こんにちは!
NBA好きブロガーのおしょうサンドです。
NBAに属する全ての選手とチームが目指す目標である「NBAチャンピオン」。
多くのNBA選手が生涯に1度もつかむことができず引退していくほどに険しい道のりです。
NBAチャンピオンになった1チームは、翌年のNBAの中心となります。
他の29チームは、その1チームを倒すために新たな選手を獲得したり、戦術を取り入れたりと対策を講じていきます。
それゆえNBAの頂点を決める戦いである「NBAファイナル」は、例外なくそのシーズンの集大成であり、NBAの歴史そのものと言えるのです。
もちろんNBAファイナルだけを見ても十分面白いと思います。
ただ、NBAファイナルに至るまでにも毎年数々のドラマがあります。
進出したチームの辿ってきた軌跡を知ることで、NBAファイナルはさらに面白くなります!!!
つまり、NBAチャンピオンになったチームの背景を知ることは「NBAの歴史をより深く知ること」であり、NBAの”沼”により深くはまっていくきっかけの1つというわけですね!笑
そこで今回は1971-72シーズンを制したロサンゼルス・レイカーズ(LAL)の優勝への軌跡をご紹介しようと思います。
ロサンゼルス・レイカーズは優勝までにどのような軌跡を辿ってきたのでしょうか??
存分に見ていきましょう!
それではさっそく、ティップオフ!!
目次
ドラフト
NBAにおいて、オフシーズン最大のイベントは「NBAドラフト」ですよね!
世界最高のリーグであるNBAには、毎年世界最高の選手たちがドラフトされます。
将来チームの中心になりうる逸材や即戦力となる選手をリスクなく獲得できるため、すべてのチームにとって欠かせないイベントです。
ロサンゼルス・レイカーズは1971年のNBAドラフトにて 名の選手をドラフトしました。
【指名選手】
巡 | 指名順位 | 選手名 | ポジション | 国籍 | 出身大学 | 前所属チーム(リーグ/国名) |
年ドラフトでの が持っていた自前の指名権は 枚で、 巡目 位で を指名しました。
もう一枚、
年NBAドラフトで指名された選手の一覧を見たいという方はこちらの記事をご覧ください!
リンクカード
NBAファイナルまでの道のり:1971-72 ロサンゼルス・レイカーズのレギュラーシーズン
まずは1971-72レギュラーシーズンがロサンゼルス・レイカーズにとってどんな1年だったのかを見ていきましょう!
【オフシーズンの動き】
長年チームを支えてきたスーパースター、エルジン・ベイラーが引退を表明しチームは低迷期に入るかと思われました。
しかし、ベイラーの引退が残った選手たちに火をつけ、長く優勝から遠ざかっていたロサンゼルス・レイカーズは優勝を誓いレギュラーシーズンに臨みました。
【レギュラーシーズンの結果】
ベイラーの引退で結束力の高まったロサンゼルス・レイカーズは他チームを寄せ付けない圧倒的な強さで勝利を重ね、終わってみると69勝13敗というリーグ最高勝率を記録しプレイオフに進出しました。
ロサンゼルス・レイカーズはパシフィック・ディビジョンで1位を獲得しました。
【1971-72レギュラーシーズン パシフィック・ディビジョンの結果】
パシフィック・ディビジョン | 勝 | 負 | 勝率 | 差 | ホーム | ロード | Div | GP |
ロサンゼルス・レイカーズ | 69 | 13 | 0.841 | – | 36–5 | 31–7 | 21–3 | 82 |
ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 51 | 31 | 0.622 | 18 | 27–8 | 21–20 | 14–10 | 82 |
シアトル・スーパーソニックス | 47 | 35 | 0.573 | 22 | 28–12 | 18–22 | 12–12 | 82 |
ヒューストン・ロケッツ | 34 | 48 | 0.415 | 35 | 15–20 | 14–23 | 9–15 | 82 |
ポートランド・トレイルブレイザーズ | 18 | 64 | 0.220 | 51 | 14–26 | 4–35 | 4–20 | 82 |
ロサンゼルス・レイカーズはウエスタン・カンファレンスで1位を受賞し、プレイオフに進出しました。
【1971-72レギュラーシーズン ウエスタン・カンファレンスの結果】
ウエスタン・カンファレンス | ||||||
# | チーム | 勝 | 負 | 勝率 | 差 | GP |
1 | ロサンゼルス・レイカーズ | 69 | 13 | 0.841 | - | 82 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | ミルウォーキー・バックス | 63 | 19 | 0.768 | 6 | 82 |
3 | シカゴ・ブルズ | 57 | 25 | 0.695 | 12 | 82 |
4 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 51 | 31 | 0.622 | 18 | 82 |
5 | フェニックス・サンズ | 49 | 33 | 0.598 | 20 | 82 |
6 | シアトル・スーパーソニックス | 47 | 35 | 0.573 | 22 | 82 |
7 | ヒューストン・ロケッツ | 34 | 48 | 0.415 | 35 | 82 |
8 | デトロイト・ピストンズ | 26 | 56 | 0.317 | 43 | 82 |
9 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 18 | 64 | 0.220 | 51 | 82 |
NBAファイナルまでの道のり:1971-72 ロサンゼルス・レイカーズのプレイオフ
次にロサンゼルス・レイカーズが1971-72プレイオフをどのようにして勝ち抜いたのか見ていきましょう!
【1971-72プレイオフの背景】
1971-1972シーズンのプレイオフは1972年4月28日に開始し、5月7日に終了しました。
カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)対シカゴ・ブルズ:4勝0敗
カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)ではボブ・ラブやジェリー・スローンらのシカゴ・ブルズと対戦し、4勝0敗で危なげなく勝利してカンファレンス・ファイナルに進出しました。
試合 | 日付 | アウェイ | 結果 | ホーム | アリーナ | |
第1戦 | 1972年5月28日 | シカゴ・ブルズ | 80-95 | ロサンゼルス・レイカーズ | ザ・フォーラム | |
第2戦 | 1972年5月30日 | シカゴ・ブルズ | 124-131 | ロサンゼルス・レイカーズ | ザ・フォーラム | |
第3戦 | 1972年6月2日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 108-101 | シカゴ・ブルズ | シカゴ・スタジアム | |
第4戦 | 1972年6月4日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 108-97 | シカゴ・ブルズ | シカゴ・スタジアム |
カンファレンス・ファイナル(東地区決勝)対ミルウォーキー・バックス:4勝2敗
カンファレンス・ファイナルではカリーム・アブドゥル=ジャバー擁するミルウォーキー・バックスとの対戦となり、これを4勝2敗で制してNBAファイナルに進出しました。
試合 | 日付 | アウェイ | 結果 | ホーム | アリーナ | |
第1戦 | 1972年4月9日 | ミルウォーキー・バックス | 93-72 | ロサンゼルス・レイカーズ | ザ・フォーラム | |
第2戦 | 1972年4月12日 | ミルウォーキー・バックス | 134-135 | ロサンゼルス・レイカーズ | ザ・フォーラム | |
第3戦 | 1972年4月14日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 108-105 | ミルウォーキー・バックス | ミルウォーキー・アリーナ | |
第4戦 | 1972年4月16日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 88-114 | ミルウォーキー・バックス | ミルウォーキー・アリーナ | |
第5戦 | 1972年4月18日 | ミルウォーキー・バックス | 90-115 | ロサンゼルス・レイカーズ | ザ・フォーラム | |
第6戦 | 1972年4月22日 | ロサンゼルス・レイカーズ | 104-100 | ミルウォーキー・バックス | ミルウォーキー・アリーナ |
こうして迎えた1972年のNBAファイナルでは、ロサンゼルス・レイカーズがウォルト・フレイジャー率いるニューヨーク・ニックスを4勝1敗で破りNBA優勝を果たしました。
1972年のNBAファイナルについての詳しい内容を知りたいという方はこちらの記事もぜひお読みください!
まとめ:レイカーズが18年ぶりにNBAの頂点に
今回は「1972年のNBAファイナルで優勝を果たした”ロサンゼルス・レイカーズ”のチーム背景と優勝への軌跡」についてご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
NBA優勝を果たすまでの道のりの険しさを知ると、NBAファイナルをより深く楽しむことができますよね!
この優勝はロサンゼルス・レイカーズにとって18年ぶり6度目のNBA制覇となりました。
また、シリーズを通して攻守で奮闘し、第5戦に怪我を押して出場してチームを鼓舞したウィルト・チェンバレンは自身初のファイナルMVPを受賞しました。
他のシーズンについても優勝チームの軌跡についてご紹介している記事がありますので、そちらもぜひご覧くださいね!
それではまた次の記事でお会いしましょう!