シャキール・オニール。
NBAをよく知らない方でも、この名前は聞いたことがあるんじゃないでしょうか
身長216cm、体重147kgという圧倒的フィジカルをもって1990年代後半〜2000年代のNBAを支配した“怪物”は、引退した今なお、その存在が語り継がれています。
今回ご紹介するのは、そんなシャキール・オニールのNBAキャリア前半で、足元を支え続けたシグネチャーモデルたち。
2016年からNBAを見まくっており、NBAの歴史を知るのも大好きな僕の視点から、現役時代のシャックを知っている人も知らない人も楽しんでもらえる内容を語っていきますので、ぜひ最後までご覧ください!
契約ブランドは「REEBOK(リーボック)」
常人離れした体格を持つシャキール・オニールは、長く選手キャリアを続けるために必要不可欠なバスケットシューズ選びも容易ではなかったでしょう。
そんなシャックがキャリアの最初に選んだパートナーは、最新技術「ポンプ」を皮切りに主要なバッシュブランドへと成り上がった「REEBOK(リーボック)」でした。
圧倒的なドラフト全体1位指名を受けてNBA入りを果たした“怪物”にとってスポンサーの選択肢は腐るほどあったと思いますが、シャックがその中でREEBOK(リーボック)を選んだ理由は「巨額な契約金」と「シグネチャーモデル即刻開発への熱意」だったそうです。
すぐにシグネチャーモデルが欲しかったというのは、目立ちたがり屋のシャックらしいなと思いますよね。笑
契約条件通り、REEBOK(リーボック)はシャックのルーキーシーズンに当たる1992年にシグネチャーモデル第1弾をリリース。
その後も長く続いたシャキール・オニールのシグネチャーラインは、シャック自身がNBAでスーパースターになっていくにつれて人気が拡大し、最終的にはアレン・アイバーソンと並ぶ看板シリーズの1つへと成長したのです。
シャキール・オニールの歴代シグネチャーモデル10作品をNBAオタクが語る
さて、それではいよいよこの記事の本題である「シャキール・オニール」のシグネチャーモデル紹介へと入っていきますよ。
REEBOK(リーボック)がシャキール・オニールのために開発した10作品について、その魅力をシャックのキャリアとともに語っていくので、一緒に名作シリーズの歴史を振り返っていきましょう!
Shaq Attaq(シャック アタック)
ルーキーシーズンに当たる1992年にリリースされた、シャキール・オニールのシグネチャーモデル第1弾。
モデル名には、シャックの「豪快にゴールへ叩き込むダンクシュート」に対してファンやメディアが名付けた総称「Shaq Attaq(シャック アタック)」がそのまま採用されて登場しました。
空気圧でフィット感を調整するリーボックを代表するテクノロジーの1つ「ザ・ポンプテクノロジー」も搭載されていて、このモデルに対する本気度が伝わってきますね・・・。
ルーキーながらに早くもNBAのインサイドを支配しつつあったシャックの足元を、「Shaq Attaq(シャック アタック)」は見事に支えきったのでした。
Shaq Attaq 2(シャック アタック 2)
翌年1993年にリリースされたシグネチャーモデル第2弾「Shaq Attaq 2(シャック アタック 2)」。
前作にあった「ザ・ポンプテクノロジー」などの機能性パーツをことごとく外し、軽量化と柔軟性に重きを置いたモデルとして登場です。
シリーズ1作目の大ヒットを受けて大きな期待と共にリリースされた2作目は、異例の大不評を受ける事態に。
ネット上では、「リーボックなのにポンプがないのはどうなのか」という意見や、「前作から価格が急激に下がったことでバッシュとしての価値も下がってしまった」という意見が見られました。
この不評を受けてか、リーボックはシリーズ3作目を早々にリリース。
そのため、シャック自身が2作目を履く機会が少なく終わってしまったこともこの「Shaq Attaq 2(シャック アタック 2)」の影が薄くなってしまった原因の1つでしょう。
Shaq Attaq 3(シャック アタック 3)
2作目の低迷を受け、リーボックが本気を出した3作目「Shaq Attaq 3(シャック アタック 3)」。
リーボックの最新テクノロジー「インセンプンプシステム」が導入され、空気によるさらに繊細なフィット感調整を可能にした高性能モデルです。
シャック本人はこのバッシュを着用し、キャリア2年目にして平均得点 29.3点を記録するなどリーグ屈指のセンターへと成長。
また、シャックはこのモデルをカナダ(トロント)で行われた世界選手権でも着用しており、その圧倒的な実力で大会MVPを受賞した姿の印象を持っている方もいるかもしれませんね!
Shaq Attaq 4(シャック アタック 4)
シリーズ4作目である「Shaq Attaq 4(シャック アタック 4)」。
自身初となるNBA得点王に輝くとともに、チームを初のNBAファイナルへと導いた、シャックにとって飛躍のシーズンを支えた一足です。
改良されたポンプテクノロジーや安定感を高めるヒールストラップなど、常人をはるかに超えるシャックの脚力に耐えうるテクノロジーが詰め込まれ、「ビッグマン向け最高峰バッシュ」という評価を受けるほどのハイテクっぷり。
初代の大ブームに比べて人気は下火になってしまったものの、コアなファンからは愛され続けるモデルとなっていますよ。
Shaq Trainer(シャック トレーナー)
「Shaq Attaq(シャック アタック)」の名前を突如卒業する形で登場したシリーズ5作目「Shaq Trainer(シャック トレーナー)」。
1995年にリリースされたものの、販売期間が非常に短く、シャックのシグネチャーラインの中では存在感が薄いモデルなのではないでしょうか。
ただ、リーボック独自のクッション技術「ヘキサライト」をつま先とかかとに搭載するなど、機能性は相変わらず高め。
その機能性の高さを裏づけるように、シャック自身も1995年のプレイオフではこの「Shaq Trainer(シャック トレーナー)」を着用して出場していましたよ。
SHAQNOSIS(シャクノーシス)
さて、いよいよシャックのシグネチャーモデルの中で1、2位を争う知名度を誇る大人気モデルの登場です。
その名も「SHAQNOSIS(シャックノーシス)」。
ぐるぐると回転するようなデザインが特徴的な1995年リリースの名作バッシュですね!
リーボックを象徴するクッション技術「ヘキサライト」が搭載されており、シャックが足を全力で踏み込んでも、うまく分散させることでその力に耐えうる構造を実現しています。
2019年には復刻版がリリースされており、大手通販サイトでの購入も可能ですよ。
Preacher(プリーチャー)
シャックのシグネチャーモデル7作目としてリリースされた「Preacher(プリーチャー)」。
「Shaq(シャック)」という文字が商品名に入っていませんが、一応シグネチャーモデルなんだそうです。
その存在が初めてお披露目されたのは1996年。
「ドリームチーム3」として圧倒的な実力で金メダルを獲得したアトランタオリンピックにて、アメリカ代表に選出されたシャックが着用していたバッシュとして有名なモデルです。
Shaq Dunkmob(シャック ダンクモブ)
1996-97シーズン中にリリースされたシリーズ8作目「Shaq Dunkmob(シャック ダンクモブ)」。
シャックがレイカーズに移籍して最初のシグネチャーモデルであり、レイカーズのチームカラーを意識したデザインが採用されいるモデルもあるんだとか。
この辺りから全く知らないという方も多いのではないでしょうか?
それもそのはず。
シャック自身は依然としてリーグ最強ビッグマンの座に君臨していましたが、一般人にとってシャックの着用するバッシュは重すぎるため、ナイキの名作たちとの競争に敗れる形となってしまったからですね。
Shaq Steel(シャック スティール)
1997年にリリースされたもう一つのシグネチャーモデル「Shaq Steel(シャック スティール)」。
シャックが初めて出演したヒーロー映画「STEEL(スティール)」の公開に合わせて発売された、いわばコラボモデルです。
実際には1997-98シーズンに着用される予定でしたが、シャックとリーボックとの契約が終了することが決定。
このため、シャック自身がコートで一度も履くことがなかったという逆の意味で伝説を残した一足として話題になりました。
Shaq Reflection(シャック リフレクション)
1998年にリリースされた、リーボック製のシャックシリーズ最後のモデル「Shaq Reflection(シャック リフレクション)」。
その名の通り、光を反射(Reflection)するような光沢のある素材を使用しているのが特徴的な一足です。
これまでのシャックシリーズと大きく違う点は、シャックのような大型選手に合わせて作成するのではなく、軽量化や落ち着いたデザイン性など比較的一般向けなアップデートが行われているという点。
これによって、シャックシリーズの中で最もガードの選手たちが着用して違和感のない一足として知られています。
まとめ
今回は、1990年代のNBAを彩ったバスケットシューズの中から、稀代の怪物「シャキール・オニール」の歴代シグネチャーモデルについてご紹介しました。
いかがでしたか?
シャックはリーボックと契約を結んでいた印象が強いと思いますが、実はその期間はわずか6年間で、レイカーズやヒートでNBA制覇を成し遂げた時には契約を解除してしまっているんですよね。
リーボックとの巨額契約を蹴った後は自分のブランドを立ち上げているわけですが、これはバッシュをよりやすい価格で子供達に届けるため。
5年総額4000万ドル(日本円で約52億円)という巨額のオファーを断ってまで人のために動けるからこそ、スーパースターなんだなと感じますね。
このサイトでは、他のNBAレジェンドたちのシグネチャーシリーズについてもまとめていますので、気になるシグネチャーモデルがある方はぜひそちらも合わせてお読みくださいね!
それではまた。次の記事でお会いしましょう!