました。

表は左方向にスクロールすることが可能です。

 

 

ポジション 背番号 名前 身長(cm) 体重(kg) 生年月日
F 17 P・J・タッカー(P. J. Tucker) 196 111 1985年5月5日
G/F 66 アクセル・トゥーパン (Axel Toupane) 201 95 1992年7月23日
G 3 イライジャ・ブライアント(Elijah Bryant) 196 95 1995年4月19日
F 22 クリス・ミドルトン (Khris Middleton) 201 101 1991年8月12日
G 15 サム・メリル (Sam Merrill) 193 93 1996年5月15日
G 5 ジェフ・ティーグ(Jeff Teague) 191 88 1988年6月10日
F 44 ジャスティン・ジャクソン (Justin Jackson) 203 100 1995年3月28日
F 13 ジョーダン・ヌウォラ (Jordan Nwora) 203 102 1998-09-09
F 43 タナシス・アデトクンボ(Athanasios Antetokounmpo) 198 99 1992年7月18日
G 21 ドリュー・ホリデー(Jrue Holiday) 191 93 1990年6月12日
G 0 ドンテ・ディヴィンチェンゾ(Donte DiVincenzo) 193 92 1997年1月31日
G 24 パット・コノートン(Pat Connaughton) 196 95 1993年1月6日
G 7 ブリン・フォーブス(Bryn Forbes) 188 93 1993年7月23日
C 11 ブルック・ロペス(Brook Lopez) 213 128 1988年4月1日
F 9 ボビー・ポーティス(Bobby Portis) 208 113 1995年2月10日
F 25 ママディ・ディアキテ(Mamadi Diakite) 206 103 1997年1月21日
F 34 ヤニス・アデトクンボ(Giannis Antetokounmpo) 211 110 1994年12月6日

※ G:ガード、F:フォワード、C:センターのこと

 

 

NBAファイナルまでの道のり:2020-21ミルウォーキー・バックスのレギュラーシーズン試合結果

それではいよいよ、2020-21レギュラーシーズンがミルウォーキー・バックスにとってどんな1年だったのかを見ていきましょう!

まずはオフシーズンの動きを簡単にご紹介します。

 

 

【オフシーズンの動き】

直前の2シーズンにおいて2年連続でリーグ最高勝率を残していたにもかかわらず、プレイオフでは主力の怪我などに悩まされ早期敗退を余儀なくされてきたバックスは”エース”ヤニス・アデトクンボの移籍も噂されるなど良い状況ではありませんでした。

そこでフロントオフィス(バックス運営)は大きく補強を行い、ニューオーリンズ・ペリカンズからドリュー・ホリデーを獲得。

これを受けてヤニスもスーパーマックス契約を結び、ヤニス、クリス・ミドルトン、ホリデーのBIG3を中心としたチームでレギュラーシーズンに臨みました。

 

 

ディビジョン

次にレギュラーシーズンの試合結果を見ていきましょう!

2020-21レギュラーシーズンは新型コロナウイルスの影響により、試合数が82試合から72試合に短縮して行われたシーズンとなりました。

 

まずはディビジョンでの成績です。

ディビジョンとは本拠地をおく都市が近いチーム同士をNBAが独自に振り分けたグループのことで、ミルウォーキー・バックスはセントラル・ディビジョンに属します。

2020-21レギュラーシーズンではミルウォーキー・バックスはセントラル・ディビジョンで1位の成績を残しました。

 

【2020-21レギュラーシーズン セントラル・ディビジョンの試合結果】

 セントラル・ディビジョン 勝率 ホーム ロード Div GP
 ミルウォーキー・バックス 46   26  0.639  0 26-10 20-16 11-1 72
 インディアナ・ペイサーズ  34  38  0.472  12 21-15 21-15 7-5 72
 シカゴ・ブルズ  31  41  0.431  15 16-20 16-20 7-5 72
 クリーブランド・キャバリアーズ  22  50  0.306  24 9-27 9-27 4-8 72
デトロイト・ピストンズ 20 52 0.278 26 7-29 7-29 1-11 72

 

 

カンファレンス

次に見ていくのはカンファレンスでの試合結果です。

カンファレンスとはNBAが独自にチームを東西に分類した区分けのことで、ミルウォーキー・バックスはイースタン・カンファレンスに所属しています。

 

2020-21レギュラーシーズンではミルウォーキー・バックスはイースタン・カンファレンスで3位の成績を残し、プレイオフに進出しました。

ミルウォーキー・バックスは3年連続のリーグ最高勝率を残すには至らなかったものの、安定した勝率でレギュラーシーズンを過ごしました。

 

 

【2020-21レギュラーシーズン イースタン・カンファレンスの試合結果】

イースタン・カンファレンス
チーム 勝率 GP
1 フィラデルフィア・76ers 49 23 0.681 - 72
2 ブルックリン・ネッツ 48 24 0.667 1.0 72
3 ミルウォーキー・バックス 46 26 0.639 3.0 72
4 ニューヨーク・ニックス 41 31 0.569 8.0 72
5 アトランタ・ホークス 41 31 0.569 8.0 72
6 マイアミ・ヒート 40 32 0.556 9.0 72
7 ボストン・セルティクス 36 36 0.500 13.0 72
8 ワシントン・ウィザーズ 34 38 0.472 15.0 72
9 インディアナ・ペイサーズ 34 38 0.472 15.0 72
10 シャーロット・ホーネッツ 33 39 0.458 16.0 72
11 シカゴ・ブルズ 31 41 0.431 18.0 72
12 トロント・ラプターズ 27 45 0.375 22.0 72
13 クリーブランド・キャバリアーズ 22 50 0.306 27.0 72
14 オーランド・マジック 21 51 0.292 28.0 72
15 デトロイト・ピストンズ 20 52 0.278 29.0 72

 

 

NBAファイナルまでの道のり:2020-21 ミルウォーキー・バックスのプレイオフ試合結果

この年、圧倒的強さでNBA優勝を果たしたミルウォーキー・バックス。

次にミルウォーキー・バックスが2020-21プレイオフをどのようにして勝ち抜いたのか見ていきましょう!

 

 

【2020-21プレイオフの背景】

2020-21シーズンのプレイオフは新型コロナウイルスの影響を受け、開始時期を例年の4月中旬から5月終盤に変更されました。

さらに最も大きな変化として、2020-21シーズンから新たに”プレイイン・トーナメント”が実施。

カンファレンスごとにプレイオフに進出できる8チームのうち、下位2枠はプレイイン・トーナメントの勝者が勝ち取るという形式に変更されました。

 

 

ファーストラウンド(1回戦)対マイアミ・ヒート:4勝0敗

プレイオフのファーストラウンド(1回戦)はジミー・バトラー率いるマイアミ・ヒートとの対戦となりました。

マイアミ・ヒートは昨シーズンもプレイオフのファーストラウンドで戦い敗れた因縁の相手です。

第1戦こそオーバータイムにもつれ込む接戦だったものの、これをものにしたバックスが勢いに乗り、第2戦以降は大差をつけてバックスが勝利。

結果としてスイープ(4連勝)で昨年の雪辱を晴らす形となりました。

 

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム アリーナ
第1戦 2021年5月22日 マイアミ・ヒート 107-109(OT) ミルウォーキー・バックス ファイザーブ・フォーラム
第2戦 2021年5月24日 マイアミ・ヒート 98-132 ミルウォーキー・バックス ファイザーブ・フォーラム
第3戦 2021年5月27日 ミルウォーキー・バックス 113-84 マイアミ・ヒート アメリカン・エアラインズ・アリーナ
第4戦 2021年5月29日 ミルウォーキー・バックス 120-103 マイアミ・ヒート アメリカン・エアラインズ・アリーナ

 

 

ミルウォーキー・バックスがプレイオフでマイアミ・ヒートと対戦するのは3回目。

これまでの2回はヒートが勝利していたため、今シーズンが初の勝利となりました。

 

 

カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)対ブルックリン・ネッツ:4勝3敗

カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)ではケビン・デュラント、カイリー・アービング、ジェームズ・ハーデンのBIG3擁するブルックリン・ネッツと対戦しました。

第1戦、第2戦とアウェイ2連敗スタートとなったものの、第3戦、第4戦とホームで2連勝。

その後も両チームがホームゲームで1勝を挙げ、シリーズは第7戦までもつれ込みます。

 

迎えた第7戦はミルウォーキー・バックスにとってアウェイゲーム。

最終盤まで両者譲らず、ケビン・デュラントがラストショットで3ポイントラインを踏んでいなければブルックリン・ネッツが勝利していたと言われるほどの接戦でした

最終的にはオーバータイムを制したバックスが勝利を収め、カンファレンス・ファイナルへと駒を進めることととなりました。

 

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム アリーナ
第1戦 2021年6月5日 ミルウォーキー・バックス 107-115 ブルックリン・ネッツ バークレイズ・センター
第2戦 2021年6月7日 ミルウォーキー・バックス 86-125 ブルックリン・ネッツ バークレイズ・センター
第3戦 2021年6月10日 ブルックリン・ネッツ 83-86 ミルウォーキー・バックス ファイザーブ・フォーラム
第4戦 2021年6月13日 ブルックリン・ネッツ 96-107 ミルウォーキー・バックス ファイザーブ・フォーラム
第5戦 2021年6月15日 ミルウォーキー・バックス 108-114 ブルックリン・ネッツ バークレイズ・センター
第6戦 2021年6月17日 ブルックリン・ネッツ 89-104 ミルウォーキー・バックス ファイザーブ・フォーラム
第7戦 2021年6月19日 ミルウォーキー・バックス 115-101(OT) ブルックリン・ネッツ バークレイズ・センター

 

 

ミルウォーキー・バックスがプレイオフでブルックリン・ネッツと対戦するのは4回目(ネッツが本拠地をブルックリンに移して以降は初)。

これまでの対戦では2勝1敗でバックスが勝ち越しており、この1勝によりプレイオフでの直接対決の結果は3勝1敗となりました。

 

 

カンファレンス・ファイナル(東地区決勝)対アトランタ・ホークス:4勝2敗

カンファレンス・ファイナル(東地区決勝)では、アトランタ・ホークスと対戦しました。

2020-21シーズンのアトランタ・ホークスは、新世代の攻撃的ポイントガードであるトレイ・ヤングを中心とした非常に若いチームです。

実力ではミルウォーキー・バックスが勝るものの、アトランタ・ホークスも若さと勢いがあり、シリーズは第4戦終了時点で2勝2敗と非常に拮抗した展開となりました。

しかし、ここでミルウォーキー・バックスはエースのヤニス・アデトクンボが怪我で離脱するというハプニングに見舞われます。

アトランタ・ホークスが優勢かと思われましたが、エースの不在に奮起した他のメンバーが第5戦、第6戦と2勝をもぎ取り、ミルウォーキー・バックスがイースタン・カンファレンスを制覇。

ミルウォーキー・バックスが47年ぶり3度目となるNBAファイナルに進出しました。

 

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム アリーナ
第1戦 2021年6月23日 アトランタ・ホークス 116-113 ミルウォーキー・バックス ファイザーブ・フォーラム
第2戦 2021年6月25日 アトランタ・ホークス 91-125 ミルウォーキー・バックス ファイザーブ・フォーラム
第3戦 2021年6月27日 ミルウォーキー・バックス 113-102 アトランタ・ホークス ステイトファーム・アリーナ
第4戦 2021年6月29日 ミルウォーキー・バックス 88-110 アトランタ・ホークス ステイトファーム・アリーナ
第5戦 2021年7月1日 アトランタ・ホークス 112-123 ミルウォーキー・バックス ファイザーブ・フォーラム
第6戦 2021年7月3日 ミルウォーキー・バックス 118-107 アトランタ・ホークス ステイトファーム・アリーナ

 

 

ミルウォーキー・バックスがプレイオフでアトランタ・ホークスと対戦するのは5回目であり、これまでの4度の対戦成績は2勝2敗。

2020-21シーズンの勝利で、ミルウォーキー・バックスが通算3勝2敗と勝ち越しました。

 

 

NBAファイナル 対フェニックス・サンズ:4勝2敗

こうして迎えた2020-21シーズンのNBAファイナルは、ミルウォーキー・バックスと西地区王者のフェニックス・サンズの対戦になりました。

2020-21シーズンのフェニックス・サンズは、若きエース”デビン・ブッカー”とベテランポイントガードの”クリス・ポール”率いる非常にバランスの取れたチームでした。

 

最終的に、ミルウォーキー・バックスが4勝2敗でフェニックス・サンズを破り、1971年以来、実に50年ぶりのNBA優勝を果たしました。

詳細な試合結果は以下のとおりです。

 

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム
1 7月6日 ミルウォーキー・バックス 105 - 118 フェニックス・サンズ
2 7月8日 ミルウォーキー・バックス 108 - 118 フェニックス・サンズ
3 7月11日 フェニックス・サンズ 100 - 120 ミルウォーキー・バックス
4 7月14日 フェニックス・サンズ 103 - 109 ミルウォーキー・バックス
5 7月17日 ミルウォーキー・バックス 123 - 119 フェニックス・サンズ
6 7月20日 フェニックス・サンズ 98 - 105 ミルウォーキー・バックス

 

 

ファイナルMVPは「ヤニス・アデトクンボ」。

これにより、ヤニス・アデトクンボはNBAの史上唯一「MIP(最優秀成長選手)」「シーズンMVP(最優秀選手)」「ファイナルMVP」「オールスターMVP」「DPOY(最優秀守備選手)」の5つを受賞した経験のある選手となりました。

 

 

2020-21シーズンのNBAファイナルについて、より詳しい内容を知りたいという方はこちらの記事もぜひお読みください!

 

 

主な選手移籍情報

ここまでミルウォーキー・バックスがNBA優勝を果たすまでの軌跡をご紹介してきました。

しかし、NBAで優勝を果たすには他にも重要なことがあります。

それが「オフシーズンの補強」です。

オフシーズンに選手を補強する方法は大きく分けて3つ。

「ドラフト」、「トレード」、「フリーエージェンシー」です。

「ドラフト」については先ほど詳しくご紹介しましたので、ここでは「トレード」、「フリーエージェンシー」について詳しく見ていこうと思います!

 

 

トレード

それではまず、「トレード」から見ていきましょう!

NBAにおける「トレード」とは、契約期間中の選手を他のチームに契約条件ごと譲り渡すこと。

契約を譲り渡したチームはその対価として、選手や金銭のほか、優先交渉権、ドラフト指名権などを受け取るんですよ!

NBAのトレードには期限があり、2020-21シーズンは日本時間2021年3月26日午前4時(現地25日午後3時)にトレード期限を迎えました。

 

ドラフトとは違い、トレードではすでにNBAで活躍している選手を獲得することができるというメリットがあります。

トレードが上手いチームは必要な選手を安く獲得していくので、必然的にNBA優勝に近づくというわけです。

 

それでは、2020-21シーズンのミルウォーキー・バックスがどのようなトレードを行なったのかをご紹介します!

 

 日付 ミルウォーキー・バックスが獲得したもの  トレード相手チームが獲得したもの
 2020年11月18日 2020年のオーランド・マジックの2巡目指名権 オーランド・マジック
2022年のインディアナ・ペイサーズの2巡目指名権(プロテクト付き)
2026年のミルウォーキー・バックスの1巡目指名権
 2020年11月18日  イルカン・カラマンの優先交渉権 クリーブランド・キャバリアーズ
2022年のミルウォーキー・バックスの1巡目指名権
2025年のミルウォーキー・バックスの2巡目指名権
 2020年11月24日  ドリュー・ホリデー(ニューオーリンズ・ペリカンズから)
2020年ドラフト60位指名「サム・メリル」の交渉権(ニューオーリンズ・ペリカンズから)
デンバー・ナゲッツ
2020年ドラフト24位指名「R・J・ハンプトン」の交渉権(ミルウォーキー・バックスから)
ニューオーリンズ・ペリカンズ
スティーブン・アダムズ(オクラホマシティ・サンダーから)
エリック・ブレッドソー(ミルウォーキー・バックスから)
2024年のミルウォーキー・バックスの1巡目指名交換権
2025年のミルウォーキー・バックスの1巡目指名権
2026年のミルウォーキー・バックスの1巡目指名交換権
2027年のミルウォーキー・バックスの1巡目指名権
オクラホマシティ・サンダー
ジョージ・ヒル(ミルウォーキー・バックスから)
ジラン・チータム(ニューオーリンズ・ペリカンズから)
ジョシュ・グレイ(ニューオーリンズ・ペリカンズから)
ダリウス・ミラー(ニューオーリンズ・ペリカンズから)
ケンリック・ウィリアムズ
2023年のINDの1巡目指名権(プロテクト付き)
2023年のWASの2巡目指名権
2024年のCHAの2巡目指名権

 

※プロテクト:放出したチームが指名権につけられる条件のこと。あらかじめ順位を指定しておき、ドラフトにおいて指定した順位以内の指名権になった場合、指名権が放出したチームに戻ってくる仕組み。

 

 

フリーエージェンシー

次は、オフシーズンにできる補強の最後の1つ「フリーエージェンシー」について見ていきましょう!

NBAにおける「フリーエージェンシー」とは主に前の契約を満了した選手、解雇されてしまった選手、ドラフト指名を受けなかった選手など、現在どこのチームとも契約を交わしていない選手のことを言います。

「フリーエージェント」や「FA(エフエー)」と言われることもありますね。

 

さらに詳しくいうと、NBAには「無制限フリーエージェンシー(UFA:Unrestricted Free Agents)」と「制限フリーエージェンシー(RFA:Restricted Free Agents)」という2種類の状態があるんですよ!

「無制限フリーエージェンシー(UFA)」は「自由契約」とも呼ばれ、どのチームとも自由に交渉し、契約を結ぶことができる選手のこと。

「制限フリーエージェンシー(RFA)」は前の契約に優先交渉権などの条件が含まれており、どのチームとも契約を結ぶことができるものの、ある特定のチームが利益を得やすい形になっている選手のことを指します。

 

さあ、用語の説明はこれくらいにして、本題に参りましょう!

2020-21シーズンのミルウォーキー・バックスはフリーエージェンシーでどのような補強を行なったのでしょうか??

 

 

【再契約】

 選手  契約日
パット・コノートン 2020年11月24日

 

 

【加入選手】

 選手  契約日 前所属チーム
ジェイレン・アダムズ 2020年11月24日 ポートランド・トレイルブレイザーズ
ママディ・ディアキテ 2020年11月24日 バージニア大学
トーリー・グレイグ 2020年11月26日 デンバー・ナゲッツ
ブリン・フォーブス 2020年11月26日 サンアントニオ・スパーズ
ボビー・ポーティス 2020年11月26日 ニューヨーク・ニックス
D・J・オーガスティン 2020年11月28日 オーランド・マジック

 

 

【脱退選手】

 選手  契約日 新しいチーム
エルサン・イロヤソバ 2020年11月19日 ユタ・ジャズ
ロビン・ロペス 2020年11月22日 ワシントン・ウィザーズ
ウェズリー・マシューズ 2020年11月22日 ロサンゼルス・レイカーズ
スターリング・ブラウン 2020年11月26日 ヒューストン・ロケッツ

 

 

コーチングスタッフ

最後に、2020-21シーズンのコーチングスタッフについて見ていこうと思います。

皆さんもご存知の通り、チームは選手だけでは機能しません。

優秀なチームには優秀な戦術が必要であり、それを考案するコーチングスタッフも選手と同じくらい重要な存在です。

 

今回は2020-21シーズン、最も強かったチームであるミルウォーキー・バックスのヘッドコーチおよびアシスタントコーチをご紹介します!

 

役職 名前
ヘッドコーチ マイク・ブーデンホルツァー
アシスタントコーチ ダービン・ハム
アシスタントコーチ チャールズ・リー
アシスタントコーチ ベン・サリヴァン
アシスタントコーチ パトリック・セント・アンドリュース
アシスタントコーチ ヴィン・ベイカー
アシスタントコーチ チャド・フォーシァー

 

 

まとめ:ミルウォーキー・バックスが50年ぶりの優勝!

今回は「2021年のNBAファイナルで優勝を果たした”ミルウォーキー・バックス”のチーム背景と優勝への軌跡」についてご紹介してきました。

いかがでしたでしょうか?

NBA優勝を果たすまでの道のりの険しさを知ると、NBAファイナルをより深く楽しむことができますよね!

この優勝はバックスにとって50年ぶり2度目であり、半世紀ぶりの歴史的快挙。

そしてヤニス・アデトクンボはNBA優勝、NBAファイナルMVPを受賞し、わずか26歳にして新人王以外のほぼ全てのタイトルを受賞した選手となりました。

他のシーズンについても優勝チームの軌跡についてご紹介している記事がありますので、そちらもぜひご覧くださいね!

それではまた次の記事でお会いしましょう!

 

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