NBAの長い歴史の中でもトップクラスの実力を誇る正統派ポイントガード「クリス・ポール(Chris Paul)」。
正確なドリブルやパス、シュートの全てを極め、”Point God(ポイント ゴッド)”の異名を持つレジェンドです。
2005年のNBAドラフトにて1巡目全体4位で指名を受けたクリス・ポールは、NBA2年目の2006年にジョーダン・ブランドとの契約を締結。
その後も契約を続け、2026年5月時点で全12作のシグネチャーシューズをリリースしているんですよ!
この記事では、そんなクリス・ポールの足元を支えてきた歴代シグネチャーモデルを、彼のこれまで歩んできた偉大なNBAキャリアと共にご紹介していこうと思います。
契約ブランドは「JORDAN BRAND」
ジョーダン・ブランド(JORDAN BRAND)は、NIKE(ナイキ)と生涯契約を結んでいる”バスケの神様”「マイケル・ジョーダン」が監修し、立ち上げられた新ブランドです。
日本人バスケファンの中には、2023年12月1日にあの八村塁(はちむらるい)選手と専属契約を結んだブランドとして知っている方も多いかも知れませんね!
絶対的な人気モデルは「Air Jordan(エア ジョーダン)シリーズ」ですが、近年では「ジェイソン・テイタム」や「ルカ・ドンチッチ」、「ザイオン・ウィリアムソン」といった、近い将来NBAの顔になるであろう選手達と次々に専属契約を締結しており、今後もNBAバッシュ界の中心を担うブランドであることは間違いないでしょう。
この記事でご紹介するクリス・ポールのシグネチャーモデル「Jordan CP3(シーピースリー)」シリーズ」は、全12作を誇るブランド内でもかなりのロングセラー。
NBA選手としては珍しい「小柄なガード向けのバッシュ」として、クリス・ポールの台頭とともに成長し続けてきた人気シリーズです。
「JORDAN BRAND(ジョーダン・ブランド)」からリリースされたシグネチャーモデルについてより詳しくまとめた記事もあります。
ブランドの背景や代表的なシリーズを知りたい方は、こちらも併せて読んでみてくださいね!
クリス・ポールの歴代シグネチャーモデル全12作を紹介!
さて、いよいよクリス・ポールが着用した歴代シグネチャーモデル全12作を、彼の歩んできたキャリアと共にご紹介していこうと思います。
今回ご紹介するのは、各モデルの簡単な性能とそのモデルの誕生に関わるエピソードなどなど。
紹介文と共に代表的なカラー1つを画像としてご紹介していますが、モデルの中にも複数のカラーリングが存在するので、お気に入りのモデルを見つけたらカラーやバージョン違いの商品を探して集めるのもバスケットシューズの楽しみかたの1つですよ!
それでは早速、1作目から順に見ていきましょう!
Jordan CP3.I|2007-2008
NBAキャリア3年目にしてアシストとスティールの主要2項目でリーグ1位の数字を叩き出し、早くもシーズンMVP投票でコービー・ブライアントに次ぐ2位に輝いた天才のためにジョーダン・ブランド(JORDAN BRAND)が生み出した、記念すべきシグネチャーモデル1作目「Jordan CP3(シーピースリー).I」。
ポールの最大の強みであるスピードと俊敏性を引き出すために、非常に軽量かつ通気性に優れたモデルとして開発されたんだそうです。
デザインにはポールが敬愛する「父」や「恩師」にまつわる文字や、バスケ以外で愛するもう一つのスポーツ「ボーリング」をモチーフとしたカラーが採用されており、クリス・ポールの人物像を透けて見ることができる一足となっていますよ!
※2026年5月時点で、大手ネットショッピングサイトでの販売はありませんでした。
Jordan CP3.II|2008-2009
2年連続での「アシスト王」と「スティール王」の同時受賞という快挙を成し遂げ、名実共に“リーグ最強ポイントガード”の一角となったクリス・ポール。
そんなポールの足元を支えるべく開発された「Jordan CP3(シーピースリー).II」は、前作よりもさらに軽さとスピードを追求するために「フットサル」の動きからデザインの着想を得ているんだそうです。
そんなジョーダン・ブランド(JORDAN BRAND)の最先端技術を集結した一足の甲斐あってか、106試合連続スティール という当時のNBA新記録も樹立しています。
※2026年5月時点で、大手ネットショッピングサイトでの販売はありませんでした。
Jordan CP3.III|2009-2010
クリス・ポールの所属チーム「ニューオーリンズ・ホーネッツ」にちなみ、「スズメバチ(ホーネット)」から着想を得て開発された「Jordan CP3(シーピースリー).III」。
ジョーダン・ブランド(JORDAN BRAND)の革新的なミッドソールクッションシステム「ポデュロン」が初めて導入されたモデルとしても話題になった一足です。
実用性の高いモデルとしてバッシュの人気は高まっていく一方、ポール自身は左ひざの手術による長期離脱のためシーズン45試合の出場にとどまり、チームもプレーオフ進出を逃すなど試練の1年となりました。
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Jordan CP3.IV|2010-2011
怪我から復帰し、シーズン途中にはロサンゼルス・クリッパーズへの移籍という大きな環境の変化を経験しつつも、再びリーグ屈指の実力を持つガードであることを証明する1年となった2010-11シーズン。
シリーズ4作目となる「Jordan CP3(シーピースリー).IV」は、前作から搭載されているクッション素材「ポデュロン」が継続され、さらに「ズームエア」との合わせ技によって、高い俊敏性ととスピードを引き出すことが可能な一足としてリリースされました。
クリス・ポールの来日に合わせてリリースされた「TOKYO 23」という日本限定モデルも存在し、現在でもコレクターの間では非常に人気の高いモデルとなっています。
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Jordan CP3.V|2011-2012
第5作目となった「Jordan CP3(シーピースリー).V」は、シリーズ屈指の軽さとつま先の「ズームエア」による反発力が特徴であり、ガードのステップワークをサポートする一足として非常に高い評価を得たモデルです。
初めてフルシーズンを過ごしたクリッパーズにて、ブレイク・グリフィンやディアンドレ・ジョーダンらとともにアリウープや超絶パスからの“ダンクシュート”を量産。
バスケ醍醐味とも言えるダイナミックなプレーを連発するチームは“ロブシティ”の愛称で親しまれ、そんなチームの絶対的司令塔として活躍したクリス・ポールは、自身初の「オールNBAファーストチーム」と「オールディフェンシブファーストチーム」の同時選出を受けることとなりました。
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Jordan CP3.VI|2012-2013
「ハイパーフューズ」と呼ばれるNIKE(ナイキ)の新技術によって作られたアッパーにより、軽いと言われた前作からさらに20%もの軽量化を果たしてリリースされた「Jordan CP3(シーピースリー).VI」。
軽さだけでなく性能も非常に高く、コート上で素早く移動するクリス・ポールの動きをより向上させるために、なんと“チーター”や”トンボ”といった動物の動きを解析して取り入れたそうです。
そんな革命的なバッシュと共にシーズンを戦ったポールは、“ロブシティ”・クリッパーズと共にリーグを席巻。
レギュラーシーズン56勝26敗で危なげなくプレイオフへと駒を進めたものの、ポール自身の怪我に泣き、残念ながら1回戦敗退に終わってしまいました。
※2026年5月時点で、大手ネットショッピングサイトでの販売はありませんでした。
Jordan CP3.VII|2013-2014
シリーズ3作目から採用されていたミッドソール素材「ポデュロン」から、さらに軽量化を実現した新クッション技術「ポデュライト」を携え登場した「Jordan CP3(シーピースリー).VII」。
着用した時のフィット感やピタッと止まるグリップ力(滑りにくさ)などバッシュとしての評価も非常に高く、カラーリングもストリート映えする派手なデザインが多いことから、発売当初は当時「ジョーダンブランド史上最高のバッシュのひとつ」という非常に高い評価を受けていた一足です。
怪我により62試合の出場に留まったクリス・ポールでしたが、5シーズンぶりとなるアシスト王とスティール王の同時受賞を達成し、出場さえすればリーグ最強ポイントガードの地位は揺るぎないものであることを再び証明しました。
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Jordan CP3.VIII|2014-2015
クリス・ポール自身が開発段階からテストプレイに至るまで深く関わったことで知られる「Jordan CP3(シーピースリー).VIII」。
最大の武器である“緩急のあるドリブル”や“鋭いクロスオーバー”を最大限に生かすため、地面をしっかり掴む「グリップ力」と踏ん張った際にもズレない「安定性」に重きを置いてデザインされた一足となっていますよ。
こだわりのバッシュと共にキャリア初なる82試合全てに出場し、2年連続となるアシスト王を受賞するなど個人としては素晴らしいシーズンを送ったクリス・ポール。
プレイオフでは1回戦に昨年王者のサンアントニオ・スパーズと激突し、キャリア最高のハイライトである第7戦での決勝ゲームウィナーを決めました。
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Jordan CP3.IX|2015-2016
シリーズ9作目となった「Jordan CP3(シーピースリー).IX」は、「コントロール性」に重きを置いてデザインされたモデル。
前作まで“一枚板”の状態で搭載されていたクッションパーツ「ズームエア」を9分割して配置することで、足が屈曲した際にも隙間なくシューズが変形できる設計へと変更されているんですよ。
2015-16シーズンも例年通り攻守に優れた司令塔として活躍したポールは、危なげなくクリッパーズをプレイオフへと導いたものの、プレイオフでは1回戦でまたも右手骨折の大怪我を負い、無念の離脱となってしまいました。
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Jordan CP3.X|2016-2017
シリーズの節目を飾る10歳目としてリリースされた「Jordan CP3(シーピースリー).X」。
シューズのコンセプトに大きな変化はなかったものの、靴のサイドに道西された大きなプレート状パーツや足に吸い付く「ウーブン素材」のアッパーによって、激しい横方向の動きでもブレない「安定性」と「フィット感」を実現しました。
怪我人の多発によって勢いがなくなっていたクリッパーズは主力の解体を決断し、ポール自身にとっても2016-17シーズンがクリッパーズ最後のシーズンに。
怪我により61試合の出場にとどまったものの、出場した試合では相変わらずのハイパフォーマンスを披露し、最後までクリッパーズを攻守で支え続けました。
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Jordan CP3.XI|2017-2018
シリーズ11作目となった「Jordan CP3(シーピースリー).XI」は、優れたグリップ力と高い安定性を誇る、ガードのプレーを最大限にサポートするモデルとしてリリースされました。
シリーズで初めてアッパーに「ストラップ」が搭載されており、やや重量はかさんでいるものの、足とシューズの一体感はかなり高めに設計された一足となっていますよ。
クリッパーズを離れ、ヒューストン・ロケッツに移籍したクリス・ポールは、ジェームズ・ハーデンとともに強力なデュオを結成。
リーグ最高の65勝を記録し、プレイオフでもポールとしては自身初となるカンファレンスファイナルへ進出するも、絶対王者ゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れ惜しくも優勝はなりませんでした。
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Jordan CP3.XII|2018-2019
CP3シリーズ最後のモデルとなった「Jordan CP3(シーピースリー).XII」。
最後のモデルにも関わらず新たな“フクロウ”をモチーフとしたシグネチャーロゴが採用されており、多くのファンはシリーズがまだ続いていくと思っていたことでしょう。
前作で搭載されていた「ストラップ」を廃止して「パフォーマンス・ニット」を採用したことで、より軽く、より足と一体化した高い機能性を実現。
ガードとしてのプレーを追求し、フィット感とサポート性に重きを置いて開発された、まさにシリーズの集大成にふさわしい一足と言えるでしょう。
作シーズンから続くハムストリングの怪我に悩まされながらも、悲願のNBA制覇を目指し挑んだクリス・ポール。
ハーデンとともに再びロケッツをプレイオフに導いたものの、ウォリアーズにリベンジを果たすことは叶わず、カンファレンス・セミファイナルで敗退した。
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まとめ
今回は「クリス・ポールの歴代JORDAN BRAND(ジョーダン・ブランド)製バッシュ」についてまとめてきました。
いかがでしたでしょうか?
この記事を通じてクリス・ポールという選手と、そのシグネチャーモデルの歩みを知っていただけたなら幸いです。
他のシグネチャーモデルをリリースしている選手たちについても同様の記事がありますので、興味がある方はぜひそちらもご覧くださいね!
それではまた、次の記事でお会いしましょう!









