足元のバイブル

【シグネチャーモデル】デリック・ローズの歴代アディダス製バッシュ全14モデルを一覧で紹介!

2025年5月3日

史上最年少でMVPを受賞した身体能力の鬼「デリック・ローズ(Derrick Rose)」。

爆発的なスピードと鋭いドライブでペイントエリアに切り込み、驚異的な体幹とボディコントロールで相手ブロックを交わしシュートを決める稀代のスコアラーです。

 

2024年9月にNBAから引退することを宣言したローズですが、現役時代は「adidas(アディダス)」とスポンサー契約を締結。

過去に全14作のシグネチャーモデルをリリースされているんですよ!

 

この記事では、そんなデリック・ローズの足元を支えた歴代シグネチャーモデル14作を一覧にして紹介。

NBA観戦歴10年の僕の視点から、各モデルについて彼のこれまで歩んできたキャリアと共に語っていこうと思いますので、一緒に名作シリーズの歴史を振り返っていきましょう!

 

契約ブランドは「adidas(アディダス)」

「adidas(アディダス)」は革命的な技術でバスケットシューズの質を大幅に向上させ、NBAに現在のバッシュをもたらした起源とも言えるメーカーです。

adidas(アディダス)がNBAに持ち込んだ作品というのが「スーパー・スター」。

白と黒でデザインされたレザー調のアッパーとクッション性の高いソールが組み合わさったadidas(アディダス)の普及の名作であり、それまでは皮の生地とゴムのソールで作られていたバスケットシューズに革命をおこしました。

1970年代にはほぼ全てのNBA選手がadidas(アディダス)のシューズを着用しており、NBAレジェンドのカリーム・アブドゥル=ジャバーやジェリー・ウェストらにも高く評価されていたそうですよ。

 

そんな「adidas(アディダス)」とこの記事の主人公デリック・ローズがスポンサー契約を結んだのは、ローズがドラフト1位指名を受けた2008年のこと。

キャリア2年目の2009-10シーズンにはシグネチャーモデル「adidas adiZero Rose(アディダス アディゼロ ローズ)1」のリリースが決定し、ローズが最年少MVPを受賞した翌年に当たる2012年に14年で1億8,500万ドル(日本円にして約200億円)という超大型契約を締結。

その後も「adidas D Rose(アディダス ディー ローズ)シリーズ」のリリーズは順調に続き、今やadidas(アディダス)を代表する名作シリーズの1つにまで成長しています。

 

怪我に苦しみながらもキャリア駆け抜けた「デリック・ローズ」が引退した今でも世界中のファンから愛され続けているように、彼のバッシュもまた末長く愛され続けるシリーズであることは間違いないでしょう。

 

デリック・ローズのアディダス製バッシュ|全14モデルを一覧で紹介!

さて、いよいよデリック・ローズが着用した歴代シグネチャーモデル全14作を、彼の歩んできたキャリアと共にご紹介していこうと思います。

今回ご紹介するのは、各モデルの簡単な性能とそのモデルの誕生に関わるエピソードなどなど。

 

紹介文と共に代表的なカラー1つを画像としてご紹介していますが、モデルの中にも複数のカラーリングが存在するので、お気に入りのモデルを見つけたらカラーやバージョン違いの商品を探して集めるのもバスケットシューズの楽しみかたの1つですよ!

それでは早速、1作目から順に見ていきましょう!

 

adidas adiZero Rose 1|2010-2011

デリック・ローズのシグネチャーシューズ、記念すべき1作目となった「adidas adiZero Rose(アディゼロ ローズ)1」。

当時22歳だったローズが、史上最年少で「シーズンMVP」を受賞した“伝説的な一年”を象徴する一足。

1試合平均25.0得点、7.7アシストを記録し、絶対的なエースとしてシカゴ・ブルズをリーグ最高の62勝20敗に導きました。

 

Life-Surf

 

adidas adiZero Rose 1.5|2010-2011

シリーズ2作目となる「adidas adiZero Rose(アディゼロ ローズ)1.5」。

adidas(アディダス)がプレオイフに向かうローズのために開発した1作目の改良版です。

つま先部分のフィット感とミッドソールのアップデートが行われ、激しい動きの中でもより足に馴染むモデルへと進化を遂げたのです。

 

新たなバッシュの効果もあってか、ローズは平均得点を27.1点とレギュラーシーズンから大きく伸ばし、チームをカンファレンス・ファイナルまで牽引。

その年“スリーキングス”を結成したマイアミ・ヒートに敗退するも、将来性の明るさを感じさせたシーズンとなりました。

 

Life-Surf

 

adidas adiZero Rose 2|2011-2012

シリーズ3作目となる「adidas adiZero Rose(アディゼロ ローズ)2」。

2011-12シーズンはローズ本人はもちろん、ローズを応援するファンにとっても目を背けたくなるような悲劇の1年。

 

悪夢のような瞬間が訪れたのは、第1シードで望んだプレイオフ1回戦の第1戦。

第8シードのフィラデルフィア・76ersに大差をつけて勝利する目前の試合終盤、ドライブで切り込んだローズがステップバックシュートを放って着地をした瞬間に変な負荷かかかってか左膝の前十字靭帯(ACL)断裂という大怪我を負ってしまったのです。

エースを失ったチームはそのままフィラデルフィア・76ersにシリーズ敗退を喫し、悔しいシーズン終了となってしまいました。

 

※2026年6月時点では、大手ショッピングサイトでの販売はされていませんでした。

 

adidas D Rose 3|2012-2013

シリーズ4作目となる「adidas D Rose(アディダス ディー ローズ) 3」。

前年プレイオフで負った左膝前十字靭帯(ACL)断裂の大怪我により、シーズン全休を余儀なくされた1年。

「adidas D Rose(アディダス ディー ローズ) 3」をローズ本人が着用する姿を見ることはできませんでした。

 

Life-Surf

 

adidas D Rose 3.5|2012-2013

シリーズ5作目となる「adidas D Rose(アディダス ディー ローズ)3.5」。

大怪我からの復帰を目指すデリック・ローズのために、adidas(アディダス)がさらなる改良を加えて作成した一足。

足との一体感、足首への負担の少なさ、使用時の快適性に重点を置いて設計されていて、復帰後のローズの足を何とかして守ろうという想いが伝わってくるモデルです。

 

Life-Surf

 

adidas D Rose 4|2013-2014

シリーズ6作目となる「adidas D Rose(アディダス ディー ローズ)4」。

長期離脱からファン待望の復活を遂げ、大歓声の中コートに足を踏み入れたデリック・ローズ。

しかし、そんな歓喜の瞬間もつかの間、わずか10試合で再び右膝の半月板断裂という大ケガに見舞われ、残りのシーズンを全休することになってしまいました。

 

Life-Surf

 

adidas D Rose 4.5|2013-2014

シリーズ7作目となる「adidas D Rose(アディダス ディー ローズ)4.5」。

adidas(アディダス)が再び大怪我を負ったローズのために開発した、軽さと足のサポート力に重点を置いた「adidas D Rose(アディダス ディー ローズ)4」の改良版モデル。

本人がコート上でこのモデルを着用することは叶いませんでしたが、adidas(アディダス)と契約を結んでいた他の選手たちが着用している姿も見られました。

 

※2026年6月時点では、大手ショッピングサイトでの販売はされていませんでした。

 

adidas D Rose 5|2014-2015

シリーズ8作目となる「adidas D Rose(アディダス ディー ローズ)5」。

2つの大きな怪我からの復活を果たしたローズは、以前のようなアグレッシブな動きができなくなっていました。

それでもシカゴ・ブルズはプレイオフに出場し、カンファレンス・セミファイナル進出という結果は残したものの、かつては非常に明るかった将来が暗くなってしまっていることを突きつけられたシーズンだったと言えます。

 

Life-Surf

 

adidas D Rose 6|2015-2016

シリーズ9作目となる「adidas D Rose(アディダス ディー ローズ)6」。

かつては爆発的なスピードと驚異的な跳躍力で得点を量産していたローズでしたが、フローターのような「身体能力に頼らないフィニッシュスキル」や司令塔としての「ゲームメイク」に重点を置き、体に負担の少ないプレースタイルへと変化したシーズン。

ローズは形を変えて活躍を果たしたものの、一歩及ばずプレイオフ進出を逃すこととなってしまいました。

 

Life-Surf

 

adidas D Rose 7|2016-2017

シリーズ10作目となる「adidas D Rose(アディダス ディー ローズ)7」。

キャリアを通じてシカゴ・ブルズ一筋だったローズですが、ついにニューヨーク・ニックスへの移籍が決定。

かつてはシーズンMVPに輝くほどの活躍を残しながらも、怪我によってその未来が立たれてしまったことに対する後悔は計り知れないものだったことでしょう。

 

ニックスではカーメロ・アンソニーらと共に戦う先発ポイントガードとして活躍するも、チームは31勝51敗と苦戦を強いられプレイオフ進出を逃す結果となってしまいました。

 

Life-Surf

 

adidas D Rose 8|2017-2018

シリーズ11作目となる「adidas D Rose(アディダス ディー ローズ)8」。

怪我の影響で十分に実力を証明することができず、クリーブランド・キャバリアーズ、ユタ・ジャズと短期間でチームを渡り、最終的にはウェイブ(実質的な解雇)を経験するという苦しいシーズンを過ごしたデリック・ローズ。

ただ、最終的にはミネソタ・ティンバーウルブズにて居場所を見つけ、ベンチから出てくるスコアラーとしてチームに貢献している姿を見ることができました。

 

Life-Surf

 

adidas D Rose 9|2018-2019

シリーズ12作目となる「adidas D Rose(アディダス ディー ローズ)9」。

「薔薇の返り咲き」と聞いて鳥肌が立つほど興奮した記憶を思い出す方も多いはず。

2018年10月31日のハロウィンの夜、ユタ・ジャズ戦に出場したローズは、ベンチスタートながらキャリアハイとなる1試合50得点を叩き出し、おまけに勝負を決めるブロックショットまで炸裂させてチームを勝利へと導いたのです。

 

長年怪我に苦しみ、「選手として終わった」と言われ続けてきたローズが、かつての自分を超え、再び歴史的な活躍を残すというエピソードは、多くの選手やファンに勇気を与えたことでしょう。

 

Life-Surf

 

adidas D Rose 10|2019-2020

シリーズ13作目となる「adidas D Rose(アディダス ディー ローズ)10」。

デトロイト・ピストンズに加入することとなったローズは、ベンチからの出場ながらチームトップクラスの平均得点を記録し、弱小だったチームをベテランとして支え続けました。

何気にキャリア最長となる「14試合連続での20得点超え」という記録も打ち立てています。

 

Life-Surf

 

adidas D Rose 11|2020-2021

シリーズ14作目となる「adidas D Rose(アディダス ディー ローズ)11」。

「adidas D Rose(アディダス ディー ローズ)」シリーズの過去10作の特徴を継承した集大成とも言える一足です。

ヒール(踵)部分にはお馴染みのシグネチャーロゴである「3枚のバラの花びら」がプリントされ、アウトソールの踵部分には故郷「シカゴ」を象徴する”4つの星”が描かれるなど、ローズこだわりが詰め込まれていますよ!

もちろん機能性も抜群で、クッションにはアディダス独自の最新技術「Lightstrike(ライトストライク)」が新たに搭載されるなど、前作から大幅な進化を遂げました。

 

ベテランとしてピストンズを支えていた活躍が評価されてか、冬の移籍市場でニューヨーク・ニックスへと移籍が決まったローズ。

ニックスに移籍してからもそのリーダーシップと得点力は健在で、コロナによる短縮シーズンという混乱した環境の中でチームのプレイオフ出場に大きく貢献した姿が印象的でした。

 

Life-Surf

 

【テイクダウンモデル】adidas D Rose Son of Chi

ナンバリングのついたシグネチャーモデルは全14作で終了となっていますが、adidas(アディダス)が2012年に結んだ14年間の契約は2026年まで続く状況。

では14作目がリリースされた2021年からの数年間は何もなかったのかというとそんなことはなく、コンセプトは保ちつつ少し価格を抑えて開発された「テイクダウンモデル」がリリースされていたんです。

 

デリック・ローズのテイクダウンモデルの名称は「adidas D Rose Son of Chi(サン オブ シー)」。

「Son of Chi」は"シカゴの息子”という意味であり、まさにシカゴでドラフトされ、シカゴを愛したローズにふさわしいネーミングだといえますね!

 

「adidas D Rose Son of Chi(サン オブ シー)シリーズ」は、2021年に初代がリリースされ、ローズが引退を表明する2024年までに全3モデルがリリース済み。

残念ながら引退後の続編情報はなく、おそらく3作目が最後の作品となってしまうと思います。

 

テイクダウンモデルといっても、「adidas D Rose」の名を冠した第2のシグネチャーモデルと言っても過言ではなく、その性能も十分試合で使用できるもの。

オリジナルのシリーズは結構プレミア価格になってしまっているので、ローズファンであり、実践的に使用するバッシュを探している方はぜひチェックしてみて欲しいですね!

 

Life-Surf

※画像は「adidas D Rose Son of Chi(サン オブ シー)3」です。

 

まとめ

今回は、デリック・ローズの歴代adidas(アディダス)製バッシュ全14モデルを彼のキャリアと共に一覧にしてご紹介しました。

いかがでしたでしょうか?

 

デリック・ローズといえばやはりシカゴ・ブルズですから、どのモデルにも赤、黒、白の3色が主体のカラーリングがあってとってもカッコいいですよね!

僕はローズがシーズンMVPを受賞した瞬間を目撃してはいないのですが、彼生き様を見ていると、当時を知るファンたちがローズを熱狂的に支持する理由がわかる気がします。

 

この記事を通じてデリック・ローズという選手と、そのシグネチャーモデルの歩みを知っていただけたなら幸いです。

他のシグネチャーモデルをリリースしている選手たちについても同様の記事がありますので、興味がある方はぜひそちらもご覧くださいね!

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

-足元のバイブル