NBAファイナル

【NBA1996-97シーズン】シカゴ・ブルズ(CHI)の優勝への軌跡(試合結果、順位表)

こんにちは!

NBA好きブロガーのおしょうサンドです。

 

 

NBAに属する全ての選手とチームが目指す目標である「NBAチャンピオン」。

多くのNBA選手が生涯に1度もつかむことができず引退していくほどに険しい道のりです。

 

 

NBAチャンピオンになった1チームは、翌年のNBAの中心となります。

他の29チームは、その1チームを倒すために新たな選手を獲得したり、戦術を取り入れたりと対策を講じていきます。

それゆえNBAの頂点を決める戦いである「NBAファイナル」は、例外なくそのシーズンの集大成であり、NBAの歴史そのものと言えるのです。

 

 

もちろんNBAファイナルだけを見ても十分面白いと思います。

ただ、NBAファイナルに至るまでにも毎年数々のドラマがあります。

進出したチームの辿ってきた軌跡を知ることで、NBAファイナルはさらに面白くなります!!!

 

 

つまり、NBAチャンピオンになったチームの背景を知ることは「NBAの歴史をより深く知ること」であり、NBAの”沼”により深くはまっていくきっかけの1つというわけですね!笑

 

 

そこで今回は1996-97シーズンを制したシカゴ・ブルズ(CHI)の優勝への軌跡をご紹介しようと思います。

シカゴ・ブルズは優勝までにどのような軌跡を辿ってきたのでしょうか??

存分に見ていきましょう!

それではさっそく、ティップオフ!!

 

 

ドラフト

NBAにおいて、オフシーズン最大のイベントは「NBAドラフト」ですよね!

世界最高のリーグであるNBAには、毎年世界最高の選手たちがドラフトされます。

将来チームの中心になりうる逸材や即戦力となる選手をリスクなく獲得できるため、すべてのチームにとって欠かせないイベントです。

 

 

シカゴ・ブルズは1996年のNBAドラフトにて 名の選手をドラフトしました。

 

【指名選手】

指名順位 選手名 ポジション 国籍 出身大学 前所属チーム(リーグ/国名)

 

 

年ドラフトでの が持っていた自前の指名権は 枚で、 巡目 位で を指名しました。

 

 

 

もう一枚、

 

 

年NBAドラフトで指名された選手の一覧を見たいという方はこちらの記事をご覧ください!

リンクカード

 

 

NBAファイナルまでの道のり:1996-97 シカゴ・ブルズのレギュラーシーズン

まずは1996-97レギュラーシーズンがシカゴ・ブルズにとってどんな1年だったのかを見ていきましょう!

 

【オフシーズンの動き】

昨シーズン、マイケル・ジョーダン復帰後初のNBA優勝を成し遂げたシカゴ・ブルズは、ほとんどメンバーを変えることなく連覇を目指してレギュラーシーズンに臨みました。

 

【レギュラーシーズンの結果】

昨シーズン打ち立てた72勝10敗というNBA史上最多勝利数ほどではないものの今シーズンもイーストの強豪として君臨し、69勝13敗というリーグ1位の勝率でプレイオフに進出しました。

 

シカゴ・ブルズはセントラル・ディビジョンで1位を獲得しました。

【1996-97レギュラーシーズン セントラル・ディビジョンの結果】

セントラル・ディビジョン 勝率 ホーム ロード Div GP
シカゴ・ブルズ 69 13 0.841 39–2 30–11 24–4 82
アトランタ・ホークス 56 26 0.683 13 36–5 20–21 17–11 82
デトロイト・ピストンズ 54 28 0.659 15 30–11 24–17 17–11 82
シャーロット・ホーネッツ 54 28 0.659 15 30–11 24–17 14–14 82
クリーブランド・キャバリアーズ 42 40 0.512 27 25–16 17–24 13–15 82
インディアナ・ペイサーズ 39 43 0.476 30 21–20 18–23 11–17 82
ミルウォーキー・バックス 33 49 0.402 36 20–21 13–28 10–18 82
トロント・ラプターズ 30 52 0.366 39 18–23 12–29 6–22 82

 

シカゴ・ブルズはイースタン・カンファレンスで1位を受賞し、プレイオフに進出しました。

【1996-97レギュラーシーズン イースタン・カンファレンスの結果】

イースタン・カンファレンス
チーム 勝率 GP
1 シカゴ・ブルズ 69 13 0.841 82
2 マイアミ・ヒート 61 21 0.744 8 82
3 ニューヨーク・ニックス 57 25 0.695 12 82
4 アトランタ・ホークス 56 26 0.683 13 82
5 デトロイト・ピストンズ 54 28 0.659 15 82
6 シャーロット・ホーネッツ 54 28 0.659 15 82
7 オーランド・マジック 45 37 0.549 24 82
8 ワシントン・ウィザーズ 44 38 0.537 25 82
9 クリーブランド・キャバリアーズ 42 40 0.512 27 82
10 インディアナ・ペイサーズ 39 43 0.476 30 82
11 ミルウォーキー・バックス 33 49 0.402 36 82
12 トロント・ラプターズ 30 52 0.366 39 82
13 ニュージャージー・ネッツ 26 56 0.317 43 82
14 フィラデルフィア・76ers 22 60 0.268 47 82
15 ボストン・セルティクス 15 67 0.183 54 82

 

NBAファイナルまでの道のり:1996-97 シカゴ・ブルズのプレイオフ

次にシカゴ・ブルズが1996-97プレイオフをどのようにして勝ち抜いたのか見ていきましょう!

 

【1996-97プレイオフの背景】

1996-1997シーズンのプレイオフは1997年4月24日に開始し、6月13日に終了しました。

 

ファーストラウンド(1回戦)対ワシントン・ブレッツ:3勝0敗

プレイオフのファーストラウンド(1回戦)はロッド・ストリックランドやジュワン・ハワードらのワシントン・ブレッツとの対戦となり、3勝0敗で破ってカンファレンス・セミファイナルに進出しました。

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム アリーナ
第1戦 1997年4月25日 ワシントン・ブレッツ 86-98 シカゴ・ブルズ ユナイテッド・センター
第2戦 1997年4月27日 ワシントン・ブレッツ 104-109 シカゴ・ブルズ ユナイテッド・センター
第3戦 1997年4月30日 シカゴ・ブルズ 96-95 ワシントン・ブレッツ USエアウェイズ・アリーナ

 

カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)対アトランタ・ホークス:4勝1敗

カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)ではムーキー・ブレイロックやスティーブ・スミスらのアトランタ・ホークスと対戦し、4勝1敗で危なげなく勝利してカンファレンス・ファイナルに駒を進めました。

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム アリーナ
第1戦 1997年5月6日 アトランタ・ホークス 97-100 シカゴ・ブルズ ユナイテッド・センター
第2戦 1997年5月8日 アトランタ・ホークス 103-95 シカゴ・ブルズ ユナイテッド・センター
第3戦 1997年5月10日 シカゴ・ブルズ 100-80 アトランタ・ホークス オムニ・コロシアム
第4戦 1997年5月11日 シカゴ・ブルズ 89-80 アトランタ・ホークス オムニ・コロシアム
第5戦 1997年5月13日 アトランタ・ホークス 92-107 シカゴ・ブルズ ユナイテッド・センター

 

カンファレンス・ファイナル(東地区決勝)対マイアミ・ヒート:4勝1敗

カンファレンス・ファイナルではティム・ハーダウェイやアロンゾ・モーニングを擁するマイアミ・ヒートとの対戦となり、これを4勝1敗で制してNBAファイナルへの切符を掴み取りました。

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム アリーナ
第1戦 1997年5月20日 マイアミ・ヒート 77-84 シカゴ・ブルズ ユナイテッド・センター
第2戦 1997年5月22日 マイアミ・ヒート 68-75 シカゴ・ブルズ ユナイテッド・センター
第3戦 1997年5月24日 シカゴ・ブルズ 98-74 マイアミ・ヒート マイアミ・アリーナ
第4戦 1997年5月26日 シカゴ・ブルズ 80-87 マイアミ・ヒート マイアミ・アリーナ
第5戦 1997年5月28日 マイアミ・ヒート 87-100 シカゴ・ブルズ ユナイテッド・センター

 

こうして迎えた1997年のNBAファイナルでは、シカゴ・ブルズがジョン・ストックトンとカール・マローン擁するユタ・ジャズを4勝2敗で破り、2年連続5回目の優勝を果たしました。

1997年のNBAファイナルについての詳しい内容を知りたいという方はこちらの記事もぜひお読みください!

 

まとめ:シカゴ・ブルズが2年連続5度目のNBA制覇

今回は「1997年のNBAファイナルで優勝を果たした”シカゴ・ブルズ”のチーム背景と優勝への軌跡」についてご紹介してきました。

いかがでしたでしょうか?

NBA優勝を果たすまでの道のりの険しさを知ると、NBAファイナルをより深く楽しむことができますよね!

この優勝により、マイケル・ジョーダンのシカゴ・ブルズは2年連続5回目となるNBA優勝を果たしました。

また、ファイナル平均32.3得点を記録したバスケの神様”マイケル・ジョーダン”が2年連続5回目のファイナルMVPを獲得しました。

他のシーズンについても優勝チームの軌跡についてご紹介している記事がありますので、そちらもぜひご覧くださいね!

それではまた次の記事でお会いしましょう!

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