NBA伝説の男たち

ドルフ・シェイズってどんな選手?シラキュース・ナショナルズに初優勝をもたらした絶対的エース

皆さんは「ドルフ・シェイズ」という選手をご存知でしょうか?

NBA公式が発表した「NBA75周年記念チーム」にも選出され、着用していた背番号「4」がフィラデルフィア・76ersの永久欠番にもなっている正真正銘のレジェンドです。

ただ、活躍があまりに昔すぎて、その実力はあまりよく知られていないというのが現状でしょう。

 

そこでこの記事では、そんな「ドルフ・シェイズ」が現役時代どんな選手だったのかについてご紹介しようと思います。

彼が残した受賞歴から異端とされたプレースタイルまで、ドルフ・シェイズという男の魅力を存分に語っていくので、頑張ってついてきてくださいね!笑

 

シラキュース・ナショナルズに初優勝をもたらした絶対的エース

NBA創成期とも言える1950年代において、当時としては異端とも言える「動けるビッグマン」として活躍した「ドルフ・シェイズ」。

1948年のNBAドラフトにてシラキュース・ナショナルズ(現フィラデルフィア・76ers)に全体4位で指名され、計15シーズンという非常に長いキャリアの全てを過ごしたナショナルズで、絶対的なエースとしてチームを球団初の優勝へと導いたレジェンドです。

 

「ビッグマンはゴール下で活躍する」という常識を覆すかのようにアウトサイドシュートで得点を取り、一方でリバウンド王を受賞するほどにインサイドでのフィジカル勝負も強いという、そのプレースタイルは現代の「ストレッチ4」や「ストレッチ5」の完成形とも言えるもの。

12度のオールスター選出、計12回のオールNBA選出と個人での受賞歴もすばらしく、世代を超えて語り継がれるレジェンドと呼ぶに相応しい選手であることは間違いないでしょう!

 

【NAB時代の主な功績】

NBAチャンピオン:1回(1955)

オールスター:12回(1951〜1962)

オールNBAチーム
・ファーストチーム:6回(1952〜1955, 1957, 1958)
・セカンドチーム:6回(1950, 1951, 1956, 1959〜1961)

リバウンド王:1回(1951)

 

まさに”鉄人”!脅威の706試合連続出場

スコアリング能力やリバウンド力に目が行きがちな選手であるドルフ・シェイズですが、個人的に一番ヤバいなど思うのがその「耐久性」。

パワーフォワードというかなり接触の多いポジションでプレーしながら怪我をすることがほとんどなく、現代に比べて移動環境もメンテナンスの技術も相当劣悪だった状況下で、706試合連続出場を果たしたというのは脅威的です。

 

ちなみにこの706試合連続出場というのは、2026年6月13日時点でNBA歴代5位の記録(1位はAC・グリーンの1,192試合)。

チームのエースであるシェイズが安定して試合に出続けたからこそ、1950年代のナショナルズは安定した強さを誇り、時にNBA優勝を成し遂げることができたのだと言えるでしょう。

 

“元祖”ストレッチ4!ドルフ・シェイズのプレーの魅力3選

現代でいう「ストレッチ4」というプレースタイルを、まだその言葉が存在しない時代に体現していた「ドルフ・シェイズ」。

この記事では最後に、NBA創成期を支配したドルフ・シェイズの選手としてのプレーの魅力を厳選して3つご紹介していこうと思います。

 

魅力①高い打点から放たれる「アウトサイドシュート」

「“元祖”ストレッチ4」とも言えるドルフ・シェイズのオフェンス面における最大の武器が、高い打点から放たれる「アウトサイドシュート」です。

203cmという長身の選手が打つシュートは打点が高く、ましてやアウトサイドシュートにもなればブロックするのは至難の業。

しかも高確率でそれが決まるわけですから、ディフェンダーからすれば非常に守りにくい選手だったでしょう。

 

また、ドルフ・シェイズのようなフォワードの選手がアウトサイドシュートを受けることのもう一つのメリットが、インサイドのスペースが空くこと。

インサイドのスペースが空くことでガードの選手たちがゴール下まで侵入しやすくなり、チームとしてより強力なオフェンスを展開することができたのです。

 

魅力②機動力でもぎ取る「リバウンド」

ドルフ・シェイズのもう1つの魅力が「リバウンド」です。

“ストレッチ4”と言うとアウトサイドに構えていてリバウンドはあまり絡まないイメージがあるかもしれませんが、ドルフ・シェイズは持ち前の機動力を生かしてインサイドでのリバウンド争いにもガツガツ絡んでいく選手でした。

 

キャリア通算で1万1,256リバウンド、キャリアハイのシーズン平均16.4リバウンド(1950-51シーズン)の数字が示すように、そのリバウンド力はNBAの長い歴代を見ても指折りの実力。

ドリブルも得意としていたシェイズは、リバウンドを取った後にそのままドリブルしてシュートまで完結させてしまうことも可能で、ディフェンスにとっては一時も目を離せない、嫌な選手だったことは間違いないでしょう。

 

魅力③安定して得点を伸ばせる高確率な「フリースロー」

スコアリング力とリバウンド力に隠れて忘れられがちなもう一つの魅力、それは「フリースロー」です。

15シーズンという長いキャリアを過ごしながら、キャリア通算でのフリースロー成功率は84.9%とエリートシューターの水準。

1957-58シーズンにはキャリアハイとなる90.4%を記録しており、ポジションがフォワードということを考えるとその精度は歴代でも屈指の実力と言えるでしょう。

 

普段はアウトサイドシュートがメインウェポンなドルフ・シェイズですが、確実な得点が必要な試合終盤にはシュートを囮としたドリブルでファウルを獲得するという選択肢もあり、優勝チームのエースとして相応しいスキルセットだと言えますね!

 

まとめ

今回はシラキュース・ナショナルズ(現フィラデルフィア・76ers)で活躍したレジェンド「ドルフ・シェイズ」とはどんな選手だったのかをご紹介してきました。

いかがでしたか?

 

ナショナルズを球団初のNBA優勝に導いた功績や「“元祖”ストレッチ4」とも言えるプレースタイルで積み上げた個人受賞歴の数々は、バスケットボール殿堂入りを果たすには十分すぎるものだったと思います。

逆にドルフ・シェイズのような選手がポジションレス化の進んだ現代バスケで活躍できるのか、そんな妄想をしてみるのも面白いかもしれませんね!

 

Life-Surfでは他のNBAレジェンドについても同じように、その選手の凄さや魅力を深ぼる記事を書いていますので、興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね!

それではまた、他の記事でお会いしましょう!

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