こんにちは!
NBA好きブロガーのおしょうサンドです。
NBAに属する全ての選手とチームが目指す目標である「NBAチャンピオン」。
多くのNBA選手が生涯に1度もつかむことができず引退していくほどに険しい道のりです。
NBAチャンピオンになった1チームは、翌年のNBAの中心となります。
他の29チームは、その1チームを倒すために新たな選手を獲得したり、戦術を取り入れたりと対策を講じていきます。
それゆえNBAの頂点を決める戦いである「NBAファイナル」は、例外なくそのシーズンの集大成であり、NBAの歴史そのものと言えるのです。
もちろんNBAファイナルだけを見ても十分面白いと思います。
ただ、NBAファイナルに至るまでにも毎年数々のドラマがあります。
進出したチームの辿ってきた軌跡を知ることで、NBAファイナルはさらに面白くなります!!!
つまり、NBAチャンピオンになったチームの背景を知ることは「NBAの歴史をより深く知ること」であり、NBAの”沼”により深くはまっていくきっかけの1つというわけですね!笑
そこで今回は1980-81シーズンを制したボストン・セルティックス(BOS)の優勝への軌跡をご紹介しようと思います。
ボストン・セルティックスは優勝までにどのような軌跡を辿ってきたのでしょうか??
存分に見ていきましょう!
それではさっそく、ティップオフ!!
目次
ドラフト
NBAにおいて、オフシーズン最大のイベントは「NBAドラフト」ですよね!
世界最高のリーグであるNBAには、毎年世界最高の選手たちがドラフトされます。
将来チームの中心になりうる逸材や即戦力となる選手をリスクなく獲得できるため、すべてのチームにとって欠かせないイベントです。
ボストン・セルティックスは1980年のNBAドラフトにて 名の選手をドラフトしました。
【指名選手】
巡 | 指名順位 | 選手名 | ポジション | 国籍 | 出身大学 | 前所属チーム(リーグ/国名) |
年ドラフトでの が持っていた自前の指名権は 枚で、 巡目 位で を指名しました。
もう一枚、
年NBAドラフトで指名された選手の一覧を見たいという方はこちらの記事をご覧ください!
リンクカード
NBAファイナルまでの道のり:1980-81 ボストン・セルティクスのレギュラーシーズン
まずは1980-81レギュラーシーズンがボストン・セルティクスにとってどんな1年だったのかを見ていきましょう!
【オフシーズンの動き】
昨シーズン、ルーキーであったラリー・バードがチームを引っ張りチームをプレイオフに導いたものの、カンファレンス・セミファイナルでフィラデルフィア・76ersに敗退し、しかもライバルのマジック・ジョンソンがレイカーズで優勝し、ファイナルMVPを受賞したことから、今シーズンはリベンジを果たす必要がありました。
ラリー・バードを中心としたチームで優勝できると考えたセルティクスのフロントは、トレードでロバート・パリッシュを、ドラフトでケビン・マクヘイルを獲得。
昨シーズンよりも戦力を大幅に強化してレギュラーシーズンに臨みました。
【レギュラーシーズンの結果】
オフシーズンの補強によりフロントコートに厚みが増し、強豪としての地位を確立したセルティクスはレギュラーシーズンを62勝20敗のリーグ1位タイの勝率で終え、プレイオフに進出しました。
ボストン・セルティクスはアトランティック・ディビジョンで1位を獲得しました。
【1980-81レギュラーシーズン アトランティック・ディビジョンの結果】
アトランティック・ディビジョン | 勝 | 負 | 勝率 | 差 | ホーム | ロード | Div | GP |
ボストン・セルティクス | 62 | 20 | 0.756 | – | 35–6 | 27–14 | 19–5 | 82 |
フィラデルフィア・76ers | 62 | 20 | 0.756 | – | 37–4 | 25–16 | 15–9 | 82 |
ニューヨーク・ニックス | 50 | 32 | 0.610 | 12.0 | 28–13 | 22–19 | 14–10 | 82 |
ワシントン・ブレッツ | 39 | 43 | 0.476 | 23.0 | 26–15 | 13–28 | 8–16 | 82 |
ニュージャージー・ネッツ | 24 | 58 | 0.293 | 38.0 | 16–25 | 8–33 | 8–16 | 82 |
ボストン・セルティクスはイースタン・カンファレンスで1位を受賞し、プレイオフに進出しました。
【1980-81レギュラーシーズン イースタン・カンファレンスの結果】
イースタン・カンファレンス | ||||||
# | チーム | 勝 | 負 | 勝率 | 差 | GP |
1 | ボストン・セルティクス | 62 | 20 | 0.756 | – | 82 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | ミルウォーキー・バックス | 60 | 22 | 0.732 | 2 | 82 |
3 | フィラデルフィア・76ers | 62 | 20 | 0.756 | – | 82 |
4 | ニューヨーク・ニックス | 50 | 32 | 0.610 | 12 | 82 |
5 | シカゴ・ブルズ | 45 | 37 | 0.549 | 17 | 82 |
6 | インディアナ・ペイサーズ | 44 | 38 | 0.537 | 18 | 82 |
7 | ワシントン・ブレッツ | 39 | 43 | 0.476 | 23 | 82 |
8 | アトランタ・ホークス | 31 | 51 | 0.378 | 31 | 82 |
9 | クリーブランド・キャバリアーズ | 28 | 54 | 0.341 | 34 | 82 |
10 | ニュージャージー・ネッツ | 24 | 58 | 0.293 | 38 | 82 |
11 | デトロイト・ピストンズ | 21 | 61 | 0.256 | 41 | 82 |
NBAファイナルまでの道のり:1980-81 ボストン・セルティクスのプレイオフ
次にボストン・セルティクスが1980-81プレイオフをどのようにして勝ち抜いたのか見ていきましょう!
【1980-81プレイオフの背景】
1980-1981シーズンのプレイオフは1981年3月31日に開始し、5月14日に終了しました。
カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)対シカゴ・ブルズ:4勝0敗
カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)ではレジー・セウスらのシカゴ・ブルズと対戦し、4勝0敗で危なげなく勝利してカンファレンス・ファイナルに進出しました。
試合 | 日付 | アウェイ | 結果 | ホーム | アリーナ | |
第1戦 | 1981年4月5日 | シカゴ・ブルズ | 109-121 | ボストン・セルティクス | ボストン・ガーデン | |
第2戦 | 1981年4月7日 | シカゴ・ブルズ | 97-106 | ボストン・セルティクス | ボストン・ガーデン | |
第3戦 | 1981年4月10日 | ボストン・セルティクス | 113-107 | シカゴ・ブルズ | シカゴ・スタジアム | |
第4戦 | 1981年4月12日 | ボストン・セルティクス | 109-103 | シカゴ・ブルズ | シカゴ・スタジアム |
カンファレンス・ファイナル(東地区決勝)対フィラデルフィア・76ers:4勝3敗
カンファレンス・ファイナルではジュリアス・アービングやアンドリュー・トニー擁するフィラデルフィア・76ersとの対戦となり、これを4勝3敗で制してNBAファイナルに進出しました。
試合 | 日付 | アウェイ | 結果 | ホーム | アリーナ | |
第1戦 | 1981年4月21日 | フィラデルフィア・76ers | 105-104 | ボストン・セルティクス | ボストン・ガーデン | |
第2戦 | 1981年4月22日 | フィラデルフィア・76ers | 99-118 | ボストン・セルティクス | ボストン・ガーデン | |
第3戦 | 1981年4月24日 | ボストン・セルティクス | 100-110 | フィラデルフィア・76ers | ザ・スペクトラム | |
第4戦 | 1981年4月26日 | ボストン・セルティクス | 105-107 | フィラデルフィア・76ers | ザ・スペクトラム | |
第5戦 | 1981年4月29日 | フィラデルフィア・76ers | 109-111 | ボストン・セルティクス | ボストン・ガーデン | |
第6戦 | 1981年5月1日 | ボストン・セルティクス | 100-98 | フィラデルフィア・76ers | ザ・スペクトラム | |
第7戦 | 1981年5月3日 | フィラデルフィア・76ers | 90-91 | ボストン・セルティクス | ボストン・ガーデン |
こうして迎えた1981年のNBAファイナルでは、ボストン・セルティクスがモーゼス・マローン擁するヒューストン・ロケッツを4勝2敗で破り、5年ぶり14回目となるNBA優勝を果たしました。
1981年のNBAファイナルについての詳しい内容を知りたいという方はこちらの記事もぜひお読みください!
まとめ:古豪、ボストン・セルティクスが5年ぶりの優勝
今回は「1981年のNBAファイナルで優勝を果たした”ボストン・セルティクス”のチーム背景と優勝への軌跡」についてご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
NBA優勝を果たすまでの道のりの険しさを知ると、NBAファイナルをより深く楽しむことができますよね!
しばらくNBA優勝から遠ざかっていたボストン・セルティクスが5年ぶりの優勝を果たしたことで、古豪の復活にNBAが大きく盛り上がることとなりました。
他のシーズンについても優勝チームの軌跡についてご紹介している記事がありますので、そちらもぜひご覧くださいね!
それではまた次の記事でお会いしましょう!