NBAファイナル

【NBA2014-15シーズン】ゴールデンステイト・ウォリアーズ(GSW)の優勝への軌跡(試合結果、順位表)

こんにちは!

NBA好きブロガーのおしょうサンドです。

 

 

NBAに属する全ての選手とチームが目指す目標である「NBAチャンピオン」。

多くのNBA選手が生涯に1度もつかむことができず引退していくほどに険しい道のりです。

 

 

NBAチャンピオンになった1チームは、翌年のNBAの中心となります。

他の29チームは、その1チームを倒すために新たな選手を獲得したり、戦術を取り入れたりと対策を講じていきます。

それゆえNBAの頂点を決める戦いである「NBAファイナル」は、例外なくそのシーズンの集大成であり、NBAの歴史そのものと言えるのです。

 

 

もちろんNBAファイナルだけを見ても十分面白いと思います。

ただ、NBAファイナルに至るまでにも毎年数々のドラマがあります。

進出したチームの辿ってきた軌跡を知ることで、NBAファイナルはさらに面白くなります!!!

 

 

つまり、NBAチャンピオンになったチームの背景を知ることは「NBAの歴史をより深く知ること」であり、NBAの”沼”により深くはまっていくきっかけの1つというわけですね!笑

 

 

そこで今回は2014-15シーズンを制したゴールデンステイト・ウォリアーズ(GSW)の優勝への軌跡をご紹介しようと思います。

ゴールデンステイト・ウォリアーズは優勝までにどのような軌跡を辿ってきたのでしょうか??

存分に見ていきましょう!

それではさっそく、ティップオフ!!

 

 

ドラフト

NBAにおいて、オフシーズン最大のイベントは「NBAドラフト」ですよね!

世界最高のリーグであるNBAには、毎年世界最高の選手たちがドラフトされます。

将来チームの中心になりうる逸材や即戦力となる選手をリスクなく獲得できるため、すべてのチームにとって欠かせないイベントです。

 

 

しかし、ゴールデンステイト・ウォリアーズは2014年のNBAドラフトの指名権を持っておらず、選手を指名しませんでした。

 

 

2014年NBAドラフトで指名された選手の一覧を見たいという方はこちらの記事をご覧ください!

 

 

ロスター・主要選手

2014-15シーズン、補強を果たしたゴールデンステイト・ウォリアーズは、以下のロスターで優勝を果たしました。

表は左方向にスクロールすることが可能です。

 

 

ポジション 背番号 名前 身長(cm) 体重(kg) 生年月日
SF 9 アンドレ・イグダーラ(Andre Iguodala) 198 98 1984年1月28日
C 12 アンドリュー・ヴォーガット(Andrew Bogut) 213 118 1984年11月28日
SG 4 ブランドン・ラッシュ(Brandon Rush) 198 100 1985年7月7日
PF 10 デビッド・リー(David Lee) 206 111 1983年4月29日
PF 23 ドレイモンド・グリーン(Draymond Green) 198 104 1990年3月4日
C 31 フェスタス・エジーリ(Festus Ezeli) 211 116 1989年10月21日
SF 40 ハリソン・バーンズ(Harrison Barnes) 203 102 1992年5月30日
PF 20 ジェームズ・マイケル・マカドゥー(James Michael McAdoo) 206 104 1993年1月4日
SG 7 ジャスティン・ホリデー(Justin Holiday) 198 82 1989年4月5日
SG 11 クレイ・トンプソン(Klay Thompson) 198 98 1990年2月8日
SG 19 リアンドロ・バルボサ(Leandro Barbosa) 191 88 1982年11月28日
C 5 マリース・スペイツ(Marreese Speights) 208 116 1987年8月4日
C 1 オグニジェン・クズミッチ(Ognjen Kuzmić) 216 114 1990年5月16日
PG 34 ショーン・リビングストン(Shaun Livingston) 201 87 1985年9月11日
PG 30 ステフィン・カリー(Stephen Curry) 188 84 1988年3月14日

 

PG ポイントガード
SG シューティングガード
SF スモールフォワード
PF パワーフォワード
C センター

 

 

NBAファイナルまでの道のり:2014-15 ゴールデンステイト・ウォリアーズのレギュラーシーズン試合結果

それではいよいよ、2014-15レギュラーシーズンがゴールデンステイト・ウォリアーズにとってどんな1年だったのかを見ていきましょう!

まずはオフシーズンの動きを簡単にご紹介します。

 

 

【オフシーズンの動き】

昨シーズン終了後、ヘッドコーチを務めていたマーク・ジャクソンが解任となり、スティーブ・カーが新ヘッドコーチに就任しました。

成長著しいチームに新たなヘッドコーチを迎えて挑んだレギュラーシーズンは新たな時代の幕開けとなります。

 

 

ディビジョン

次にレギュラーシーズンの試合結果を見ていきましょう!

 

 

まずはディビジョンでの成績です。

ディビジョンとは本拠地をおく都市が近いチーム同士をNBAが独自に振り分けたグループのことで、ゴールデンステイト・ウォリアーズはパシフィック・ディビジョンに属します。

2014-15レギュラーシーズンではゴールデンステイト・ウォリアーズはパシフィック・ディビジョンで1位の成績を残しました。

 

【2014-15レギュラーシーズン パシフィック・ディビジョンの試合結果】

パシフィック・ディビジョン 勝率 GP
ゴールデンステイト・ウォリアーズ 67 15 0.817 - 82
ロサンゼルス・クリッパーズ 56 26 0.683 11 82
フェニックス・サンズ 39 43 0.476 28 82
サクラメント・キングス 29 53 0.354 38 82
ロサンゼルス・レイカーズ 21 61 0.256 46 82

 

 

カンファレンス

次に見ていくのはカンファレンスでの試合結果です。

カンファレンスとはNBAが独自にチームを東西に分類した区分けのことで、ゴールデンステイト・ウォリアーズはウエスタン・カンファレンスに所属しています。

 

 

開幕からステフィン・カリーとクレイ・トンプソンの”スプラッシュ・ブラザーズ”が3ポイントで猛威をふるい、球団最多記録となる16連勝を達成。

前半のチームの好調ぶりを受け、スティーブ・カーヘッドコーチは新人コーチながらNBAオールスターゲームのチームウエストのヘッドコーチを務めました。

シーズン後半も勢いは止まることを知らず、終わってみるとフランチャイズ最高記録となる67勝15敗を記録し、ウエストタン・カンファレンス1位でプレイオフへと進みました。

 

 

【2014-15レギュラーシーズン ウエスタン・カンファレンスの試合結果】

ウエスタン・カンファレンス
チーム 勝率 GP
1 ゴールデンステイト・ウォリアーズ 67 15 0.817 - 82
2 ヒューストン・ロケッツ 56 26 0.683 11 82
3 ロサンゼルス・クリッパーズ 56 26 0.683 11 82
4 ポートランド・トレイルブレイザーズ 51 31 0.622 16 82
5 メンフィス・グリズリーズ 55 27 0.671 20 82
6 サンアントニオ・スパーズ 55 27 0.671 20 82
7 ダラス・マーベリックス 50 32 0.610 25 82
8 ニューオーリンズ・ペリカンズ 45 37 0.549 30 82
9 オクラホマシティ・サンダー 45 37 0.549 30 82
10 フェニックス・サンズ 39 43 0.476 36 82
11 ユタ・ジャズ 38 44 0.463 37 82
12 デンバー・ナゲッツ 30 52 0.366 45 82
13 サクラメント・キングス 29 53 0.354 46 82
14 ロサンゼルス・レイカーズ 21 61 0.256 54 82
15 ミネソタ・ティンバーウルブズ 16 66 0.195 59 82

 

NBAファイナルまでの道のり:2014-15 ゴールデンステイト・ウォリアーズのプレイオフ試合結果

次にゴールデンステイト・ウォリアーズが2014-15プレイオフをどのようにして勝ち抜いたのか見ていきましょう!

 

【2014-15プレイオフの背景】

2014-15シーズンのプレイオフは2016年4月16日に開始し、6月16日に終了しました。

 

 

ファーストラウンド(1回戦)対ニューオーリンズ・ペリカンズ:4勝0敗

プレイオフのファーストラウンド(1回戦)ではアンソニー・デイビス擁するニューオーリンズ・ペリカンズと対戦となり、4勝0敗(スイープ)で破りカンファレンス・セミファイナルに進出しました。

 

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム アリーナ
第1戦 2016年4月18日 ニューオーリンズ・ペリカンズ 99-106 ゴールデンステイト・ウォリアーズ オラクル・アリーナ
第2戦 2016年4月20日 ニューオーリンズ・ペリカンズ 87-97 ゴールデンステイト・ウォリアーズ オラクル・アリーナ
第3戦 2016年4月23日 ゴールデンステイト・ウォリアーズ 123-119 ニューオーリンズ・ペリカンズ スムージーキング・センター
第4戦 2016年4月25日 ゴールデンステイト・ウォリアーズ 109-98 ニューオーリンズ・ペリカンズ スムージーキング・センター

 

 

カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)対メンフィス・グリズリーズ:4勝2敗

カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)ではマルク・ガソルやザック・ランドルフらのメンフィス・グリズリーズと対戦となり、4勝2敗で破りカンファレンス・ファイナルへと駒を進めました。

 

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム アリーナ
第1戦 2016年5月3日 メンフィス・グリズリーズ 86-101 ゴールデンステイト・ウォリアーズ オラクル・アリーナ
第2戦 2016年5月5日 メンフィス・グリズリーズ 97-90 ゴールデンステイト・ウォリアーズ オラクル・アリーナ
第3戦 2016年5月9日 ゴールデンステイト・ウォリアーズ 89-99 メンフィス・グリズリーズ フェデックス・フォーラム
第4戦 2016年5月11日 ゴールデンステイト・ウォリアーズ 101-84 メンフィス・グリズリーズ フェデックス・フォーラム
第5戦 2016年5月13日 メンフィス・グリズリーズ 78-98 ゴールデンステイト・ウォリアーズ オラクル・アリーナ
第6戦 2016年5月15日 ゴールデンステイト・ウォリアーズ 108-95 メンフィス・グリズリーズ フェデックス・フォーラム

 

 

カンファレンス・ファイナル(東地区決勝)対ヒューストン・ロケッツ:4勝1敗

カンファレンス・ファイナルではジェームズ・ハーデンとドワイト・ハワードのヒューストン・ロケッツと対戦し、4勝1敗で勝利。

この勝利により1975年以来40年ぶりとなるNBAファイナルに進出しました。

 

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム アリーナ
第1戦 2016年5月19日 ヒューストン・ロケッツ 106-110 ゴールデンステイト・ウォリアーズ オラクル・アリーナ
第2戦 2016年5月21日 ヒューストン・ロケッツ 98-99 ゴールデンステイト・ウォリアーズ オラクル・アリーナ
第3戦 2016年5月23日 ゴールデンステイト・ウォリアーズ 115-80 ヒューストン・ロケッツ トヨタ・センター
第4戦 2016年5月25日 ゴールデンステイト・ウォリアーズ 115-128 ヒューストン・ロケッツ トヨタ・センター
第5戦 2016年5月27日 ヒューストン・ロケッツ 90-104 ゴールデンステイト・ウォリアーズ オラクル・アリーナ

 

 

NBAファイナル 対クリーブランド・キャバリアーズ:4勝2敗

こうして迎えた2014-15シーズンのNBAファイナルは、ゴールデンステイト・ウォリアーズと東地区王者のクリーブランド・キャバリアーズとの対戦となりました。

クリーブランド・キャバリアーズは生え抜きスター選手のカイリー・アービングと今シーズン加入した現役最強選手のレブロン・ジェームズを中心とした強豪です。

 

 

結果的に、ゴールデンステイト・ウォリアーズがクリーブランド・キャバリアーズを4勝2敗で破り40年ぶり4度目となるNBA優勝を果たしています。

詳細な試合結果は以下のとおりです。

 

 

試合 日付 アウェイ 結果 ホーム
1 6月4日 クリーブランド・キャバリアーズ 100-108 ゴールデンステイト・ウォリアーズ
2 6月7日 クリーブランド・キャバリアーズ 95-93 ゴールデンステイト・ウォリアーズ
3 6月9日 ゴールデンステイト・ウォリアーズ 91-96 クリーブランド・キャバリアーズ
4 6月11日 ゴールデンステイト・ウォリアーズ 103-82 クリーブランド・キャバリアーズ
5 6月14日 クリーブランド・キャバリアーズ 91-104 ゴールデンステイト・ウォリアーズ
6 6月16日 ゴールデンステイト・ウォリアーズ 105-97 クリーブランド・キャバリアーズ

 

 

ファイナルMVPは「アンドレ・イグダーラ」。

相手エースの「レブロン・ジェームズ」に対するディフェンスが評価された結果の受賞となりました。

 

 

2014-15シーズンのNBAファイナルについて、より詳しい内容を知りたいという方はこちらの記事もぜひお読みください!

 

 

まとめ:ゴールデンステイト・ウォリアーズの40年ぶりとなる優勝!

今回は「2015年のNBAファイナルで優勝を果たした”ゴールデンステイト・ウォリアーズ”のチーム背景と優勝への軌跡」についてご紹介してきました。

いかがでしたでしょうか?

NBA優勝を果たすまでの道のりの険しさを知ると、NBAファイナルをより深く楽しむことができますよね!

この優勝により、ゴールデンステイト・ウォリアーズは1975年以来の実に40年ぶりとなるNBA優勝を果たしました。

また、スティーブ・カーヘッドコーチの元、ステフィン・カリーを中心に構成されたウォリアーズは、この年からNBAの歴史上最も支配的だったチームの1つとしてリーグに君臨していくこととなります。

他のシーズンについても優勝チームの軌跡についてご紹介している記事がありますので、そちらもぜひご覧くださいね!

それではまた次の記事でお会いしましょう!

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