こんにちは!
NBA好きブログライターのおしょうサンドです。
皆さんはNBAのどのチームを応援していますか?
2023年10月現在は東西15チームずつの計30チームがNBAに所属していますが、それぞれのチームに色や歴史があり、魅力であふれています。
そして、そんなチームごとの特色を知ることもNBAをより楽しむための方法の1つです。
現在は”推しチーム”がないという方も、それぞれのチームについてよく知れば自分好みのチームが見つかるはず!
そこで今回は各チームの基本的な情報を簡単にまとめていこうと思います。
今回ご紹介するチームは”フィラデルフィア・76ers”です。
他の29チームについても同様の記事がありますので、この記事を読んあとはぜひそちらの記事もお読みください!
それではティップオフ!!
目次
略称
NBAのチームには略称があり、試合結果やスタッツ表にはこの略称で表示されることが多いので、覚えておいて損はありません。
フィラデルフィア・76ersの略称は「PHI」。
英語名”Philadelphia”の頭文字をとった形ですね!
所属カンファレンス
NBAに所属するチームは本距離としている都市をもとにイースタン・カンファレンスとウエスタン・カンファレンスの2つに分けられます。
レギュラーシーズン中はそれぞれのカンファレンス内で勝率を争い、上位6チームがプレーオフへ、7位〜10位のチームがプレーイントーナメントに進出権利を得ることができます。
フィラデルフィア・76ersは2023年10月現在「イースタン・カンファレンス」に所属しています。
イースタン・カンファレンスに所属している他のチームについて知りたいという方はこちらの記事をご覧ください!
所属ディビジョン
ディビジョンとは、本拠地をおく都市が近いチーム同士をNBAが独自に振り分けたグループのことで、2023年6月時点では”セントラル”、”アトランティック”、”サウスイースト”、”パシフィック”、”ノースウエスト”、”サウスウエスト”の6つが存在します。
このディビジョンが意味を持つのはプレーオフに進むチームを選出する時。
NBAのプレーオフに出場することができるのは基本的に各カンファレンスの勝率が高い順に6チームずつと、プレーイントーナメントを勝ち抜いた4チームの合わせて16チームですが、この方式でもし1チームもプレーオフに出場できないディビジョンがあった場合、そのディビジョン内の勝率1位のチームは特例でプレーオフへの出場権を得ることができるのです。
フィラデルフィア・76ersは2023年10月現在「アトランティック・ディビジョン」に所属しています。
アトランティック・ディビジョンに所属している他のチームについて知りたい方はこちらの記事をお読みくださいね!
本拠地
フィラデルフィア・76ersの本拠地はペンシルベニア州「フィラデルフィア」。
フィラデルフィアはペンシルベニア州南東部にある大都市であり、全米でも有数の人口を誇っています。
オーナー
選手やヘッドコーチに多額の報酬が支払われるNBAにおいて球団オーナーは非常に重要です。
フィラデルフィア・76ersのオーナーは「ジョシュア・ハリス」。
ジョシュア・ハリスはアメリカ合衆国の投資家であり、プライベートエクエティ会社”アポログローバルマネジメント”の創業者の1人です。
2011年にフィラデルフィア・76ersを買収し、オーナーに就任しました。
ゼネラル・マネージャー(GM)
選手やコーチとの契約、ドラフト、トレードの最終決定権を持つゼネラル・マネージャー(GM)はチーム作りにおいて入用なことは言うまでもありませんよね。
フィラデルフィア・76ersの場合、ゼネラル・マネージャーを勤めているのは「エルトン・ブランド」。
1999年にシカゴ・ブルズから全体1位でドラフト指名を受けると、2016年までNBAキャリアを送り現役を引退。
その後2017年よりフィラデルフィア・76ersの下部チームである”デラウェア・ブルーコーツ”のGMを務め、2018年にフィラデルフィア・76ersのGMに就任しました。
ヘッドコーチ(HC)
NBAチームのチーム構成に携わり、戦術を考えて試合を指揮する役職であるヘッドコーチはチームの強さに大きく関わります。
フィラデルフィア・76ersでヘットコーチを務めているのは「ニック・ナース」。
ニック・ナースは1989年よりノーザンアイオワ大学でコーチキャリアをスタートすると、多くの大学やプロチームでコーチ経験を積み、2013年にトロント・ラプターズのアシスタントコーチとしてNBA入りを果たしました。
その後2018年にトロント・ラプターズでヘッドコーチへと昇進を果たし、2019年にはチーム史上初となるNBA優勝に貢献。
2023年からフィラデルフィア・76ersのヘッドコーチに就任しました。
アリーナ
フィラデルフィア・76ersのホームアリーナは「ウェルズファーゴ・センター」です。
この名称はカリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、アメリカで最も支店数の多い金融機関である”ウェルズ・ファーゴ”の名から由来して付けられています。
2018年7月26日、ウェルズ・ファーゴ社が125万米ドルで25年間の命名権を獲得しました。
ウェルズファーゴ・センターについてより詳しく知りたいという方はこちらの記事もお読みくださいね!
スポンサー
フィラデルフィアのスポンサーはフィラデルフィア公式ホームページには記載されていませんでした。
適切なページを発見し次第追記します。
創設
フィラデルフィア・76ersは1937年に”シラキュース・ナショナルズ”として誕生しました。
創設初期はニューヨーク州シラキュースに本拠地を置いており、のちにペンシルベニア州フィラデルフィアに移転して現在の形となりました。
チーム名はフィラデルフィアで行われた「アメリカ独立宣言」が”1976年”の出来事であったことに由来しています。
チーム史
フィラデルフィア・76ersは創設以降、1度の名称変更を経て現在の名称に至っています。
チームとしての歴史は以下の通り。
シラキュース・ナショナルズ | 1937年〜1963年 |
フィラデルフィア・76ers | 1963年〜現在 |
チームカラー
フィラデルフィア・76ersのチームカラーは「青、赤、灰、黒、ネイビー、白」です。
NBA優勝歴
NBAに所属するすべての選手、チームの夢であるNBA優勝。
フィラデルフィア・76ersの優勝回数は3回。
以下の表にその優勝の歴史をまとめていきます。
シーズン | NBAファイナル相手 | NBAファイナル結果 | ファイナルMVP |
1955 | フォートウェイン・ピストンズ | 4 - 3 | - |
1967 | サンフランシスコ・ウォリアーズ | 4 - 2 | - |
1983 | ロサンゼルス・レイカーズ | 4 - 0 | モーゼス・マローン |
NBAファイナル進出
プレーオフでカンファレンストーナメントを優勝することで出場することができる「NBAファイナル」。
フィラデルフィア・76ersは過去に7回NBAファイナルに出場しています。
以下の表にNBAファイナルへ出場したシーズンおよびその対戦相手をまとめました。
シーズン | NBAファイナル相手 |
1955 | フォートウェイン・ピストンズ |
1967 | サンフランシスコ・ウォリアーズ |
1977 | ポートランド・トレイルブレイザーズ |
1980 | ロサンゼルス・レイカーズ |
1982 | ロサンゼルス・レイカーズ |
1983 | フィラデルフィア・76ers |
2001 | ロサンゼルス・レイカーズ |
ディビジョン優勝
現在はあまり意味がありませんが、長距離での移動が困難であった時代にはかつてはディビジョンでの順位が直接プレーオフ進出に影響していました。
フィラデルフィア・76ersはこれまでに12回のディビジョン優勝を果たしています。
永久欠番
チームに多大な功績をもたらした選手やコーチ、スタッフに送られる”永久欠番”。
フィラデルフィア・76ersではチームに多大な栄誉をもたらした選手と放送局を称え、10個の背番号を永久欠番としています。
以下に永久欠番となった背番号と、その功績を残した選手を表にしました。
背番号 | 選手 | ポジション | 在籍期間 | 式典日 |
2 | モーゼス・マローン(Moses Malone) | C | 1982-1986, 1993-1994 | 2017年 |
3 | アレン・アイバーソン(Allen Iverson) | G | 1996-2006, 2009-2010 | 2014年3月1日 |
4 | ドルフ・シェイズ(Dolph Schayes) | F/C | 1948-1964 | 2016年1月23日 |
6 | ジュリアス・アービング(Julius Erving) | F | 1976-1987 | 1988年4月18日 |
10 | モーリス・チークス(Maurice Cheeks) | G | 1978-1989 | 1995年2月6日 |
13 | ウィルト・チェンバレン(Wilt Chamberlain) | C | 1965-1968 | 1991年3月18日 |
15 | ハル・グリア(Hal Greer) | G | 1963-1973 | 1976年11月19日 |
24 | ボビー・ジョーンズ(Bobby Jones) | F | 1978-1986 | 1986年11月7日 |
32 | ビリー・カニンガム(Billy Cunningham) | F | 1965-72, 1974-1976 | 1976年12月17日 |
34 | チャールズ・バークレー(Charles Barkley) | F | 1984-1992 | 2001年3月30日 |
アナウンサー | デイブ・ジンコフ(Dave Zinkoff) | 公式アナウンサー | 1963-1985 | 1986年3月25日 |
NBA GL提携チーム
NBAに所属するほとんどのチームはNBAの下部リーグである”NBAゲータレードリーグ(Gリーグ)”に所属するチームを所有しています。
フィラデルフィア・76ersの下部チームは「デラウェア・ブルーコーツ」。
2007年に創設されたデラウェア州ウィルミルトンに本拠地を置くチームであり、Gリーグではまだ優勝したことはありません。
公式サイト
最後にフィラデルフィア・76ersの公式サイト、公式Twitter、および公式アプリのURLをまとめておきます。
これからフィラデルフィア・76ersを応援していきたいという方はぜひチェックしてみてくださいね!
公式サイト→ NBA.com、NBA Rakuten
公式X(旧Twitter)→ https://twitter.com/sixers?lang=ja
公式アプリ→ APP Store、Google Play
まとめ
今回は「フィラデルフィア・76ersのバイオグラフィ・概要」についてまとめてきました。
いかがでしたでしょうか?
他の29チームについても同様のまとめ記事がありますので、ぜひそちらもご覧くださいね!
この記事が少しでも皆さんの推しチーム探しの手助けになれば幸いです。
それではまた次の記事でお会いしましょう!