超人達が集うNBAの中でも群を抜いた身体能力で相手を蹂躙することから”Greek Freak(ギリシャの怪物)”の異名を持つ「ヤニス・アデトクンボ」。
NBAファンなら誰もが知っているスーパースターであり、歴代最高のパワーフォワードの1人として名が挙がるほど実力と功績を誇る選手です。
2013年にNBA入りを果たしたヤニスは、その素質が見込まれルーキー時代の2013年からNIKE(ナイキ)との専属契約を締結。
名実共にリーグの顔となった2019年に初代のシグネチャーモデルが発売され、それ以降現在までに全7作がリリースされているんですよ!(2026年4月26日時点)
この記事では、そんなヤニス・アデトクンボの足元を支えてきた歴代のシグネチャーモデルたちを、彼のこれまで歩んできた偉大なキャリアと共にご紹介していこうと思います。
目次
ヤニス・アデトクンボってどんな選手?
211cm、110kgの類稀な体格を持ち、驚異的な身体能力で相手を蹂躙する姿から、シャキール・オニールやドワイト・ハワードなどの歴代屈指の怪物たちと肩を並べる存在として語られる「ヤニス・アデトクンボ」。
今でこそ数十億円の年俸をもらうNBA屈指のスーパースターですが、もともとはナイジェリア人である両親のもとで5人兄弟の3男として生まれ、ギリシャの首都アテネにあるセポリアという地区で貧しい幼少期を過ごした経験を持つ選手でもあります。
ヤニスのシンデレラストーリーは非常に有名であり、13歳で地元のバスケコーチからのスカウトを機にバスケの道に足を踏み入れると、ギリシャリーグでの数年のプロ経験を経て2013年のNBAドラフトにて1巡目15位で素材型の選手として指名を受けるという異色の経歴を持っているんですよ!
幼少期に多大な苦労を経験しているからか非常に「向上心」と「家族愛」に溢れた一面を持ち、選手としてリーグの頂点に君臨した後も毎年成長し続けながら、それで得た年俸の多くを家族への仕送りに当てているという人間性は好きにならないわけがないでしょう。
すでにミルウォーキー・バックスをNBA優勝(2020-21シーズン)に導き、自身も2度のシーズンMVP(2018-2019、2019-20シーズン)を受賞するなどケチのつけようがないキャリアを送っているヤニスですが、引退する頃には果たしてどのような伝説を残しているのか、今後も目が離せませんね!
契約ブランドは「NIKE(ナイキ)」
2026年4月時点で、NBA選手が使用しているバッシュにおいて約70%のシェアを誇る最大手ブランド「NIKE(ナイキ)」。
1984年、当時NBAでは”将来有望な若手”であったマイケル・ジョーダンと専属契約を締結し、以降も「コービー・ブライアント」や「レブロン・ジェームズ」といったNBAの顔とも言える選手達を筆頭に、数多くのバスケプレイヤーの足元を支えてきた企業です。
この記事の主人公であるヤニス・アデトクンボも2013年にNIKE(ナイキ)と専属契約を結び、2019年からはシグネチャーモデルである「ZOOM FREAK(ズーム フリーク)シリーズ」を展開。
性能面でも「クッション性」と「軽さ」のバランスが非常に良いことで知られるシリーズであり、今やNIKE(ナイキ)の主要なラインナップの1つとして知られる人気モデルとなっています。
NIKE(ナイキ)からリリースされているシグネチャーシューズについてはより詳しくまとめた記事がありますので、興味のある方はぜひそちらをご覧くださいね!
ヤニス・アデトクンボのナイキ製バッシュ|歴代7モデルを一挙紹介
さて、いよいよヤニス・アデトクンボが着用した歴代シグネチャーモデル全7作を、彼の歩んできたキャリアと共にご紹介していこうと思います。
今回ご紹介するのは、各モデルの簡単な性能とそのモデルの誕生に関わるエピソードなどなど。
紹介文と共に代表的なカラー1つを画像としてご紹介していますが、モデルの中にも複数のカラーリングが存在するので、お気に入りのモデルを見つけたらカラーやバージョン違いの商品を探して集めるのもバスケットシューズの楽しみかたの1つですよ!
それでは早速、1作目から順に見ていきましょう!
NIKE ZOOM FREAK 1|2019-2020
ヤニス・アデトクンボのシグネチャーシューズとして記念すべき1作目となった「NIKE ZOOM FREAK(ナイキ ズーム フリーク) 1」は、ヤニスが自身初のシーズンMVP(2018-19シーズン)を受賞した直後に満を辞してリリースされたモデルです。
“常識を覆す存在”を意味する「逆向き“スウッシュ(ナイキのロゴ)”」や、ヤニス(Gannis)のGとアデトクンボ(Antetokounmpo)のAを組み合わせたデザインのシグネチャーロゴなど、ヤニスのシグネチャーラインを象徴するデザインはここから誕生しています。
このモデルの最大の特徴はソール裏に刻まれた“I Am My Father’s Legacy”の文字と「バラ」デザインの滑り止め模様。
54歳という若さで心臓発作のため亡くなった父親へのメッセージと生前好きだったバラの花を表現しているそうで、ヤニス・アデトクンボというプレイヤーの人物像が垣間見える一足となっていますよ!
クッション性と軽さのバランスも非常に良いためバッシュとしての性能も高く、クセも少ないため初心者からおすすめできるモデルだと言えるでしょう!
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NIKE ZOOM FREAK 2|2020-2021
シリーズ2作目として2020年の夏にリリースされた「NIKE ZOOM FREAK(ナイキ ズーム フリーク)2」。
2シーズン連続となるシーズンMVPを受賞し、名実共にリーグ最強の選手となったヤニス・アデトクンボのプレーをさらに高みへと導くためのバッシュとして登場しました。
前作の「NIKE ZOOM FREAK(ナイキ ズーム フリーク) 1」から無駄を省いた結果、かなりカクカクしたスピード感溢れるデザインへと変貌。
多数のカラーが展開されましたが、中でもヤニスのルーツでもある“ナイジェリア”を象徴する緑と黒を基調としたモデル“Naija”がシリーズ屈指の人気を誇っていますよ。
シリーズで初めてつま先部分に「Zoom Air」というナイキのクッション技術が搭載されたモデルであり、爆発的なスピードで相手を抜き去るプレースタイルの選手に向いた一足と言えるでしょう。
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NIKE ZOOM FREAK 3|2021-2022
シリーズ3作目となる「NIKE ZOOM FREAK(ナイキ ズーム フリーク)3」は、ヤニス・アデトクンボが自身初のNBAチャンピオンに輝いた直後の2021年7月にリリースされました。
ミルウォーキー・バックスのエースとしてファイナルMVPも受賞したヤニスが新たなバッシュへ求めたのは「ホールド感」。
その要望に応えるためにナイキが搭載したのが、甲部分を紐の上から固定するシリーズ唯一の「ストラップ」構造でした。
新たなパーツが追加されたことによって重量こそ増してしまったものの、その分ジャンプや着地時の安定感は抜群。
ディフェンス面でもリーグ屈指のプレイヤーであったヤニス・アデトクンボの特徴を捉えた性能であり、リバウンドなどでジャンプと着地を繰り返すプレイヤーにおすすめモデルと言えるでしょう!
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NIKE ZOOM FREAK 4|2022-2023
プレイオフ1回戦でジミー・バトラー率いるマイアミ・ヒートにまさかの敗退を喫し悔しいシーズンを送ったものの、レギュラーシーズンではキャリアハイとなる31.4得点を叩き出しプレイヤーとしては全盛期に突入していたヤニス・アデトクンボ。
シリーズ4作目として2022年9月にリリースされた「NIKE ZOOM FREAK(ナイキ ズーム フリーク)4」はそんなヤニスとナイキが来季のリベンジをかけて開発した一足です。
前作の安定性を引き継ぎつつ、欠点であった重さを改善したことによって、ヤニスのシグネチャーラインにおける最高傑作の呼び声もしばしば。
ストラップの代わりに搭載された硬めのサイドパーツが横ブレを防ぐ役割をになっているそうで、そのパーツと「逆向きスウィッシュ」を融合させたことでデザイン性も非常に優れた一足となっていますよ!
カラーリングも豊富であり、特に“Greek Coastline(ギリシャの海岸線)”などヤニスのルーツである「ギリシャ」と「ナイジェリア」の文化を取り入れたバージョンの人気が高め。
NIKE ZOOM FREAK 5|2023-2024
スタイリッシュなデザインが多かったヤニスのシグネチャーラインにおいて、初代以来となる丸みを帯びたデザインで登場した「NIKE ZOOM FREAK(ナイキ ズーム フリーク)5」。
以前としてリーグトップクラスの支配力を持っていたヤニスのプレーを分析し、最大の強みである「ドライブ突破」に重きを置いたモデルとして開発されました。
ヤニスの「少年時代の思い出」や、「愛するサッカーへの想い」などを表現した複数のカラーリングが展開されており、どれも配色はかなり独特。
構造がシンプル故にクッション性と安定感が高く、シリーズの中でも最も癖の少ない一足と言われているので、バスケを始めたてのプレイヤーにもおすすめできる一足です。
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NIKE ZOOM FREAK 6|2024-2025
シリーズ6作目となる「NIKE ZOOM FREAK(ナイキ ズーム フリーク)6」は、「スピード」、「安定性」、「エネルギーリターン」。の3つの柱をテーマとして設計されたモデルであり、ヤニスの怪物級の脚力を4クォーター全てで維持するために開発された一足です。
特徴的なミッドソールにはTPU(熱可塑性ポリウレタン)が使用され、高い柔軟性で足の形にフィットする設計。
NIKEの独自技術である「Cushlon 2.0フォーム」や「Air Zoomユニット」も搭載され、高い耐久性を持ちながらも、クッション性と反発力を高いレベルで両立することに成功しています。
メッシュ素材のアッパー部分は通気性が良く、動きに合わせて足をしっかり固定することで安定性を確保。
アウトソール(足裏を覆う一番外側のパーツ)もアップデートされ、高いトラクション(床のグリップ力)を発揮してくれますよ!
この年のミルウォーキー・バックスはなかなかチーム全体での完成系が見えず、イースト中位とやや苦しむ結果に。
しかし、ヤニス単体を見れば相変わらずリーグトップクラスの活躍を披露しています。
1月8日に行われたサンアントニオ・スパーズ戦では、自身432度目のダブル・ダブルとなる25得点、16リバウンドを記録し、伝説のセンター「カリーム・アブドゥル=ジャバー」が保持していた通算ダブル・ダブル回数のフランチャイズ記録を塗り替えるという歴史的快挙も成し遂げました。
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NIKE ZOOM FREAK 7|2025-2026
2025年7月にリリースされたシリーズ7作目「NIKE ZOOM FREAK(ナイキ ズーム フリーク)7」のテーマはなんと「ユーロステップ」。
サンアントニオ・スパーズのレジェンドマヌ・ジノビリがNBAに持ち込んだと言われているゴールしたで相手を抜き去るためのフットワークスキルですが、ヤニスはそのスキルを史上最も使いこなしている選手の1人だと思います。
そんな経緯で制作されたこのモデルの特徴はシリーズ最大の「横幅の広さ」であり、接地面を増やしてユーロステップの時に足元の安定とグリップ力(滑りにくさ)を極限まで高めたことで素早い切り返しが可能に。
そしてその設置面を支えているのが、ナイキがこのバッシュのためだけに開発したオリジナルのトラクションパターン“Antetokounmpo”なのです。
靴の裏に幾何学的な模様が描かれているのですが、よくよく見ると“Antetokounmpo”というローマ字が浮き出てくるので観察してみてくださいね!笑
昨年に続きバックスのチーム成績は振るわなかったものの、ヤニス自身は存在感抜群の活躍を披露。
シーズン中には10度目となる「40得点・15リバウンド・5アシスト以上」を記録してウィルト・チェンバレン、エルジン・ベイラー、カリーム・アブドゥル=ジャバーなどのNBAレジェンドを抜いて歴代1位の座に立つという歴史的瞬間もありました。
毎年新たな歴史を刻むヤニスと共に年々正統進化を遂げているシリーズですので、ヤニスのようにドライブで相手を抜き去るプレースタイルを得意としている方は要チェックの一足だと言えるでしょう!
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まとめ
今回は、NBA屈指のスーパースター「ヤニス・アデトクンボ」の歴代NIKE(ナイキ)製バッシュ全7作についてまとめてご紹介しましたが、いかがでしたか?
シグネチャーモデルには性能はもちろん、配色や模様などのデザインにその選手の人生が反映されているケースが多くありますが、ヤニスの場合は特に生まれ故郷や家族への愛と感謝のメッセージが込められているものが多く存在します。
本当に素敵な選手ですよね。
皆さんにとってお気に入りのモデルは見つかったでしょうか?
この記事を通じてヤニス・アデトクンボという選手と、そのシグネチャーモデルの歩みを知っていただけたなら幸いです。
他のシグネチャーモデルをリリースしている選手たちについても同様の記事がありますので、興味がある方はぜひそちらもご覧くださいね!
それではまた、次の記事でお会いしましょう!







