1990年代後半から2000年代初頭にかけてのNBAにおけるパワーフォワードの全盛期。
そんな時代に、ティム・ダンカンやケビン・ガーネットらと並んで時代最強のパワーフォワードの1人として活躍した選手が「クリス・ウェバー」です。
キャリアで1度も優勝を果たすことができなかったものの、当時のNBAを観ていてその名を知らない方はいないでしょう。
この記事でご紹介するのは、そんなクリス・ウェバーの歴代シグネチャーモデルについて。
次々に契約ブランドを変えながら、各ブランドからシグネチャーモデルがリリースされるというスターっぷりを誇ったクリス・ウェバーのモデル4選をNBAオタクの視点から語っていきますので、ぜひ最後までご覧くださいね!
クリス・ウェバーはNBA史上屈指の“シューズ界のジャーニーマン”!?
NBAのみならず、アメリカのスポーツ界において所属チームを毎年変える選手のことを「ジャーニーマン(旅人)」と言ったりしますが、クリス・ウェバーは言うなれば、“シューズ界のジャーニーマン”でした。
NBAデビューを果たした1993年から1996年までの3年間はNIKE(ナイキ)、1996-97シーズンの1年間だけコンバース、1997年〜1998年までの1年強の期間はFILA(フィラ)、そして2000年代初頭にはDADA(ダダ)と契約するという見事な移り変わりっぷり。
確かにウェバーはブランドとの揉め事も多く、問題児だったことは間違いありませんが、それでもなお次のブランドが契約したがるほどのスター性をもっていたという証明とも言えますよね!
ウェバーはこの中で、コンバースを除く3つのブランドからシグネチャーモデルをリリース済み。
正直DADA(ダダ)以外のモデルは知っている方も少ないんじゃないかと思いますので、この後詳しく見ていきましょう!
クリス・ウェバーの歴代シグネチャーモデル全4作をNBAオタクが紹介!
さて、いよいよ本題。
クリス・ウェバーの歴代シグネチャーモデルを見ていきましょう!
リリースされた年代順に4つのモデルをご紹介していきますので、キングスファンやウェバーファンは要チェックです。
【NIKE】Air Max CW|1995年
クリス・ウェバーにとってキャリア3年目となった1995年に、シグネチャーモデル第1弾としてリリースされた「Air Max CW(エアマックス CW)」。
この「エアマックス」という名前、ピンと来た方も多いのではないでしょうか。
そう、時を同じくした1995年、日本でキムタクらが着用して大ブームが巻き起こった「エアマックス95」と同じ系統のモデルなんです。
ただ、やはりシグネチャーモデルという言うだけあって、他のエアマックスにはない特徴も様々。
特に前足部にも「ビジブルAir」が搭載されるのは、この「Air Max CW(エアマックス CW)」がバッシュ史上初のことだったそうですよ!
ただ、クリス・ウェバーはこのモデルのリリースをきっかけに、「子供達でも変える値段で売りたい」として高く売りたいNIKE(ナイキ)と対立。
最終的には、NIKE(ナイキ)との契約をわずか1年で失う事態を経験しています。
それでも「Air Max CW(エアマックス CW)」は根強い人気を誇っており、ファンの強い要望に応える形で「Air Max Sensation(エアマックス センセーション)」と改名した復刻版がリリースされました。
【FILA】Webber|1998年
クリス・ウェバーが自身2足目のシグネチャーモデル「Webber(ウェバー)」をリリースしたのは、1998年のこと。
当時の契約ブランド「FILA(フィラ)」から誕生したモデルであり、FILA(フィラ)が複数年契約を提示していることから、ここから長く続いていくはずだったシリーズだったのでしょう。
しかし、この契約もまたウェバーが大麻所持による起訴を受けたことによって、わずか1年ちょっとで解除となってしまったのでした。
これによって、当然FILA(フィラ)からのクリス・ウェバーのシグネチャーシリーズも初代のみで終了。
クリス・ウェバーの着用期間も短く、選手の知名度の割には認知度の低いモデルとなってしまったんだそうです。
【DADA】Cdubbz|2002年
2002年に新たに契約したブランド「DADA SUPREME(ダダ・シュプリーム)」、通称DADA(ダダ)からリリースされたシグネチャーモデル3作目。
モデル名はクリス・ウェバーの愛称「C-Webb(シー・ウェブ)」を少しもじったワード「Cdubbz(シーダブズ)」です。
初見で読める方は天才ですね。笑
このモデルの初お披露目は2002年のNBAオールスターゲーム。
白や黒、赤などが主流だった時代に、銀のピカピカしたモデルを履いたウェバーがコートに登場した時の衝撃は、世界中に「Cdubbz(シーダブズ)」の名を轟かせるには十分すぎるものでした。
「銀ピカ」と言われると一見敬遠されそうなカラーリングですが、その派手派手なデザインが当時のストリートファッションにブッ刺さり。
“周囲と被らない目立つバッシュ”として、2000年代初頭のストリートカルチャーにその名を刻む名作となったのです。
【DADA】C4|2003年
クリス・ウェバーにとって最後のシグネチャーモデルとなった「C4(シーフォー)」。
クリスの「C」と、着用した背番号「4」を掛け合わせたネーミングですね!
前作の大ヒットを受け、期待を込めてリリースされたこのモデルは、前作ほどとはいかなかったものの、十分すぎるヒットを記録。
あのコービーとシャックのレイカーズをあと一歩のところまで追い詰めた“黄金期”サクラメント・キングスに所属していたこともあって、ウェバー自身の人気がキャリア最高潮にあったことも人気の理由の1つでしょう。
黒を基調としながらも、ワンポイントで差し込まれた銀パーツがたまらない、クリス・ウェバー好きなら絶対に一度はお目にかかりたい一足と言えるのではないでしょうか?
まとめ
今回は、1990年代後半から2000年代初頭に活躍した伝説のパワーフォワード「クリス・ウェバー」が着用した歴代シグネチャーモデルについてご紹介しました。
いかがでしたか?
クリス・ウェバー自身も王道なスター選手ではありませんでしたが、まさかDADA(ダダ)からシグネチャーモデルがリリースされるとは。笑
ただ、「Cdubbz(シーダブズ)」を履いてオールスターに登場した時のウェバーがめっちゃかっこいいのは確かですよ。
NIKE(ナイキ)やadidas(アディダス)などの大手ブランドと違って復刻版の数も頻度も少ないため入手は難しいですが、提携先の通販サイトやフリマサイトなどではやや高値ですが取引されています。
デザインも機能性もバックグラウンドも申し分ないモデルだと思いますので、レジェンドが履いた一足をぜひ皆さんのコレクションに加えてみてはいかがでしょうか?